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─ AOKNは続くよどこまでも ─
ぅな……ッ……
[
腹の外と裡とを汚す体液の熱さに、うっとりと目を細め、ゆるやかな吐息をケイの耳に吐きかけた。]
な、ふ……。
外だと、やっぱ、開放感があってイイよねぇ……ッ ひゃ。
[
小さく肩を揺らして笑って、閉じられた瞼にまた口付ける。]
ん、なぁに〜?
[しかし、ほんの些細な悪戯でも敏感に反応するケイに、悪戯心以上のものが湧いてしまうのは、仕方のないこと。
口元にニヤニヤしたものを浮かべ、抱きしめたまま、ケイの身体を組み敷いて]
ね〜ぇ。
まださぁ、足んなくない?
[というか、自分が足りない、足りなくなっただけなのだが。
そんなツッコミを許す間もなく、太い尾がしゅるり、零れた白濁を拭うように身体を這う。]
今度はさ、ケイのこと、もっと気持ちくしたげるよ。
[湿った尾の行き先は、勿論……*]
― 赤・桃・朱・紅・緋・レッド・赤紫・橙の8色で
[触れるところ全てから、銀のねこの体温が伝わる。
包み込まれ、絡み付くあたたかさに溺れそうだった。
もっともっともっと深く欲しい。触れたい。声が聞きたい]
ぐっ ぅぅ、く
[穿つたび悦びを露わにする体へしがみついて、深く繋がる。
駆け引きをする余裕なんてなかった。かなうなら、彼が達するところを見たいとか、そんなことも白く痺れた意識から抜け落ちる。
必死に噛み付いた牙の間からは獣の呻きが漏れた。豊かな尾の付け根を掴みそれ自体が性器であるかのように扱く。
叩き付けるように深くを、押し潰すように浅くを、抉って擦って締め付けられる]
ぅ、ぁぁ、ヴェス…ッ!
[痛みが、走った気がして。
それでもそのまま奔り続け、 いちばん奥へと想いを捧げた]
[情けなく上がった息を整える間、
首へつけてしまったかみ傷を何度も舐めた。少し錆みたいな味。
暫くして肩の痛みに気付き、振り返って、
深くつけられた紅い線を見下ろした]
…ぁ、
[爪の痕。だ。 わかれば、それは ]
ヴェス。これ。
[笑みが弾けた。これ以上ないほど嬉しそう。
苦しいままのヴェスの姿勢を少し緩めて、ぎゅっと抱きつく。
そのまま銀の髪を撫でた。よしよし]
キスしよう、ヴェス
それから
僕の背中がボロボロになるまで遊ぼう?
[ふわっと綺麗に笑って、口付けを強請った]
― オフレコ亭ラーメン事業部閉店時間です
[床に額を擦り付け、過ぎた快楽に身悶える黒猫。イイ]
けどあれやな…
はじめてやし、あんまいじめてもうシなくなっても可哀想?
[白目剥いて痙攣するくらいが一番気持ち良いけど(当社調べ)]
抜いたろか?
[マイクで筒抜けだけど、どうやらラーメン通の客達は皿にひどいめにあわされてそれどころではないらしいから大丈夫。
大丈夫板前にさえバレてなきゃ]
─ 黄昏空に背を向けて ─
[
覗きこんだ貌に、怯えや竦みはないと分かれば、少し嬉しそうに舌を伸ばし、ドナルドの鼻先をぺろっと舐めた。]
……ん?
[手前に流れた髪に、ドナルドの指が近付いてくる。
もっと触れて欲しいというように、心地良さげに目を細め、額を軽くすり寄せた。]
すきだよ。
[そこに色恋の意味は無い。
自身を慕ってくれる猫へ、隔て無くかける言葉。]
だから、一緒に気持ちくなろうね……。
……ん、く……、……ゥん。
[束ねた雄を扱く指先は、はじめのうちは緩やかに、けれど徐々に、快楽を強めるようなものへと変わり始める。
こちらから目を逸らさぬドナルドに、熱を帯びた視線を向けたまま、時折、溢れる吐息を奪おうとするかのように口付けては、また雄を擦り上げを繰り返す。]
ドナルドも、さ……ほら……
……触っ、て……?
[絡みつく雄が、互いの先端から零れる蜜で濡れ始めた頃、もう片手でドナルドの手を軽く引き、促してみた。
そして尾は、様子を窺うように彼の太腿を淡く撫ぜ、するりと臀部の合間に割り込もうとしていた。]
―オール暖色!
