人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

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演劇部 オスカー! 今日がお前の命日だ!



[伸ばされた 手 に]
[青碧 が僅か 滲む]


          [声が 出ない]
          [声に ならない]






    ――、  …なんで



[謝る。] [見ていない]
[それ を 見ていない。]

[のに]


【人】 問題児 ドナルド

― 北棟東階段→1F ―

[寄せた唇、舌先がちろりと傷口を舐めた。
ゆっくりと離れて、後ずさる人を見る。]

 何、じゃねぇよ、莫迦

[少し呆れたように、言う。
とても愛おしそうに、言う。

泣きだしそうな色の意味は、伝わるだろうか。
―――……どんな形であっても、傷つけたくない、と。

嗚呼、その反対の気持ちも、濃紺の底にはあるけれど。]

(0) 2010/03/08(Mon) 01時頃

【人】 問題児 ドナルド

 ―――……伝説の木、だ。
 当たりかどうかは、わかんねぇけど。
 あそこは、妙に静かだったからな。

 ―――……セシル?

[心当たりを落とす。その間に見開かれる 薄紫。]

 どうした?

[「センセイ」そう、唇が動いた気がした。
その単語に想い出すのは……―――。
担任ではなくて]

(1) 2010/03/08(Mon) 01時頃

問題児 ドナルドは、濃紺の底に埋めた『狂気(嫉妬)』がさんざめくのを感じた―――(10)

2010/03/08(Mon) 01時頃



[ああ。]

              [ああ。]


                           [ああ。]


問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/08(Mon) 01時頃



         ぁ 


              … …セン  セ  ?


     セ……

[ああ、もう。]


 ゥァあぁぁぁああぁぁぁあああ!!!!!!

    ああああぁぁぁぁぁああああああああああ!!!!!!!


[光が 白が 消えた]

          [残っているのは もう 夜明けの色]



[夜明けを必要としてるのは   ―― 。]


あ。

       ぁ、…   ッ


[――フィリップの。
搾り出すような 劈くような、
悲鳴が 嘆きが慟哭のような
あかをふるわせる ふるわせる――  


           あのひとは、 もう いない]


【人】 問題児 ドナルド

 ――――……っ

[左眼が痛んだ。
左手で押さえると、切り口が昔の傷に触れる。
裂けて あか  が瞼の上から、頬を伝う。
見えるビジョンは、嗚呼、白銀のようなビー玉が転がる様か。
闇に消える間際、それは本来の色を見せる。
裡に黒を抱いた―――人影は、グロリアの姿。]

 担任は、鬼役、だったのか……―――

[キャロライナの言葉を思い出し、痛みにでなく顔を歪めた。

右眼が、セシルを捉える。
呆然と何処かを視る 薄紫。

―――……嗚呼、何処(誰)を視ている?

たった一瞬見せた、狂気(嫉妬)に、ずぶりと闇は心に染み込んで行く。抗いがたい衝動に駆られた。「左手」がセシルに伸びる。その喉元に。]

(7) 2010/03/08(Mon) 01時半頃



  先生

            ――フィリッ  プ…

 


[もうそこに、声はない。]


           [あるのは 光 を失った 闇 と。]



[絶望と   狂気。]


[響く声 聴こえていても
  今は、返さない。]


               [じくじくと 侵蝕する 絶 望。]


【人】 問題児 ドナルド

― 北棟1F ―

[喉に伸ばした左手、先のない二つの指が。
ドナルドの首筋に残る吸血痕と同じような2つの穴を、セシルの首筋につける。そこに寄せる頭。噛みつくように吸いついて]

 ―――……殺せっ

[血の味に、呻くように首筋に顔を埋めたまま願った。
まるで、最後の理性のように。

―――……左眼の視界が あか い。

衝動に耐えるように、セシルが背にした壁に、左手をついた。
砕ける濃紺。首筋から無理やり離した顔 右眼は 闇に囚われそうな……―――。]

(15) 2010/03/08(Mon) 02時頃

【人】 問題児 ドナルド

― 北棟1F ―

[願う言葉に、拒否の言葉が返された。
左手に力を込めて、壁に伝う反動で、セシルから離れた。
濃紺が、散る…―――。]

 セシル……――――

[愛しげに名を呼んだ。狂気も滲む声音で。
けれど]

 俺は、   お前を

(18) 2010/03/08(Mon) 02時頃

【人】 問題児 ドナルド

                   愛してる。

[だから
                  離れた。

                  微笑んで。

あかに染まる視界の中で、闇に咲く黒い花を視る。
それに、誘われるように、フラリと歩きだす。
やがて、追いつかれないようにか、走り出して。

辿り着いた場所は……――――。]

(19) 2010/03/08(Mon) 02時頃

【人】 問題児 ドナルド

― →南棟/音楽室 ―

[そこは初めて、セシルを意識した場所。
そして、この世界に囚われて、キャロライナと窓を割ろうとした場所でもあったか。]


 キャロル……―――
 今 なら    やれる ぞ?

