人狼議事


25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―

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ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 09時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[楽音奏でる四弦は武者追う虎の如くに撥ね、競り合い切り結ぶ。
 舞台の上と下に離れているのに、その太刀筋は一歩遅れれば首を刎ねられてしまうが如き緊張感。

 口許に浮かぶ笑みはあでやかな花の艶ではなく、獰猛な一匹の獣のような凄みを帯びて。
 今にも武者に喰らいつこうと…]

……ッ!!

[ビィン!と高く乱れた音。
 耐え切れぬ弦の一本が、たまらず切れて大きく跳ねた。

 左手、白い指に鮮やかな朱が滲む。]

(119) 2010/08/05(Thu) 09時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[両目を見開き愕然とした表情は、その太刀にて致命傷を負ったかのように。
 駆け寄り傷付いた手へ口付ける雛鳥に気づいて、漸く我に返る。]

…いや、この程度…たいしたことはないよ。
[気がつけば息も上がり、背にびっしりと汗をかいていた。
 納刀する舞手の笑顔には、ただ苦笑いを返すのみ。]

(123) 2010/08/05(Thu) 09時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[いつかほんとうに、こんな瞬間が来るような予感がして。
 感じた目眩に、ふるりと頭を振る。]

(125) 2010/08/05(Thu) 09時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

すまないね。

[心配そうな顔をする雛鳥を、撥を置いてそっと撫で、
 手当ての道具を持ってくるよう使いに出す。

 笑いながら舞台を降りる旧友へと同じように笑みを返して。]

その垣根が出来てしまうから、声を掛けるのを躊躇ったんだがなぁ。
こうしている間だけでも、昔どおりに出来てよかった。
わたしに気を使って接待のごとくに舞われてはかなわん。

(129) 2010/08/05(Thu) 10時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

いや、わたしがお前でも…やはり止めに入っていたろうよ。

まだ演れる、とは思ったけれど、
花に身を案じさせるようでは、花主は務まらぬ。

[花も主も新米どうし。互いに一人前になれればよいと思うた。]

(131) 2010/08/05(Thu) 10時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[裂いた指の手当てをさせつつ、時折傷に沁みる薬に押し殺したような悲鳴をあげるなどしながら。]

教えて欲しい…とは、何か?
[きょとんと問い返した。]

(137) 2010/08/05(Thu) 10時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、小僧 カルヴィンが頬寄せるさまをいとしげに。されど紅を拭った指を舐めるには気づかず。

2010/08/05(Thu) 10時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

何を聞くかと思えば…

[一瞬虚を突かれたような表情は、次の瞬間には呆れ顔に変わる。]

なんだろうね、あまり意識せずにやっているのだけれど…

相手をよく見、知ろうとすること。
そうすれば興味や、打った時よく響くあたりが見えてくる。
そこを意図的に取られぬくらいにくすぐり、

だが満足はさせず足らぬ程度にしておくこと…くらいだろうかね?


して、落としたい…とは?
[ニヤリとからかうような目を向けて。
 だが腑に落ちぬは…死した主に操を立てて居るはずなのに。]

(140) 2010/08/05(Thu) 10時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

わざとらしければすぐにバレる。満足させればあとは飽きるだけ。
道理であろう?

[何を講釈しているのやら。
 
 彼と情を交わしておらぬのは、直接肌を合わせるよりも芸にて触れ合う時の方がよほどそそられ惹かれるからだというのは、さておき。]

…ほう、天満月の。体調を崩していると言ったな。
宴席でも隅におるし、あまり楽しめていないのではと気にはかけていたのだけど…。

惚れ込まれて執心されたら、どうするつもりだ?
行く気はあるのか?
冷やかしに惚れ込んで、毎夜枕をびしょ濡れするようになってしまったらどう責任を取るつもりなのやら。
[むぅとこちらも眉間に皺寄せて。]

あと、色目は使わぬつもりだが…向こうが勝手に惚れる分には保証外だ。

(144) 2010/08/05(Thu) 11時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

それもそうか…
[この子には勝てぬと思えば、と。そこには合点がいったよう。]

