249 Digital Devil Survivor
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ヨーランダは、つ**
ハチドリ 2016/06/29(Wed) 08時頃
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[子供は幼いながらも非常に賢く、自分の置かれた境遇を良く理解していた。 また、出来るだけ仕事を断っている母親が、それでも仕事に駆り出される時はそれ位重要な仕事なのだと、これもおぼろげながら理解していた。
だから迎えの時間がそろそろ終わる頃になっても母が来なかった時、遠くないから一人で帰ろうと決めた。 本来ならそこで先生が止めるべきであったのだが、幸か不幸か。 担任は何処か暗いまともに話せない、それなのに目を合わせれば何処か見透かされるような瞳を持った母親を嫌っていたので、その行動を見て見ぬふりをした。
こうして、怪異が囁かれる街で子供は一人になった。
それが、後の邂逅>>*10に繋がった訳なのだが。]
(161) ハチドリ 2016/06/29(Wed) 22時半頃
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[子供が幼稚園を発って15分後。 お迎えの時間ぎりぎりに幼稚園に飛び込んだが、待っている筈の子供はそこには居なかった。 事情を知らない先生や真実を隠した先生と共に幼稚園内を探し回って15分。 当たり前の事だが、園内に子供の姿は何処にもなかった。 人目のつかないところでカハクを召喚して、ようやく真相を知った時には子供の足とは言え30分も出遅れていた。
怪異だけではなく、変質者だっていない訳ではない。
抑え切れぬ怒りを視線に込めて流せば、担任の腰が砕けた。 並の悪魔ですら気圧されるそれを向けられたら、普通の人間がそうなるのも無理はない。 けれど、不安と失うかもしれない恐怖で支配され、取り繕う事すら忘れていた。
これ以上担任に関わる時間も惜しく、幼稚園を飛び出した。]
(162) ハチドリ 2016/06/29(Wed) 22時半頃
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[オルトロスに飛び乗って数分、子供は既に家についていた。 けれど、鍵を持っていなかったので玄関前で待ちぼうけをくらっていたのだが。
それは、良くないけれど、まだいい。
何故、悪魔と思しき青年の膝を枕にしてくぅくぅと眠っているのか。 悪魔の方に害意は今の処ないようだが、ピクシーのような可愛い悪魔ではない。 見たことがないタイプだが、危険な部類だと勘が告げる。 子供を引き離そうとして、 その顔を正面から見た時一瞬呼吸が止まった。]
……っ!?
[攻撃をしかけようとした手が力を失う。 その特徴的な口は、十年前湖の上でその身を焔と祟りに預けた知り合いに、良く似ていた。]
(163) ハチドリ 2016/06/29(Wed) 22時半頃
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[緊迫した空気を感じ取ったのか、目を擦りながら子供が起きる。 何が起こっているのかと、呆然とする母とつい先ほど仲魔になった悪魔を数度見比べて、きゅ、と小さな手で悪魔の服の裾を掴んだ。]
「母様。私の初めての仲魔で、くちさけって言います。 くちさけ、私の母様。とても強いサマナーなんですよ。」
[何処か誇らしげにそう言った後、母親の方を見る。 その視線は何処か揺れていた。 勝手に契約してしまったことを怒っていないか、 契約を破棄させられないか、そんな不安がその瞳から見て取れた。]
(164) ハチドリ 2016/06/29(Wed) 22時半頃
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…………。 仲魔とは、貴方の戦友<<ともだち>>。 貴方が選び、彼が選んだの、なら何も、言いません。 大切に、なさい。
娘の事、お願い、ね?
[子供にサマナーとしての教えを諭した後、 最後は娘の傍に立つ悪魔に向けて。 その瞳は雫こそ零さないものの、確かに潤んでいた。
その後、食事を大量に作る羽目になったのはまた別の話。**]
(165) ハチドリ 2016/06/29(Wed) 22時半頃
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[仲魔としては充分だけれど、何処か物足りない言葉>>179。 けれど娘を慈しむような手つきを見れば、それは些細な事のように思えた。
軽く俯いて喜びとも落胆ともつかない小さな笑みを口元に刷く。
初めての仲魔が嬉しいのかはしゃぐ娘に鍵を急かされれば、いつもの顔を取り戻した。 鍵を開けてさあどうぞと扉を開ければ、まず娘が飛び込んだ。
手洗いとうがいはしっかりとね、という注意にははい!と良い返事が返ってくる。
娘に続くくちさけに貴方も、とそう言おうとして、その足が目の前で止まる>>180。 何かを気付いた様子に顔を上げれた。]
(200) ハチドリ 2016/06/30(Thu) 00時半頃
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