人狼議事


17 吸血鬼の城

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 嗚呼……そう、薬屋を
 眷属に加えてやろうかと思っている。


[声ならぬ聲に囁き返す]


 どうやら白薔薇に御執心のようだ。
 ……いっそ仕えさせてやろうかと思ってな。

 白薔薇はさぞ嫌がるだろう
 其れに――…メアリー・トレメイン
 あれが、彼は無事で居て欲しいと願うのだ。
 
 ならば、殺さず逝かせてやろうと思う。


【人】 記者 イアン

―廊下―

霧と共に?
……好きな場所に?

[女の言葉に唖然とする。
そして――呻いた。それはつまり、いつどこで危険が訪れるか自分達には全く予測できないという事ではないか!]

……それじゃあ、本当にどうすればいいんだ……

[どうして。
どうしてこんなことをするのか。ローズマリーの微笑みを思い出したが、単に食欲を満たすためだとしたら――あまりにも趣味が悪すぎないか]

……あなたは、この状況をどう思って……?

(270) 2010/06/21(Mon) 21時半頃

薬屋……
ああ、あの男……

[惨劇の間に遅れてきた薬の匂いを纏う男。
兄の考えは女には理解できず]

そう……。
では薬屋にお兄様が血をお与えになるの?

[未だ兄以外とは血の循環をしたことのない女は
思ったままを問いとして返した]


 私がこの血を分け与えるのも可能だが
 ……そろそろお前にも、力は満ちているだろう


[Yaと返る問い掛けに、城主は其れ以外の答えを返す]


 私のローズ
 お前が彼を迎え入れてみるか?


――……。


[白薔薇ことセシルには微笑んでいて欲しい。
そう思っているからこそ兄の思惑が理解出来ない。
メアリーの願いに対してもそれは同じ事で]


私が……彼を迎え入れる……?


[思いがけぬ提案に翡翠が瞬く]


私に上手く出来るかしら……
それに、お兄様の渇き、癒す者は他に誰か……


[兄の渇きを案じる聲がか細く響く]


【人】 記者 イアン

―廊下―

そうですね。
彼等は……捕食者だ。それは間違いない。

[躊躇いにしばし瞳を伏せるが、意を決して女に告げた]

俺は――見ました。
吸血鬼に、一人、人が殺される所を。甘美な死かもしれないが、……死は、死です。
あの人の命は、永遠に戻ってこない。

[逃げたい。
告げる女に、頷く。――少なくとも、他人の死をこれ以上見る気にはなれなかった]

もちろん、喜んで。
あの城主が……あなたや俺の知人の死を喜ぶ場面なんて、想像したくもありませんからね。

(288) 2010/06/21(Mon) 21時半頃

[白薔薇の忠誠心が見たい
メアリーの苦しむ顔が見たい
其れがつかの間、城主の空虚な胸を埋めるのだ]


 そう、お前が彼を――
 心配はいらない、幾度もお前には私が力を与えている
 人を眷属に変えるくらい、出来るはず


[ローズマリーの、城主を案じる言葉に
薄く笑み混じる吐息が漏れる]


 私の渇きは、彼等の苦悩で満たされる。
 喉の渇きは、ワインでも流し込めば良い。


[食堂にでも向かおうか、そんな事を思いながら]


[兄の言葉が心強い]


――…分かりました。
お兄様の言う通りに致しましょう。


[ゆるく礼をするのは兄に対する敬意。
捕食者たる女は標的へと気をめぐらせた]


【人】 記者 イアン

―廊下―

悲鳴……
ああ――ええ。そうですね。悲鳴はあがりました。

[悲鳴の主が死んだわけではないのだが。
他人の個人的な事情はあまり吹聴するものでもないだろう。曖昧に笑って言葉を濁した。
顔を明るくする彼女。頭を下げられて、少し慌てた]

……ただ、どうすればいいのかは俺にも分からないんですけれど。
城主を何とかしない以上、霧は……晴れないんだろうし……

あ、名乗り遅れました。
俺はイアンと申します。街の新聞社の者です。イアン・ハルバート。

(298) 2010/06/21(Mon) 22時頃

 信じている
 私のローズ


[人を喰らうだけでなく
其の力を分け与えるようになれば、また
彼女は人から遠のいていく

暗い悦びを胸に、期待を込めて名を呼んだ]


【人】 記者 イアン

―廊下―

……伝承だと、銀の刃……銀の弾丸……
実際効くんでしょうか。

[何が弱点はあるだろう。それが伝承の通りなのかは分からないが。
家畜だって、時にその角で主を傷つける]

リンダさん。
宜しくお願いします。
――何とか、弱点を探れればいいんですが。

(315) 2010/06/21(Mon) 22時半頃

信じてらして、お兄様。


[兄の思いに応えようと気丈にそう囁いた。
目の前にいる薬屋は容易い相手ではない。
一筋縄ではいかぬだろうか。
距離を詰めながら思案する]


記者 イアンは、ランタン職人 ヴェスパタインの姿を想像すると、やはり悪寒を感じてしまうのだった。

2010/06/21(Mon) 22時半頃


 成功を願う。

 ……白薔薇も従者ならば
 主人の手伝いをするのは当然だろう

 必要があれば、上手く使うが良い。


はい、お兄様。
――…彼も其れは心得ていますわ。


【人】 記者 イアン

―廊下―

そうですね。
……誰か、居ないか――

[広間に集められた時、城主に挑発的な言葉を吐いていたもう一人の男を思い出した。
覗く入れ墨が、頭の片隅に残っていたのだ]

……とにかく、まずは身を護って様子を見るしかないでしょう。
城主の気まぐれが、良い方向に向かってくれるといいのですけれど。時間が稼げますからね。

[その祈りは、今まさに打ち砕かれようとしている。もちろん青年は知る由もないが]

リンダさん。
他に、知り合いの方はいらっしゃいませんか?

(328) 2010/06/21(Mon) 22時半頃

【人】 記者 イアン

―廊下―

詩人……

[先程書庫で見た男を思い出した。
城主と、何かを話していたような――城主に抵抗していたような]

……今、どちらにいらっしゃるか……

[お分かりですか。
最後まで言い切れず、息を呑んだ。嫌な予感がしたのは、青年も同じだった]

(337) 2010/06/21(Mon) 23時頃

記者 イアンは、牧人 リンダの後を追って、ユリシーズの客室へ。

2010/06/21(Mon) 23時頃


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