208 【突発誰歓】ーClan de Sangー【R18薔薇】
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──怖い?それは無いわ。 アタシが貴方に触れないのは、ルールやマナーを尊重しているだけ。 知っている筈でしょう? 本当は、この指の温度も、肌触りも。
[彼からこうして寄せられた唇は、果たして何度目か。 その感触に揺れた指を黙殺して、覗き込まれた目を見返す蜂蜜色は、何かを試す様な声音と同じ色を孕んで。
最初の頃は確か数を数えていたが。 それが百を繰り返す前にはもう飽いていた気がする。 己も記憶が朧気なのには変わりない。 ただ、それでも忘れないのは、目的があるからなのかも知れないと思いながら、自ら指先で彼の肌を求めた。*]
(271) 2014/12/24(Wed) 00時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/12/24(Wed) 00時頃
半の目 丁助は、メモを貼った。
2014/12/24(Wed) 00時頃
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本心だよ
[殺されるならあなたにが良い。 閨の睦言か本心か。]
目を閉じても俺には見えてるよ
[初めて触れられた娘の様に、ぎゅっと目を閉じる彼を揶揄して。灯る熱や、上位の者の薄笑いではなく恥ずかしげに振る舞う。
それは長年の手管なのだろうか。自分にはわからない。本心のからのものであれば良いのに。]
ふふ、そう あなた、しか、見てない
[胸元に舌を這わせ、彼の体が素直に反応する。それが嬉しい。触れる場所に反応して、溢れる甘い声。]
ん、?これ どうやったら解ける?
[彼の下履きは自分には未知のもの。目当ての場所に手は届かず、困り顔で問うと、>>260丁助自身でそれを紐解こうと]
(272) 2014/12/24(Wed) 00時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/12/24(Wed) 00時頃
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[だけどその時>>267]
…! チッ
[主の声が外から聞こえて思わず舌打ちをする。]
だから、薬飲んだ?って聞いたのに…
[いまいましげに立ち上がり、言われた場所へ薬を取りに向かう。主人は既に立ち去った後。]
今日は邪魔ばかりだな [ため息をつき彼へ薬を差し出し。]
続きする? それとも食事しに行く?
俺もまだなんだよ
(273) 2014/12/24(Wed) 00時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/24(Wed) 00時半頃
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[すれ違うなとの祈りは、神に聞き届けられたか否か。 ちょっかいでもかけてやろうかと思ったが、さすがにそれはやめておいた。
命令とお願いの答えは口から出されぬままたどり着けば 掴まれた腕は寝台へと引かれる。 腰かける寝台は意外と柔らかく、先客が床に落とされ。 衣擦れの音がやけに耳についている。]
……く、ふは。 そぉな、苛めすぎるんもよくないか。
[いつぞやと謂った、好きな子ほどいじめたいというのは 誰のことやらと少し笑って、ベッドを軋ませてゆっくりと押し倒す。]
(274) 2014/12/24(Wed) 00時半頃
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― 自室 ―
[さり、と墨を擦る手を止めた。半紙の上に綴られたのは詩が一つだけで、卓上には食事に向かう前とは別の複写元を開いている]
開いている。 ……ああ、でも暫し待て。
[ケイイチ>>252に入室の許可を出したものの、振り返って見れば扉の前で紙の山が崩れていた。自室は四方の内半分を天井までの本棚に占められ、足下は堆く築き上げられた半紙の山。可搬式の棚にも載りきらないものについては、残る窓際や寝台にまで陣地を広げている。恐らくはケイイチが散らかした蔵書室>>67>>68より酷い有様だ。 良い加減に整理しなければと思った――思えばまともに整理をした記憶が“残っていない”]