…おや、しらとりの。
[思わず呼びかけた名は、かつて居た同じ舞を舞う者の名。

 高嶺がはさみを入れた花。家まで持ち帰るかは、未だ判らぬ。]

(149) 2010/08/05(Thu) 11時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[かつてしらとりと呼んだ方は、最期まで染まらぬ高潔な人だった。
 高嶺の目に留まったこの花は、染まるを選ぶか染まらぬを選ぶか。

 値踏みするようにしばし見つめて。]

彼に用ならば、わたしは下がるが?
傷の心配をされてしまったし、弦も張り替えねばならぬ。

(155) 2010/08/05(Thu) 11時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

あぁ、そういえば…途中で出ていってしまったか。
せっかく面白いことをやっていたというのに。

[おぼろが去っていったらしき、襖の向こうをちらり見る。]

あぁ、調子に乗りすぎて弦が…な。
琵琶自体は業物ではなく凡庸な品だ。こうなることもたまにある。
[不吉だ、とは言えなかった。]

(160) 2010/08/05(Thu) 12時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、小僧 カルヴィンに「構わぬよ」と小声で許可。

2010/08/05(Thu) 12時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

まぁ、あれが機嫌を害するのも判らなくはない。
同じ顔が今でも若ぶって花の真似事をしているのではね。

[気難しく苦労人に育ってしまったであろう同じ顔の相手を評して苦笑い。]

ん、また折を見て。
[言葉短く、再演の約束。下がっていく花たちを折々見送って。
 宴の席が開くまで、しばしどうしようかと迷ってみたり。]

(179) 2010/08/05(Thu) 12時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

あぁ、そうしてもらえると有り難い。
わたしは暫く、霞のごとくそよ風にでも乗っていよう。

[琵琶を抱いた雛鳥を送り出し、己もふらりと気ままに邸を歩きまわる。]

(182) 2010/08/05(Thu) 12時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、からりころりと、ゆるやかに下駄の音を響かせ廊下を歩む。

2010/08/05(Thu) 13時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…過去に囚われて生きるものを現世へ引きずり出せるかと思うたが…

[無理をした指先。包帯に朱が滲むを眺める。]

奴の心の欠片はやはり、あの方とともに行ってしまったのだろうな。
[ひとりごち、ふと薄く開いた襖を覗けば…。]

おや、猫は心地の良い膝を見つけたか。
[若桜が豪傑が如き研師に寄り添って昼寝する姿に、微笑ましげに目を細めた。
それぞれ納まるところは納まっていくのか。
目録にあった名の中、夜光のみは未だ行き先を知らぬ。
彼は以前も売れ残ったのではなかったろうか。]

(195) 2010/08/05(Thu) 13時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

あの子が…やはりあの方の跡目なら……
[過ぎったは寵争った古い記憶。
 花の祭りのあの宵に…

 彼の履く高底のぽっくりの、鼻緒に切れ目を入れたのは、己に入れ上げた男の仕業。
 そのような手を使ってまで、勝とうとは思っておらなんだ。

 いくら己が穢れようとも手段を選ばず上を目指すようになったは、おそらくはそれを知ってから。
 そのようなことで手にした地位を容易に手放してしまえば、無惨に散ったあの花が浮かばれぬ。
 負けることが許されなくなったのは、おそらくはそこから。]

(197) 2010/08/05(Thu) 13時半頃

[そして、そんな恩を売ってまで、己の心を買おうとした男は…
 哀れこの手に引き裂かれ、産まれる子の肥やしにされたという。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…それならなおのこと、情けをかけてはあの方に申し訳が立たぬ、か。

[一度は考えたことを、結局己の中だけで引き下げた。
 若き夜光が真実を知れば、更に己を憎み蔑むだろうし。

 憎まれても、構わないとは思うけれども。]

(198) 2010/08/05(Thu) 13時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 14時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 14時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[からりと下駄の音ころがして。窓辺にて庭を眺める花を見る。

 幾度か顔を合わせた感じでは、よく躾られた真面目な子。
 高嶺が目に適うも道理。
 見所がありそうだと感じた者のうちの一人だ。]

(202) 2010/08/05(Thu) 14時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…迷うて、おるのか?

