164 天つ星舞え緋を纏い
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明之進に4人が投票した。
一平太に3人が投票した。
明之進は村人の手により処刑された。教会の鐘が厳かに鳴り響き、法の執行を宣告した。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
華月斎が無残な姿で発見された。
明之進は首無騎士のようだ。華月斎は首無騎士のようだ。
現在の生存者は、法泉、トリ、雪客、一平太、夕顔の5名。
説法師 法泉は、メモを貼った。
2014/02/21(Fri) 00時頃
機織り 雪客は、メモを貼った。
2014/02/21(Fri) 00時頃
双子 夕顔は、メモを貼った。
2014/02/21(Fri) 00時頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2014/02/21(Fri) 00時頃
双子 夕顔は、メモを貼った。
2014/02/21(Fri) 00時半頃
説法師 法泉は、メモを貼った。
2014/02/21(Fri) 00時半頃
説法師 法泉は、メモを貼った。
2014/02/21(Fri) 00時半頃
機織り 雪客は、メモを貼った。
2014/02/21(Fri) 00時半頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2014/02/21(Fri) 00時半頃
説法師 法泉は、メモを貼った。
2014/02/21(Fri) 00時半頃
腕が使えんくらいで...手妻を諦めるようなタマ、かよ、お前が。
[焔放った右腕は、灼けて異臭を放つほど、こちらも、とおに使い物にはならぬ。
痛みに滲む脂汗は、すでに隠しようも無く、息も相当にあがっている。
もう片方の腕は、未だ焔を纏っていたが、坊主は、ゆらりと、それを火の玉に戻して宙に放した]
琥珀......終わりに、しようぞ。
[焔は、手妻師へとまた向かう。ゆらゆらと揺れる軌道は、ただ避けられるを嫌うためか、それとも、坊主の決して表には見せぬ内心か*]
双子 夕顔は、メモを貼った。
2014/02/21(Fri) 00時半頃
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― 通りのどこか ―
[女は片手に刀を携え歩いていく。 求めるのは喰らう相手。 そして、同じ星を宿す存在。
神経を尖らせておれば、遠く、力がぶつかり合う気配が二つ。]
ん……。
[少しの間、足を止めた。]
(0) 2014/02/21(Fri) 01時頃
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─神社近辺─
…… っ、
[思わず後ずさりして、下からの一閃を完全に避ける事は叶わない。
少し掠めただけでも、灼かれるような熱さが過っていく。
それでも土の腕は止まらなかった。
ふたつ、歪な形は確実にその首を捉えて、 く、と締め上げる]
……お前の言う通りだよ。
おれは馬鹿なんだ。
[ぼんやりとそれを眺めながら、口を開く]
馬鹿で、何ひとつまともにできねぇんだから。
それでも仕事くれるひとに、文句言ってちゃだめだろ。
[先の怒鳴り声に籠められた意味はたぶん違うのだろうけど、気が付かなかった。
そもこれが、何処まで届いているかも分からない]
だからおれには、
抗うなんて、選べないんだよ。
[子供らしい我儘も、兄を引き止める言葉も、今抱いている本当の感情も。
全部全部押し込めて隠すのに、闇は丁度良かった。
まぶしい光を厭うたのは、いままでかくしてきたそれをすべて曝け出されてしまいそうな心地がしたから。
役立たずの癖にそんなものを抱いていると知られたら、軽蔑されてしまうと、そう思っていた]
……。
[力の浪費と、流れ続ける血の所為で、少しふらついて。
漸く土は溶けて崩れるけれども]
門下生 一平太は、メモを貼った。
2014/02/21(Fri) 01時頃
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……、お前。 あいつがどこにいるか、わかる?
[そういえば、名前すら知らないと今更気付きつつ。 ゆると視線を鬼火へ投げれば、鮮やかに瞬き、先導するべく、すと進んでいく。]
あ……。
[似た光景を過去に見た気がして、瞬いた後に女も後を*追った。*]
(1) 2014/02/21(Fri) 01時半頃
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機織り 雪客は、メモを貼った。
2014/02/21(Fri) 01時半頃
水を含んだ蝶を纏い、華月斎が地を蹴った刹那、下がろうとした坊主の足は、何かに縫い止められたように止まる]
[動けなかったのか、それとも、動かなかったのか]
ほんに、お前は…
[火の玉に包まれながら、右の掌を打ち込まんとする、その姿に、顔を歪めて]
…!
[坊主の身に、届くことなく倒れこむ身体に、無意識のうちに、腕を延べ、支えた]
琥珀…
[支えた瞬間に、燃え上がる焔は熱を喪い、ただゆらめく夢幻の火となって二人を包む]
安心せえ…お前の弟が、闇にすべてを呑まれたなら…わしが、その闇、喰ろうてやろうほどに。
[静かに零した言葉は届いたか]
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[やがて、夢幻の焔も消えゆけば、坊主は、友を地に寝かせ]
吽…!
