91 時計館の魔女 ―始―
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……えっ!
[ のけぞって壁に背をぶつけた...の腕から、絵が滑り落ちた。足元でごとりと鈍い音が響く。 尋常ではない相手の姿に、...は声をかけられない。
ダーラの通った床には、ドレスから滴ったとおぼしき赤い水分――血にしか見えない――が、不気味な軌跡を残していた。]
(268) 2012/05/22(Tue) 17時半頃
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ミッシェルは、まるで、稚拙な画家の筆跡のようだと思った。**
2012/05/22(Tue) 17時半頃
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― 大広間 ―
[クラリッサの話したいこととは何だっただろうか。 それを聞きながらか聞いた後か、考える。
自分には、会っておきたい人物が居る。 まずは、ソフィアの不調の原因を知っているらしいヤニクに。 彼はどこに居ただろう。 会い、彼の気付いた何かについて、確かめておきたかった。**]
(269) 2012/05/22(Tue) 18時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/22(Tue) 18時頃
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[クラリッサの言葉>>244が耳に入ったからだろうか。 イアンはソフィアの頭をそっとソファに降ろして立ち上がると]
何か食べるものと、飲み物を探してきますね。
[ソフィアのことを二人に頼み、軽食と飲み物―ワインやジュース―を取りに行くった。 次に戻ったときにはクラリッサの話は既に終わったのだろうか。 シスターが大広間から出ていくところだった。 シスターに会釈し、部屋に入ると持ってきたものをソファ近くのテーブルに置き、 まだ寝ているのであればソフィアに膝枕をしただろう]**
(270) 2012/05/22(Tue) 18時半頃
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―大広間→森側庭園― [謁見室を後にすれば、そこにソフィアたちがいただろうか。 ヘクターの、悪魔の主人がヴェスであることに動揺し、 クラリッサの青い蝶には、気付くことはなかった。
挨拶をしている余裕もなく、気持ちを落ちつけたくて 無意識に、森の香りを探していた。
庭への扉をくぐり、中に入れば……
森の近くの椅子に座り。 もやもやとする胸を押さえた。]
(271) 2012/05/22(Tue) 18時半頃
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― 大広間 ―
……そう。
[大浴場の話を聞くがクラリッサは表情ひとつ変えなかった。 その現場を見ていないからかもしれないが。 それはもう、魔女ではなくて魔女で“あったモノ”。 この人達は一体何に悲観しているのかと首を傾げる。
イアンが心配して、氷を包んだハンカチには黙って結んでもらい]
……ありがとう。
[と、だけ。]
(272) 2012/05/22(Tue) 19時半頃
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[うとうととイアンの膝の上で微睡む。彼の傍にいるだけで、少女の心は穏やかになった。 しかし、クラリッサの声が聞こえた直後>>243冷たい感触が頬に触れ、少女は飛び起きる]
……っ…!?
[驚いて、手を頬にあてる。 まるで氷柱(つらら)で突き刺されたような痛み。 「熱があるの?」という問いに]
姉さんこそ…どうしたの? なんだか、とっても、冷たい…
[心配になって、いつものようにクラリッサの頬に触れようと手を伸ばす が、自身が受けた刺激を彼女にも与えてしまうのでは…と思い 伸ばしかけた手をしばらく宙に浮かせつつ迷いながらおずおずと引っ込める]
「呪い」…って?
[彼女の口から出る非現実的な言葉に首をかしげ、魔女の言葉を思い出す]
(273) 2012/05/22(Tue) 19時半頃
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―深夜・自室―
[暫く、悪魔の胸に縋っていただろうか。 縋る、というには、少し足りなかったかもしれない、が。
あれは、頼ることを知らぬヴェスパタインの、精一杯、だった。
何処を如何帰って来たやら、自室の寝台に腰をおろして、先程まで悪魔の服を掴んでいた掌を見つめる。 この手に繋ぎとめることが出来るか否か、は。半ば行き当たりばったりだった。 途中、悪いくせが出た気もするが、それもあまり、憶えていなかった。]
(274) 2012/05/22(Tue) 19時半頃
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[涙を流したことなど、もう久しく無かったという、のに。
慣れぬ人の中、明るいヒカリの中、苦手なものばかりのこの中で。 "魔"は、これまで親しんできたもの、だった。 ああも簡単に気が抜けたのは、それが理由かと。寝台に倒れ込んで、目を閉じる]
ソフィア、と、クラリッサ……
[それはどの人だ、と。問うのを、忘れた。 悪戯の理由よりも、顔が一致しないことの方が問題だ。 起きたら、と呟いて。ヴェスパタインは、*まどろみの中へ*]
(275) 2012/05/22(Tue) 19時半頃
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― 2階廊下→大広間 ―
[ 呆然とダーラを見送った...は、彼女からも離れて階段へと向かう。 焦っても足は満足に動かず、ときおり壁にすがりながらの移動だったが、確実に誰かがいる場所として、階下の大広間を目指した。]