[その表情から、どうやら朧に会えて居ないことを察して。

 あの頃のしらとりも、そんな顔をすることが多かったような気がする。]

(207) 2010/08/05(Thu) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

そうか…。
[共に並んで庭を見やる。]

巡り合わせというのもあるのかもしれんな。
幾ら追って探しても出会えぬ時はきっと、時は満ちていないのであろう。

[月満ちねば会えぬと知って、月見て待ったあの日のように。]

その時が来れば、出会うべきものにすんなり会えるのかもしれん。
わたしと雛鳥が逢うたも、ほんの偶然だ。

いまだ満ちておらぬは時なのか、人なのかは、判らぬがな。

(214) 2010/08/05(Thu) 15時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

そうだな、満月。
[いまだ昇らぬ月を望みて、空を見る。]

幼い頃は、満月の日が楽しみでならなくてね。
…その日だけは、たいせつな人と逢えるから……

[浮かぶ感慨は、懐かしさだけではない。]

何を選ぶとしても、後悔だけはせぬように…な。

[穢れた道を選んだ己と、穢れるを良しとせなんだあの高潔なしらとりと。
 どちらの道を選ぶも、彼次第だとは思うけれども。

 己の成してきたことが、胸の閊えにならねば良い。
 それだけを若き鵠の横顔に願う。

 からころと、下駄の音はふらり風に吹かれてゆくがごとく離れた。]

(220) 2010/08/05(Thu) 15時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[呼び止められて、留まる下駄の音。]

…そう、ですか。

[見返りて、ただ淡く笑むのみ。

 ほんとうは、気づいていた。
 かの人の寄せる思いに。

 されどあの頃の未熟で弱い己には、花同士の淡い思いなど、行く道の妨げにしかならないと。
そう思って見返ることもなく、気がつけば彼とも遠く離れて…。

 本当はそれも芸の肥やしとなることに、気づかせてくれたのはイアンだったけれど。

 からりと下駄を響かせて、やがて部屋へ戻れば小鳥が枝へと帰るのを待つ。*]

(229) 2010/08/05(Thu) 16時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 16時頃


 ――望みはひとつ
 願いはひとつ――

 種植え付けて
 腐らせる
 この世の理
 
 幾年もいくねんも
 血を継いで
 肉を喰らい
 種を植える

 二つ心は要らぬ
 惑うては
 いのちとり


…一体。

[小さく呟いた。
それは無意識に]


 ――何、

[呟きは呆然と]


 すまん、ちょっと遅れるかもしれぬ。

[行かねばならぬが、動こうとしない花。
 仕方なく、小さくそれだけ囁いた。]


 ……?はい、わかりました……
 大丈夫です、やり遂げて見せます。
 舞い手の花なのですから。

[聞こえた声にきょとんと。その後淡く笑んで。
 ただ、通信が入ったついでに
 暫く口篭って…言うとおりにしてくれれば
 どうせばれること。意を決し話す]

 ……本郷殿に宴前に逃げるよう勧めました。
 彼は人を殺そうとしても殺せない人。
 多分獣ではないかと思いまして。

 けれど、職務違反です。
 この件のセンターからの罰は私が受けますので…
 御報告までに


 何?



 そうか。

[職務違反、そういわれればそのとおりで…。]

 その件はのちに。
 本郷さんがそうでないのであれば、問題はなかろうて。

[早まるな、との意味あいもこめて、そう答えておく。]


 はい……勝手な行動申し訳ありません


 邦夜殿の力は
 怪しい人に使ってもらうべきなのでしょうか…
 それとも、人であって欲しい……と
 思う人に使うべきなのでしょうか…ね

[刷衛と邦夜、それ以外は誰が獣か、人か
 確信が持てないなか、そんなことをポツリとこぼした]


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