[とどめを刺せよ、焼き尽くせよと、闇星が騒ぐ。けれど、よけいなことと、坊主は祓い除ける。誰にも何にも、命じられなどするものか、と…]
…アボキャ ベイロシャノウ マカボダラ マニ ハンドマ ジンバラ ハラバリタヤ ウン
[唱えたのは、闇に反する光明の真言。成仏を願う真言でもあり…治癒を希う真言でもある、それは、華月斎に何を及ぼしたか]
(2) 2014/02/21(Fri) 01時半頃
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[ふと見た先に、華月斎の肩から落ちた狐と狸]
狐と狸、か...
[その人形を、拾いあげたは気まぐれか]
…次に会うのは…涅槃で、かの。
[ふたつの人形を懐に入れ、薄く笑って、背を向ける。 全身に重い疲れを感じながら、ゆっくりと落ちた錫杖の元へと歩み寄り、やがて、じゃらん、じゃらん、と、通りに響くは*遊環の音*]
(3) 2014/02/21(Fri) 01時半頃
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[ふ、と。 何かが消えていく感覚に、目を瞠る。
遠く、近く。 二つの場から感じるそれは、自分が沼太郎の光を喰らった時と同じもので。]
これ は…
[一体誰が、誰を喰らったのだろう。 誰が誰に喰らわれたのだろう。
矢も楯もたまらず、駆け出した先に待つは、何者か。**]
(4) 2014/02/21(Fri) 01時半頃
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説法師 法泉は、メモを貼った。
2014/02/21(Fri) 01時半頃
双子 夕顔は、メモを貼った。
2014/02/21(Fri) 02時頃
説法師 法泉は、メモを貼った。
2014/02/21(Fri) 02時頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2014/02/21(Fri) 02時頃
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―神社近辺―
[地に落ちた光の元に、ふらつく身体を引き摺って行く。 闇を宿す眼にはずっとまぶしく映っていたそれ。 近づいても、もう灼かれそうだとは感じられなかった。
――きっと後少しで、完全に消し去ってしまえる。
内側で囁く声に従って、倒れたひとに馬乗りになり。 のろのろと血濡れた右手を上げて、喉元へ触れた。 もう片手も其処へ添えて]
…… 、
[もう、後少しだったのに。 掠れる声が、届いた]
(5) 2014/02/21(Fri) 12時頃
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[大事なもの。 なくしたらもう二度と得られないもの。 交わした言葉が、今紡がれる言葉と、重なって]
…… な、ぁ、
[鈍い頭が、こんな時ばかりきちんと働いて。 首へ添えた両手に、力が入らない]
なんで、今、そんなこと、言うかなぁ。 今、更。
[光は弱くて、微かに笑うような表情もはっきりと分かるくらいで。 闇を暴く力なんて、きっと其処には無かったのに、声は震えて]
(6) 2014/02/21(Fri) 12時頃
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……れ、だって。 なくしたく、なかったのに。
[闇の底に閉じ込めて、決して出してはいけないと思っていた感情が、 ぽたりぽたりと零れ落ちた]
(7) 2014/02/21(Fri) 12時頃
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[未だ息はある。首筋に脈も感じる。 ごめんなさいと小さく呟きながら、上から退いた。 彼の笛は未だ手元にあったか、落ちて居たなら拾って、その胸元に差した]
……ごめんなさい。
[内に宿るものに、それを与えた何かに、何度も何度も謝りながら。 彼の家か、せめて屋根のある場所につれて行きたくて、動かない身体を背負う。 本当は自分一人でも倒れそうなくらいなのに、無理に足を進めて。 そのうち会った誰かには、その姿をどう思われるだろう**]
(8) 2014/02/21(Fri) 12時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2014/02/21(Fri) 12時半頃
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[長く焔を纏っていた左腕は、すっかり炭に近いほどになって、最早痛みも感じはせぬが、錫杖を持つ右の手は、火傷の熱に痺れるほど]
[蝶に切り裂かれた顔や身体もそのままに、坊主はゆっくりと通りを歩く]
[ふと、その足が止まったのは、明之進が日向を運んだ家の前]
...何じゃ?
[心を引かれたのは、身内に残る光の残滓が、明之進の護界の気配を感じ取ったためか...それとも、日向の光を喰らった雪客の闇の名残のせいなのか]
(9) 2014/02/21(Fri) 19時半頃
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[家の前で思案するうちに、もうひとつ、気配が近付く]
...生きておるぞ。
[己の放った鬼火に導かれるように、刃を手にして姿を見せた女に>>1薄く笑んだままの顔で、そう告げる]
[生きていろと、そう願われたのは、坊主にとって始めてのことだった。 華月斎との対決の果て、殺されるか殺すか、その二つしかなかった筈の選択に、別の何かが生まれたのは、或はこの女の言霊がひとつのきっかけだったのかもしれぬ]
(10) 2014/02/21(Fri) 19時半頃
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[雪客はどう答えたか。坊主はやがて、じゃらん、と、灼けた腕で錫杖を振り、目前の家を指す]
お前が、光を喰らった相手はこの家に在るようじゃ。顔を見ていくかの。
[雪客が承知しようとしまいと、坊主は先に立って家へと入っていく。 どこかで、護界を張った主が倒れ、その光が闇に喰らわれたのも感じていた。 この地にすでに、光を宿した星は尽き、ただ闇星が残るのみ。 けれど...]
