人狼議事


112 燐火硝子に人狼の影.

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メアリー! 今日がお前の命日だ!


[そう。「この手で」殺すために。]


――――…

[獣たちを狩る人間の集まりと。
 かの少女の母を殺めたであろう人々と。
 その少年――サリスの母を殺めた人々と。
 同じ手は使うまい。使ってやるまい。それが、傷跡残る男のしがらみ。

 あぁ―――それは、あまりにも、甘かった。]




   [窓の外に、月は妖しく照り輝く。]

 


 ――…。


[吐息のあとに流れる長い空白]


 今宵はホレーショ―が、自警団のもとに。


[短い、知らせ。
それはサリスがミドルの名を呼ぶ前後に齎される]


【人】 花売り メアリー

[漸く望みは口にした。
 適わない事は、絶対に口にしないと。そう、思っていたけれど。
 彼の言葉に自然、望みが零れ出して。
 けれどもやはり、予感は止まない。
 ―――終わりが近いと思った事を。
 その事までを、告げる事は選ばない。]

 …うん。一緒に、生きて。ずっと、――ずっとよ。

[返す言葉と共に、彼へと身を寄せれば、抱き込まれ>>8
 深く、安堵する。
 こんなに穏やかな気持ちになれたのは、何時以来の事だろう。
 口にするのは偽りであれど本当の願い。

 幸せだ。私は、幸せ。……幸せ、だった。]

(17) mizutama 2013/02/08(Fri) 23時頃

リヒトさん。

あなたのお気に入り、



――場合によっては、殺します。


[リヒトへと告げる声は、
同時にサリスへの宣告ともなった。]



横取りされたくないのであれば、お早めに。


【人】 花売り メアリー


[――だからもう、私は十分だと。
 私の分も、彼がこの先幸せになれば良いと。そう思う。]
 

(18) mizutama 2013/02/08(Fri) 23時頃

 仲違いでもしたかい?


[ミドルの聲に常と変わらぬ様子で問う。
彼女の意志を聞けど、焦る様子はない。
サリスが人間の娘を選ぶ未来は想定の範囲内]


【人】 花売り メアリー

[どの位そうしていただろうか。
 彼の腕がそっと解かれた事を、少し、名残惜しいと思った。
 行こう、と告げる彼>>10に。一言だけ、言葉を返す。]

 ……うん。

[何処へ行くの、とは聞かなかった。
 きっと、彼の主たる赤い牙の元へと行くのだろう。
 …危ない事はして欲しくないけれど、
 それをしなければ夢見る事すら適わない。
 
 扉向こうに彼女の姿>>14が見えれば。
 彼女もまた、人外の存在である事に気付き驚くけれども。
 それでも彼の様子がおかしな事>>12に気付けば、
 傍まで駆け寄ろうとしただろう。]

(19) mizutama 2013/02/08(Fri) 23時頃

ええ、そんなところです。

……止めないんですね?


[あの時は冗談の上ではあったものの、
彼は自分の獲物だと言っていたというのに。

とはいえ、サリスがこちらを殺しにくるのなら。
たとえ止められたとしても、聞くつもりはなかっただろう。]


 そうか。
 困ったものだね。


[ミドルの応えに漏らす嘆息。
問いかける聲にはいくらか考え]


 ――…止める止めない以前に
 私の意志はもう伝えてあるからね。


[所有権を主張する軽口。
それを知った上で脅かすならば関係は一変する]


わかりました。


[応えは簡潔。
場合によっては同胞と対立する事も推測できたが。

サリスの出方によっては、それもまた止むをえないだろう。]


 ――…嗚呼。


[ミドルに短い応えを向ける。
彼女を同胞であると認識している。
共同戦線といったように仲間であるとも。
けれど、これからの時間を共に過ごす事は
彼女も範疇にないだろうしリヒトも考えてはいない。
何れ去りゆく存在を留める術などもたない。
力をもって制するほかは知らなかった]


[確かに聞こえていた。一人の男のその名前
 それが意味するのは、此処にはもう人間の少女と男と、人狼の少女と男しか残されて居ないということ。
 ――男がたったひとりで刃向おうとする、その人狼たちのこえが聞こえる。

 今まさに少女の人狼に害を為さんとするサリスは、ミドルが告げたその言葉に、自身への宣告が含まれていることを覚っていた。
 それだけなら、ただ、何も言わずに聞いただけだった。]


なにを。 いまさら、

[リヒトの「お気に入り」。
 そうも告げたミドルに返す、そのうつくしい獣のこえ。
 サリスのこえは、震えることなく。けれど、零れていた。]


あァ。あんたは。
慣れたんだろ。ひとり、に。

[全てを、メアリーをも喰らい尽くすと告げてきた男の。
 その「意志」ということば聞きながら、また、短く零す。]


【人】 花売り メアリー

[名を呼ばれれば>>21言われるがままに足を止め。
 けれども彼から見えない筈の表情は曇ったままに。]

 …でも、シーシャさん、苦しそう。
 ……お願い、

[無理はしないでと。もどかしさを抑えた様な声音で告げる。
 そして、視線をそのまま上げれば。
 彼を挟む様な形で相対する事になった、
 もはや、獣である事>>23を隠そうとしない彼女を、見据えた。]

