25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
― 本邸・廊下 ―
知らせ?
[何も、と首を振り。 続いて紡がれた言葉には一つ瞬いて。]
は――――
[琥珀が大きな円になった。]
…マジかよ……
[呟くも、夜光の表情を見ればそれが事実であるだろう事は見て取れる。 そも、こんな状況下でそんな冗談を言うような奴とも思えないと、唸り。 淀んだ空気の正体を知れば、不思議と身体が重くなった気さえした。]
…お?アンタは…、…。
[やがて下駄の音が近づいて、声が掛かれば其処には先日手を弾いた相手。]
(@15) 2010/08/07(Sat) 15時半頃
|
若者 テッドは、小鳥の姿に気がつくと、振られた手に軽く手を上げ返した。
2010/08/07(Sat) 15時半頃
|
…あー…、もう、平気。 腹も鳴る位にピンピンしてるぜ。
[言えば、くうと腹が自己主張した。]
あと…こないだは、手。 …弾いて悪かったな。
[相手が覚えてるか否かは別として。 淡く笑う霞に苦笑した。 夜光の口から”明之進”と聞くと、何故かぎくりと肩が揺れ。]
俺は…さっき起きたばっかだから二人とも見てねえな。すまん。
[少しだけ騒ぐ胸を鎮めつつ、答える。 霞が夜光にかける話には静かに耳を傾けた。]
(@16) 2010/08/07(Sat) 16時頃
|
若者 テッドは、ふと、鈴の音が微かに耳に届いた気がして。ちらと琥珀を彷徨わせた。
2010/08/07(Sat) 16時頃
|
― 本邸・廊下 ―
―――…。
[人狼病の話を聞くと、頭がツキと痛む。 まるでそれ以上その話題に触れるなと言わんばかり。 そして聞こえた気がした鈴の音に視線を外していたが、夜光の声に感情が乗れば、其方へ琥珀を戻した。]
これじゃ、何をどう信じていいのかわかんねえな…。
[霞の話を聞き終えて、静かにそんな感想を漏らした。 去り際の言葉には、どういう顔をしていいものかわからず、思わず変な顔になる。 涼やかな音と共に去る背中を見送ると、夜光に向き直って。]
……大丈夫か?
[常と違う雰囲気を感じたか、虎鉄は一言声を掛けた。]
(@17) 2010/08/07(Sat) 16時半頃
|
|
ん。わかった。
[明之進を見かけたらとの声にはそう言って。 ズボンのポケットに手を突っ込むと、じゃあなと歩き始めた。 ふと、すれ違い様に小さく虎鉄は呟く。]
―――大事ならば手放す無かれ。
[それは陽のような声ではなく、冷たく哀しい、虚ろな声。 今その表情にあるのは、無だけ。]
去りし日は戻らず。 消す事もまた、叶わず。
[声の途切れには、ざぁ、と風が吹いて庭の樹が大きくざわめいた。 樹の声が止む時には其処に虎鉄の姿は無く。 風に遊ばれた木の葉が一片、くるくると*舞い落つのみ。*]
(@18) 2010/08/07(Sat) 16時半頃
|
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 17時頃
いやだ、聞こえない……っ!
俺は狂ってなぞない………っ!!
狂ってなぞ……
[己に言い聞かせるように、何度も何度も呟く
認めたら、もう、立ち上がれない。
そんな予感がしたから]
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 17時半頃
何を魘されておる?
[あきらかに様子がおかしい。
仏間から立ち上がる。]
どこにおる。
[一応訊くが……。]
…………っ!!
やめ…やだ……いやだっ
聞こえない、聞こえないっ!!
