人狼議事


147 書架の鳥籠

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[魔女は帰って来たのだ。穏やかな時間は終わってしまった]

……魔女様、が。

[――"同じ存在"にしか聞こえない声で呟けば少女の、魔女の声の幻聴が聞こえた気がして口元を綻ばせた]


思い出しましたよ。

思い出しましたとも……

[哀しげに楽しげに苦しげに嬉しげに、魔女のそれに似た笑いが"声"に乗る
シメオンは思い出した。願いはどんな形で叶えられたのか、自分がどうなってしまったのか、全てを]

ねえ、君?まだ寝てるの?

[そうしてもう一人に呼び掛ける]


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[私は……

ホリーとオズワルドと連れ立ってサロンに戻りました。
そしてホリーに誘われるまま、オズワルドに背を押されるまま、お茶をいただくことにしました。>>4>>0:341
帽子はオズワルドに渡しました。これ以上持っていたらいけないの。

オズワルドは、とても仕事熱心です。
だって、彼は私をここに連れてきてくれた、私はそれだけでもう十分なのに、こうしてそばにいてくれるし、手だって繋いでくれます。]

……めいわくかけて、ごめんなさい……。

[これ以上甘えられない……。
ここから先は私はひとりでなんとかしないといけません。
もう宝石のネックレスは持っていないもの。]

(44) 2013/10/05(Sat) 20時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

……ありがとうホリー。おいしい……。

[私は柔らかい絨毯とクッションの上に座り、ミルクティを飲んでいました。
食べ物の味って、本当はよく分からないんです。
両親はこれも魔女の呪いと言っていました。
みんな美味しいと言っているから、美味しいに違いないんだわ。

>>0:342 ホリーがラルフに声をかけようとしてためらっている姿を、ぼんやりと眺めてから、またミルクティを口に含みました。

そして]

(45) 2013/10/05(Sat) 20時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ



[ガタンという音がして


……ごめんなさい。
うまく説明出来ないので、どうぞ他の方に聞いてください。]

 

(46) 2013/10/05(Sat) 20時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[…………。]

(47) 2013/10/05(Sat) 20時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[止まっていた大時計が、今は動いています。
私は立ち上がります。
ティーカップはひっくり返って絨毯の上にシミをつくりました。
いずれ消えるでしょう。だってここは魔女のもの。

そして私たちは]

(48) 2013/10/05(Sat) 20時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2013/10/05(Sat) 20時半頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[私は、本を探しに行く事にしました。
投げ出してしまった、水の精の物語です。

だって、それ以外に、何をしたら良いか分からないの……。

大丈夫、泣いてなんかないわ。
大丈夫、大丈夫、がんばらなきゃ……。]

(49) 2013/10/05(Sat) 21時頃

[ くすくすと嗤う 少女の声 ]
          [ あなた、と ]
[確かにわたしに向けられた 言葉が、]


 ――…、嗚呼

[ゆっくりと、失ってた記憶を取戻していく。]



 起きたよ、…そして
 私もまた、思い出したところだ。

[亡霊は静かに、もう1人に静かな口調で語りかける。]


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[グロリアの問いかけのような言葉に、私は足を止めました。]

魔女狩り……

[私はサロンにいつのまにか増えた書見台に近づくと、その上の本を見つめました。]

(55) 2013/10/05(Sat) 21時半頃

[願いを叶えて貰った、と。
確かに私は、魔女に願いを叶えて貰った。

そして、願いは等価交換なのだと 思い知る。]


思い出したなら

叶えてあげなきゃね、魔女様の願い。

[相手にだけ分かるように亡霊は目配せをする
どこか心酔したように、あるいは狂った信者のように、熱が籠った声]


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[まだ霧の中にいるような私でしたが、オズワルドの一言で我に返りました。

大変です!私は彼に、おまかせされたのです!

そう、あのポーズはそういうことなのです!]

まっ、まかされれます!

[慌てていたので噛んでしまいました。
前途多難と思われたに違いありません。他の人たちのうろんげな視線がささるようです。]

(64) 2013/10/05(Sat) 21時半頃

面倒だなぁ、あの男

[魔女狩りなんてさせるわけにはいかない。
やっと会えたのに]


聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2013/10/05(Sat) 22時頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[その本は、まるで牙をむいて唸る獣みたい。
手を出しても噛まれないかしら。そっとページをめくります。]

……え……っと

[ぼろぼろなのに、私がどんなに力を入れても破れなさそうな紙。
は、早く、早く読まないと。みんなが待っている気配がします。

私はごくりと生唾を飲み込み、読み上げる事にしました。]


む、村人、6人。
占い師、1人。
霊能者、1人、

……亡霊……? ……2人。

あと……この、

[ぐちゃぐちゃに塗りつぶされているところの横に、乱暴に書かれている文字は]

(81) 2013/10/05(Sat) 22時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

……狂人、1人。

[私はそこまで読み上げると、一旦本から顔を上げ、みんなを見ました。
数を、数えてみます。
……?