(24) mizutama 2013/02/09(Sat) 00時頃

 慣れたよ。
 同じになる事を望んだサリスが
 同じになる事は無かったと知ったあの時に。


[サリスの聲に、クツと笑いながら言葉を返す。
メアリーを喰らう事を告げたあの時、
サリスがメアリーを選ぶなら
彼が生きる為に殺されてやっても良いかもしれないと思った。
別の選択を心の何処かで望む気持ちはあったのだけれど
矜持の高い獣は、言葉になどしない]


【人】 花売り メアリー

[逃げろ、の一言には一瞬、怒った表情を。
 違うでしょう、と告げる前に
 再度彼が告げなおした言葉を聞けば黙って頷き。
 手を取り、駆けた先。
 こつり、杖の鳴る音がして。]

 ――……ルーカス、さん。

[対面するように立つ彼>>27の姿は
 初めて会った時と変わらぬ姿。
 咄嗟に、シーシャを庇う様にその前へと立つ。]
 
 ………殺さないで。

[叶えられる事はないだろう、望みを告げながら。]

(29) mizutama 2013/02/09(Sat) 00時半頃

【人】 花売り メアリー

―――シーシャを。殺さないで。

[告げる言葉に迷いは無い。
 人狼と呼ばれる男の瞳を、見据える瞳はもう、揺らがずに。]

(31) mizutama 2013/02/09(Sat) 01時頃

【人】 花売り メアリー

 …良いですよ。食べても、良いです。

[でも、その前にと。付け足すように小さく告げる。]

 ……あのね。私、貴方に会ったら、一つ。
 聞きたい事が、あったんです。

[彼の瞳を見据えたままに、問い掛ける。]

 貴方が人を殺すのは、生きる為ですか。
 それとも、それ以外の理由が、あるの?
 …教えてください。ルーカスさん。

(33) mizutama 2013/02/09(Sat) 01時頃



は。
そりゃ、良かった、わ。 あァ、同じに、なんか……

[痛みで鈍った感覚の中。
 このこえの主がより近くに居たことに、その時、気づかなかった。]


 ――…ならずとも、構わない。
 私はあの日、人間であった「サリス」に出会い
 心惹かれたのだから、な。


[クツ、とまた笑みが零れる]


【人】 花売り メアリー

 …そっか。ただ、貴方が生きる為なんですね。
 ……良かった。
 もしそうだったら、お願いしたい事があったんです。

[そうして、目の前の男へと微笑みかける。]

 私、食べたらお腹いっぱいになりますよね。
 そしたら、ここを出る時にね、できる限りで良いんです。
 …自警団の人も、殺さないであげて下さい。

[お願い、二つになっちゃいました。
 でも、二人共生きる事を許してくれないのであれば。
 これ位は、叶えて欲しいと。そう告げた。]

(40) mizutama 2013/02/09(Sat) 01時半頃

【人】 花売り メアリー

[彼の返事>>42に安堵すれば、呆然とした様に佇む彼>>41の方へと振り返る。]

 ずっと一緒に居るって、約束しました。
 大丈夫。見えなくても、傍に居ます。

[だから、さよならは言いませんと。
 そうして彼の頬へと手を伸ばせば、屈んでと囁く。
 もし彼が答えたならば、その唇へとそっと触れるように。
 唇を重ねただろう。

 けれども、それは、一瞬。
 直ぐに離れれば、笑って告げる。] 
 
 ――護ろうとしてくれて、ありがとう。…大好きです。

(43) mizutama 2013/02/09(Sat) 01時半頃

【人】 花売り メアリー

[そのまま身を翻せばもう、彼の方へは振り返らない。
 ルーカスの前へと立てば、微笑んだまま告げて、]

 ……痛いのも、怖いのも嫌なんです。
 苦しくないようにしてくれると、嬉しいです。

[――そして、瞳を閉じて。もう二度と、開ける事はないだろう。*]

(44) mizutama 2013/02/09(Sat) 01時半頃

 ――…サリス。
 苦しくないように、と彼女は言っているが。

 彼女の望む安らかな死を与えるか

 光を失い、声を失い、腕を失い――…
 果てぬ苦しみを負わせて生かすか。

 好きな方を選ぶが良い。




何、だよ、
それなのに、「おなじに」、とか言いやがって、た、とか。

っつか、メアリーに、言ったばっかじゃ、ねェ、か、今、
人間の食事と同じ、って、
なのに、ひかれた、と  か、

[彼はおそらくグロリアに対しても、「おなじ」ならぬものでありながら、妹として愛していたのだろうと思う。
 けれど、己は?心惹かれた、とは―――。
 取り留めのない言葉は、戸惑いの表れ。]

なに、笑ってん、だよ……、


 「おなじに」と望まねば――…
  何れ壊してしまうから。


[人間と人狼は共存出来ないと思う。
飢えをやり過ごす術を知らず生きてきた]


 人間は、食事と、同じだと思っている。
 生きるために、必要な糧。

 けれど、あの日、あの夜――…
 「サリス」と名乗ったあの存在を消すのは惜しいと思った。
 獲物を見逃したのは、一度きり。
 私の姿を見て、生き延び、再び出会ったのは
 「サリス」だけ――。


[妹にさえ見せたことのない姿。
それを知る人間で生きているのはただひとりきり]




……………………、



ばか。
決まってン、だろ。


あの子の、メアリーの、願う、通りに、しろ 。


 ――…、サリス。

 お前も、十分、莫迦だと思うぞ。


[彼の言葉を否定はしない、返し]


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