[柔らかな首へ牙が食い込む痛みは快楽に変換され、脳髄に甘い痺れが伝わる。
互いの身体にしがみつき、奥まで貫かれるたびにさらに深いところまで侵されるようで。
短く切られた爪を少年の背中に立てていることも気が付かず、余裕の削げた様子で声帯を震わせる]
あ゛ッ、や、アアッ!!
[ただでさえ快楽の波に転がされているというのに、尻尾の付け根が細い指に掴まれ。思わず腰が逃げるが、背後は壁だ。
モップのように膨らんだ尻尾がびくんと震えるたび、孔が締まって余計に彼の成長途中の性器の形がリアルに伝わる。
肩に頭を押し付け、強すぎる快楽に少し涙目になりながら。
それでも浅ましく、腰を揺らしてさらなる快楽を求める。
前立腺を押し上げられ、とぷとぷと前から白濁が零れても腰を止めることが出来ずに]
あっ、んあぁっ、ひぁ、きもち、きもち…い…ッ、
[彼の肩に立てていた爪が、ふつりと皮膚を突き破った感触がしたと同時に。
ナカからじわりじわりと忍び寄っていた絶頂が背筋を駆け抜けて、吐精しないまま、達した]
ぁ……ふ、ぁ、…ん、
[とろんとした声を無意識に出しながら、首を舐める彼の髪を指に絡ませる。
腹の中に温もりが残っていた。
噛み傷の痛みが心地よい。
惚けた余韻に浸っていれば、ふと、彼の背中を引っ掻いていた指に気が付いて。
回らぬ舌で、ごめんと呟けば]
うにゃ
[おやつを貰った時みたいな、それよりももっと嬉しそうな笑みを浮かべたカルヴィンに抱き着かれて。
なぜだか撫でられ、ハテナを大量に浮かべたが悪い気はしないのですり寄っておいた]
んぅ…?うん、キス、しよ……
[天使みたいな微笑みに、まだよく考えられてない顔でおっとり頷いて。
唇を啄み、角度を変えてもういっかいした後、ようよう脳みそに後半の台詞が届いた]
─ AOKNが列車みたいになってる
ふぁ、…ふ ……くっそ、―― 絞まり すぎ
[ぼそりと呟く。かかる息に耳がぴくぴくと揺れた。]
……見られてないか
…気にならねえの?……すきだなぁオマエもさ……
[ホレーショーの髪に指を差し入れる。
む、と尋ねる顔を半眼で睨む。]
動く、な、って――っへ…?
[ごく自然に倒された。2度、瞬き]
あー……
[乱れたままの息を吐きながら、考えていたのはほんの数秒。
回らない頭は、ふわふわと本能に忠実に]
……いいよ、あそぼ。
[もっかい噛んで、なんて。
子供に漏らす予定のなかった本音の一部もうっかり、口から零しながら。
腕を伸ばして、甘えるみたいにぎゅっと抱き着いておいた]
っ、…そ、それは、
オマエが――ひゃ、ぅ …っ!
[言葉が途切れる。湿った尾が這う感覚は、達したばかりの体に刺激的だった]
っ、ば、っか…ぁ、あ
[ひくん、と仰け反る。
尾は、奥まったところに触れたよう。
こいつ、なんで イったばっかなのに、元気なのか。
眩暈を感じながら、黒猫は流されてしまった。*]
― オフレコ亭ラーメン事業部チェーン展開したら怖いなって
……、ひぁ は…
ふ ぃ や…いやぁ あ!や
[肩を震わせて、半ば泣いているようだった。
白目はまだっぽい。自分で抜こうとしても刺激に手が止まる]
ひぃ、ぅ あ
ぬ、け……ぬ、いて、…っ も、だ め…あぁッ…
[手が届くなら、縋るように足なり腕なりを力なく掴んで訴えた。]
― 赤ばっかりで目がァ
[とろんとまるみを帯びた声と余韻にけぶる瞳。
甘えるみたいに擦り寄って来る猫へ、喉を鳴らしてすりすりと頬や額を擦り付けた]
んみゃぅ〜
[啄むような軽いキス、角度を変えてもう一回。
ヴェスの唇は柔らかくて甘いにおいがする。口が溶けてくっついちゃうくらい何度でもしたかった]
いいの?
