人狼議事


78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―

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ケヴィン! 今日がお前の命日だ!


【人】 新妻 カトリーナ

ケヴィン様!

[中庭の石畳に打ち付けられた巨体。
頭部に容赦なく振り下ろされる攻撃に、思わず目を背けた。
恐々と、目を開けて見れば、石畳の割れ目を伝い、赤が広がる。

手当てを、と駆け出しそうになった足を止めたのは、拡がってゆく黒い闇。]

(16) 2012/02/13(Mon) 02時頃

【人】 新妻 カトリーナ

死、んだ…?

[その言葉に、身体が凍りつく。
ひどく身体が冷たいのに、喉が乾いた様に声が掠れた。]

うそ…

[あまりにも動揺が大きいせいか、涙すら浮かばない。
がくんと膝から折れ、石畳に足をつけるとその身体は光に包まれた。]

(31) 2012/02/13(Mon) 02時半頃

【人】 新妻 カトリーナ

[ドシャア、と派手な音と共に顔面から地面に激突したのは五色の髪の女だった。]

…ったぁ!
いきなり何やってんのよアンタ!

[顔を押えて身体を起こす。
疲れていたせいもあり気持ちよく眠っていたのに何という目覚めだろう。
けれど、翼を広げた黒龍の姿を目の当たりにすれば、その怒気も消えてしまったらしい。]

……

[かしかしと頭をかいた。]

(37) 2012/02/13(Mon) 03時頃

新妻 カトリーナは、メモを貼った。

2012/02/13(Mon) 03時頃


まさか、奴等を取り込むとは。
流石に予想していなかった。

あれらも、元々それら一体でこの世界に滅びを齎せる存在。

それらを四体総て。


――恐るべきは嫉妬《SHIT》だな。

[星の屑《ダニ》と言う蔑称を向けてはいたが。
死女神として、あれはあれで好ましいとは思っていた。
尤も、眷属にしようには手に負えない気性だったが。

それら総てを取り込んだ魔獣将軍《オリエンタルエクスプレス》へ感嘆を向け]


嫉妬《SHIT》―……だけじゃねェかもな。

[それは彼自身もうまく言語化できない感情。
半辺天《オトメ》の最期を目にしてから心を縛る気持ち。]


―――……・・・。

[機械と化した、半辺天《オトメ》の姿。
銀河《ウシナワレタバショ》から飛び去った後、彼女の姿はついぞ無く]


お前が後数千年も生きれば、わかるだろうさ。
嫉妬《SHIT》だけではない、"それ"が何かも。

[何を経て、ただ四凶《マールフィクス》の星《ヤドヌシ》に過ぎなかった男が、今を経るかは視て居ない。
在る事実は。あの半辺天《オトメ》が死んだ。という事のみ]


数千年なんて俺ァヤダよ―……面倒くさい。
まァ、俺は「今」しか生きれない不器用な「男」なんだ。
この世界、咲かせて見せましょ「男の華」。

―……俺は俺でやるから、テメェもテメェでやれ。
ヤクザ《オトコ》の生き様―……見せてやんよォ!!


あぁ、確かに面倒くさい。
私とて、ここ千年の時間は、千万年の時間を縮めたかの様に余りにも濃密と感じるのだから。


――今を往き、世界の再生《ヨアケ》を待たずに散りゆく『男の華』。

確かに不器用だな。
私の様な、概念の義務感から生じる意志とは対極の不器用だ。


未だ永劫に続く未来。
その一歩先をも見据えぬ生き方など理解できん。

……昔なら。そう言ったろうが。


―……未来を待つより、男は黙って今咲くんだよ。


―……それも。たまに悪くないと思う時があるさ。


【人】 新妻 カトリーナ

おーい、起きろー。

[飛雲を追って飛び立った黒龍が派手な音をたてて地面へと落ちる様遠目に見て、鳳凰《アリィ》は大きく息を吐き、ゆったりとした歩調で城壁の外へと向かった。
地面の上に転がっている黒龍を見つければ、脇腹の辺りを軽く足でつついて起こそうとする。

それでも反応が無ければ、踏んづける位の事はしたかもしれない。]

(52) 2012/02/13(Mon) 17時半頃

【人】 新妻 カトリーナ

一先ず、城に戻るわよ。

[黒龍が意識を取り戻せば、簡潔に其れだけを告げる。
黒龍の宿主の事に関しては、何も触れない。

カトリーナも、呼びかけても全く反応は無かった。]

