84 戀文村
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私が手をかけることになるのかな…
それも…悪くないな…
[そんなことをぼんやりと考えていた]
何も残らないよりは、せめてこの村で安らかに…そう願っただけ
[1人になろうと騒ぎから離れて雪で顔を冷やす。
どれだけ時間が経ったか、開いたままの回線から届く声]
………。
[ただ静かにそれを聞いていた]
[一人にしないと言ってくれた。まさか自分に、ダーラとホレーショー以外の理解者ができると思っていなかった。]
[一人にしないと言ってくれた、一緒に往こうといってくれた。
それは嬉しいのだが、自分は戦地に行く心算である。
その間だけ、ホンの束の間だけ、離れてしまうのは…仕方のない事なのだろう。
それは、些細なことでしか…ないのだろう。]
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−本屋− [本屋に届ける封筒は幾つか。 他の村の人間に届けるのとは少し違い どちらかといえば、仕事に関連するものが多い]
すまないね、こればっかりは。 その代わりに手紙が来ているが、中身はいつもの雑誌のようだねえ。
[少し厚みのあるそれは、恐らく雑誌だ。けれど娯楽性は殆どない。 中には行っている雑誌はプロパガンダの無料ペーパー。 これを店に出すかどうかは主次第。 あまりいい顔をしなかったのは、中身を知っていればこそ]
なんだい、預かっていくよ。
[渡した大振りな封筒と引き換えに受け取ったのは 村の中の伝言のようなその手紙。 それでも仕事であるし、悪い手紙ではないから 男は少しばかりの笑顔でそれを受け取った。 ヨーランダとすれ違ったのはちょうど本屋を出るときのこと]
(225) 2012/03/27(Tue) 00時頃
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[それらをクラリッサとミッシェルのところへ配達し、 すべての配達が終了したのは日が落ちるころ。 彼女たちがその中身を呼んだかは自分のあずかり知らぬところで、 耳に挟んだ色つきの手紙の話のことを忘れようとするかのように 男は早々に仕事を終えて眠ってしまった]
(227) 2012/03/27(Tue) 00時頃
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−路地−
…嫌だねえ。
[キッ、と、自転車が音をたてたのは ブレーキを強く握り締めたからだ。 例え村の中で誰が首を吊ろうと 例え、村の中で誰が泣いていようと 男は毎日の仕事を途絶えさせることはない。 それは今日も一緒で、けれど日に日にブレーキの異音が大きくなる。
サイモンが戦場ではないところへ旅立ったという。 配達先では、それをただ悲しむものもいれば 情けないと憤慨する相手もいる。 それでもただ男は彼の話を聞くたびに]
それしか、選べなかったのかもしれないねえ。
[困ったような、そんな苦笑と共に言葉を繰り返した。 それ以外の言葉は、選ばなかった]
(231) 2012/03/27(Tue) 00時半頃
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ヨーランダさんが、一緒に往こうと言ってくれたの…
でも…どうやって…?
[疑問はつのるばかり]
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[雪は冷えた夜には氷になり それが朝になると融けて土がぬかるむ。 それだけでも、毎日決して同じではないのに 自分だけが毎日同じことを繰り返している]
…おっと。
[ブレーキを切った勢いで、メッセンジャーバッグが少しだけずれた。 ベルトを肩にかけなおして再びペダルを漕ぐ]
(237) 2012/03/27(Tue) 00時半頃
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[キュッ、と大きくまた一つブレーキが響く。 急に呼び止められることは少しだけ珍しい]
やあ、アンタかい。 自転車は相変わらずさ。 もう少し、春まではご機嫌取りが続くねえ。
[自転車に跨ったまま、男は肩を竦めつつ振りかえる。 春になれば泥濘は減る。 けれどその代わりに、春雨に悩まされるだろう。 その次は梅雨になって、それこそ新しいタイヤが待ち遠しい]
どうしたね、お役目はそっちのけでいいのかい。
[軍人であるならば、少しは忙しいだろうに、と]
(240) 2012/03/27(Tue) 00時半頃
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ベルはこいつとちがって供出しちまったからね。 まあ、春になるまでこいつがもってくれりゃいいよ。
[自転車のハンドルをポンポンと叩く。 ほっそりと言うよりは、少し骨ばってはいるが 男の手は毎日ハンドルを握り、毎日手紙を届け続けた。 土いじりをしないから、少し白くもあったけれど]
…。 それしか、選べなかったのかもしれないねえ。
