228 【誰歓人狼騒動】滄海のカタストロフィ
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──────♪
[女が歌っているのは人狼族に伝わる“霧を呼ぶ歌”だ。
一定の人数、一定の場所で狩をするために、部外者を遮断するための霧を呼ぶ歌。
通信技術の発達した現代ではなかなか場を整えるのも難しいが、今回はツアーに申し込むだけだからお手軽だった。]
──くふ。
素敵ね、今回は“おいしそう”なオトコがたくさん。
どうやって、食べて上げようかしら?
[メロディに乗るのはそんな言葉。
──新聞に載っていたあの村を滅ぼしたのはグロリアだ。
正確にはグロリアとぐうぜんその場に居合わせた仲間達、だが。
生き残ったのは彼女一人だったから、そう表現しても、おかしくはないだろう。]
[ナラーヤの村を滅ぼした時、女は嗤っていた。
美味しい美味しい人間をたくさん食べて
もう食べるものがなくなったから、おうちに帰って眠った。]
人間に比べたら、
ただの家畜や野菜なんて美味しくないわ。
ね。新しいお仲間さん?
[脳裏に響く歌は聞いたことがある。
霧を呼ぶうた。
私たちが、獲物を閉じ込めるために、うたううた。]
[違うな―――あれはナターリアの村か。
よく似ている名前の村だ。
だからおそらくお仲間さんとは初対面。]
[歌っていると、血のイメージをした囁き声が聞こえる。
同族にしか聞こえない、人狼の交わすささやき。
若い雌の声だ。
声に憶えはないから、初めての相手だろう。]
──あら、貴女も“狩りに”来たの?
ふふ、おいしそうな子がたくさんいたわ。
やっぱり人間の肉が一番美味しいものね。
[くふ、と喉の奥で笑って、同族にしか聞こえない声で囁く。]
どこにいるの?
よかったらお話ししましょう。
そう、狩りに。
人間の食べ物は体に合わなくて。
そろそろ食事の頃合かしらって。思ってね。
[女性――いや、雌の人狼。
いくらか気が許せそうな気もする。]
ラウンジで暫くゆっくりして――
そこに訪れる餌を、品定めしようかなぁって。
[声は無邪気なもの。お会いできたら嬉しい、と付け加え、人間としてのイリスへと意識を戻す。]
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[眉を寄せ、時折唸り。身を捩る。 魘されていた男を起こす者は無くーー]
(11) 2015/06/21(Sun) 09時半頃
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ー 屋上:甲板 ー
うおっ?!
ああ、はいはい。出港ね……。
[目覚めたのはアナウンスと汽笛>>#0によって 椅子から落ちかけたところ、誰も見てないよな。人がいないか甲板を見回してから船内へ戻って行った*]
(12) 2015/06/21(Sun) 09時半頃
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ー ラウンジー
ここ、座ってもいいかな?
[隅に座る女性>>6に声を掛け、答えを聞く前にその向かいに座る。にっこりと笑みを向けて。]
君は一人?俺も一人なんだ。本当は二人で来る予定だったんだけど彼女にフラれちゃってさ。 何か飲む?取ってくるよ。
[窓の外を眺めどこか憂いをおびて見えた様子も気にせず明るく語りかける**]
(13) 2015/06/21(Sun) 10時頃
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そうそう。だからもう寂しくて寂しくてさー。良いことなんて可愛い女の子に出会えたことぐらいだよ。
……俺もそうであることを願うね。
[彼女>>25と同じように苦笑いを浮かべながらも、どこか甘ったるい声音。 続いた言葉>>26を聞けば肩を竦めその色を引っ込ませたが。]
可愛い名前だね。……ん?
