103 善と悪の果実
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
グロリアが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
亡霊
今夜、人狼に殺された人は人狼になる。また、襲撃を実行した人狼は命を落としてしまうだろう。人狼となった者は報復行動を行わない。ただし、命拾いをしたならば人狼にはならない。
一匹狼は亡霊を作らない。
現在の生存者は、トニー、ウェーズリー、コリーン、ジェフ、ヴェスパタイン、ペラジー、オスカー、ポーチュラカ、ヘクターの9名。
[宛がわれた部屋は、ほとんどの調度が失われた屋敷の自室とは今や比べられることもできないほど
それは豪奢に、少女にはうつった。
慣れていないわけではない。
だからこそ
――だからこそ]
[柔らかなシーツに包まれても、灯りのない闇にくるまれても寝入ることができなかったのは
目裏に残る林檎の幻影のせいか。
そうして裸足のまま、ベッドを降りた少女が見るのは
焦がれていたグロリアの笑顔だろうか、
それとも――― ]
|
―大広間―
[口付の落とされた手の甲を、反対の手でそっと抱きしめ]
――…そうでございますね、折角の宴ですから。 すっかりと此の姿に、慣れてしまっておりましたが。
[白いフードに触れる指先を見上げて、肩を揺らす]
はい、良い夜を、ミスター。
[人の波へ消えゆく彼を、素直に見送る。 夜が更けても、禁断の果実を囲む人の波は途切れず。 遠巻きに見入る様に暫しそれを眺めた後、 広間を静かに後にする**]
(0) 2012/09/26(Wed) 02時頃
|
――終焉と、幕開け――
夜も更け、分厚い雲の向こうで月が高く昇る頃。
煌びやかな宴はやがて幕を閉じる。
宴の終わりに女主人の挨拶はない。
興が削がれてしまわぬ様にと、それはいつものことであった。
招待客は二階の部屋へと通され夜を過ごす。
朝になればまた疎らにと、宴は終わりを迎えるはずであった。
(#0) 2012/09/26(Wed) 02時頃
穏やかな朝を彩るのは、使用人の叫び声。
朝の静寂を切り裂くように邸の中へと反響する。
それは大広間。
高い高い、壇上。
しっかりと守られた場所。
(#1) 2012/09/26(Wed) 02時頃
そこにあったはずの『善と悪の果実』は
忽然と姿を消していたのである。
(#2) 2012/09/26(Wed) 02時頃
いったいどこに?
いったい誰が?
そしてまた、どこかで悲鳴が響くのだろう。
今度は林檎のように、赤く染まった栄光≪グロリア≫を見て―――……
(#3) 2012/09/26(Wed) 02時半頃
|
― 朝、薄暗い部屋で ―
[少女は目覚めた。 知覚が浮上する前のまどろみを呼び起こされ 何に起こされたのかわからずに、数回瞬きを繰り返す。
眠る前に外された赤――髪飾りはナイトテーブルに置かれ、カーテンを通り抜けた僅かな日の光の下、鈍い赤を発していた]
(1) 2012/09/26(Wed) 02時半頃
|
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/09/26(Wed) 02時半頃
― 夜、光の届かない闇の中 ―
[少女は目を瞑る。
闇を味方につけようと、恐れを押し込めようと静かに息をする]
………姉様
[掠れた声に気づいて、ナイトテーブルに置かれた水差しからコップに一杯、一気に飲み干して唇を湿らせた。
光が届けば、唇もまた、髪飾りと同じように健康な赤を放っていただろう。
今はただ、闇に沈むのみ]
―深夜・キッチン―
[足音を消すことも、息を殺す事も簡単だ。
僕の体には少し重い扉を開け、軋む音を何とかやり過ごす。]
さあて。
[林檎を盗むか、それとも。
まずは護身の為にとキッチンへと歩き出す。
カタリ、かたりと探すのは刃物。
この体躯でも扱える程度の、果物ナイフを探して回る。]
|
…誰か 何か?
[使用人の叫び声だろうか、廊下の分厚い絨毯が吸い込めなかった声は扉をいくつか通り抜けて少女の耳にも届いた。 目覚めの原因を知り、ベッドから出る。 ふかふかとした絨毯は、それでも裸足の足には冷たくて、簡単に身支度を整えると、何もつけない髪を撫で付けて扉を開けた]
(2) 2012/09/26(Wed) 02時半頃
|
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2012/09/26(Wed) 02時半頃
|
―朝、自室―
[濁った空、僕は朝早くに目を覚ました。 少し喉が渇いた。 ふうと息をつき、部屋を出ようとした時だった。 響いて届くのは、悲鳴。 いったい何かと身支度を済ませ、部屋の外へと顔を出す。]
……大広間、か?
[声の方角を確かめるように呟いた。]
(3) 2012/09/26(Wed) 03時頃
|
[夜の空気は静謐さと冷徹さを含む。
夜着から伸びた細い素足は、床の冷たさに気づかぬまま絨毯に沈んだ。
積み重ねられた枕の横に置いていた、薄紅の褥。
目を覚まさぬように、ゆっくり持ち上げて、細く扉を開ける。
遠くで、何か音がした。
客室と厨房は別の階だろう。
音の発信源は分からずに首をかしげ、そうっと廊下を覗く]
|
[廊下を覗けば、同じように声を聞いた誰かが扉をあけただろうか。 そのひとつ、昨夜見かけた同い年くらいの子供の姿にまだ少し眠りから覚めてなかった瞳を見開く。
2階は客室がほとんどであろうし、こんな早くに使用人の子がそこから出てくるなど、ありえない――普通では]
…やっぱり招待客なのね
[場違いな感想をもらし、もう一度髪をなでつけ足を踏み出した]
(4) 2012/09/26(Wed) 03時頃
|
|
おはようございます。 何か、あったんですかね?
