25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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―裏庭・日陰の椿― [花は虚ろに目蓋を開く。 芝に横たわる躯、土の匂い。指先を持ち上げれば触れる花びら]
……手放したくないなら、 そのまま閉じ込めでもなんでもして、
枯らしてしまえばよかったのに。
[くらり、と揺らぐ記憶の端、 思い返すは友の言葉とあたたかな手]
(@22) 2010/08/05(Thu) 22時半頃
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[庭の傍らの葉椿には、無論花のひとつもなかった。 眼差しは友の瞬く黒檀に遷ろう。 友へ告げた言葉は、主に禁じられたこと、舞うな笑うな出歩くな。 他にもあったか、それは記憶の定かではなく。
伸びてきた指先が己が指に触れる、 ずるり、と手を落とせば、優しく撫でるその指先。 脆くなる、眸を狭めて、震える口唇を一度かみ締める。
懐かしい名を呼んで続く言葉に、 けれど黒紅はきつと目元厳しく見据えた。 それほどの花だ、と――]
「それほど なんて、 ねえ、その価値は誰が決めたの?」
(@23) 2010/08/05(Thu) 22時半頃
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[才能だとか扱いきれぬだとか、“主”に告げられた言葉を思い出す。 花の価値などそれを認める者の裡だろうに、 何故持て余すなどというのか、わからずに。
――わかっているのは八つ当たりじみているということ、 髪に触れた手に引き寄せられれば、つめたい指先は上衣を捉えて小さく縋る。 けれど泣きはすまい、とやはりきつく口唇を噛みしめて、かみしめて――意識は途切れる]
[傍らの葉椿、八重の牡丹咲き ――白い椿花の名を、白拍子という。 踏みにじられるも、またあわれ]
(@24) 2010/08/05(Thu) 22時半頃
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極めて不正解だ。 覚えられないのではない。 覚えているが普通に呼ぶのはつまらない。
[睨まれたところで痛くもかゆくもなく、 いつの間にか懐から出てきた扇は虎鉄の額を叩くために振りおろされる。 黒漆に螺鈿蒔絵の施された扇も、作られた時は まさかこんなことに使われるとは思ってもみないだろう]
…まあいい、何の用だ。
[すっかり自分の自由だった]
(313) 2010/08/05(Thu) 22時半頃
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[言葉を失い表情を失い、立ち尽くす]
(314) 2010/08/05(Thu) 22時半頃
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――高嶺様
[憂い含みの安堵の表情が見え、 探し回っていたとき、聞こうと思っていたことを 俄かに思い出す。けれど]
――はい。
[呼ばれれば頷いて、 顔色を変えた冬色を一度だけ流し見て ――りん、と。 鈴の音残して入るを許された部屋へと足を向けた。]
(315) 2010/08/05(Thu) 22時半頃
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―高嶺の部屋前―
なんやろ……
[その場の空気に違和を感じた。 それは高嶺からであり、ロビンからでもあったのだが。 何が違和なのか掴みきる前に、高嶺から部屋の中へと命じられる。]
そやったら、えぇんやけど。
[小首を一つ傾げ、乾とロビンに礼を一つ向ける。 その時になって、やっと、ロビンに感じた違和の欠片を感じ取った。 けれど、その場で何を謂う訳でもなく、ただ立ちつくすロビンに心配気な視線を向けた後、鵠を苔色で一瞬見やってから、高嶺の後に続いた。]
(316) 2010/08/05(Thu) 22時半頃
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[途切れた先に、思い返すは、 一度手放されたときのこと]
――けれど、 ああ、そうだ……
署名を記されるまでは、まだ、私は―― [あの方の花、なのだ と。 ――記すべき書などあろうはずもないののだけれど。
途切れた意識も、己の在る場所も不思議を思うことはなく、 黄泉花はふわり 彷徨いうつろう]
(@25) 2010/08/05(Thu) 22時半頃
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行かなきゃ、な。 うん、行かなきゃ…。
[肩の感覚に篭っていた力 緩くなっていく 言葉には頷くけれど 躯と心は動けぬまま]
《花主さま》は…行かなきゃ、だよな。 ごめん…引き止めて…。
[謝るけれど、躯は離せぬまま]
(317) 2010/08/05(Thu) 22時半頃
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……今宵からの舞には? ……昨日とは何か違うってこと……?