                連れて け

[闇に向かって呟いた。
そこに、黒い花はあっただろうか。
開かない窓の外。
闇に向かって差し出すのは、砕けた鉱石の左手。]

(20) 2010/03/08(Mon) 02時頃

問題児 ドナルドは、奏者 セシルのあのピアノの音を聴いた気がした――{6}×{3}(大回復)

2010/03/08(Mon) 02時頃


【人】 問題児 ドナルド

[濃紺だった両目を伏せた。

―――……願うのは 唯 薄紫の   **]

(21) 2010/03/08(Mon) 02時半頃

問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/08(Mon) 02時半頃


[きこえない

   きこえない

         こえがきこえない


 絶望と狂気が揺らめいて

 
        より深い闇を構成する]


フィリップ、…



  [答える声は、今はなく]


【人】 問題児 ドナルド

― 南棟/音楽室 ―

[床に大の字に転がって、眼を瞑っていた。
眼を瞑れば、あか い視界は、くろ に塗りつぶされて。
闇と自分が一体化したような気になった。

コロリ――と、闇の中、何かの実が転がる音。
その色は、何色なのだろうと思うも、闇に染まった視界では視えない。]

 つーか、嗚呼……―――

[自分から向かうべきなのだろう、そう想う。

―――……何処に?
         実を拾いに、闇の中へ?]

(44) 2010/03/08(Mon) 14時半頃

【人】 問題児 ドナルド

 さがさねぇと、な……―――

[ずるりと、身体から何かが滑り落ちる音。
濃紺の影が蠢いて、闇の中探す。

―――……緋色に染まった、薄紫を。

実体が無い方が良いと、そう思ったのは。
皮肉にも、化学教師の様と重なるか。

唯、ドナルドは、何も忘れてはいないけれど。]

 かえさねぇと、な……―――

[2つの薄紫を……―――。
濃紺の影は揺らめいて、音楽室を出る。

そうすれば、闇の中、視えるのは……―――。]

(46) 2010/03/08(Mon) 14時半頃

【人】 問題児 ドナルド

[緋色に染まった薄紫と闇色が消えた。
暗い薄闇に覆われた視界で、薄紫と視線があった。]

 ―――……さがさねぇと、な?

[濃紺の影は、唇の端を持ち上げて見せた。
この姿では、触れることは、できない。
けれど、傷つけることも、ない。

―――……傍には、居れる。
        共に、探すことは、出来る。]

(48) 2010/03/08(Mon) 15時頃

【人】 問題児 ドナルド

 まぁ、最後まで抗った結果かねぇ……―――

[殺せと願って、厭だと言われて。
キャロライナにまで、死を願って。

――……それでも、出来うる限り、と。
昔とは違う意味で、自分の壁を壊した結果。]

 こんなんだから、力仕事は無理だぜ?
 土ん中とかだったら、頑張って掘ってくれ。
 応援は、すっけどな。

[伸ばされた手は、影に透ける。
その感覚も、ドナルドにはなく。

何かが罅割れるような音を聴きながら
――……それでも微笑んでいた。
           それもまた、莫迦(狂気)だからか。]

(50) 2010/03/08(Mon) 15時半頃

【人】 問題児 ドナルド

 セシル……―――

[莫迦と言われて、眉尻を下げた。
揺れる薄紫を見詰める。伸ばそうとした影の手は落ちる。]

 間違いねぇな

[苦笑。こんな風になっても、傍に居たかった、などと。
触れられないことを寂しいと思う、などと。
自分が傷つけた首筋の傷が、俯く姿で晒される。
影には無い自分にもあった傷の位置。
彼に触れられぬ代わりに、自分の首筋に影の手は触れた。]

(53) 2010/03/08(Mon) 16時頃

【人】 問題児 ドナルド

 セシ…ル…―――?

[ふと気がつけば、近寄る薄紫。
影の唇に―――……触れられた気がした。
それは、気の所為なのかも知れない。
けれど、それでも触れたのだと思った。

―――……好きだという言葉に、心が。]

 ―――……愛してる
 って、何度も言うのは、ちと、照れるんだが、な。

 ありがと、な。

[ボソっと落とした。照れ笑いに切なさが滲む。]

(54) 2010/03/08(Mon) 16時頃

【人】 問題児 ドナルド

 それに違う。帰るのは、お前だろう?

[まるで、自分は帰らない、帰れないと示すようなセシルの言葉。
互いに、共に生きようと。
互いに、共に逝こうと。
            言えない。きっと想っていても。] 

 さて、とりあえず、伝説の木んとこでもいってみっか?

[だから、今はそれでも傍に……―――。
少女を探す、薄紫を促した**] 

(55) 2010/03/08(Mon) 16時頃

問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/08(Mon) 16時頃




         何、セシル……

[今更になって、ようやく、言葉を返す。
 裡に 在るのは――]

    お前 今、どこ?

            ケイトは?

                  ドナルドは、
                          居るの、傍に。


[淡とした、なにものも載せない、闇 の声。]


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