すまない、崩れた。
[扉の前に崩れた半紙を片手で抱え上げながら扉を開く。腕の内には、積み上げた状態でそれと見て取れる程に鉄錆色へと変色したものも含まれている。…何時だったか認めた日記の一部だろう]
(275) 2014/12/24(Wed) 00時半頃
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[座る所なぞ寝台か書き机しかないが、好きな場所を使うように伝える。戸棚の中身を問われたならば]
経文もあるが……多くは詩歌だ。 小説は差程置いていない。
[そう呟いて、卓上に広げたままの書籍を取り上げた。蔦の巻いた壺を描いたであろう抽象画が、頁を捲る中ではらりと姿を見せる]
[ケイイチが興味を示したのはどこだったか。本棚以外に向いたのであれば、彼の視線の先を辿るようにして言葉を紡ぐ。 此方が“命令”した事項については、ケイイチが口にするまで特に触れない]
(276) 2014/12/24(Wed) 00時半頃
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[かけられる体重と、背に感じるシーツの感触。 シーツの布一枚とっても、上等なものだということはよくわかる。 だから普段寝るときは、シーツを汚さないようにと気を使っていた。 素肌で寝転がることなんて、殆ど無い。
筈、なのだが。]
……、
[それでもこの感触が初めてではないと、知っている。 こんな風に肌を露わにして、直接にこの肌触りを背で感じたことがある。 いつ、どこで知った事か、それはもう曖昧な霞の中。 上手く思い出すことが、できない。
手を伸ばし、その首へと絡ませれば、軽く力を込める。 片方の腕に巻かれた歪な包帯は、目を凝らすと薄らと赤が透けて見えた。]
薬。 ……飲んでなくて、本当に平気、なのか。
[揺らいだ赤色がその瞳を見上げれば、恐る恐るといった風に尋ねた。]
(277) 2014/12/24(Wed) 00時半頃
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[>>270 時に淡く時に冴え冴えとした冷たさを孕む蜂蜜色に今は芯あるものが宿り。 男は出来た弟分であるニコラスの、この稀に見せる熱を好ましく思っていた]
辛そう? そう見えるか。
[彼らの前では、逆らうことは出来ぬがのらくらとした粗放な男、 その程度の認識であろうと思っていたが、 問うニコラスの疑念に素を感じ、自嘲めいた笑みが浮かぶ。 それは目の前の青年のものより、歪で出来の悪いものだったろう]
ニコラスは、優しいな。 お前は覚えているか? まだ、外の記憶を。 俺は……。
[脳裏に浮かぶ像に再びの衝動が湧き上がりかけるのを、 胸押さえ、奥へ押し込む]
(278) 2014/12/24(Wed) 01時頃
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……いや。 覚えている、知っている……お前の、 お前とのことは。
[>>271 己の唇を受け入れる触りの良い唇が、 この時ばかりは弧を描くことはないのだろう、 そんなことを考えながら唇を啄ばむ。途端、感触の蘇る。 味わい、しかしまだ求めたらぬ重なりを身を反らし離れれば、 粘液が口許を辿る]
それは、今は要らぬ。 お前の尊んでいるものは、捨てよ。
[ルールやマナーを捨てろと彼に放つ言葉こそ命令であるという矛盾。 目の前の青年はそれをどう思ったか。 ガウンを脱ぎ捨て身を纏う煩わしさから解放されれば、 満足気に息を吐き。 しなやかな指先が己の身体に触れようと伸びるに任せ、 その背をかき抱く*]
(279) 2014/12/24(Wed) 01時頃
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理性子 参休は、メモを貼った。
2014/12/24(Wed) 01時頃
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う、五月蝿い。言うなっ!