[なんだか昨日と違って話していて不安になる。どうしてなのか。]
……見つめられただけで恥ずかしかったら。 そんな事言ったら舞えないんじゃない?
(318) 2010/08/05(Thu) 22時半頃
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―庭―
[見えたと思った人影もすいと消え。 天を見上げて周囲が暗くなっていたのを知る。
手に笛があれば違ったかもしれない。 あの音ならばあるいは届いたのであろうか。 それも今は遅く]
宴が始まってしまう。
[彼も花。我も花。 ならば向かう先は同じ、の、はず…。
肩を落として庭を去る]
「その価値は誰が決めたの?」
[厳しい色の黒紅が、胸の奥に焼き付いていた]
(319) 2010/08/05(Thu) 22時半頃
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[やがて、黄泉花は―― あてどなく彷徨うその先で、 再び“主”が傍らに白き桜花の在るを見る。
されど、その姿は陽炎。
その場にひらり、と舞い落ちた、 踏みにじられた白花の一片も、やがては消える幻]
(@26) 2010/08/05(Thu) 22時半頃
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なんつー、ヒネた…
[名を呼ばない理由を知り、少しばかり脱力した表情を見せたが。]
―――っだ!
[ぺんっ、と額が小気味良い音を立てると眉間に皺を寄せて額を押さえた。]
いって…お〜ま〜え〜な〜…どんっだけ自由なんだよ! 用も何も、こんなトコでぼーっと突っ立ってっから、何してんだって聞いたんだよ! そうだよ、質問してんのは俺だっつの!
[不思議なペースに巻き込まれて忘れそうになっていたが、元々問いかけたのは己の方だった事を思い出したようだ。 額の痛みもあって、ぎゃーすかと捲し立てる。]
(@27) 2010/08/05(Thu) 22時半頃
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はい……どう違うかは 始まれば……始まるまでは、秘密です。
[舞台上から見下ろし、右人差し指を口元にあて 邦夜に不安を与えているとも知らず笑う]
あははは、舞ってる時と、舞っていない時と それは大きく違います。 舞っている時は曲に、舞に集中して 見られることこそ花の悦びとなりますが…… ……舞っていなければ、花といえど只の人 見詰られれば気恥ずかしさも感じるんですよ
(320) 2010/08/05(Thu) 22時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 22時半頃
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煩い、黙れ。喧しい。
[更に追撃。今度は結構いい音がした。 曇らないように扇の親骨を紗の上着のそでで軽く拭いつつ]
まったく、物思いに耽る暇もない…?
[かさりと、何かの気配があったように思った。 木々の狭間に視線を投げるも、 既にそこには椿の花の名残すらもなく 男はただ首を傾げるばかり。
空には月が昇り始めようとしていた]
(321) 2010/08/05(Thu) 23時頃
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[一番先に部屋へと入っていった高嶺は ロビンの失せた表情を見なかったかもしれず]
―――…次の宴まであと僅かだな。
[部屋に入ると、二つの花に背を向けたままそう呟く。 窓の外は夜の気…月が、そろそろ満ちる。 振り返る顔は、常と変わらぬ花主の顔。 二つの花を見てから…、それは、少し崩れる。 憂いの消えぬ、困ったような微笑に。]
…返事を持ってきたのか?
