54 CERが降り続く戦場
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アリス…
―――…
[聞く事に長けている兎は、何かを感じる事が出来ただろうか?
今はただ、流れる虹色を、見つめているだけだったけれど。]
ミスティアも
無茶しすぎだよ
[倒れた彼女に向けて、ぽつりと呟く。
聞こえても聞こえなくても、構わなかった*]
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― 少し前:閉ざされし聖域 ― [それは瞬き一つの間。]
――っ…。
[>>730 眩い光が瞳を貫く。 運命《フォルトゥーナ》に属する清浄な光に、左眼が灼けるように痛んだ。 それは、一瞬の出来事だったが。
頭を振って、再び森を見た。 そこへ侵入しようとする者の監視を怠らないよう。 もし、誰かが真実の鍵を手に入れる事があれば、それを阻止する心算で。]
(16) 2011/06/08(Wed) 08時頃
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[>>771 少年《星流》が、流星となって飛ぶ―]
ほほう。 《Front》ではあのような移動手段を使っていたのか。
[変な所にに感心しながらも ヒーローのレールガンによって翔ぶ少年と>>787 神気を纏った、少年(少女?)の後を追う。>>786>>847]
半神半魔―― ――邪悪なる神の子《ネルフェリウス》
やがて邪神と成りうる者か。 冥王との契約はあれど 獣《ベースティア》を御するにはまだ俺の力は足りない。
"NEL"は契約するに価する者か? それとも…
[誰にも聞かれないよう、そっと呟いて。]
(17) 2011/06/08(Wed) 08時頃
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[風に背を押され、走る最中 森の中心で対峙する大きな力をいくつも感じた。 ひとつは獣《ベースティア》、もう一つは弾けるような星の煌き。]
(18) 2011/06/08(Wed) 08時頃
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[巨大な力のぶつかり合いに、自然心が昂った。 しかし、ドナルドの叫び>>2:880に、 数歩先を行っていた足が止まる。
別に彼を待とうとした訳ではない。
ドナルドの左目《混沌》に呼応するように 紫水晶の瞳に激痛が走ったからだ。 先程の、運命の光で感じた物とは違う、もっと別の。 重く、苦しく、しかし歓喜すら感じるほどの昏い痛み。]
(19) 2011/06/08(Wed) 08時頃
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―― あれは、《混沌》、の……っ! ドナルド、お前は……
[苦しげに叫んで振り向いた先 正常な視覚を持つ右目に飛び込んできたのは 風と、運命《フォルトゥーナ》と、眼帯を外した男と
ぽっかりと開いた闇色の《混沌》の穴。>>947]
(20) 2011/06/08(Wed) 08時頃
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――!! 解法せよ《ReleaseCode》!!
[三人の姿は、それに飲み込まれて消えたように見えたが 《法》を発動させ、それを拒絶し……地面に座り込む。
左眼を抑えた掌から、紫の雫がぽたり、ぽたりとこぼれ落ちた**]
(21) 2011/06/08(Wed) 08時頃
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ねぇ、パパ?
[問いかけるのは、父に似た声の主。
久しぶりに話しかけた気がした。]
なんでかわからないけど、悲しい気分がする。
こんな風に悲しい思いをしながら、私は世界を守らないといけないんだね。
[なんとなく、なんとなく理由が分かっていた。
自分の大好きな誰かの命が尽きた。そう感じたから。]
天狼族の遺跡を見つけたの。
たくさんの文献、そして、私が手に入れなければいけない、『創世≪ハジマリ≫の杖』もここにあるわ。
[覚悟は出来ている。
皆を敵にまわして、それでも使命を果たすと。]
次に生まれる世界にヒトはいらないもの。
だから、審判を下す、私達天狼族もいらないわ。
そうしてうまれるの。本当に優しい、平穏と秩序の守られる世界が…。
でも…
[少しだけ思う。一度くらいはチャンスを与えても良いのではないかと。
しかし、その迷いも、最後のチャンスを与えた歴史の文献を見るまでの事。]
(ごめんね)
(…ごめんね)
[何度も謝るアリスの声は、ミスティアに届いただろうか?]