[丁度扉を開けた少女が目に入る。 パーティでは話すことが出来なかったこともある。 声をかけ、そっと近くに寄る。]
僕は様子を見てきますが、賊か何かではいけない。 ……どうします?
[ついてくるかどうかを問う。]
(5) 2012/09/26(Wed) 03時頃
|
[グロリアの部屋は客室の並びとは階が違っていた。
廊下を進み、階段に足をかけても、よく手入れされた家の、毛足の長い絨毯を進めば、足音は響かなかった]
……冒険してるみたい
[つめていた息を吐き出せば、小さな笑い声になって、闇へと消えていった]
|
あ あの
…一緒に行ってもよくって?
[昨夜よりは少しおとなしめのドレス。 薄紅のバッグは部屋において、廊下に出れば扉を閉めた]
何か起こっているのに、知らないままなのは嫌だわ
[男の子ならば何かあっても守ってくれるだろうと、期待を込めて見つめた]
(6) 2012/09/26(Wed) 03時頃
|
[――見つけた。
凶器を服の中へと隠し、笑む。]
あれを守る鍵は栄光の元にあるでしょうし。
彼女の元に行くべきか…さて。
[行ったところで通してもらえるとも思えない。
直接、林檎の元に行ってみようか。
辺りを窺いながら、廊下へと出た。]
|
ええ、構いませんよ。 何かあれば、お守りすると約束しましょう。 僕のようなものでよければ、ですが。
[僕を見る視線に混じるものを感じ、卑下するように述べた。 けれど期待を込めて見つめる眸を見れば、少し申し訳なさそうに表情を変える。]
失礼な物言いをお詫びします。 ですが、約束は違わずに。
[行きましょうかと差し出す手。 シャワーは使わせてもらった為、汚くはないが 僕のような者の手をお嬢様がとるかどうかは分からない。]
(7) 2012/09/26(Wed) 03時頃
|
|
[差し出していない手は自分の背に、腰に添える。 振る舞いは紳士のそれ。 けれどその手がなぞるのは、凶器。 果物を切り分ける為の短刀。
昨日の深夜、この屋敷のキッチンから盗み出したもの。 護身用にと頂戴しておいたのは、正解だったかもしれない。 もしも向かう先に賊がいるのなら。 彼女を守る為に、それを使わなくてはならないのだから。]
(8) 2012/09/26(Wed) 03時頃
|
[たどり着いたグロリアの部屋。
薄紅を持つ両手に力がこもり、慌てて片手を離した。
そのまま扉に向かい、軽く叩く。
一回、二回、三回と]
…姉様?
[小さな声に応えはなくとも、鍵のない部屋、ゆっくりと扉は開き、そして―――**]
|
ええ 今、一時。 私の命を預けるわ
[差し出された手。 迷いは一瞬。 すぐに手を握りしめた。
場にそぐわぬ言葉遊びは、父との日々を思い起こさせ 伏せた睫毛の下、瞳は複雑な色を見せる。 少年の持つ凶器には気づかず、微笑みを向ければ一緒に足を踏み出す。 騒ぎ出した使用人たち。 静けさとは無縁になった朝の空気は、空っぽの片手にはまだ冷たかった**]
(9) 2012/09/26(Wed) 03時半頃
|
―大広間―
まずは下調べと行きましょうかね。
[パーティでは近くで見なかったそれ。
さて、と動く足は大広間へ。]
………おや?
[そこで気付く。
警備のものは居らず、大広間の扉には鍵もかかっていない。
違和感を感じながらも進むのは壇上。
ひっそりと息を潜めている禁断の果実に手を伸ばした。]
|
有難う御座います、レディ…貴女をなんとお呼びすれば? 僕はアントーニオと申します。 トニーとお呼び下さい。
[そこで名を聞くだろう。 彼女が父との日々を偲んでいることには気付けない。 伏せた睫毛の下、何を思っているのかと向ける微笑みが少しでも気を紛らわせればと。 僕からは偽名を名乗り、僕たちは歩き出す。 使用人の声を聞きつけた他の招待客もいるだろうか。 彼女の手を離すことなく、小さなナイトとなって進んだ。
その中に、あの怯えた青白い顔はあっただろうか。 つうと烏の目は探り、見つけたならばゆっくりと微笑むだろう。]
(10) 2012/09/26(Wed) 04時頃
|
[『善と悪の果実』。
手に取る僕が見るのは、間違いなく『悪』だろう。
『善』など、生きるには必要ない。
偽として『善』を騙り、『悪』を貫かなくては。
この街で生きてなど、いけない。
そんな事を思い立たせるのは、これを手にしているからだろうか。
本当に―――]
本当に、不思議な果実だ。
[この手に、この体に、その重みを確かめた。]
1
2
3
4
5
6
7
8
9
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る