人狼議事


197 獣ノ國

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視点:


【人】 双生児 オスカー

[それは、あの日と少し似ていた。手を差し出し、それが取られる瞬間>>1:11に。
止まったその手>>165、微かに感じ取れる鹿角への視線。その辺りは想定通りだと、唇の先から細い息だけが漏れる。]

 (――あまり驚かないんだね。…皆そうだったけど)

[第一声>>166への感想は、その程度。と胸の中で、他人事のように締めくくる。込み上げる熱は収まりも、溢れもせず。なみなみと注がれたコップのようだった。

…訪れてしまう想定通りの沈黙に、地を、布が擦る音が乗る。
呼びたい名は、喉奥で止まっていた。口にした拍子に、立ち去られないか、他の物が零れてしまわないか、ありきたりの心配ばかりが脳裏を駆けて。囁く。]

 (ほら、――逃げる? 追いかけも、襲いもしないよ)

[それは、どちらへ向けた言葉だったか。
知らず知らず重なろうとしていた、静かに零れる互いの息の音が、喉の締まる高い音と圧に混ざって、不規則な音へと戻る。*]

(202) 2014/10/08(Wed) 03時頃

□獣につゐて
20xx年10月3日 xx:xx
匿さん

理解した。
はポケットの中で勝手に送信されてしまったものらしい。

色々と俺に返信ありがとう。
獣人については全く見なかったわけでないです。
少なくとも二人の獣人に会いました。
人とはなんら変わらない良い人たちでしたよ。


□獣につゐて
20xx年10月3日 xx:xx
匿さん

そして俺はどうも会わなきゃいけない人がいるらしい。


>お花畑の匿名さん
炭酸の入った蒲萄ジュースの手土産にアップルパイで待っている。
お前のタイミングで良い。


【人】 双生児 オスカー

 ――っ、 ………、

[撫でるような声>>167だと思ったのは、そう――。
咄嗟に飲んだ息が、唇に僅かな音を生み、早鐘を鳴らして回る。目が回りそうな熱の中、首だけをどうにか横に振り、堪えた。

鼓動が耳に焼き付く中、警戒の薄そうな歩みは、ただ呆然と見守るしかなかった。
やがて、止まっていた気配が腕へ伸びれば、数拍遅れて、固まり切った指はキャスケットを地に捨て落とし。相手の手首を、震えと共に掴み取った。

手首は掴んだまま、その場に崩れるようにしゃがみ込むと。漸く、その表情をゆるゆるとした鈍い仕草で仰ぎ見た。
その上を掠れた声が過ぎ、暗灰色が日常めいた言葉と共に、鳶色へと落ちれば。深く息を吸って――滲んだ鳶色が伏せられる。]

 …… ……シメオン、が …こわい

[足元に落ちたキャスケットに、灰色が滲む。
――今の方が、逃げるよりもかっこ悪い気すらした。]

 …――これでも こんなでも、俺を友達だと、呼ぶの。

[手首を掴む指は、振り払おうと思えば振り払える強さまで落ちて。引き攣り震える声が、成り損ないの軽い声色で問いかけた。]

(204) 2014/10/08(Wed) 03時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/10/08(Wed) 03時半頃


【人】 双生児 オスカー

[――変わらないな、と伏せた鳶色は思った。
緩んだ暗灰色>>205の闇は、ゆらり、ゆらりと揺蕩うように視界を満たし続ける。焼き付いた色に、胸と喉を詰まらせるのは、意地のような行為になりつつあった。

どこから意地だったのだろう。ふつりと湧いた疑問は、また少し瞼を強張らせ。それでも、曲線を描く唇には僅かな隙間を残した。
下る気配を耳が覚れば、僅かに顎を引く。引いたつもりの鹿角が、僅かに前へと出る事になってしまった事に気づいたのは、一寸後の事だった。]

 ――、 …………。

[虚を突かれたように、瞳は伏せたまま睫が跳ねる。
怖い理由は、明白だった。明白だったからこそ、口にする事が恐ろしく、こんな事になっているのにと、自分でも相手でもない何かへ思考が詰る。]

 (…度胸が無いから)

[同じ意味か、否かは別として。もし、言葉を返すとしたら、そう。
迂回するような言葉で、思いを煙に巻く。

譲歩、なんて言える身でない事は分かっていても、それで零れ落とす物があるとしても――思えば思う程、熱が詰まり、目から落ちたが――核心の一枚外を、解として紡いだ。(>>204)]

(254) 2014/10/08(Wed) 17時半頃

【人】 双生児 オスカー

 …… …… 分からない、 ――人。

[どうしたら信じられるのか。なんて、何一つ考えていなかった事を。それを今、突きつけられた>>206のだと。すうっと覚め行く頭は、自覚した。
見透かされている、と過ったのは錯覚だろうが。恐らく。

――同時に、出会って数日にも満たない相手に、何を求めているのだろうと。口端が温い息を溜めたまま、嘲笑う。]

 ――そう。
 聖人とか。そういうのじゃない、 …普通の――ごめん。
 …放っておくのが、不安な――――、

[どこまでその像が本物なのか――そんな捉え方しか出来なくなっていた自分を一言一言矯正しながら、曲げながら。
掴んでいた手首は、離した。暗灰色が届き、絡まり落ちる前に、両の目元を潰すように袖で拭う。

甘ったれ、と自責を浮かべれば、歪であれ、どうであれ口元は持ち上がる。
そういう所だけ上手くいく、と眉だけは僅かに顰めつつ、胸に冷たく刺さる空気を浅く吸って――、]