それとも――…
[華月には、茶器を置くように言うだろう。]
(322) 2010/08/05(Thu) 23時頃
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説法師 法泉は、現れた二つの花に会釈をして。ロビンの様子に目を留める
2010/08/05(Thu) 23時頃
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い゛っ―――〜〜〜…っの、やろ…ッ
[先程よりいい音が裏庭にこだまする。 虎鉄は額を押さえながら、上半身を丸めた。]
さっきから、人をぺんぺんぺんぺんと! 扇はそういう事に使うもんじゃねえだろが!扇に謝れ!
[涙が滲んだ瞳で睨み上げるが、謝れと言う先は虎鉄ではなく扇だった。 視線を何処かに投げる様を見れば、虎鉄も首を傾げ。]
……何だよ?
[同じように視線の先を見たが、其処にはただ木々が風に揺れるのみ。]
(@28) 2010/08/05(Thu) 23時頃
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執事見習い ロビンは、説法師 法泉の傍に控えたまま、動かぬ人形のよう
2010/08/05(Thu) 23時頃
記者 イアンは、手妻師 華月斎に話の続きを促した。
2010/08/05(Thu) 23時頃
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さて。矢張り頑固だな。 花も花主も。
[小さく呟いた言葉は口の中だけに消える。 色を失うロビンの眸に目を伏せて]
行きましょうか。 どちらか希望はおありですか。 舞台を先に?
それとも、洋琴を用意させにでも行きますか。
[既に館の主が捕らえられてるとも知らず。本邸への廊下を歩き始める]
(323) 2010/08/05(Thu) 23時頃
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記者 イアンは、本屋 ベネットがコントってって逃げてないのを知らない。
2010/08/05(Thu) 23時頃
執事見習い ロビンは、手妻師 華月斎が違和を覚えたのは顔色失ったそのことか、法泉の傍にあったことか。
2010/08/05(Thu) 23時頃
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―高嶺の部屋―
[扉を閉めたのは、華月と鵠とどちらであったか。 憂いの消えぬ困った風な、花主とは少し違う高嶺の表情を見て、華月も一瞬困惑した表情を見せた。]
……わての返事は、話もろた時からきまっとります。 出来れば、次の宴までに、 高嶺様に判断貰いたいと思うて、きました。
[促されて茶器を置きながら、言の葉を紡ぐ時は、もう常とは変わらぬ――否、何か決意を秘めたような微笑を浮かべいた。]
見てもらいとぅもんがあるんやけど、見てもらってもええですか? 鵠さんにも、見て、知ってもろて、 選んでもらお思ってついてきて貰いました。
[ちろりと、苔色を紫苑色に向け、そして黒檀に戻した。]
(324) 2010/08/05(Thu) 23時頃
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>>317
うん?お前は行きたくないのか?
[置き去りにするつもりはなく、 ただ、不安げな様子に、問う。]
行かなくてもいいんだと言いたいが…。 招待された身、それは失礼にあたってしまうのでな。 ただ、それはお前も一緒だろう。
どうしても行きたくない理由があるのなら別だが…。
(325) 2010/08/05(Thu) 23時頃
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え、あ
すみません ……白昼夢を
[小さな呟きは届かない。 ただ、声をかけられた後 瞬き一つして弾かれたように顔を上げた。 申し訳なさそうに眉を下げる]
舞台? ああ、ええと
そうですね、洋琴がどうしても欲しいので
[何の話であるか理解し、頷き 半歩後をついて本邸へと歩みを進めた]
(326) 2010/08/05(Thu) 23時頃
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私は二回しか叩いていない。 勝手に倍増しにするな。 大体、私の持ち物を私がどう使おうと勝手だろう。
[聞く耳を持たないとはまさにこのことである。 見やった場所に影も形も今はなく]
…いや、誰かいたかと思ったんだが。 気のせいかも知れん。 この邸……出る、と言う噂だしな。
[まさか、目の前にいる喧しい花がそうだなんて天地がひっくりかえっても思うまい。 それ以上に今、男の頭を悩ませているのは別の事]
