人狼議事


43 朱隠し

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 何ぞ、礼がしたい。
 欲しいもの等有るか?

 有るならば、取って来て見せようぞ。
 ものでも、人でも。

[くるくると回る風車越しに、覗き見るは狐の目。
 赤い眸に爛々と、灯が燈る]


【人】 楽士 ウト

 他にもか?
 うぅむ。
 今は思いつかぬ。また何ぞあれば華月斎に頼もう。

 そなたは面白いうえに手先も器用で、良い奴じゃの。

[からから笑うと、
 回る風車の赤い花を眸を細めて見やる。

 もし此処に蝶が止まれば、それこそ本当に華のようだなどと思いながら]

(176) 2011/02/15(Tue) 13時半頃

欲しい、モノ、か。

[灯の灯る赤い眸を、じ、と見詰め返す。
 からからと廻る玩具が、その表情に込められたものを強くしている、気がした]

……無いな。

[しばらく考えて、呟くように答えた]


[返る答えに、拍子抜けした様に息を一つ吐く]

 ……そなたは欲がない。
 稀なアヤカシよの。まるでじぃのようじゃ。

[自らを枯れたと言う妖老――
 慶三郎を思い出し、つまらなそうにもう一度溜息を吐いた]


【人】 楽士 ウト

 面白い。
 人の子のように、俺達とは違う理・感情でお前は生きておる様に見える。

[やがて蝶が赤い花に留まれば、ますます嬉しそうに弾む声。
 蝶がとどまる赤い花を帯に差し、大事そうに手で包みながら]

 元は人であった藤よりも、そなたの方が人に近い。
 なんとも不思議な事じゃ。

[くすくすと笑う。それはとても楽しげに]

(179) 2011/02/15(Tue) 14時頃

【人】 楽士 ウト

 おお、じいではないか。
 如何した?

[蝶の留まる風車を手にし、掛けられた声へと振り返る。
 その手にはまだ鼻緒の切れた履物があるだろうか。
 まだそこにあるのならば、ちらりとそれへ狐の面の下の赫を向けるだろう]

(180) 2011/02/15(Tue) 14時頃

欲が無いわけではない。
欲しいものならば、無くは無いが……

それが何であるのか、俺にもわからないだけだ。

[つまらなそうな様子に、苦笑する]


【人】 楽士 ウト

 これはまた、偉くぷっつり切れたものじゃ。

[からからと笑い、貸してみよと手を出した]

 邪魔?
 何を邪魔な事があろうか。じいも此方に来て混ざれ。

(182) 2011/02/15(Tue) 14時頃

 欲しいものが判らぬとは、
 ますます人の子のようじゃ。

[小声で呟き、やれやれと肩を竦める。
 もっと心の侭に生きればよいのに、と思いながら]





        [――…りん]


俺も、解っているんだ。まるで人のようだと。


では――…
ウトには、慶三郎殿にも、解るだろうか。

俺は、
俺が半端であると感じさせないものが欲しい。
半端である事を忘れさせてくれるものが欲しい。

それは、何であろうか――…

[それが、男の"孤独"。
 どちらにも完全には混じらない、
 半端者であるが故に抱える感情]


【人】 楽士 ウト

[定吉の視線には気付かずに、
 からからとアヤカシは笑う。己が心の侭に]

 しかたがないのう。

[笑う妖老から受け取り、手ぬぐいを鼻緒の代わりに結い付ける。
 華月斎の手腕ほど見事には行かぬも、履いて歩く分には申し分ないほどに確り結わえた其れを返し]

 ほれ。
 駄賃は飴で良いぞ。狐の姿をしたやつな。

(188) 2011/02/15(Tue) 14時頃

[忘れさせて呉れるもの、か。]
 
 
 ――――さて、な……
 
[曖昧に。
 それだけを返す。
 
 思うところはあるのやら、ないのやら。
 茫とした調子からは、計れぬだろうか。]


あれも、これも、みんな欲しいのはアヤカシらしいのか?

