人狼議事


217 【突発誰歓】幸福の壷【十二支騒動記】

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『例え治せたとしても、治せるとしても』

[鬼気迫る男の中で黒蛇は顔を愉悦に歪める。]

『吾等が邪魔する故、させぬがな』

[くつり、くつりと笑い声を漏らした。]


『しかしまあ、蛇とは動きが悪いものよ』

[そういうなり、黒蛇となっていたものは形のなき物に変わろうとするが。
光のせいでそれが叶わぬ。]

『ええい、忌々しい!!』

[このような物、さっさと捨ててしまいたい。
さすれば、自在に形を取ることができると云うに。]


[報復を――と、黒蛇は言う。


 応―――と、黒亥は答え。]

『邪魔なのではないか?』

『その、神の力にも似た片鱗は。』

[引き剥がしてやろうかと、誘いの声は甘く。**]


『嗚呼、忌々しい 忌々しい』

[器を蝕むことはおろか、形の自由もないとは。
甘美な誘惑が聴こえれば、思わずすがりそうになるが。]

『すれば、此度は汝が』

[吾と同じ様にならぬかと、同輩の身を案ずる。]


【人】 開放的市民 ジェニファー

―少し前―
[宴の支度ついでに、他の者に先んじて
酒を一口。

見咎められれば、悪びれることなく]

毒見よ、毒見。
多少行儀が悪いのも大目に見よ。

[濡れた盃を振って見せ。
水盆に盃沈め、さらさらとすすぐ。

騒ぎが聞こえたは、そんな時。]

(39) 2015/02/15(Sun) 11時半頃

【人】 開放的市民 ジェニファー

何事か。

[水盆の中泳いでいた白い手が、
ぱしゃん、と水を跳ねさせた。]

(40) 2015/02/15(Sun) 11時半頃

【人】 開放的市民 ジェニファー

[朝告げ鳥の見ぬ間に、
深い眠りの災禍が彼の方を襲ったなど――。

傍にあって災厄見落とした悔い持つ者とはまた別に、
傍にすらいなかった悔いを抱くまで、
僅か数秒のこと**]

(41) 2015/02/15(Sun) 12時頃

―神が倒れる前―
[幾ら忌々しい光が在れど、此れだけ蝕めたのであれば、神を眠らす呪い位は掛けられようか。
黒蛇は思うや否や禍々しい気を、眠ろうとする神へと放つ

それは神の中へと入り込むと、深い深い眠りにつかせる。
まるで呪いのように。

思ってたより巳と同化していたのか、それとも同輩が手を貸したのか。
神を眠らす事に成功した黒蛇は、満足そうに舌を出した。*]


『神に選ばれし十二の支』

『それらの力も、やはり強い』

[とはいえ神よりかは些か弱い。
構わぬ。生身の人間より強いならば、構わぬ。]


『だがやはり神の支』

『吾等を邪魔するか』

『ならば仕方あるまい』

『一人づつ、眠りの呪いを掛けてやろうぞ』

[邪魔をしなくなるまで。必要ならば全員を。
神と同じく、深い深い眠りの底へ落とそう。]


『して同輩よ 此奴等の中で一番厄介な者は誰か判るか?』

『一番邪魔な奴等から、吾は呪いを掛けようと思うのだが』

[黒亥に尋ねた後、忌々しそうな顔をして付け加える。]

『……嗚呼、だが卯だけは止めてくれ 巳がかなり意識しておる故に』

[巳は礼儀を尽くし、恩あるものには恩にて返す事を矜持としている。
集う前に貰った兎餅。礼を言えておらぬ事を気にして居るらしい。
取り込もうとしたがどうしてどうして。
巳の意思が強いのか、どう足掻いても其の矜持を呑み込むことが出来ず。

卯に呪いを掛けてしまえば、吾の手元を離れ、己の悪事に気付き、己に呪いを掛けるやもしれぬ。
其だけはさけねばならぬ。故の頼みである。]