[>>272生娘のような反応をして居るのを揶揄われた気がしてむきになって言い返す。]
……あ、野暮な事は言わないでおくれ。
["命令"になって仕舞ったかと直後にお願いの形に言い直す。実際の所は彼にだったら揶揄われたって嫌な気はしないから。
彼の舌先が胸を湿らせる感覚と同じくらい彼の言葉を好いと感じてしまう。 「あなたしか見てない」なんて甘い言葉、よくもまあ吐けるものだ。
でも駄目だよ、あっしは同じように甘い言葉を口にしておいて戯れで終わらせるような器用さは持ち合わせちゃいない。 たとい何時か忘れる恋だとしても、折り鶴を折る時のように此の指がお前さんの温かみを覚えた侭で居るかもしれないのだからそんな想いは抱けない。]
(280) 2014/12/24(Wed) 01時頃
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[丁度下着をはだけようという時か。 無粋な邪魔が入る。>>273
舌打ちをして薬を取りに行ってくれるじぇれみの姿がなんだか可笑しくって笑いが漏れた。]
ふふ。何だか可愛らしいじゃあないか。
[べっどから起き上がり崩れた着物を直す。]
気分が削がれたという訳じゃ無いが。 あっしと夕餉を共にしてくれるかい?
[唇を三日月の形に微笑ませる。]
今なら屹度二人きりだ。
[所謂でぇとという奴と似たような状況になるかと胸の内で考えている事は内緒。**]
(281) 2014/12/24(Wed) 01時頃
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半の目 丁助は、メモを貼った。
2014/12/24(Wed) 01時頃
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[ベッドに押し倒す、軋む音。 その些細な間に意識が少し離れたことを、空気で、視線で感じとる。 ふふっと軽く鼻で笑うと、絡んでくる腕は少し強く。 けれど、唇が紡ぐのは恐る恐ると尋ねる声。]
あんま恥じらわんのぉ? わしは何人目じゃろか。
[わざと寂しげな顔をして見せる。 どう反応が返ってくるか、それだけが見たいという欲求。]
今んとこは。 なん、まだ怖いけ?
[滲む赤が見えて、するりと口付けを落とそうか。 血を啜るのではなく、傷がなおる『おまじない』に。]
(282) 2014/12/24(Wed) 01時頃
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『暫し待て』
[りよーかい。なんて心の中で返して扉隔て待つ。次に謝罪と共に扉が開かれた時―――]
お邪魔……おお、凄い紙の山。
[墨と紙の独特の匂いの部屋に、いっぱい紙を抱え込んだ参休の後をついていく。 ふわり、とついてく不要に浮いた紙は何時のものか、くすんだ茶色と化した日記の紙切れ。
落ちている紙を極力踏まないように気を付けながら促されるまま寝台に座り、物珍しい様子を見せる。じっと戸棚を見て、目を凝らせば見透かされた様に内容の説明が入った。]
へぇ。歌とか好きなんだ。歌詞、とか? ……それにしても凄い量。
[辺りを見回しながら量とはつまり紙。 音楽を聞くように見えないから歌詞の類かと。]
(283) 2014/12/24(Wed) 01時半頃
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[何人目という問いに、意識を戻す。 表情だけでなく、声すらも寂しげに聞こえたのは、錯覚だろうか。]
……知らねぇよ、覚えてない。 覚えてねぇから、お前が一人目だ。……それでいいだろ。
[そんな風に誤魔化した。 記憶も曖昧な中、誤魔化す以外の言葉が、見つからなかった。 恥じらいが無いと言えば嘘になる。 肌を晒すことに抵抗が無いのは、日頃の包帯の交換があるせいだろうが。
腕の傷へと包帯越しに触れた唇に、力が緩みかける。 そういえば、昼もそんな風にして唇を触れさせていたか。まじないだ、と口にしながら。 それが布の向こうにあるものを目的としていないのだと悟れば、腕の力で身体を引き起こし、顔をぐっと寄せて。]
……怖くない。 怖くないから、……はやく、続き、
[強請る言葉を、自ら寄せた口付けで強引に打ち切った。]
(284) 2014/12/24(Wed) 01時半頃
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[彼の体が近くにあるならば、手を伸ばす。遠いならば寝台から少し出張しようか。
一回りも二回りも小さく見えるその体躯を正面から抱き寄せる。 突然に驚くか、平静かはたまた……その様子を受け止めれば左耳に口を寄せて擽るように問いかける。]
俺に半紙見せる、ってのが夜の本番じゃないよね?