(276) 2012/05/22(Tue) 19時半頃
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[シスターが近くに座るのを見てから、クラリッサはぽつり、ぽつり、と話を始める。 聞きたいなら聞いてもいいと、大広間に居る人、来た人に言って。]
……シスター…。 懺悔、とまではいかないですけど…どうしても話を聞いて欲しくて……。
[自分の過去を >>186、 >>187、>>195を語った。]
(277) 2012/05/22(Tue) 19時半頃
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[思い出したのは、ミケの言葉。]
『人狼さんと悪魔さんと妖精さんと、人魚さん。 それから、か弱いか弱い人間さんたちがいるんだよ』
…この館の中に…
[人間で無いものがいる、と。今更なれど認識する。]
大変…
[イアンが飲み物などを取りに行っている間に>>270 少女はゆっくりと立ち上がり、その場をふらふらと離れる
館にいる「人間」…特になにかしらの能力を持つ人に会いたい、と願った]
(278) 2012/05/22(Tue) 19時半頃
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― 大広間 ―
[ 椅子のひとつでうつむいているのは、最初の日、ここでチーズケーキを勧めてくれた少女だった。名前は確か、クラリッサ。 シスター・ツェリがそのかたわらで心配そうにしているのは、彼女を慰めているのだろうか。
いくらか離れたソファでは、杖をついた少女が横たわっていた。まだ言葉を交わしていない青年が、心配顔で付き添っている。
...は双方に会釈し、迷いながらも、顔見知りであるクラリッサとシスター・ツェリに近寄った。]
……お邪魔でしょうか?
(279) 2012/05/22(Tue) 19時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2012/05/22(Tue) 20時頃
/*
お疲れ様です
やっとミッシェルと接近…!
よし、もうちょっと大広間にいる事にしようかな
▼▲について色々考えていただき、感謝です(深々
とりあえずヘクターは墓落ち決定、ですよね
あともう一人は?ヤニク?
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2012/05/22(Tue) 20時頃
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[シスターに自分の過去を話ししていると、ミッシェルが大広間に入ってくるのが見え、会釈をして]
……いいえ、大丈夫。
[ミッシェルには自分の話は何処まで聞かれたのかと思うがあまり気にしないで、近くの席を薦め、また話始める。]
屋敷に住むようになってから……。
(280) 2012/05/22(Tue) 20時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2012/05/22(Tue) 20時頃
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邪魔なんざしてねェよ? ちょっと"遊んでるだけ"だからな。
[くつくつと笑いながら、ミッシェル>>255に答える。]
…………
[真っ赤な魔女の絵画を持ち去る女に、ちらりと眼を向けるが。 それも直ぐに、ヤニクへの嘲笑に変わっていった。*]
(281) 2012/05/22(Tue) 20時頃
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巫山戯てなんか無いぜ?
[憎悪を喰らい、けらけら愉しそうに笑う。 夜中に磨り減った分が、ゆっくりと満ちていく。]
わからねェよ?青いのは定着してないかもしれないぜェ? くっく、無理矢理解いて確かめて見るかァ?
[其れこそ、悪魔の聲、だった。]
(282) 2012/05/22(Tue) 20時頃
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― 大広間 ―
[クラリッサの語る過去>>277を、ただ黙って、じっと、聞いていた。 彼女はこちらを向いただろうか。 俯いたままならば、その横顔を見詰めたまま。]
……クラリッサ。
[辛かったでしょう、苦しかったでしょう、そんな労わりではなく、修道女は彼女の名を呼ぶに留めた。
神に許しを請う、彼女はその為に話したわけではないのだろうと、思った。 これまでに聞いた別の告解にもあった。 大きな決断の間際、誰かに自分の一番重い部分を、知ってほしいと願う言葉が。]
(283) 2012/05/22(Tue) 20時頃
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おいおい、御前さんの邪魔なんざひとっつもしてねェだろうが。 寧ろ、手を下さずとも勝手に死ぬんだぜ?
感謝して欲しいくらいなんだがなァ…?
良い良い、殺してみろ。 術も解けずに解く方法もわからずに、 妖精ちゃんが泣いちゃった、なんてアクセントも面白い!
[けらけらと笑う声は、品の無い爆笑に。 首元に伸びる手に、挑発を繰り返し、憎悪を喰らう。
ヤニクが、鎖に手をかけて、そして。]
(284) 2012/05/22(Tue) 20時頃
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妖精チャンは大罪で一杯だなァ?
[片眉を上げて、動揺するヤニク>>251を見やる。 妖精は本来、ヒトとこうして繋がったりしないはず、だ。 彼らは何処かで親交を得ていたのだろう。
―― 悪魔が邪魔なのも頷ける。 感情は知らないが、理解は出来るのだから。]
じゃぁ、"また"な?