『やはり憑いておったか!!』

[申告してきた清々しい、厭らしい気に顔を憎しで歪める。
だが、それも僅かな刻。やがてくつり……と笑いだした。]

『……だがまあ良い 探す手間が省けたと云うもの
 炙らずとも出てくるとは……くくく、愚かな娘よ』

[見つけ出される前に、落としてしまえ。
そうは思ったが、すぐにその考えを改める。]

『吾等に与する者であるならば、そう易々と落とせぬか……
 同輩よ 彼の者は如何んとするや?』

[落とした者であるならば、本にそうであるか吾には判るのだが。落とした後で気付いても、それは最早意味無きこと。]


【人】 開放的市民 ジェニファー

―集会所・座敷―
[指先より跳ねた水音、滴る雫もそのままに。
向かうは禍つ気配に騒ぐ場所。

几帳の類を払う仕草さえ、常の酉では酔ってもせぬ乱雑さ。]

何事かと……問うまでもないのう。

[震えた唇で、ようよう紡ぐ。
顔色悪しき南方と>>5、呪いではと呟く黍炉の>>17>>18声に
微かに瞳を見開いて。

けれど、不安の色を幼き者たちに気取らせるような真似はしない。]

(77) 2015/02/15(Sun) 20時半頃

開放的市民 ジェニファーは、メモを貼った。

2015/02/15(Sun) 20時半頃


【人】 開放的市民 ジェニファー

やはり…あの壺が因果の要であるかのう…。
南方、そなたは大事ないか?

[直接壺を手に持っていた巳の男へと声をかける。
疑いの色はなく、向けるはただ、労りばかり。]

(78) 2015/02/15(Sun) 20時半頃

ジェニファーは、ミナカタの表情を「ん?」と覗き込む。

2015/02/15(Sun) 20時半頃


【人】 開放的市民 ジェニファー

[ちらと聞こえた未の声に>>49僅かに苦い笑みを浮かべた。]

王子様の口づけとな…。
意味合いはあろうが、未はまだ知らぬのか。

生くる気、すなわち「いき」を注ぐことで、
悪しきものや死気から遠ざける呪法よ。
しかし…、ここには主の尊よりも強い気持つものはおらぬゆえな…。

[ばっさりと切って捨てた南方の言葉に>>51
少し緩やかな笑いへと変じつつ。]

(79) 2015/02/15(Sun) 20時半頃

【人】 開放的市民 ジェニファー

[はた、と言葉を飲み込む。
毒虫食らい、蛇を食み、龍を飲み干し、悪しきを退ける。邪を下す。

それが――酉。]

(83) 2015/02/15(Sun) 20時半頃

【人】 開放的市民 ジェニファー

付け焼刃かもしれぬが、
せぬよりはマシであろう。

[宣言するように零し、今は眠るばかりの御前へと
そっと膝をつく。]

早う起きて、寝こみを襲ったとお叱りくださいませよ。

[切ないばかりの囁きを今は聞く相手もおらず。
眠る神の唇に唇合わせ、生くる気吹き込み、
邪気を、呪いを己が内へと飲み込む。]

(84) 2015/02/15(Sun) 20時半頃

【人】 開放的市民 ジェニファー

[そっと離した唇が次に紡ぐは、守りの呪。]

大神脅かす災厄あらば、幼き者へ災禍注ぐならば、
それは先ず、この身に降れ。
悪しき牙が正道に立ち戻るまで、
よこしまなるが、まことにもどるまで。

まずはこの身に牙突き立てよ。

[神の内側に蔓延る呪いを僅かなりとも飲みくだし、
次に襲われるかもしれぬ十二のうちの誰かを思い。

せめて次には己がその贄たれと願う。
次こそは、深き眠りに落ちる前に、守ることが適うよう、
願いの詞を紡ぐ。]

(86) 2015/02/15(Sun) 21時頃

開放的市民 ジェニファーは、メモを貼った。

2015/02/15(Sun) 21時頃


『何を心配することがある?』

『――のぅ、同輩よ。』


『永い時を経て、忘れたか?』

[忘れたか?]