[足元に散らばった紙が互いに擦れ合い、カサカサと音が鳴る。 一種の微笑を湛えて寝台へと誘う。]
(285) 2014/12/24(Wed) 01時半頃
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アタシは優しくなど無いですわ。
[記憶が朧気な中で、更に朧気な者たちを弄び暇を潰し、時折こうして自分の目的を果たす機会を窺っているだけ。 昼に詰ったジェレミーと、その本質は変わらないのかも知れないと、それを口にすることはないが心の片隅に置いておく。 どうせそれは直ぐに忘れてしまう程度の蟠りでしかない。]
──外は、如何だったかしら。 アタシも覚えているようで、実は忘れてしまっているのかも知れませんわね?
[目的の終着点は其処だった筈だが、それも今となっては霞の奥の奥へと沈み込んで形を成さなくなっている。 ただ己に残されたのは、その過程としての何か。]
そう、覚えてらして?なら良かった。
(286) 2014/12/24(Wed) 01時半頃
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[最後に彼の体液を味わったのはいつのことか。 昨日か或いは去年か、それとも百年前か──。 それでも重ねた唇から委ねられた唾液は、霞掛かった頭の中で確かに鮮明な形を持って存在している。 ルールやマナーを捨てろ、と"命令"されるのもいつものことだ。 ライジはいつも、優しい。 多少ぎこちないながらも笑みを見せようとしてくれる彼の方が、本来は己よりも遥かに優しいのではないだろうか。 酷くされた記憶が残ってないだけなのかも知れないが。 少なくとも、己の為に他者を利用しようとせんが為に浅ましい記憶のみを留めている己よりは。
会話の合間、離れた己と彼の唇を繋ぐ銀糸の軌跡に視線を落としながら浮かべた微笑みは、いつも描く綺麗な弧ではなく右側だけを上げる歪な形。]
貴方を頂戴?ライジ。 たくさん、たくさん。アタシが満足するまで──。
(287) 2014/12/24(Wed) 01時半頃
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[それでも、ころころと鈴音の笑い声は変わらないままで。 ガウンの下から表れた彼の素肌に触れることが叶ったなら、そこから流れる曲線を描いてその胸元を辿って。 それに合わせるように身体を抱き込まれたなら。]
──あッ……!
[小さな鳴き声を上げつつも、その腕の力に甘えることなく自ら擦り寄るように身体を彼に預けた。 叶うなら、再度唇を強請るよう、顎を上向かせて彼の顔を見上げて。 その瞳に宿るのは純粋な欲望の熱と、繰り返しの中にあって燻り続ける野望の熱。
退屈を紛らわす快感と、交わる体液で己の血が濃くなればという算段と──。
後者は悟られぬようにとは思っているが、もしかしたら、いつか彼に話したことがあるかも知れない。 もっとも、彼も己も、それを忘れているのだろうけれど。
もしも、彼が焦らす素振りを見せるなら、自分から噛み付くつもりで。*]**
(288) 2014/12/24(Wed) 01時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/12/24(Wed) 01時半頃
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[「本心だよ …」と囁いた 殺されるならあなたにと、
殺してと頼んだあの言葉が本心だ。
頬を染め、自分に>>280「言うな」と彼が言葉をかけたが、上位の者が、相手を従わせると決め、命令として発しなければこちらには影響はない。 ]
かわいい… 俺がこうしてるのは 命令だからじゃないよ…
したいからしてるの
[敢えて彼が、訂正したことにそう返す。
自分は彼とはきっと真逆なのだろう。ここにきた経緯の様に、写し鏡の様だ。]
(289) 2014/12/24(Wed) 01時半頃
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[自分は本気で愛を請う。 なのに、応えは期待していない。 それが嘘でもいいと……そう…
本心では、いつか本当になればいいと願ってる
今日が初めてだと思っているが もしかしたら、ずっと、自分は彼に愛を請い
そして、彼は自分から、 いつも、すり抜けているのかもしれない]
(290) 2014/12/24(Wed) 01時半頃
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[ こんな退屈で幸せな世界。 誰かと触れ合う以外に退屈は紛れず それもすぐに忘れてしまう
だが、逃げ出す勇気もない
なら、生きているのも、死んでいるのも同じではないか。
苦痛と屈辱の中、自分は死ぬと思ったあの日。 あのまま、死んでいたら今は無かった筈
なら、無くても、いいのかもしれない 自分で終わらせるのは怖くて他人に縋る]
(291) 2014/12/24(Wed) 01時半頃
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[ そうだね、 死んだらゴーストになって あなたのそばに?
