人狼議事


207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-

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【人】 革命家 モンド

[闇の中、背後から近付いてきた気配>>336には気付かなかったが、
厨房の奥から出て来た、この船の最小乗組員は見えて。

さっさと去ろうとするホレーショーの腕の中、
キティが憐れみの目をこちらに向けたような気がした。]


 畜生に同情されるたぁな……


[つい先刻の約束を破棄して、
今すぐ喉を灼きたい欲求に駆られた。]

(2) 2014/12/11(Thu) 01時頃

革命家 モンドは、メモを貼った。

2014/12/11(Thu) 01時頃


『ああ……美味しい』
 ああ……不味い。

[重なる聲と血を啜る音。
蕩ける血の味に、爪の先まで満たされて。
今本当に人では無くなったのだと。

泣いていた赤子が笑う代わりに……何故か泣きたくなった。]


 血腥い……。

[翌朝。ベッドの中にいる私を覚醒させたのは鮮やかに漂ってくる血の芳香であった。**]


【人】 革命家 モンド

[男の名を呼び、目玉の上に水が滲んだニコラス>>4を見つめ、
「あぁ、あぁ……」と頷くのみ。

終いには笑い出すニコラスの気持ちが分からないでもない。
が、「とうとう自分もアル中になったか」と考える理性はあったので、
ギリギリセーフだろう。

「俺にも」というのには>>>>1:345]


 お前さんさっき食ってたじゃねぇか。
 俺ぁ血が足りねぇの!!やらねぇ!!


[大人気なく少し大きな声でお断りしておいた。*]

(5) 2014/12/11(Thu) 01時半頃

【人】 革命家 モンド

― 5号室 ―

[お通夜のような食事を終え、
ミナカから受け取った薬を呑んだ。

好きな者は多くはないだろう薬の味。
幼い頃の記憶と相まってか、実際にかはわからないが、
意識が朦朧とし始めたので寝台に倒れ込む。

目を覚ましたら、また何かを失っているのではないか。
そんな考えが頭を過ぎり、気が遠くなるのに抗ってみるが、
無駄なことと知るのは翌朝を迎えてから。

ズクズクと痛む左腕は腹の上に乗せて。
無意識に獣のような唸り声を上げていたが、
いびきやら寝言やらが響く夜に紛れただろう。**]

(11) 2014/12/11(Thu) 01時半頃

革命家 モンドは、メモを貼った。

2014/12/11(Thu) 02時頃


[どこからか血の匂いがする。

 淑女とのダンスでこびりついた臭いではない。
 新鮮な、食欲をそそる血肉の匂い。


 一体、誰の仕業か。
 考える必要は、あまりなさそうではあったが。



 絶望の芳香に、ひそかに、喉を鳴らす。*]


[この血生臭さに、どうしても咥内が涎で満たされる。**]


 大方あの仔犬の仕業か…。


【人】 革命家 モンド

― 翌朝・5号室 ―

[ぶち破る勢いのノックに叩き起こされ、
男は目を覚ました。
良くも悪くもいつも通りの天井を眺め、
扉の外で大声を張り上げる下っ端の言葉を、耳から脳へと送る。]


 なんだってぇんだ、
 まぁたお客様ってぇ訳でもなさそうだが……


[扉を開け「うるせぇ聞こえてらぁ」と下っ端を一睨みしてから、
指定された甲板へと向かった。

甲板への道中、「人狼」という単語くらいは耳が拾ったか。**]

(29) 2014/12/11(Thu) 14時頃

革命家 モンドは、メモを貼った。

2014/12/11(Thu) 14時頃


[部屋に戻る前、芳香に誘われるよう、船底の牢へ足を向けた。

 引き裂かれた骸は、誰の手に依るものか。
 大方の予想はつくが、無論、責めるつもりなどない。
 かといって賞賛するでもない。


 この捕虜が、人狼がいると騒いだとか、そんなことはどうでもいい。
 身の危険など、今更なこと。



 ただ、絶望の波紋が広がるさまを、この目で見に来たまでのこと。]


 ……いい貌だ。


[絶望の中、息絶えたであろうサイモンの顔を見て、無機質な声を零す。


 絶望は畏れを産み、畏れは絶望を喰らい、成長する。
 産声あげた畏れの行く末を、愉しむかのように。

 ほんの微かに、唇の端が持ち上がった。*]


革命家 モンドは、メモを貼った。

2014/12/11(Thu) 21時半頃


【人】 革命家 モンド

― 甲板へ ―

[船長命令だと言うのに、男には緊迫感がなかった。

薬のせいで少し身体が怠くもあったが、
大体寝起きはこんなものだ。

お客のもてなし時以外は。


右手にサーベルを携え、
階段を上って甲板へと出る直前には、マントのフードを目深に。

遅れてやってきた部類で、
人垣の後ろに立ち大あくびを一つ。

同室の船大工の姿もそこに在った。
寝ている間に壁を蹴られたことなど勿論気付いていない。]

(69) 2014/12/11(Thu) 21時半頃

【人】 革命家 モンド


 よぉ、何の騒ぎだ?
 「人狼」がどうとか言ってる奴もいたが……


[適当に声を掛けたが、誰かが応えるのが先か、
或いは道化が話し始めるのが先だったか。*]

(70) 2014/12/11(Thu) 21時半頃

 そうだ……俺は……ヒトじゃ無くなったんだった。

[舌に食い殺した血の味が蘇る。
同時に胸を締め付けるこの感情は………。]