狂わない、狂えない……いやだ、いやだ……
[やはりおかしい、放っておくわけにはいかない。]
お前は狂わんよ。
お前は狂わない。
|
― 食堂 ―
ったく、揃いも揃ってなんだっつーんだよ。 俺みたいな花はセルフサービスでどうぞってか。
[虎鉄はぶすっとした顔で食堂に居た。 机に置かれた饅頭をつまみながら、此方を見もしない屋敷の者に向けてぼやいている。 兄弟子と食事をした時もそうだったなと思い返して、ふと手を止めた。]
………、華月。
[兄弟子の耳にも恐らくもう届いているだろう。 三人の死者の事…その中の一人が、双花である鵠だという事。 虎鉄は少しばかり渋い顔をして、食んだままの饅頭をもぐと齧って残りも口の中へと押し込んだ。]
(@19) 2010/08/07(Sat) 18時頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 18時頃
[幻聴が語りかける][幻聴が騙りかける]
[頷けば聞こえたと認めることになる]
[頷かなければ狂ってしまうのか?]
………ぁ……っ……
[欠片の理性が選べず頭を抱え込む]
|
――大広間・舞台――
留まることを、願う……?
[彷徨う声を聞く、それは彼岸よりの声、 そして哀愁の音色、鍵盤の音。 黄泉花はふわり、その気配を引きずり。
見るべき者がおらずとも、 音もなく、壇上に立つ]
(@20) 2010/08/07(Sat) 18時頃
|
|
[神楽鈴がしゃん――と、鳴る。
春の色を身に纏い。 黄泉花は壇上に在る。
穢れた舞台は、此度の舞に相応しく]
[神楽鈴が しゃん――と鳴る。 万華の艶う春の花、鳥が囀り、胡蝶の舞う。 萌葱の緒紐の掠めれば、青々と緑は茂れる
しゃん――と鳴る。 余韻の消えれば――、
その静寂は嵐の前の静けさ。]
(@21) 2010/08/07(Sat) 18時頃
|
|
[山の風が吹き乱れる。
ひらり、指先がおちれば、鳥の翼は風に打たれ、 はらり、掌がかえれば、胡蝶の翅は風に破れる。 ゆれおちる、白き衣は万華の吹雪。
黄泉花は双眸が紅を濃くして微笑う。 宵の嵐に花も散れよ、と舞い狂う。
山風に 桜吹きまき 乱れなむ 花のまぎれに 君とまるべく
―――うたわぬうたは胸の裡]
(@22) 2010/08/07(Sat) 18時頃
|
|
…、……?
[その折、また何処かで微かに鈴の音が啼いた気がして。]
――――…鵠?
[鈴の音を纏っていた白鳥の名を呟いてみるも、その者は既に現世に居らず。 しかし辺りを見回せども、其処に啼くような鈴は見当たらず首を傾ぐばかり。]
やっぱ俺、どっか悪いのかな…。
[机に片手で頬杖をついて、唸るように琥珀を伏せた。]
(@23) 2010/08/07(Sat) 18時頃
|
|
[夜の蛍が舞ったように、 神事を招くが神楽であれば、
今宵の舞は黄泉神楽、常世の嵐を呼び招き。
花を散りまく嵐に惑う、魂は道を失い、 現世と常世、夢かうつつか、混ざり合う――
そして、ひとつ口を開いた]
鵠殿……?
[黒紅が眸は、狭間を映す]
(@24) 2010/08/07(Sat) 18時頃
|
[やはり混乱した様子しか窺えない。
どうしたものかと考える。]
――……
[幻聴が収まる][小さく息を吐く]
[震える身体をなだめる様に敷布の中
己の両肩を抱いて。ただ願う。狂わぬように]
[それとも、狂ってしまったほうが楽、なのだろうか?]
|
[こえは聞こえる、音色も聴こえる。 狭間の者は何処に――]
……この、声は。
[噂も知らねど、気づいている。 響くは命亡き者の こえ。 冬色と、花愛でる法師――そして、贄の鳥もまた撃たれた]
……誰に?