……ああ!君がアイちゃんか。
背が高いお姉さんに会ったでしょ。あの人、俺の“友達“なんだよね。偶然乗り合わせたの。
(28) 2015/06/21(Sun) 21時半頃
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いい奴だから、仲良くしてあげてね。女の子同士だしきっと気が合うよ。
[サミュエルはあんな心配をする必要は無かったな、などと考えつつも笑顔は絶やさずに。 ふと時計を見て、立ち上がる。]
っと、もう夕飯の時間だ。行こうか。
俺はリー、宜しくね。アイちゃん。
[そしてイリスと共にダイニングへと向かう*]
(30) 2015/06/21(Sun) 21時半頃
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わあ、さりげなくフラれてることを悲しむべきなのかお友達になってくれることを喜べばいいのか俺分かんない。
[早速食べ物を物色に向かおうとすれば引き止められて>>33 少し目を丸くした後、からからと笑う。]
可愛い女の子にそう言われて嫌だなんて言えないよー、うん。アイちゃんのことも色々教えてね?
そうそう、俺の部屋は6番だから何かあったら気軽に来てよ。こう見えて紳士的だから変な心配はしなくていいからさ。
[嬉しそうに弾む声、話が一段落すれば一度イリスから離れた]
……まあ、俺のことなんて知っても何も楽しくないけどね
[呟きを残して*]
(38) 2015/06/21(Sun) 22時半頃
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[笑いかけてきたのは廊下で見掛けた青年>>36会釈を返すも、食事を取りにその傍を通りすぎようとした時彼は女性>>34とぶつかりそうになってしまう。]
気をつけてね。
[微笑ましいなと小さく笑い、すれ違い様に一言]
(39) 2015/06/21(Sun) 22時半頃
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[パン、カルポナード、それに申し訳程度のローストパンプキンサラダを取る。酒で散々に悩んで選んだのは毒々しくもある黒に近い赤ワイン。]
楽しんでるかい?
[席を探す傍ら廊下で見掛けたもう片割れと>>35鳥を連れた青年>>43に気まぐれに話し掛ける 勿論同性が相手でも愛想は良く。]
(45) 2015/06/21(Sun) 23時頃
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まあそこそこね。
[遠慮することもなく指差された席>>53に腰を降ろす]
そうだね。たまには男とも親睦を深めないとな。 俺はリー、君達は?そちらの鳥さんの名前も聞きたいな。
[赤黒い液体を早速喉に流し込み、二人と一羽を順番に見る]
(60) 2015/06/21(Sun) 23時半頃
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リツキ、フィリップ、宜しく。
[伏し目がちな彼>>63にも、その目を覗き込むように笑みを向け]
へえ。君とこの子がいいならそれでいいんじゃないかい。むしろ羨ましいぐらいだな、相棒なんてさ。
と、どうした……?
[何やら気に入られたらしい>>64雌であることなど知る由も無く、俺って動物に好かれるほうだったっけなどと呟きつつ撫でてみようかと指を伸ばす その時視線が合わさり鳥は激しい動きを止め、首を傾げこちらをじっと見つめる]
俺の顔に何かついてるかな?
[同じように傾げ、微笑んで見せた]
(72) 2015/06/22(Mon) 00時頃
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[そしてリツキの友人の話題になる。フィリップ>>71の視線を追えばそこにいた顔は予想通り]
彼、少し危なっかしいね。 でもリツキみたいな落ち着きがある友達がいれば安心かな?