( ありがとう )
[そしてとても強い、感謝の念。]
尊いわ
命を育める場所
願いを育める場所
絆を育める場所――…
あの世界があったからこそ
私はここにいるわ
あの世界があったからこそ
私はここにいるの
− 鼓動を止めた刻《テンプス》の中 −
[バサリッ…。
動かぬ世界を面白そうに上空から眺めていると、心優しい天狼の声が届いた]
お前は止まっていないのだな。
当然だな、お前は強い。
[どうやら動く者もいるのだと確認出来ただけで十分だった。
少し寂しげな声には、直接話してはいないのに眉を顰めて気遣った]
哀しいのはお前が心優しいからだ。
[そう言えば先程屠った若者は、天狼を最初に抱えて来た子だったと今更思い出す。
その後も色々拘わったのかもしれない。
そう言えば以前大切な者を傷付けるなら戦うと言われた気もするな、と獣は思い出す。
だがヒトを滅ぼす決意をした彼女に敢えて伝える事はしない]
お前の理想《ネガイ》が叶うといいな。
[殊更優しく獣は呼び掛ける。
違う世界《終焉》が再生《繰り返》されるのも面白い。
生まれれば終わらせるだけ。
玩具が増える事は良い事だ、と思いながら]
ただ簡単にはいかんぞ。
刻が歩みを止めた。
勿論崩壊も再生も今は出来ない。
そのうち刻は動き出すだろうが…。
それまでに、極力愚か者を減らした方がやりやすい。
自分達の益しか考えず、周囲を省みなかったヒトの味方…。
[天狼が動いている。
恐らく他の力を持った者は動き続けているだろう。
破滅の従者は多い筈がない。
天狼が行おうとしている事の敵になる者がほとんどだ。
だからこそわざと煽る様に声を掛けた。
ただ…面白いから…それだけの理由]
ガアアアアアアッッッ!!!
[一度大きく吼えて闇が揺らぐかどうか、その動きの予測を楽しみながら]
《契約》外の連中がまだいるようだ。
何処まで堕ちるかは知らんが…。
迎えに行くか?
それとも狭間で苦しむ様を見物するか?
[いたぶる様な残酷な問いは誰に向けてか。
だがどの答えでも、獣は哂って]
終焉まで、オモチャは多い方が良い。
[そう返すだろう]
私は…優しくなんかないよ…。
[心優しいと言う彼の声に、静かに否定する。]
だって、大切な友達の命も、存在さえも消してしまうのだから。
[見つけてしまった一冊の手記。
自分と同じ、天狼族、それも、自分と同じ審判者だったものの手記。
その、最後の一文を見つけてしまったのが、その原因。]
-審判を下す者の手記-
我は最後に彼らに問う。
『人の子よ、過ちを繰り返し、星を、世界を滅ぼすもの達よ。
審判は下された。繰り返される罪に、災いあれと。
救いを求めるならば、誓いを立てよ。
最後の機会を与えよう。』
人の子は答えた。
『決して過ちを繰り返さぬ。
謙虚に、与えられる恩恵を大切に。
何より決して驕らぬ誓いをたてる。』
我は彼らに、最後の機会を与える。
我が手によって、汝らに救いあれと。
しかし…決して二度は与えぬ。
最後の機会。
二度目はないわ。
[その約束が、何万年以上も過去の事だとしても。
交わした約束は、破られてはならない。
もう充分すぎるほど、機会は与えたのだから。]
叶えるわ。
私の理想≪ねがい≫は、世界の理想≪ねがい≫だもの。
世界がヒトを否定したのだから。
だから…幾重に邪魔をされても、無駄なの。
そうか…そこまで言うのだからどうしようもないようだな、ヒトとは。
遠慮はするな。
躊躇わずに滅ぼすが良い…。
[酒場のマスター気分が抜けぬせいか、天狼が目の前にいれば頭をぽんぽんと撫でそうな口調で声に応えた。
激励する内容は危険極まりないものだったが]
|
― 閉ざされし聖域 ― [時の止まった世界で座り込んだまま、どれだけの時間そうしていただろう。 >>125 ふいに声が聞こえ、そちらに視線をやれば、向けられる銃口。]
聞き耳? ……勝手に喋っていたのは君だろう。 独り言なら、もっと小さい声で言いたまえ。
[呆れたように呟いて、眉間に皺を寄せる。 もちかけられた取引に僅かに目を細め>>128]
…嫌がらせ? 誰に? 何のために?
[立ち上がって、草のついた尻を叩く。]
とりあえず――歩きながら話を訊こうか 確か君の名前は……ネル。
(147) 2011/06/09(Thu) 00時半頃
|
それに、柊先輩がいるからって、どういういみよう…
もお!
[]
……迎えに行くのも悪くないと思っていたが
どうやら向こうから来てくれたようだ。
半神半魔というが、
果たして、《契約》してこちら側に堕ちる者なのか。
[震える銃口を見つめながら、呟く]
/*
昨晩は即健康してしまってすいません。お疲れ様でした。
ネル→半狼
ドナムパ→魔術師
でしょうか、ね。展開次第かもですが今日はネル襲撃かなあと思いつつ
―道中―
へぇ……あ、うん、でも、アリスも年頃の女の子だもんね。
[ロビーの言葉を聞いて、少し間をおく。
それからミスティアはすこしにあわてたようすで、妙なフォロー(?)を入れた]
ミスティアもなにそれどういう意味なのっ?!
わっ
わたしは べつにい…
ほう。
それは結構な事だ。
[飛んで火にいる?と思いながら声に口角をあげた]
その後はお前さんの腕次第だな。
[からかう様な、だがやれるだろう?との確認の意味のある含みのある言葉]
/*
お疲れ様です。
昨日はセシル噛みと言う…orz
ネルかドナ、どうなるか判りませんが、ネル噛みが早いかもしれませんね。
襲撃パスにしておきます。
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