人狼議事


228 【誰歓人狼騒動】滄海のカタストロフィ

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フィリップ! 今日がお前の命日だ!


死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2015/06/25(Thu) 00時半頃


サミュエルは、ダイニングを出た。遠目にアイリス[[who]]を見た気がした。

2015/06/25(Thu) 00時半頃


 リーィァ。

[勝手につけた愛称だ。
 人狼としてのわたし――つまりレインは、どこか幼い。]

 リィァ、遠くに行っちゃ、いやよ。
 私も……わたしは……。わかんないけど。

[食事の最中、甘い肉を頬張りながら微苦笑し]


 リィァのこと、わたし大好きよ。
 貴女の食べ様も、人狼としての在り方も、ぜんぶぜんぶすき。

 人間じゃないあなたの、心を、奪ってしまいたいわ。

[なんてね。と悪戯っぽく笑ったところで邪魔が入り]

 ん――気づかなかった、貴女の方が手練ね。 


[邪魔者を消しに行ったリィァを見送っては、
 フィリップの血をじゅるりと吸って、甘い吐息をこぼす。]

 あぁ、死者は人を愛することなどない。
 わたしは誰にも愛されない。
 
        ……リィァ。

[切なげな独り言。彼女にも伝わってしまったかもしれないが**]


[襲いかかる負の感情の数々。
 それは殺意。甘いやかで恐ろしい狂気。]

 ぃ、ぁ

 ……死にたくない

[尖ったつま先が、がりり、がりり。
 手にくい込んだ。]


── 食事中 ──

[温かい肉に鼻先を突っ込んでいると、かわいらしい相方が甘えた声で話しかけてくる。]

 あら、私は遠くへ行くつもりも、貴女を遠くに行かせるつもりもないわよ?

[リィア、とあだ名を呼ばれると、雌狼はくふんと鼻を鳴らして耳を小さく振った。
 仲間から名を呼ばれるのは、とても耳に心地いい。
 それに比べれば、人の言葉などノイズの要にしか聞こえない。]


[金の尾を緩くはためかせながら、レインが嬉々として肉を引き裂く様子を愛しげに見つめる。

 ──グロリアが今まで組み、頼り、そして容赦なく切り捨ててきた相方達は皆、雄だった。
 愛着のない相手の方が切り捨てやすいからという、ただそれだけの理由で。]

 くふ。
 私もレインのこと──

[大好きよ、と言いかけて止め、不自然な物音に獣は身を翻す


【人】 死ね死ね団 サミュエル

- 翌朝 -

[朝方の悲鳴に、抱くものは諦観にも似た。繰り返される惨劇に、この中に人狼が居るのだと確信を得る。
今夜の犠牲者はフィリップだった。赤い水溜まりの底から、生の気配を感じさせない重く沈んだ瞳がこちらを見つめていた。
視線を逸らした先。深い霧に包まれた廊下の向こうに朧げに見える、横たわった人影。見覚えのある、柔かな黒髪の癖っ毛。]

あ…、え…。嘘、でしょ…。

[身体中酷い震えで、歯の根が合わない。口の中がカラカラに乾いて、はっ、と声にならない息だけを吐く。]

(34) 2015/06/25(Thu) 20時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

……リー?

(35) 2015/06/25(Thu) 20時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[どうか、どうか。
祈る様な気持ちで人影に近づいた。見間違えようのない、元同僚の姿。横たわるその人の側に膝をついて。恐る恐る、頬へと手を伸ばすけれど酷く冷たくて。その男は、もう。息をしていなかった。*]

(36) 2015/06/25(Thu) 20時頃

[近づく足音を狩ろうと駆け出す獣の耳に、仲間の寂しげな呟きは届かない。

 しかし、獣は狩の昂揚に口許を歪めながら唸る]

 ……人間なんかに殺させるわけ、ないじゃない。

[小柄な仲間を殺させるものか、と*]


【人】 死ね死ね団 サミュエル

[ぐらりと視界が揺れて、胸の動悸が激しくなる。リーが自分の事を女として扱ってくれているのには気が付いていた。なのに、どうせ何時ものお巫山戯だろうとまともに取り合わなかったのは、わたしが臆病だったからだ。リーは私を一人の女として見てくれたけど、受け入れてくれるかどうかはまた別の話しだ。女の子だったなら、素直に頼って甘える事も出来たのだろう。きっと、恋する事だって出来た。]

(38) 2015/06/25(Thu) 21時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

(私には愛される資格はないから。)

(39) 2015/06/25(Thu) 21時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[最期のきっかけになる様な一途な想いとは言えない。
ろくでもない男だと知っている、けれども。この男の優しさに私は感謝していたのだ。一人の大切な友人として。

ほんちょっぴり、恋心は否めないけれども。]

どうして…死んじゃうのよ…ぅ。
ばか…っ、守ってくれるんじゃ、なかったの…。

[視界がじわりと滲む。瞬きをしたら、涙がこぼれ落ちそう。
目元には涙が浮かび、水の膜が両目を覆う前に目蓋を伏せて、込み上げる嗚咽に肩を震わせた。大の男が泣くなんて情けない。そう分かっていたけど、この時だけは。小さな女の子の様に膝を抱えて泣いていた。**]

(40) 2015/06/25(Thu) 21時頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2015/06/25(Thu) 21時頃


【人】 死ね死ね団 サミュエル

[声を掛けられ、ぴくりと肩を震わす。
抱えた膝に顔を埋めたまま返事をする。>>37]