言いかけてやめた。
化けて出たりはしない 死んだらそれまで
そして、あんたも俺のことは忘れる ────そう考えている。]
(292) 2014/12/24(Wed) 01時半頃
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─部屋の中─
[昏い方向へと思考が向かい、丁助の身体に集中したくて目を伏せた時、主人の邪魔が入り苛立ち舌打ちをした。それを笑われ>>281大げさに唇を尖らせてみせる。]
餌が目の前にあるのに お預けされた
[笑う彼に、鼻先で擦り寄り、頬に口付け。食事の提案を受ければ、立ち上がって彼の手を引きベッドから立たせる。
恋人同士の事後の様な振る舞いには未練。
自分も脱ぎ捨てたシャツを再び身につけ、彼が衣服を整えるのを待つ]
食事抜いてよかった あんたと一緒できる
[既に冷えているだろうが、汁物は温めなおして、焼き物もシュロの手前なら冷めても美味いだろう。身なりを整えた彼に、エスコートよろしく手を差し出し**]
(293) 2014/12/24(Wed) 01時半頃
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ふははっ、逃げたな? 仕方ないのぉ、誤魔化されといちゃろう。
[笑って返しながらも、滲む声音には気付かれたのか。 見透かすのは幾分得意分野だが、見透かされるのは、やけに苦手だ。 何人目と訊きながら、男自身にも疑問は降り積もる。 男相手に嫌悪もなくこんなことをして。 それは今この腕の中にいる彼が初めて? それとも、……。]
…っふ 我儘さんじゃ 、───
[寄せられた顔に、強引な口付け。 広角を上げたなら応えるために頭を掻き抱く。 外でしたよりも深い交わるようなキス。 けれどただ強引で味気ないものとは違う。
口付けの間にも指先は肌に触れようか。 いつもは手当ての為に触れる肌に、恥じらいの朱の色を落としたいがため。 胸元を掠れば、小さな突起に指先が這う。]
(294) 2014/12/24(Wed) 02時頃
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[一度浮かび上がった疑念は、すぐに形を失い、裡の方へと溶けていく。 疑問を抱いたことすら、夢のように消えていくのだろう。 怖いことは幾つもある、けれど失い、忘れていくことへの恐怖は何故かなかった。 恐怖と思った事すら、曖昧になっていくからだろうか。 よく、わからない。
先程よりも、深くを犯す口付けに、鼻にかかった吐息が漏れる。 肌を這う指先に対抗するかのように、回していた腕を解けば、手探りでクアトロの着衣を寛がせていく。
湯冷めを心配していた事が、嘘のようだった。]
……っ、 ぅ、あッ、
[這う指先に上がった声は、自身の想定していたものよりも幾分か高く響く。 乱れた息を整える間もなく、自ら舌を伸ばして口付ければ、片足をその腰に絡ませ引き寄せる。 もっとその体温に触れたいと強請るように、腰を擦り付けた。]
……これなら、 ……風邪、引かなそう、だな……?