[嬉しい。
抱き合う鼓動が重なる。今は少し速いだけ、苦しくない心臓が弾んだ]
うん、噛む。
[こくこく素直に頷いて。
抱えたまま立ち上がるのは無理だったので壁の近くの床へ横たえた。達したままの結合が甘く震えて、くち、と音を立てる。
仰のいた銀の猫の首に紅い痕が見える。くらくらするような感覚、背中が疼いた。
もっとたくさん掻き毟って欲しい]
ヴェス、見下ろすの……
すごい いい。 響く。
あのね、
[大切な秘密を教えるように、 かわいい と囁いた。
頭なでなでする手はそのうち髪の一房をすくい、接吻けて、
そうしてヴェスの喉笛へと顔を埋めた。新しいキスマークを刻むため。
にかいめの交合は、ほんの少しだけ穏やかさをプラスして、その分長く続いた]
―相変わらず議事録は赤ばっかりさ!
[小さくて、柔らかい水気の多い唇を啄んで、舐めて。
ちょっとぼうっとした頭のまま、壁から床へ背中に当たるものが変わったのを感じた。
色づいた身体をおとなしく寝させて、手を伸ばす。
彼の薄い肉の下、少し速い鼓動を刻む心臓を掌で確かめて。
微笑ましさに、喉をひとつ鳴らした]
ん…ッ、いい よ?
[結合部が少し動いて、身体に力が入ったが。
微笑みを浮かべたまま、ゆるりと頷く。
視界に、多分欲情してるんだろう目が、まっすぐこちらを見下ろすのが見えた。
ちょっと怖い視線が注がれて、捕えられた獲物の気分にぞくりと胸が高鳴る。
期待に、唾を呑み込む。首の穴が疼いた]
ん……見下ろされるの、好き…。
[もっと噛みついて、支配してほしい]
うん?
[内緒話をするように声を潜める少年へ、耳をぴんと立てて。
頭を撫でられるまま、その四文字を捉えた。
ぱちん、と目を丸くして、瞬く。
髪に口付ける彼へ不満を言おうと口を開きかけたが]
あっ、ちょっと…ン、
[柔らかな喉笛に新たな支配の証を刻まれ、不満は結局言葉になる前に喘ぎに変換されて。
二回目の交わりは、赤ちゃん出来ちゃう、なんて呟いたくらい
甘ったるく執拗に続いた]
― 夏草に背を預け
[手のひらに額をすり寄せてくる様は、仔猫のようで。
自分よりも大型なのに、よほど無邪気なホレーショーの髪を、何度も梳いて。]
ん……
……俺も、お前のことは、好きだな。
[どちらの意味で言われたのかわからず、返事に少し考えたが。
友愛の意味でなら、かなり好きになっているのは事実で、素直に口にすることにした。]
そ、だな。一緒、に、んっ。
[強く、高見へと押し上げられる手の動きに、言葉を発する難易度が上がる。]
あっ……ふぁ、……あ、
[意味のない発音のみが口から漏れて、口づけられれば強請るように唇を舐めて、何も考えられなくなっていく。]
……そう、ホレーショぉ、も。
[肩で荒い息をつきながら、言われるがままに重なる雄を手で軽く握る。]
あ、一緒、な……っ、
[譫言のように呟いて、気持ちの良い場所を探り、見つければ夢中で動かして。しかし、奥底へと続く場所へと尾で撫でられれば、一瞬、体が怯えたようにびくりと跳ねた。
は……あ。大丈夫、だから……このまま……
……やめないで、くれ……
[体が動いたのはほとんど無意識のこと。
だからやめないでほしいと、汚れた手同士を重ねた。*]
― オフレコ亭フランチャイズ募集中
[コマンド?
もっといじめる
ニア たすける ]
うん、うん。よしゃ、力抜き
[縋るように掴まれた腕と握手した。ぎゅっぎゅ。
自分で抜こうにもどうにもならないらしい。本当かわいいですね]
お漏らしするかもしれんけどここ店だし、咥えとったらええよなー?