(327) 2010/08/05(Thu) 23時頃
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―高嶺の部屋―
[色の失せた冬色の表情、 後ろ髪引かれながらも部屋に入り。]
…そうですね。 今宵、佳き月で――
[困ったような微笑を見て、言葉を一度、切った。 胸元に手をやり、髪結い紐を出すかは ――逡巡している。]
…、……私は、… お話も、したく思っておりましたが 華月が――
[華月の言葉に、頷く。 紫苑色は苔色を、――少し、思わしげに見て]
(328) 2010/08/05(Thu) 23時頃
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すまん、ちょっと遅れるかもしれぬ。
[行かねばならぬが、動こうとしない花。
仕方なく、小さくそれだけ囁いた。]
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[満月の夜が近いからか、それとも己の私室だからか。 厚い筈の面の皮が、今日に限って上手く扱えず。 高嶺の名を外せば、月下の花主と同じ顔立ちから 憂いの色が失せることはない――…其れが、朧の貌。]
―――…なら、華月の話から聞こうか。
[宴まで、それほど時間がない。 迷っている様子もまだ見受けられる鵠を仰ぎ、 黒檀は手妻を扱う花を呼ぶ。 瞬くのは、その微笑が常とは異なって見えたから。 滅多に見ぬ困惑の顔を見た後だから気のせいかもしれず]
……? ――…見せてみろ。
[一度は剪定した花、選べと言われれば 考えるように一瞬口を閉ざし、そう口にした。]
(329) 2010/08/05(Thu) 23時頃
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……?はい、わかりました……
大丈夫です、やり遂げて見せます。
舞い手の花なのですから。
[聞こえた声にきょとんと。その後淡く笑んで。
ただ、通信が入ったついでに
暫く口篭って…言うとおりにしてくれれば
どうせばれること。意を決し話す]
……本郷殿に宴前に逃げるよう勧めました。
彼は人を殺そうとしても殺せない人。
多分獣ではないかと思いまして。
けれど、職務違反です。
この件のセンターからの罰は私が受けますので…
御報告までに
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そういうものなのか。
[元々あった身長差が舞台の所為でよりいっそう高くなり。見上げているのが少々癪に障る。……無理矢理視線をそらしてぼやく]
……俺、背は低くないとおもうんだけどなあ……
(330) 2010/08/05(Thu) 23時頃
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―大広間―
[普段は薄く引くのみの紅を銀朱でくっきりと。 落花「夜光」の好んだ色。 選んだのは「人の業」という言葉が耳に残っていたからか]
天満月様。イアン殿。
[大広間の扉を潜ると、見えた姿に頭を下げた]
今夜はイアン殿が先ず立たれますか。
(331) 2010/08/05(Thu) 23時半頃
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細けえ奴だな。 一回叩いたら、二回も三回も四回も大差ねえっつの。
それに…お前の持ち物かもしれねえけど、扇がそんな風に扱われるのを見るのは不愉快だ。
[フン、と鼻を鳴らす。 しかし「出る」と聞けば、口を一文字に結び。 ぎぎぎと首を固く動かした。]
ま…、……まじかよ…。
[知らぬが仏。 まさか自分自身に怖がっているなんて露ほども知らず。 出ませんように、成仏してください、などと拝んで。]
……何、お前も怖ぇの?
[少しばかり難しそうな表情の本郷を見上げた。]
(@29) 2010/08/05(Thu) 23時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 23時半頃
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そういうものですよ。 邦夜殿も何か楽を嗜めばわかるかもしれませんね
[聞こえた身長の話には 最初きょとんとした後肩を竦めて]
私が大きいんですよね…結構。
おや、夜光もこんばんは。 ええ、今宵の一番手は私が勤めさせていただきます。 準備も万端なんですよ? ……今宵は昨晩とはまた違う雰囲気なのですね
[新たに広間に現れた姿に 台上から丁寧にお辞儀をして向かえて]
(332) 2010/08/05(Thu) 23時半頃
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