(73) 2015/06/22(Mon) 00時頃
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ああ、サイモンさん。おかげさまで。
[そんな時ダイニングルームに現れたのは例の自分がからかったガイドだ>>#2宣伝は聞き流しにこやかに返す そうして肉料理にでも手をつけようと思った時]
ん?……どうしたんだろう。
[駆け出していくサイモンの姿が見えた 暖かな室内に流れ込む霧と冷気。]
(74) 2015/06/22(Mon) 00時頃
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リーは、フィリップの言葉に目を瞬かせる
2015/06/22(Mon) 00時半頃
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いや……それは否定しないけど鳥にモテたのは初めてだな。
[雌と言われても>>76困惑してしまうが。 誤魔化すように笑って要求されるがまま鳥を撫でる。]
可愛いね。人間の女の子よりいいかもしれないな。……ああ、でも嘴は痛そうだ。
[満足げな彼女を眺めながらぶつぶつと]
(79) 2015/06/22(Mon) 00時半頃
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そうか。そんな風に思えるなんていい友人関係なんだね。
[彼の意見>>75を気にする様子も無く機嫌良さげに近くを通ったロボットからまた酒を貰う]
大切にするんだよ。
(81) 2015/06/22(Mon) 00時半頃
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健闘を祈るよ、兄弟。
[女の子に声をかけにと席を立つフィリップ>>80に一言。自分の元から彼の右肩に戻った鳥にはひらひらと手を振って]
やあ、また会ったね。
[丁度やってきたリツキの友人>>78、先程のことか恥ずかしげな青年にからかうような笑みを向ける]
(86) 2015/06/22(Mon) 00時半頃
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俺はリー、こちらこそ宜しく。
[名乗りをグレッグ>>82に返し、さっきまで…と聞けば視線を窓へ向けて]
そうだな、なんだか不気味だ。 折角綺麗なお嬢さんと触れあってたって言うのにさ。ムードが台無しだね。
[と、ふざけて見せる]
(87) 2015/06/22(Mon) 00時半頃
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[食事を摂っていると、ツアコンの男がテーブルの間を回っているのが見える。]
(ふふ、お仕事ご苦労様)
[オプショナルツアーのフライヤーを一枚もらい、後で申し込むわね、なんてそんな会話を交わす。
しかし、しばらくして偶然外が見えた男が慌てだす。
突然駆けだして甲板側のドアを開ければ、昼間に呼んでおいた霧がぬるりと生き物のように流れ込んでくる。
震える唇からこぼれた恐怖の音は獣の耳に心地よく響いた。]
──ふふ、かーわいい。
今日のディナーはあの男にしようかしらん。
[細めた目の奥がきらりと紅く光って、仲間にしか聞こえない声が紡がれる。
取り繕うような笑みを浮かべる男に、明日などない*
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まあまあ、女の子と知り合う切っ掛けになって良かったじゃないか。
そう?よく言われる。
[誉め言葉に>>89真顔で返すも、自分で小さく噴き出したり]
俺も君達を見てるとさ、和むよ。
[また窓の外へ視線を滑らせ、ワインを飲む**]
(91) 2015/06/22(Mon) 01時頃
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ナラーヤ……成る程ね。
なあに、大丈夫さ。サイモンさんだって心配するなって言ってただろ。霧ぐらいで狼狽えてたら女の子に幻滅されるよー?
すぐに晴れるよ。すぐに…。
[視線は窓の外霧しかみえない景色へ固定されたまま、グレッグ>>92に言葉を返す リツキが立ち上がれば>>93漸くそちらを見て]
ん、友達同士の場に邪魔して悪かったね。 君と話せて良かったよ。
[笑って手を振った*]
(105) 2015/06/22(Mon) 20時半頃
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嫌われたかな?俺、鬱陶しいからなあ。グレッグとの食事を邪魔しちゃったしね。
[自虐の言葉を口にすれどアルコールで赤く染まる顔は機嫌良さげに。]
そろそろ俺も、っと…!
[立ち上がればふらり、危うく転びかける身体。強くも無いのに飲みすぎた。そうぼやき]
悪いけどNo.6まで連れて行ってくれないか?女の子に頼むのも情けないしさ。頼むよ。
[苦笑いしてそう頼む。断られればなんとか自分で戻るつもり*]
(106) 2015/06/22(Mon) 21時頃
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[ダイニングで視線を巡らせる。
―――とくり。
小さなときめきすら抱く、その甘い瞳]
……ああ、貴女が
[お仲間。
唇で小さく象っては、笑みに歪める。
なんて綺麗な人。なんて綺麗な獣。]
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