25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
[届いたのは生殖管理センターからの密書
……知己からの手紙としか取れないそれには
暗号で、この祭りが繁殖の場であると
確定できたとの知らせ。
青年はそれを受け取れば……大儀名聞は揃ったと
……あの人を殺した獣を狩るための……
常の笑顔とは違う暗い笑顔を作る]
…あぁ、そうか。
[思い出したのは血塗られた記憶。
あの椿の花は主の下へたどり着けるはずもないのだと。
何故ならば…
白い指はそっと、帯の上からするりと己の腹をさすった。]
[そして、使用人を装った密偵は、別に封書を差し出してくる。]
ごくろう……
[人気のないところで、それを開け、中を確かめる。
それは、この花祭がクロであることを告げたものと、今回の仕事の相棒の名があった。]
ふん…そういうことか。
化けたものだ。
[そして、見終わると、耳裏に貼り付けておいた管理センターから支給された通信装置を起動させる。]
雑草はどうせ、腹の足しにでもするつもりなのでしょう?
[勝手知ったる慣れたる事と、醜い主催に囁いて。]
あぁ、噂のみ聞く空蝉の君も、ただの空っぽであるのならあなたの脂肪に変えてしまいましょうかね。
[広がるそのにおいは、密やかにけれど確実に
じわりじわりと白を朱に染めていく]
――…愚かなこと。
私を宴に呼んでおきながら、愉しめと。
[硬質な少年の声でなく
艶を帯びた、色香含むこえ。
パチリと
脳裏で響く音に僅か意識を向けた]
さて
[それから聞こえるもうひとつ]
――…其は誰が事ぞ?
[年経ても衰えず、更に容姿が艶を増すのは。
花上がりの分際でここまでの地位に登りつめたは。
こうして祭に花を添えながら、子を欲しいと乞う貴人達のために胎を貸していたからゆえか。
一人食い、一人産むそのたびに、色香を艶を増していく。
それはまるで、遠い昔に死に絶えた男の対たる生き物に近づいていくかの如しこと。]
[主を持たない花は、主のかわりに上司を得る。
チャールズの死の現場、無残に食い荒らされた身体
それを目撃した青年、センターの人々、
隠蔽される事実、
復讐を糧にその事実へ必死で追いすがった。]
[その結果が、現在である]
……刷衛殿……?刀を取りにいけず申し訳ない
寝すぎて時間を失した。
それに昼間は運んでもらったそうで……
重ね重ね申し訳ない。
[包帯は便利だ。その下に通信器具を取り付ければ
気付けるものはいないだろう。]
…食うには頃合いの柔らかさではあろうがね。
[隠した扇の裏側、呟く声は微か]
種をつけぬ花など、肥やしにしかならぬ事。
[く、と喉奥で哂うは声なき声。]
新しく、面白いものが来るというのは、そなたの事か?
[噂は半分が真実
半分は彼らが見た幻
身に宿る其れを
少年自身自覚の無いまま飼っている。
多彩な芸は全て種付ける相手を引き寄せるが為
花は
ときに牙を剥き、生を喰らう]
なるほど、寝すぎか。
まぁ、いい。
しかし、この場がクロとはな。
とりあえず、今は気になる件がある。
[そして、明の件を打ち明ける。
主を探す花がいると、しかし、その主は、居所がしれぬ。管理センターのデータの場所も不在だということ。]
考えたくはないが、
その主が巻き込まれた可能性はある。
[しかし、明自身がもうこの世のものではないことには気づいてはいない。]
――さて?
[吐息混じる短な応え。
暗く翳りを帯びた冬色の瞳を細め、薄く哂う]
まこと申し訳ない。
……ただ、これで私が太刀を求める理由も
さらにお解かりになったでしょう
獣が牙をむくならば切り伏せるまで。
[人狼病発症者はまるで人ではないといわんばかりに]
……アケノシン……の主ですか……
確かにこの豚狼の屋敷に
あのような儚げな花を
活けたまま放置は無用心すぎますね……
[同じく儚げな花が
既にこの世のモノではないとは知らず]
ともあれ、今日の宴がすみ次第そちらの部屋へ向かいます
なるほど、太刀が必要な理由ね。
なれば、やはり選んでもらわなくてはならないな。
[宴が終われば訪ねる旨は了解する。]
精々色っぽく来て貰おうか。
ふふ、冗談だ。
[そんなからかいの言葉も添えつつ。**]
説法師 法泉は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 02時頃
ええ、飛び切り切れ味の良いものを
選ばせていただきます。
[続いた言葉には小さく哂う]
そちらこそ、艶やかにお待ち頂ければ
太刀の分抱いて心地よく致しましょうか?