ヤケになって変な事したりすんじゃないわよ。

[ケヴィンは死んだ。
けれど、その黒龍の肉体事態は鳳凰《アリィ》の宿主の夫のものだ。
彼女《アリィ》とて、巫女《カトリーナ》の身体に憑いていないと存在できぬ身、彼女《カトリーナ》はどの様な思いで自分を宿しているのだろうか。

できれば、少しでも長く置いてやりたい。]

(53) 2012/02/13(Mon) 18時頃

【人】 新妻 カトリーナ

[黒龍は、彼女に何か言葉を向けただろうか。

それでも、黒龍が何処かへ行くというのであれば、それを止めることはせずに、後を追うのだろう。

→一週間後へ。**]

(54) 2012/02/13(Mon) 18時頃

テメェ、ここでの用が済んだらさっさと「例の場所」行きな。
俺は決してあいつらに通り道なんて譲らねェ。
だが、万一。万一だ。俺が抜かれるようなことになったら


―……あそこ《EDEN》が最後の決戦の場所だろうな。


――解っている。

"あの場所"こそが、この星《セカイ》を未だ続けさせる元凶。
破壊しないならば。
"あの場所"へと何者も通さないのみ。

……私に限って。
その様な事はなかろうが。


―それは、私が破れる奇跡《カ=オス》が起きた時も又同じことだ。


ここは俺ら《オリエンタルエクスプレス》だけで十分だぜェ。
―………ヘタに手出しするなよ?巻き込むぜ。


何。少し遊ぶだけさ。
あわよくば、勇者《セイクリッド・レティーシャ》を死に還せばそちらも楽になるだろう?

そちらには手出しはしない。
存分に戦うと良いさ


あァ、俺も木端にゃまるで興味がねェ。
―……大物でも喰わなきゃ収まらねェな。


【人】 新妻 カトリーナ

これはまた随分と派手な…

[城の上空。
騎象隊《エレファンツ》の生み出す派手な足音、そして地響きは、空中にいても震えが伝わってくる様に感じられる程。
霹靂車《カタパルト》から放たれた石をひらりとかわしつつ、その金が向けられるのは、焦げた赤い布《旗》。]

あれは…

[見覚えがある様な気がする。
そして、赤い猩々の姿を認めると、金が僅かに細まった。
感じる気配は飛雲のもの。
四凶の気配も感じられない。

一体なにがあったのだろうかと。]

(100) 2012/02/14(Tue) 00時頃

【人】 新妻 カトリーナ

…カトリーナ?

[男の声 >>111 に、僅かに彼女《カトリーナ》の気配を感じた。
ケヴィンが死んで、逃げる様に彼女《アリィ》を表に出してから、硬い殻にでも覆われてしまったかの様に、いくら彼女《アリィ》が呼びかけても反応しなかった。]

もし、あいつが生き残るような事があれば。
私が殺してあげるわよ。

[そんな言葉を口にしつつ、出来るかどうかはわからないが。
象や霹靂車に向けて金の焔を放つ。

太陽《サイモン》の計らいで一時的に繋ぎとめられている魂。
実体を持たぬ魂の存在だけでは、その焔は大きくなる事は無く、小さくなってゆく一方である。
その焔が潰えれば、彼女《アリィ》の魂もまた、消える。]

(118) 2012/02/14(Tue) 01時頃

……どうした?
お前なら、こうするだろう?

[裡に沈む少年へと微か愉しそうに語り掛ける>>+439
ただし。少年は、そういう物が大好きでも。
本当に手を出す甲斐性までは無かった事までは量り違えていたが]


―………あァ、これは  『悲しみ』   だったのか


【人】 新妻 カトリーナ

もう、仕方ないわねー…。

[地に降り立ち、人の姿へと変じると、風の力を操り竜騎士が受けるダメージが軽減される様に、風の障壁を生みだす。
その風は竜騎士が剣を振るう際にも、助けになるだろう。]

……

[竜騎士自身も、気づいているだろう。
彼女達もまた、それに気付いている。]

(147) 2012/02/14(Tue) 01時半頃

【人】 新妻 カトリーナ

[ぽた、と地に落ちた涙は、どちらが落としたものだったか。

ピキ、と音がして、鮮やかな髪を彩る翡翠にヒビが入った。
鳳凰石だとも呼ばれるそれ。
ケヴィンが彼女にそれを贈ったのは、それを知ってか知らずだったか。]


最期くらいは、甘えないで自分で見届けなさいよ。


[彼女は《アリィ》は、静かに言った。]

(150) 2012/02/14(Tue) 01時半頃

【人】 新妻 カトリーナ

[浅黒い男が地面に崩れ落ちる頃。
五色の色は鮮やかな金へと変じていた。**]

(152) 2012/02/14(Tue) 01時半頃

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