[荒い息の中、それでも冗談を言う余裕はあるか。]
(295) 2014/12/24(Wed) 02時頃
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― 自室 ―
歌……歌曲には然程触れないし、歌う事もない。
[流行り歌の一つ二つ耳にした事はあるけれど、そのいずれも歌詞まで聴き取れた試しがない。考えてみれば、どうも歌曲自体に触れる機会がないらしい。朗々と語る以外に詩歌を口にした覚えもない]
墨を摺る、書き写す…… その速度で言葉を噛み締めるのを好いている。
[堆く積まれた紙の山はこのクランで筆を手にしてからの足跡だ]
(296) 2014/12/24(Wed) 02時半頃
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[抱えていた紙束は寝台の傍へ降ろした。ケイイチの足下に残るものも一緒に積み上げてしまおうと数枚拾い上げ――それらは直ぐに床へと散らばる事になる]
…っ、
[抱き寄せられれば矮躯は容易に腕の内へと収まった。ケイイチとは頭一つ違うだけあって、こちらの唇よりも随分と高い場所から囁きが落とされる>>285。己の唇が戦慄いた訳は耳元擽る吐息か、それともその内容か、即座に判別できやしない。問いかけに応じるのにも数秒の間が開いた]
……あるいは睦言に、と。 何が好いのか知りたい、だろう?
[ケイイチが参休を知る意でも、参休がケイイチの興味が向く先を知る意でも。 促されるままに寝台へと膝を付きながら、先程触れられた>>206手付きを真似て、ケイイチの耳元へ指先を這わせた]**
(297) 2014/12/24(Wed) 02時半頃
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[ふつりと浮かぶ疑問、ふわりと溶ける疑念。 靄がかる、ヴェールに包まれていくはずのそれら。 違和を覚えるが、今はそんなことよりも 眼下に見せられる姿や声に、意識をすべて傾けていたい。
血の滲む包帯が目の端で揺れては、男の服の留め金をはずしていく。 熱い肌に、仄かに清潔な匂い、紛れる錆の香。 聴覚を占めるのは、普段聞けぬ高い音。]
ええ声。 けど、ちとばかし我慢しいね?
[それは他に聞かせたくないからだとは、言葉にせず。 舌が伸ばされれば受け入れて応え絡めとる。 脚が、腰が擦り寄せられるなら、やはり喉をならして笑った。]
もしくは二人とも引くか、じゃの?
[胸元から指先は降り、主張する腰の中心へと移動する。]
(298) 2014/12/24(Wed) 02時半頃
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[指先は中心を服の上から撫で上げて。]
な……、『吸いたい』。
[たまにはこちらから言葉にしてみよう。 耳先に舌を、ツツと這わせては耳朶を甘噛み。 願いを囁く。]
───ヒュー。
[あまく、甘く。]
(299) 2014/12/24(Wed) 02時半頃
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理性子 参休は、メモを貼った。
2014/12/24(Wed) 02時半頃
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[留め金を外し、晒した肌に掌を這わせる。 自分と違う体温は、掌に暖かく、心地良い。
我慢しろ、と言われて上手く堪えられたか、自分でも判断がつかない。 喉から漏れるのは、息と声との間の音。
胸元を撫でていた掌が、鎖骨を、首筋を辿っていれば、篭った笑いが指先に触れるだろう。 誤魔化すように腕を首に回せば、また軽く、力を込めて。]
……洒落にならねぇな、それ。 主に、よく効く風邪薬貰えばいいか、……ッ、ぅ、
[肌の上を滑る指先に、体は一度硬直する。 熱帯びた箇所を布越しに擦るのに、だんだんと篭った力は抜けていくが、だからといって焦れたものが発散されるわけでもない。 その指先に押し付けるように、軽く腰は浮いて。]
(300) 2014/12/24(Wed) 03時頃
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