何を?リーが殺した犯人?
聞かなくても、分かるわ。

[噛み砕かれた頸椎の後。人間の仕業ではない事を物語っている。]

…人狼なのでしょう。*

(41) 2015/06/25(Thu) 21時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[女たらしで、甘えたな事を言ってばかりで。時々黙らせてやろうかなんて考えた事もあったけど。何時も戯けた感じのリーが居ると気が楽になった。馬鹿な事を言って、笑う。生前のリーの姿を思い出す。
やっぱり、死を綺麗なんて思えない。生きてる、リーが好きだった。]

(50) 2015/06/25(Thu) 22時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[この涙を見て、また。青年は気持ち悪いと言うのだろうか。
お腹が空いたら、食べて。悲しくなったら、泣く。それって、とても自然な事だ。縛られてるとは違う。
食べて、泣いて、恋して。それが生きているって事だと思うから。]

(51) 2015/06/25(Thu) 22時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[ふと、思い出す。
生きる為には食べなければいけない。食事はおろか、飲み物を口にしている姿を見た事が無い人物が、この船で一人だけ居た。
人狼が現れてから。いや、犠牲者が出るよりも前からそう。どうして何も口にせずにいるのだろう。食べなくても生きているのは、人の血肉を啜っているから。彼女が、人狼だから?*]

(52) 2015/06/25(Thu) 22時頃

サミュエルは、あの青年はもう死んでしまったけれど。**

2015/06/25(Thu) 22時頃


死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2015/06/25(Thu) 22時頃


 ―――…、

["リィァ"。
 声にならぬ声が淡く響く。]

 だれを ころしたい?


【人】 死ね死ね団 サミュエル

[あくまでも、大型の獣が襲ったのだと医者の女は言う。>>53
からからの喉、乾いた声で途切れ途切れながら呟く。]

ふふ、
獣だろうが、人間なのだろうが、構わないわ。

[グロリアに続き、立ち上がる。もう泣いてはいなかった。
濡れた真っ黒な瞳でグロリアの背中を見つめて、]

私は…、許さない。

[それは、呪詛の様に低い声音。]

(62) 2015/06/25(Thu) 22時半頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

大切な人を殺した人狼をぶっ殺してやるわ。

[かつて人狼を殲滅しようとした人々も同じ思いを抱えていたに違いない。
リーの元を離れて、血だまりの中にいるソフィア達の横を通り過ぎて。*]

(63) 2015/06/25(Thu) 22時半頃

サミュエルは、同じ様に大切な人間を奪われた少女の耳にその言葉はどう響いただろう。

2015/06/25(Thu) 22時半頃


サミュエルは、廊下を歩く。向うは――

2015/06/25(Thu) 22時半頃


[──狭い廊下は悲嘆に満ちている。

 形になる前に喪った恋心も、
 次々と無残な姿になる人たちに揺れる心も、
 獣にとっては舌の先をちりちりと刺激する心地よいスパイスだ。

 血の香りのする廊下でその悲嘆を味わっていた獣の耳に、低い呪詛のような音が届く。]

(──この中で、今一番力がありそうなのは)

[例え細身で、女のような言葉遣いをしていたとしてもあれは男だ。
 人の姿で襲われれば、アレが一番厄介な相手に違いない、と獣は考えている。]


[気配が近づく。獣の鼻は敏感に、その男の気配を察知し]

 ――、

[小さく舌打ちする。]


[だから、レインの声が聞こえてきたときには。]

 あの、背の高い男を“排除”しましょう。

 人の姿で襲われると厄介だわ。

[と。
 ひんやりと囁き返した*]


 ……"排除"?

[一寸耳慣れぬ言葉を短く呟き]

 わかったわ。
 わたしが人狼として食べることは叶わずとも
 殺意はすべて、彼にむけるわ。


【人】 死ね死ね団 サミュエル

[廊下を歩いている。
後ろから追って来る人がいて。振り返らず、前を向いたまま返事をした。>>67]

無理におねえさんって呼ばないで良いわよ。私の名前はサミュエルよ。
…私も。アイリスがそうなんじゃないかって思ってるわ。

[前方にふたつの人影が見えた。]

(69) 2015/06/25(Thu) 23時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル


そう言う、貴女が人狼じゃないの?
ねえ、アイリス。

[廊下を歩けば、向かい合う二人の男女の姿を見つけた。聞こえて来るのは不穏な会話。
二人の間に横から口を挟む。>>65]

(70) 2015/06/25(Thu) 23時頃

[レインの言葉に女の耳がぴくりと動く。

 それは、まるで死を思わせるようなことば]

 ──だめよ。
 貴女も生きなくちゃ。

[その声は、まるで慌てたような響きを含んでいて*]


【人】 死ね死ね団 サミュエル

[小柄で可愛らしい少女。一目見て、護りたいたくなる存在だと思った。
一人目の被害者が発見された際に声を掛けたのも、そういう想いからだった筈。
優しい声で労った事も、二人で笑いあった事もあったのに、今は。
鋭い眼差しで少女を見つめて。*]

(72) 2015/06/25(Thu) 23時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

ええ、思うわ。

[何処か、可笑しそうに笑った。]

だから、殺したい。
私は馬鹿な人間よ。生き延びたいからじゃないの、殺されたから。
奪われたのが許せないから。私って嫉妬深いのよ。

(76) 2015/06/25(Thu) 23時半頃

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