[欲に素直なのはそれとも人間らしいのか]


 何を持って半端と言うのか、俺には判らぬ。

[ふるり、首を振って応える。

 このアヤカシ似の中に在るのは、孤独と退屈を癒すものへの欲求のみで。
 斯様な悩みにはトンと縁がなかった]


【人】 楽士 ウト

 俺の面に良く似た愛らしい奴で頼むぞ。

 ……ん? 何ぞ良い匂いがする。

[伸ばされる手に素直に撫でられる。
 ふと、風上の方から鼻腔を擽る甘い香り。
 すんと鼻を鳴らし、其方の方へ]

(196) 2011/02/15(Tue) 14時半頃

[それぞれの答えを聞けば、複雑な表情の中にも笑みを浮かべて]

俺は、アヤカシでありながら、人のようだ。

半端なんだ。

藤乃助のように、人の子でありながらもアヤカシとなれるのならば。
俺も、人の子であれば、そうして貰えたのだろうか。

[そして半端である男も、同じようにアヤカシのようになれるのか、可能なのだろうか。

 誰か、知っているか。男は、知らない]


【人】 楽士 ウト

[覗き見る人影は見つけたものの、
 さして害はないだろうと想い、そのままに。

 藤之助の方へ振り返り、風車を見せて]

 華月斎に作ってもらったのじゃ。
 俺の眸の色と同じで愛らしかろう?

[くつくつと笑う。幼子のような声で]

(202) 2011/02/15(Tue) 15時頃

【人】 楽士 ウト

 さて、俺は此れをもっと回して来よう。
 高い所ならば、風も良く吹こうて。

[よいしょと立ち上がると、りん――と、鈴の音一つ鳴らして。
 謂い終わるが早いが、其の姿は風となって*搔き消えた*]

(203) 2011/02/15(Tue) 15時頃

楽士 ウトは、メモを貼った。

2011/02/15(Tue) 15時頃


 ……お前さんは、お前さんで。
 
 ええと思っとるんだが、の。
 
 
[先刻とは違って。
 柔らかく、笑み掛けるように。
 
 どこか少し、寂しげでもあったろうか。]


俺は――… 俺、で?

[思わず鸚鵡返しに問いかけて。
 柔らかな微笑みに混じる寂しげな表情に、
 浮かぶのは僅かな困惑]


[アヤカシに近づけないなら、せめて人に]

[夢幻でも、近付いていたかったのに]



そんなに欲しいなら、攫ってしまえばいいのに。


――… はは、俺が欲しいのは。

"俺"自身の価値だというのに。

[それを呉れるものだと、いうのに]



人の子を攫っても、"俺"は変わらない。

そうだろう、なあ――…?

[ならばいっそ、全てを忘れられればいいのに]


【人】 楽士 ウト

― 鳥居の上 ―

[空に近ければ近いほど、風は強く吹く。
 アヤカシは朱塗りの鳥居の上に座ると、帯に差した風車を手に取り、風へと翳す]

 …………。

[からからと、回る風車。
 遠い昔に、飴を作る坊が持っていたのと同じそれと重なり、
 懐かしさに眸を伏せる]

(258) 2011/02/15(Tue) 19時半頃

【人】 楽士 ウト

 あいつ、元気にしとるじゃろうか。
 里ではほんに泣いてばかりだったからな。
 今も泣いとらんと良いが……。

[風車に重なる泣き顔に、面の下で苦く笑う]

(259) 2011/02/15(Tue) 19時半頃

【人】 楽士 ウト

[泣いてばかりでは有ったけれど、
 それでもたまには笑った顔も見せてくれたのだ。

 細い目を更に細くして。
 糸の様じゃとからかって怒らせ、そして笑い有った。
 そんな僅かな思い出が胸によぎる]

 …………あいつ。
 もう一度、逢いたい、な。

[ゆっくりと狐の面を外し、ぽつりと呟く]

(260) 2011/02/15(Tue) 19時半頃

【人】 楽士 ウト

 ……でも。
 もう俺の事等覚えていないだろうな。

[あの里で交した言葉も、触れた温もりも。
 きっと忘却の彼方だろう事が、アヤカシの胸をちくちくと苛んで。

 …………りん。

 どこか物悲しげな、鈴の音が一つ。響く]

(264) 2011/02/15(Tue) 19時半頃

[物悲しげな鈴の音。

りん、りん。

頭の中で、何かを思い出せというように響く。

りん。

きっとそれは、大切なことなのに。

――まだ、思い出せない]


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