[口調こそ畏まったものだが、こうなれば花と主ではなく
仕事仲間。冗談に返す冗談も大概だった*]
|
―B棟・自室―
[供の坊主が届けた鞄の中身を検分する。 僧としての正装一式。 さて着るかどうか、と迷って、鞄を閉めた]
花祭が、始まったようだ。 花は美しく、咲く手前が一番良い。 咲いてしまったは、後は枯れるだけ。
良い蕾がいると良いのだが。
[纏う色は老竹。同色の羽織を肩にかけて廊下へと出る]
(38) 2010/08/03(Tue) 02時頃
|
───……。
[聞こえる言葉達に、僅か眉をひそめた。
本郷の家は、家系として狼憑きの血筋である。
親から子へ、子から孫へ。孕み、孕ませ、其の血の恩恵によって
裏社会でも表社会においても高権力者の立場を一層濃くしてきた家だ。
ただ、次の当主の性は、判明しない。
酷く不安定なのか、誰もまだ
答えを、知らない]
|
[廊下を歩く。大広間へと向かうと、次第に楽が耳に入ってきた]
父ならば美しい音色だと申すのかもしれないな。
[大広間にたどり着くと、すでにいる顔へと会釈をして]
すでに始まっているようですね。 遅れて申し訳ない。
なにぶん、荷物が遅れて届いたものですから。
[示された場所へと足を進める。 落ち着いてから、辺りをゆるりと見回した]
(49) 2010/08/03(Tue) 02時頃
|
[歩むたびに響く痛みは、少しずつ少年を染めていく。
じくじくと響く痛み、滲む朱
与える悦びを、知っている。
交える悦びを、知っている。
黒い塊にしか見えぬ彼を
翳った暗い瞳はしっかりと映している]
――私がこの身を使ったなら
海に巣食う魔物の唄でも
安宿では味わえぬ舌技でも披露してやれるがの。
ふふ……ふ
[たとえ少年に自覚は無くとも
生まれながらに、立派な男娼であった。
この時代で望まれぬ子が何処から出てくるのか
――…元を辿れば少年の血族に行き当たる。
血を受け継いだ親に放り込まれた花の為の学園は、良い餌場。
記憶の無いまま、幾度ひとを魅了してきたか
そうして作られた噂の真相を、少年自身知りはしないけれど]
|
[広間へと響く笛の音。舞台で舞う目隠しの花。
どちらも見知っていたからか、興味深く舞台を眺めた]
この笛は、あの花とは、違う音だな。 当然か。
[客殿の花のことを思い出した。 どちらの音が良いかといわれても、わからない。 ただ違うことはわかる。
笛の音に合わせて舞う姿は少しだけ、気を引くもの]
(60) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
|
|
[響く怒号に目を向ける。 あれも花か、と猛る男のほうを見た。 ふわりとした髪に目を留めて、浮かべるのは口元に笑み]
昨日の虎鉄といい。花にも色々いるものだな。 美しいだけが花ではない、か。
(64) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
|
|
[盃には頼んで白湯を入れてもらい、酒の代わりに口にする。 先ほど猛った花が舞台に向かうのを眺め――]
さて、何が始まるのやら。
[その襟首が碧によって止められるのを面白そうに見た。 その碧の隣、窓から見えた姿を目にして軽く会釈をする。 立ち上がると、その傍へと向かった]
(75) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
|
|
[近づいて、昨日の主ではないことに気づく。 琵琶の音が響いてそちらを見れば、そちらがそうだと知って頭をかいた]
やれ。 まだもうろくする歳ではないのですが。
[窓際の花たちへも目を向ける。 どんな花であるのか興味深くも在ったが。
琵琶弾く男の音に、足を止めた]
あれは、花主か。
[近くにいた給仕に聞くと頷かれた]
(88) 2010/08/03(Tue) 03時頃
|
|
[窓際へ向かおうとして、足を止める。 揉め事には近づかないのが信条。
立ち去る花の姿に、一度だけ見ほれる。 まだ子供。であるのにあの表情は、と。
さてどうしたものかと思ったが、琵琶の主のほうへと足を進めた。 楽に興味のない自分でも、その音が良いものだということはわかったから。 琵琶の主に寄る花の囀り。
二人のほうへと足を進め、しばらくはその音を聞いて]
(113) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
|
「此処は”何”のお祭りか」か。
知ったような口だなロビン……
[歪む口元は酷薄な哂い。
彼が獣だというのならば……]
…余計な事を、外に流すな。
[それをこちらで呟いたからにはそれなりの理由もある。
霞のほうを僅かにらんだが、結局はため息に変わった]
1
2
3
4
5
6
7
8
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る