『我らの「罪」を。』


『神が定めた、「罪」を。』

[罪の重さでいうならば、黒亥の方が重く。

『………なに。亥は既に我のもの。』
『安心すると良い。』


[もうひとつ。
 思い出してはならないことがあるから。]

『……のぅ、「同輩」?』

[殊更に強調し。
 黒き気であらば。そぅと伸ばして黒鱗に触れられるだろうか。
 赤き舌、吐息。

 感じる距離で、――――くんと匂いを嗅ぐ。]

『さぁ、我に。』




『なに。


  恥じる仲では、なかろう?』

 


『罪……』

[遥か彼方の記憶。吾等の罪。己の……――。]

『神が定めた、傲慢で身勝手な「罪」』

『……もはや、思い出すことすら、叶わぬわ』

[遠く遠く、刻すら忘れてしまうほど。
数えることすら、叶わぬほど、気が遠くなるような……――。]


[敢えて。黒亥は返答を先伸ばしにする。


 全ての神光は、砕き散るもの。

 同胞も、同輩も、不要なもの。
 いつだって黒亥は―――――――己しか、信じない。


 信じていない。]


[神光あらば、きっとこの黒蛇も裏切るのだろう。


 全てを奪えなかったと同じように、「邪魔」をするかもしれない。]


『………  ゃ、だ。』

[それは嫌だと小さく独りごち。

 主の持つ全てを奪うのは、我だと―――赤眼は焦がれるように黒蛇を見詰めた。]


信じていないんじゃ、なかったの?


[黒亥に届いた幼子の声。

 聞こえない、 ふり。]


【人】 開放的市民 ジェニファー

[酉の神気張りつめるは一瞬。
傍らで表情硬くする沙耶に気づけば>>92、柔らかな髪を梳いて
微笑んだ。]

我も長く年月重ねたと思うておったが、まだまだ力不足よのう。
あの壺から善悪それぞれの気が放たれたことは感じ取れても…
その先は…。

[ゆるく首を横に振り、それ以上はどうしようもないのだと告げる。]

力及ばぬことは歯がゆいが、
せめて…善き気を受けた者が無事であるように努める他ないゆえな。

(100) 2015/02/15(Sun) 22時半頃

【人】 開放的市民 ジェニファー

[気が探せる。>>66
確かに稚い子は告げた。

喜ぶ素振り見せながら、何やら言葉濁した午に、
ちらりと視線を送る。>>89]

最善かどうかは分からぬが、
タルトとショコラの言うことにも一理あると思うぞ。

[さらりと申の頭を撫でる。>>97
真似技の術に拘泥してより、本来の申の姿を見たのは数えるほど。
それは何やら少し寂しい。]

(116) 2015/02/15(Sun) 23時頃

【人】 開放的市民 ジェニファー

悪しき気を眠らせ、鎮めるは道理に適うておろうて。
尤も…御方と同じように、我らも眠りに取り込まれるが早いか、
油断はならぬがの。

[せめて施した呪に従い、悪しき気がまずは己に向けられれば良いが、と
小さく嘆息する。]

(117) 2015/02/15(Sun) 23時頃

【人】 開放的市民 ジェニファー

[うんうん、と懸命に背伸びする沙耶の前にかがみこんで>>112
頭を触りやすくしてみる。

ふっくらとした小さな掌が、触れるのに、そっと笑みを深くした。]

我は夜明けの鳥ゆえな。
たとえ眠りついても、
きっと、主の尊や皆を起こしてやろう。

[約束、と軽く小指絡めて。
少しでも年若い朋輩が狼狽えることないように振る舞った。]

(125) 2015/02/15(Sun) 23時頃

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