(11) 2014/02/21(Fri) 19時半頃
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[光喰らった闇は、すでに同じ闇ではない。天に陽は未だ戻らねど、月に喰われた太陽も、いずれは再び蘇る]
さて、この先はどうするか...
[生死の狭間にあると見える娘を前に、落とした呟きに、答える者は*あったや否や*]
(12) 2014/02/21(Fri) 20時頃
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説法師 法泉は、メモを貼った。
2014/02/21(Fri) 20時頃
説法師 法泉は、メモを貼った。
2014/02/21(Fri) 21時頃
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[懐の中の狸が、ほんのりと熱を帯びた気がして、坊主はそれをつまみ出した。しかし、目前にぶら下げてみても、やはり人形はただの布人形のまま。 ただ、その表情が、妙に元の持ち主の特徴を正確に捉えているのに気付かされて、苦笑が漏れる]
狸め、自分で作ったわけではなかろうな?
[小さく呟いて、それを、日向の身体の傍に置く。 何かを意識してのことではなかった。 だが、或は、喰らって呑み込んだ光の中に、何かの力が残っていたのかもしれぬ]
ノウマク サマンダ ボダナン バヤベイ ソワカ...
[紡ぐ真言が風天のものであったのも、坊主の意識の外のこと]
(13) 2014/02/21(Fri) 22時頃
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説法師 法泉は、メモを貼った。
2014/02/21(Fri) 22時頃
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[その真言が、娘の運命を変えるかどうかも坊主は知らぬ。結局の所、人がどう生き、どう死ぬのかを決めるのは、人自身なのだ。 だから、唱えたことばの醸す結果は確かめず、それ以上、何かを言うこともせずに、坊主は狸の布人形を再び拾い上げて、娘の家を出た]
[雪客が共に在ったなら、同行を拒むことは無く...女は狸の人形に、何か思い出しはしたろうか?]
さて、あとはどこにおるか...
[感じていた星は、銀の星も闇の星もよっつずつ。おそらくそれが全てだろう、探してどうするのかは、坊主の内でも定まらぬ。 だが、運命の糸の絡まった者達を、確かめてみたいとは思っていた]
(14) 2014/02/21(Fri) 22時頃
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―神社近辺→―
[一歩足を進める度に、身体の何処かが痛む。 傷ついた腕と、打ち付けた背と、掠めた腹と。 耐えるべく噛みしめた唇が、ぷつりと切れた]
…… ごめん、なさい。
[こんな状態で何処まで運んでやれるのか。 運べたところでもう目覚めないかも知れない。 そんなもの捨て置いてしまえと囁く声に、首を振った。 闇に逆らう事でまた、精神も少なからず苛まれるけれど]
……未だ、時は、在るでしょうか。
[いつか茶屋で貰った言葉を思い起こしながら、ぽつと呟く。 例え当人から返事があったって、届かないけれど。 ゆっくりと、足を進めてゆく]
(15) 2014/02/21(Fri) 22時頃
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[綻び始めた神社の白梅]
[冥き陽の下、風に揺れるその上を]
[ばさり、鳥が飛びすぎる]
(16) 2014/02/21(Fri) 22時頃
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[じゃらん、と錫杖を地についた、その刹那、ダラリと下げたままだった焼け焦げた左腕の指先がボロリと崩れ、さらさらと灰となって風に舞う]
成る程な...相応の対価というわけか。
[異様な風化の速さに驚くでもなく、坊主は肩をすくめて歩き出す。 程なく、明之進を背負った一平太の姿に出逢うことも出来ようか>>15]
(17) 2014/02/21(Fri) 22時頃
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説法師 法泉は、メモを貼った。
2014/02/21(Fri) 22時半頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2014/02/21(Fri) 22時半頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2014/02/21(Fri) 22時半頃
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[何処まで行けるかは分からないが、ひとまず背負う友の家を目指してみる。 途方もない距離に思える道の途上]
……ん。
[じゃらん、と、何処かで聞いた音>>17を耳にして、のろのろと顔を上げた。 実際にその姿が現れたのは、その少し後の事]
御坊、様。
[勿論まぶしくはない。 けれども霞む視界と鈍い頭の所為で、認識に少しばかり時間が掛かった]
(18) 2014/02/21(Fri) 22時半頃
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