(255) 2014/10/08(Wed) 17時半頃

【人】 双生児 オスカー

 ――…ともだち …になりたい、 ……奴。

[拾われたキャスケットに片腕を伸ばし、鳶色を逃がし。聞かれたくないからと相反した気持ちで、自ずと尻すぼみになる声を肯定する。
…重ねに重ねた想定とは、別の意味で逃げたい、とも。

流石に、そこまで踏み込まれはしないだろうと、マフラーに鼻先を埋め。もやもやと、落胆とも諦めとも言えそうな色濃い息を、零す。]

 (…――もう、どうにでもなれ)

[そう思えただけ、確かめようと試みた価値はあった。
一瞬先にどんな結末が来ようとも、それだけは言い聞かせ、認めてしまおうと。

――春を描いた便箋に、思いを馳せた。**]

(256) 2014/10/08(Wed) 17時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/10/08(Wed) 18時頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/10/08(Wed) 18時頃


【人】 双生児 オスカー

― ???:→本屋前 ―

[――シメオンと別れたのは、一体いつの事だったか。ともあれ、遅くなる前に、なるべく早く、と走り。細い道を抜けて行った。

そうして、本日二回目。本屋の前へと辿り着けば、肩で息を吐きつつ、店先へと近づき。カウベルのあるであろう辺りに視線を飛ばしては、一段と大きな息を地へ吐くのだった。]

 ――…、 …、 ……あ …れ?

[ふ、と顔を上げては、目を瞬かせる。
店内は妙に、暗かった。マフラーの層を下へとずらしつつ、怪訝そうに首を傾げては、窓から中を窺う。

――薄っすらと雲間から零れる陽光が窓辺に差し込む他に、店内を横切るものは、ない。]

[履歴書を持って来る――というのは今日の話だった筈。

ふと、ポケットから機器を取り出し、光を灯しては、そこに表示される時間を見遣る。営業時間と照らし合わせてみても、時間に問題はなさそうだった。
なら、と困惑したように唇が緩く曲がり、浅い息が鼻から抜ける。]

(289) 2014/10/08(Wed) 22時頃

【人】 双生児 オスカー

[腕を組みつつその場で考え込む事、一間。はっ、と唇から短い息を零しながら、瞳を瞬かせた。]

 ――――そう、だ。 店の、電話番号とか、……

[――こんな事になるなら、昨日聞いておけばよかったか。
店先に書いていないか、暫く扉、窓、看板と視線を走らせる。だが、それらしき物が少年の目に留まる事はなかった。

…流石にお手上げだ、と。じんわりと疲労で痺れる足首を、くるりくるりと回しつつ。
もう一度、静けさを保つ店内を窓越しに覗いては、肩を丸めながら踵を返し、のろのろと歩きだす。

――運悪く、配達か何かと被ってしまったのかもしれない。何せ、一人か二人かで営業している本屋だ。

ぼんやりと店についての記憶を辿りながら、また一つ、疲労の滲んだ息を落とし。ぼんやりと再度手に取った機器に表示される新着を、惰性のままに開き見た。*]

(290) 2014/10/08(Wed) 22時半頃

【人】 双生児 オスカー

― 回想午前:本屋前 ―

[短く返された声>>291に、跳ねるように喉が小さな音を鳴らす。
一段と響く心音に言葉は散り、胸が騒めき、神経ばかりが尖って行った。

自然と、漠然と視界は固さを帯びる相手の腕を映す。その意味を深く考えるよりも先に、鋭さを伴って胸を刺した。
逃れるように、袖を目元へと寄せては拭い(>>255)、暗中に手を伸ばすような恰好のままに、言葉を続けた。(>>256)]

 ……どうしたら、いい? …――何、するの。皆。

[落ちかけた手>>291に逡巡しつつ、投げかけられた問い>>292に鈍い動作で首を横に振る。相手がその口端を震わせる理由にもまた、同じ物を抱きながら。
日頃避けていた"不登校者"の意識が零れた事には、気づかない。

――そして。染み付いた距離外の事柄に。一間、赤い瞳を強張らせ、喉奥にて音も無く息を唸らせた。
遥か過去の自分なら、持ち合わせていたかもしれない解を追いかけたい、と。せめて、と。錆びていた思考を回す。]

(314) 2014/10/09(Thu) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

[――だが。その最中、軽く投げられてしまった”今度”の新たな問題>>292に。逆に掴まれる事となった手首に。本能混じりに頬を引き攣らせ、目を瞬かせた。]

 ――…え、間に合 っ…――、 こん、ど?

[じり、と蹄が身動ぎ、鳶色が僅かに見開く。
一瞬、絵具を広げたように色付いた解を、消える前にと思考が慌てて追いかけた。答えを掴もうと、口を僅かに数度ほど開閉させて、――控えめな声が、文字に乗る。]

 ……、 今度、――また、…会える?

[ふ、と顔を持ち上げ、暗灰色を見据える。鼻の奥にまた熱が溜まりそうになりつつも、少しでも見なければ覚れない、鈍い自分を急き立てた。

それは、気のせいでも、妄想でもないと、いい。

緩々と息を零し――気の早い唇を口内へと巻き込み、真っ直ぐ結び直し。無意識に落ちそうになる瞬を、惜しんだ。]

(315) 2014/10/09(Thu) 00時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/10/09(Thu) 00時半頃


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