 は、はははははっ。
 もう人間じゃないのに、何、人間みたいな事思ってるんだか。

[渇いた笑いを絞り出して、最後に1つ自嘲を重ねた。]


 ミナカ、二人きりで話をしようか。

[私は甲板に集まった面々から嗅ぎ分けて仔犬の正体を的確に見抜いていた。なるべく穏やかに聞こえるように聲を風に乗せた。]


 殺ス 殺ス カ ?
 仔犬 仔犬 を

[断続的に拾っていた獣の“聲”は、
船長が云う重罪人に繋がる手掛かりとなり。

皆のざわめきに混ぜて落とした唸りに、
我知らぬまま、薄く困惑の想いが乗った。]


 そうだな、俺は仲間じゃない。

[船長の聲に静かに目を閉じる。
ヒトを、仲間を棄てたのは自分の方。
徐々にヒトで無くなっていたかも知れないが、仲間を棄てたのは
自分の意志だと自嘲を浮かべ。

やっと産声を上げ、紅いミルクを呑む事を許された赤子は死を拒む。
当然死にたくないと思う反面、殺されても仕方ないと、
むしろ死を望んだ方が良いかもしれないと思う片割れである己と。

混ざり合い、自分でも袋小路になった思考を、聲が突然
現実に引き戻した。]


【人】 革命家 モンド

― 甲板 ―

 船長どのーぉ。
 その仲間殺しを見つけ出し、殺すのぁ異論ねぇんですがねぇ……
 
 あんたぁ俺たちの所有主だぁ、
 得意な殺しの手口も知ってるでしょうに。
 仲間殺しの犯人を絞ることだってできそうなもんだ。

 その船長殿がわざわざ全員集めてこんな話をなさってる、
 ……おかしな手口ってぇことかい??どんなだ??毒殺かぁ?


[後ろの方から、声を上げた。
道化に睨まれるのも構わない。腑に落ちなかった。

この船の船員が殺しをするなら大抵武器を、身体を使うだろう。
目に見えて、どうやって殺したかわかりそうなものだ。
船医に調べさせなければ分からないような死体だったのだろうか。]

(97) 2014/12/11(Thu) 22時半頃

 ……ああ。

[船長が同じ聲を持つ驚きよりも、
犯人を捜し出して殺せと命じた直後の呼び掛けられた事に驚いた。
彼には全てお見通しで、殺されるのだと怯える様に
顔を歪ませ掛けた赤子の感情を殺して、短く返す。
凪いだ波間の様に笑えていれば良いと思いながら。]


 ミナカ、いつ誰がお前を仲間でないなどと言った。

[返ってきた聲にイライラと返す。]

 ギリー……仔犬のことは殺さない。
 私が、殺させないようにする。


[思い出した顔は、当然、血に塗れ、恐怖を張り付かせた惨たらしいものだったが。]


 ……船長……ど、して?

[イラついた感情が届いたのか、一瞬身を固くしかけたが。
言葉の意味を理解すると恐る恐る船長を見つめる。

思ってもいなかった言葉に、多少動揺したのか、
赤子の不安を映した瞳の色は隠せないままだったが。]


 ……別に。
 その、お前には死んで欲しくないと思ってるだけだ。

[ミナカの視線を直視出来なくて私は顔を逸らした。]



 …… あの仔、生きル

[殺しはしない、させはしない、との言葉に、
赤子の泣き声を思い出し
珍しく、感情を滲ませた。
それは殆ど独り言のようなか細い聲で。

その後のふたつの聲による会話は
実際の周囲の声や音に紛れて聞こえなくなった。*]


【人】 革命家 モンド

[副船長の補足を聴いて>>99、「そうかい」と。
キーチの言い分も>>89、整理するように頷いて聞いていた。

男は「人狼」についての知識を持っていないに等しい。
言葉自体はどこかで聞いたような気もしないでもないが、
特に興味もない話を脳に留めおく性質ではなかった。

なんとなく「獣のようなもの」という認識を、
副船長の説明により得た程度。

「憶測で話すな」と言われたなら>>109
自分の言葉が発端で視線の的になったグレッグの方を向いて>>101
眉尻を下げ、肩を竦めた。]

 ――すまねぇ。

 だが、情報を小出しにされちゃあ、
    疑わなくていい相手を疑っちまう。

 そういうことも、あるだろう??

(115) 2014/12/11(Thu) 23時頃

 …………。

[船長の聲も、ギリ―の聲も聴こえたが、
どんな言葉を口にすれば良いのか。
どんな表情をすれば良いのか、胸に沸くものを形にするものは
探しても見つからない。

ほんの少しだけ泣きそうな嬉しそうな、
困惑を混在させた表情のまま階下へと消える。]


 私が気づいたときにはもう二人の死を揉み消すことは
 叶わないくらいには人が集まっていた。

[船底についた私はミナカに話し始める。]

 だからその、なんだ……泣き聲まで聞こえていたのに
 事が起こるまで気付いてやれなかった私の落ち度だ。

 済まなかった。

[それからおもむろに見張りをやっていた元仲間の死体の上に屈み込むと、]


[その死体を食い千切った。]


 ……船長……あんたが…謝る必要なんて。

[紅い聲が何を語るのか、殺さないと言われても
まだ何処か不安が残っていた。

だが……初めて聞いた彼の謝罪に絶句し、
屈むその背を見つめた。]


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