[立ち去る後姿に、ひらりと手を振って。 酷く満足げな声で、"挨拶"を。]
(285) 2012/05/22(Tue) 20時頃
|
/*
ですね。
ツェリさんにお任せ、という名の丸投げ(すみません
ではまた**
|
[クラリッサが屋敷に住む様になってから何年経っただろうか。 ある日…その日に限ってはクラリッサはご主人と別行動を取ってしまった――。
ご主人は友人と狩りに行くと言っていたので、クラリッサは屋敷で過ごすと言って別れた。]
夕方、ご主人が…狩りから帰ってきた…です……が…。
(286) 2012/05/22(Tue) 20時頃
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― 大広間での会話の後 ―
[クラリッサたちと別れ、ヤニクを探しに向う。 話の合間に、ヤニクが大広間を横切ったならば、森側の庭園へ向かった事はすぐに知れよう。
緑濃い森の入り口のような場所。 椅子に腰掛ける薄い金色の髪は、どこか寂しげに見えた。]
椅子、お隣よろしいかしら。
[小さく首を傾けて、彼に近づき尋ねる。]
(287) 2012/05/22(Tue) 20時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/22(Tue) 20時頃
/*
▲ヘクター ▼ヤニク か。
▲ヤニク ▼ヘクター な感じですかね。
ですね!
今からの話によって決めますー。
ヘクターに対立までは何としてももって行かねばなので、気合いでぶん回しますわよ!
/*
個人的にはヤニクは全体的な好意持ちかつ行動範囲がとても広いのでまだ表に居て欲しいので、
▲ヤニク ▼ヘクター(ただしヘクターは噛み描写)
が良いのですけれどね。
と、言いつつも。ふと。
村陣営が全然吊りやりたいフラグ無いんでそう見積もっているけれど平気よね……?
|
―森側庭園― [酷く動揺していた。 抱えている感情の量に、胸が締め付けられるようで ふいに声をかけられて>>287、どきりとする。]
っ……!
ツェリ、か……あぁ、構わない。
[それがツェリだと分かれば、表情を和らげて隣の場所を示した。]
(288) 2012/05/22(Tue) 20時頃
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―森側庭園―
[和らいだ表情に、こちらも微笑みを向けて。>>288 彼の隣へと腰掛ければ、言葉に少し逡巡しながら口を開いた。]
……先ほどは、どなたのところへ? ソフィアさんの不調の原因を、ご存知な様子でしたけれど……
(289) 2012/05/22(Tue) 20時頃
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屋敷に帰ってきた時、屋敷内が凄く…騒がしかったんです…。 私はそれが何かわからなかったのですが……。
[クラリッサは帰って来たご主人に会いに部屋に行ったがご主人はベッドに横たわってうなされていた。 心配して近寄ると、ご主人はこちらに気が付き]
『……クラリ、ス。僕を…殺してくれ……。』と、言って来たのです……。 私は…勿論、断りました…。 でも、ご主人は……。
(290) 2012/05/22(Tue) 20時半頃
|
/*
いえいえ、むしろ色々とご配慮に感謝しておりますわ。
私ってRP狼やるの(ピー)年ぶりだったりしますもの、ふふふ。
方針決まりましたらお願いしますわね。
今から私がヤニクさんと対立はほぼ無い、と思うのですけれどねー……
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―朝・時計館2−Z(フローラの部屋)―
[フローラの僅かな反応から、自分にとっての普通は 一般的な人間からしてみたら普通ではないらしいことが覗える。 それについて別に隠す気はなかったが話すつもりもなかった。 しかし、ここまで話してしまったのなら仕方ない、か。]
うん。昔からそういう…第六感て言うの? 他の人よりすこしだけ、強いみたい。 [椅子に深々と預けていた背中を起こすと 膝の上で頬杖を付きながらそう答えた。]
(291) 2012/05/22(Tue) 20時半頃
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それがフツーだよね。僕にもわからないし。
[元より見ず知らずの自分に手放しで 情報を流してくれるとは思ってもいないが 彼女の声色に違和感はなかったから嘘はないのだろう。 自分の見込み違いだったか。彼女でないなら誰が占い師なのだろう。 そう思いながら席を立った時、問い掛けられて>>260 闇色の瞳をそっと閉じると静かに見開いた。]
…悪、だよ。 僕たち一族にとっては。
[唇を噛み締め、絞り出すように呟く。 そして、続く問いには]
僕はね、人狼以外には興味が無いんだ。 まぁ、仕掛けられたら容赦はしないけど。
[口にする内容とは不釣り合いなほどの、 にこやかな笑みを溢した。]
(292) 2012/05/22(Tue) 20時半頃
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