[宙空に問うように、あるいはひとりごちるように]
(@25) 2010/08/07(Sat) 18時頃
|
落胤 明之進は、舞台を降りれば、その身はおぼろげに大広間を出る
2010/08/07(Sat) 18時半頃
|
―本邸・廊下― [現世の声は、遠い。 しかし口さがない噂は聞こえてくる。
花の一人が人喰いの獣であったこと。 法師がそれを、命と引き換えに滅したと。
――そしてやはり聞こえるは、 秘め事なれば、密やかに人の興味を誘うか。 人喰い花と情を通じ交わった花がいる、ということ。
高嶺の花の散るは、――疑いを受けてのこと、も聞く。 留まらぬ噂に、一度それは振り向いた]
―――……、処するは。
(@26) 2010/08/07(Sat) 18時半頃
|
[また聞こえて、身体が緩く震える]
[が、その声は今までと違って。
舞うようにつげる][自分に舞うように告げるのは……]
はい、チャールズ……仰せのままに
[そう言うと、青年は穏やかに笑って]
――……
[ともかく、落ち着いたみたいなので、そのまま黙っておいた。]
申し訳ございません。ただいま本郷と言う
花主が俺の部屋を訪ねてきまして……
終わり次第舞いますね。大広間でよろしいでしょうか?
[心から嬉しそうにそう告げて
ああ、本郷には勿論断らなければと、
ただ、あれはこの件終わってからかとか
取りとめもなく考えつつ零す
通信と思っていない青年は
通信を切る音にも気付けなかった]
|
[虎鉄の耳に届いたのは、鈴の音のみ。 死者の声は未だ遠く、現の喧騒に掻き消える。]
…ああもう、訳わかんねえ。
[空耳はもとより、人狼病の事も。 急に具合の悪くなる身体の事も。 冷たいと言われた事も。 全てが混ざり混ざって、虎鉄は眉間に皺を寄せた。]
でも、それより今は…
[琥珀を一度伏せ、開くと席を立つ。 わからない事が山積みで、どれを取っても答えには辿り着けない。 ならば、今自分が一番したい事をするまで。 虎鉄は食堂を後にすると、人を探して屋敷の中を歩いた。]
(@27) 2010/08/07(Sat) 19時頃
|
|
鵠殿……?
[廊下を歩む足を止める。 それは、狭間に呼びかけるように]
(@28) 2010/08/07(Sat) 19時半頃
|
|
― 本邸・廊下 ―
さって、何処から探したもんか…―――
[食堂を出て程無くして、虎鉄の足が止まった。 視線の先、琥珀に映るは。 狭間を仰ぐ、黒椿の姿。]
(@29) 2010/08/07(Sat) 19時半頃
|
|
―本邸・廊下― [現世のものよりも、より響く存在。 とても近しいもの、知らないようで知ったそれ]
こてつ……? [琥珀へとゆるり振り向けば]
ああ、聴こえたでしょう。 あなたにも…… こえが
[未だ死者の声が届かずとは知らず、 ただ同じ存在なれば、きこえるであろう、 と、その理屈を不思議に思うことなく告げる]
(@30) 2010/08/07(Sat) 19時半頃
|
|
[狭間のこえの響けば、 うつろな双眸は宙空を振り仰ぐ]
――……喰われ、 喰われ た……?
[過ぎるは紅の月、その存在は揺らぐ。 かくり、と膝の屑折れて、手を着けば]
こてつ、聞こえた? 聞こえたでしょう……?
[琥珀を仰ぐ。 現世の存在は遠く、主の気配には気づかず]
(@31) 2010/08/07(Sat) 20時頃
|
|
あけ、の…しん…。
[名を呼び返せば、押し寄せてくる不安。 ずっと守ってきた何かが、壊れてしまうような恐れ。 しかし、縫い付けられたように足は動かない。]
―――…声?同じ…?
[ふと、投げかけられた言葉に琥珀を細める。]
お前、…前にも「私と同じ」って言ってたけど…どういう意味だ?
[さらりと告げる相手とは対照的に、訝しげに黒椿を見た。]
(@32) 2010/08/07(Sat) 20時頃
|
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る