私は再び、本に目を落とします。
どうしようもない衝動を裏側に隠したような文字です。]

『亡霊を倒してからでないと魔女を殺せない』

……って、書いてあります……。

[震えそうになる声を抑えながら、なんとか言い終えました。]

(82) 2013/10/05(Sat) 22時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[私、落ち着いて言えたでしょうか。
声をかけてくれたシメオンの顔をそっと伺います。

ここに着いたばかりのころ、教会にある天使の彫像そっくりの彼に見とれていた時には、彼はもっとそっけなかったのです。
ちょっとずつ言葉を交わすうちに、だんだん慣れることができました。

その時、レの音が苦手とうっかり喋ってしまったのです。
以来、レの音を抜いて名前を呼んでくれます。]

(87) 2013/10/05(Sat) 22時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2013/10/05(Sat) 22時半頃




 人形を…、と言っていたな。
 それが、魔女の願いなら―― 

 私達は 叶えないといけない。

 狩られては、困る。
 困るのだよ ――― サイモン君。

[苦汁を飲むような声が、滲む。]

 …困るの だよ。
 


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[まるでお芝居の配役のように書かれていた単語たちは、一体何を示しているのでしょうか。
数字を指折り数えれば、11。
この文字、サイモンが書いたのかしら。
確か、この書架にいた人たちは全員で12人です。他に11人の人がどこかにいるという意味なのでしょうか?

頭から煙が出そう……。]

(92) 2013/10/05(Sat) 22時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[確かホリーは、私より少し年上です。
ですが、こんなにも振る舞い方が違うものなのでしょうか。
見た目もとてもかっこよくて、ここだけの話、初めて見たときは少年かと勘違いしたのです。

そんなよそ事を考えていた私に、オズワルドから声がかかりました。
あまり機嫌は良くなさそうです。]

あの、……。

[私も、あのポーズの真似を……

……やっぱり腕の位置が分からなくて、あわてて手を下ろしました。]

(99) 2013/10/05(Sat) 22時半頃

オズ、苦しそう?

[届く声から受けた感想を素直に声にして]

何にも苦しむ理由なんか無いよ、オズ。
皆死ぬわけじゃない、人形になるだけなんだから……。

[それはきっと、常人ならば口に出来ない言葉]




僕の弟と同じようにね。

[ポケットに感じる重みに、ほくそ笑んだ。]


レティーシャは、グロリアにちらりと視線をやり、目が合いそうになると慌ててそらした。

2013/10/05(Sat) 23時頃


――図書館のどこか、忘れ去られた本――
ある時代ある場所に、双子の男の子達がいました。
意地っ張りで素直になれないお兄ちゃんと、昼寝ばからしていてのんびり屋の弟、顔以外似ていない彼らはしかし仲良しでした。
二人は両親に愛してもらえていませんでした、互いが全てだったのです。
兄はこっちを見てほしくて、悪いことをしたり酷いことを言ってぶたれました。
弟はそんな兄を見ているのが辛くて、魔女に願いを叶えてもらいに行きました。
自分が傍らにいるだけでは駄目だと知ったのです、お父さんとお母さんの愛情が兄には必要だと分かったのです。
そしてきっと、自分もそうなのです。
けれど弟は二度と兄の元に帰って来ませんでした
だって、彼は魔女のお人形にされてしまったのですから!


―― 回想:いつか ――

『お気に入りだったのよ、でも返してあげる』

『どうしたの、会いたかったんでしょう?』

『あなたの可愛い可愛い弟さんよ?』

[くすくす、くすくす、魔女が嘲笑う]

『ほら、願いが叶ったわね、会えたわね』

[がしゃん、何かが壊れる音が心臓がある場所から聞こえた気がした]



 ――…なに。
 少しばかり、親しくなった相手だっただけに


 別れるのだと思うと、辛くてな。

[魔女に叶えられた願いは、―――]
[―――亡霊となってしまった身体]

[ここから出るためには―――]


ふふ、じゃあ全部終わったら頼んでみたら?
サイの人形をちょうだい、って……一個ぐらいなら許してくれるかも?

でも、僕はゲルトがいるからもう頼めないなぁ

[何が楽しいのか、くすくすと魔女を真似るように笑って
そうして彼の"推理"を聞いていた]

占い師?とかいうのが見るのは僕達の正体とか?
だったら、邪魔だね



 いいや。
 私の願いは、サイモンの人形を貰う事ではないからな。

 …、人形は、魔女のものだ。


 そして、彼を人形にするのは
 ――― 我々の仕事だよ、シメオン君。
 



 だれがどのような配役を任されたにしろ、
 魔女がもういらないと言うまで…

 人形を与え続けなければならない。


 ―― そうではないかね?
 


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