[口にする。 それを選んだのは、彼ではなく上層の人間。 少しでも戦力を温存するために。 一か八かで最後の攻勢に持ち込むのならば なるべくは弱っている群であることを示すほうが良い。 それらを示すのに、民間人ほど最適な存在はない]
(245) 2012/03/27(Tue) 01時頃
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はっはぁ、優しい人間なら こういうときにはあんたたちに同調して頑張るもんさ。
[自分はそういう人間ではないのだと、男は言う。 それは嘘でも本当でもない答えだった]
何、手紙を集めて届けることしか知らんのよ。
[銃の扱いを知ろうと思ったことはない。 手榴弾のピンの上手い抜き方も教わったことがない。 ぼろぼろのメッセンジャーバックだけが いわば男にとっての装備であり武器なのだ]
さあ、解らんねえ。 何せこの方書いた事がない。 誰かが書き方を教えてくれたら書いてみようかな。
(248) 2012/03/27(Tue) 01時半頃
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そうかい? じゃあ、そういうことにしておくかねえ。
[軽く首を傾げると、くたびれた帽子が少しずれた。 色の幾等か褪せた鍔を骨ばった指で押し上げて 陽気な軍人の話すことを聞いていた]
人の手紙にかまけているとさ、 書いている暇もありゃせんのよ。 まあ、それでも構わんのだけどね。
[おっさん同士の文通。 その言葉が何だか不思議だったのか、首を一、二度かしげ やがて返事を一つ置くと男はまた自転車のペダルを やっぱりくたびれた靴で漕ぎ始めた**]
じゃあ、待っていようかね。
(251) 2012/03/27(Tue) 02時半頃
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[ヨーランダがセレストと魂を共に逝く約束をしたと
知ったのは何時頃か]
ヨーランダが、きっと目印で導いてくれるから。
必ず、2人でこの村に還って来いよ。
[ヨーランダの優しさと深さに感謝しつつ、そう告げて]
俺には乱暴な事しか出来ない。
[一息で終わらせる事は出来るが、
やはり女性に対しては暴力的過ぎて気後れする。
だがダーラやセレストに任せると言うのも酷な気がする。
それとも大切だからこそ2人に任せるべきか]
どうしても無理なら、呼んでくれ。
[2人の意志を優先すると、
悩んだ末それだけしか伝えられなかった**]
私の我儘を聞き入れてくれたのだから、私が…―さないと。
[二人に甘えてばかりはいられない。そんな思いから]
必ず、帰ってくるよ。
私の大好きな場所だから。
[こっそり、こっそり伝えた]
[自分が手を下すにしても考えてしまうのは、]
どうすれば不自然にならないか。…よね。
何か…いい案…ある?
[ほとんど自分で手を下したことはない。どうすれば
ヨーランダが苦しまなくて済むかも分かってはいなかった。]
夜のうちなら…気づかれずに……
[腹は決まった。暗いうちに出る。そして村からほど近いところで手を下す。]
……二人には発見者になって貰ったほうがいいかしらね。
[ヨーランダをこの村で安らかに眠らせるにはこれしかないのかと思っている]
苦しまずに…か。
酔って、そのまま寝てしまって…静かに凍死。
もしくはヨーランダの家に薬草はあったかな。
トリカブトは苦しむからな。
ジギタリスを呑ませて少し無茶な運動をすれば……突然心臓が止まる。
[前線で戦っていた身。野戦病院の様な場所で手伝った事もある。
その時に得た知識をただ淡々と伝えた]
ジギタリスか…そういう知識はヨーランダさんのほうがあるからなぁ…
うまく飲ませる自信ないなぁ…
[最後は自分が無理矢理…ということになるのかもしれない]
[自分の決意をヨーランダに伝えるべきか悩んでいる]
ちゃんと言ったほうがいいんだろうけど…
[どうやって伝えたらいいのか]
最後の夜だろ。
ゆっくり……自分の言葉で伝えればいい。
[薬を一緒に飲むと言えば、ヨーランダは死ぬと判っていても
飲むだろうか。
だがそれをセレストに伝える事はない。
嘘偽りない自分を受け入れてくれた相手を最後に騙すような
形になる事を、セレストは望まないだろうと思ったから]
自分の…言葉で…
[できるだろうか、自分に。
一時の別れの時間は…近づいている]
食合せてはいけない食べ物ってあるでしょう。
そういう感じで、ヨーランダの薬草にも
決して混ぜてはいけないものがあるのを知っているわ。
昔、それこそギリアンさんが生きている頃に
墓場で遊んでいたら教えてもらったの。
……母さんも、ほかもそれを使ったから効果は。
でもね、アタシがそれを良しとすると、思う?
セレスだけじゃない、一緒にヨーランダも失えって、
言うんだよね。
そんなこと、アタシが黙って見ていられると思うかい?
[ダーラの言葉は痛いほど分かる。それだけに胸に突き刺さる]
ダーラさん…そうだよね…
やっぱり…我儘だよね、私の。
[だからこそ、戸惑いがある。]
…ダーラさんがどうしても嫌というなら、
私…ひとりでも、いいよ?
[自分より、年の近いダーラのほうがヨーランダへの思いは強いだろうから。]
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