[尿道バイブのスイッチを切って、すかさずそのまま引っこ抜く。スピード感が大事。
そして、おおきく開けたおくちを近づけた。
多少間に合わないとこもあるかもしれないけど、あむっと先端を咥えて受け止める。
残さずごっくんできるかな? 店員さんお疲れさまでした**]
― 眼に優しくない議事録跡地
[その背中は、薄くて まだ腰も細いけれど
触れれば折れるような骨の浮いていた かつてのそれではない]
ん、…ヴェス
[ピリピリとした痛み。
幾筋も走った朱の線と滲む血を、誇らし気に負う]
今度、口でするのおしえて
[真剣な顔。ラグドールを見下ろす。
膝の上に乗せてもらった頭の重みに安心する。端正な鼻筋をくすぐって前髪をかき上げたてやった。
休憩や水分補給を挟みながらの5回、馬鹿みたいに身体を繋げた。優しくしたり烈しくしたり…たぶんライオンほどにはしていないけど。
牙痕だらけになってしまったヴェスの身体は
前よりもっと綺麗だと思う]
舐めてたらいいけど、口に入んない
なんで?
[正確には歯が当たった。張りつめたヴェスの陰茎に牙の切っ先が埋まってしまった時の反応を思い返して、 僅かに頬を染めた*]
― オフレコ亭集まりそうで怖い
――っ、ん、ん……っ
[こくこくと頷く。必死だ。
手を握り返した。この際恥は、今は見ない振り ――が。]
っ、は、……もら、す……?
[ 固まった ]
い、いやっ、……トイレ、……っ、
ひぐ、っあ、は、ふあぁ……!!
[堰き止めるものがなくなり、強烈な射精感が襲う。 咥えられた熱も助長して。大きく背を仰け反らせて、喘ぎ、溢れさせた。]
は、く、ふぁ、……っあ……ん
[ びく、びくん、と魚のように跳ねてから、ぐったり、力が抜けた** ]
─ れっつAOKN(ボーナストラック) ─
おいらがなぁに〜?
[
どうしてもケイがヤだっていうなら、やめるけど……。
[無理矢理を好かない身としては、その言葉に、一応は嘘はない。
けれど、反り返る腰も、悪態も、イヤとは程遠いと知れば、やめる理由があるはずもなく]
……んぅ、ふ……ッ
[ぐ……、と尾に力を込め、孔の中への侵入を試みさせる。]
ぁ、は……、ど〜しよう……
ケイの、また……ッ
抜くの、惜しいなぁ〜…… なんて
[自身の裡におさめたままのケイのモノを絞め付けて、育て上げようとすれば、つい楽しくて笑いが漏れた。
惜しいのもやはり本音だが、それよりも今は……]
でも……ッ ……ハ、ん
[ずるりと抜けば、先猫達のものも混ざり合った精が、とぷりと孔から零れ出た。
同時に、ケイを緩やかに弄んでいた尾も抜き去って]
今は、コッチ……かなぁ……?
[かわりに、いつの間にかもう元気になっていた己の熱を、ケイの孔に宛てがった。]
―そんなあなたに携帯表示
ふぁ
[名前を呼ばれ、くたりと横たわったまま顔をカルヴィンに向ける。
5ラウンド。若い彼が求めるままに応じて、発情期でもないのに腰を振って
体力がつきても性欲は尽きず、もっともっとと彼の耳を甘噛みしたりして。
首から血を滲ませたまま、うっとりと余韻に浸る。
狂乱の宴の後では膝にあずけた頭を起こすのも面倒で、おとなしくぬいぐるみのように身を任せる。
真剣な顔をするもんだから、なにごとかと耳を立てた。
汗で張り付いた前髪をかきあげられ、額がすうすうする]
ふは、
[なにを言うのかと思えば。
牙の切っ先が当たった時の甘い痛みを思い返して、くすりと笑う声に艶が籠る。
染まった頬に指を伸ばして、ううん、と考えるふりをした声を出し]
……子供だからかな。
[からかい、はぐらかすような声は。
ちょっと彼に怒って欲しいという、甘える思考から*]
─ 黄昏は輪郭を曖昧にする ─
……そ?
ならばよかった。
[
軽く舐めるだけのものから、強く押し付け合い、唇の隙間から舌を割りこませ、絡ませて]
……ッ、ふ…… く。
[ぴちゃぴちゃと、唾液の音を響かせる。
重ねたままで擦り上げる熱は、ひとりでは握り込めぬほどになっていたが、ドナルドの手も合わされば、より強い刺激を求め、腰を押し付けるようにして擦りつけた。
零れる雫が混ざり合い、付け根に生えた体毛を濡らしてゆく。]
ん、っ……?
あ…………
[しかし尾が後孔へ触れた瞬間、ドナルドが見せた微かな怯えに、手の動きも尾も、一瞬動きを止める。]
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