291 Fate/Goddamned Omen
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ぁぅ ?
ますたー、のっか、いたいない?
[逃げる最中、炎で焼きはしなかったかと。
悲しそうに、心配そうに問いかけた。**]
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─── っ ん !?
[弾いた腕は、奇妙なほど蹴り応えが軽い。 人ではない、ぶらん、と垂れ下がった何かに触れたみたいに。 眉根を寄せて、キッと男>>4>>5をねめつける。]
戦わずに済むのなら、 それにこしたことはありませんから!
[少女は簡単に今までの知識を捨てられない。 彼を殺さずとも、世界を殺すなら行き着く先に、 ただ、私たちの敗北は、私たちの歴史の敗北であることは──
──今までも、おんなじだったんだから。]
(45) 2019/02/10(Sun) 15時頃
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[煙幕に秘めた姿を抜ければけれど真正面に二つ迫る巨大な影、 少年の乱暴に振るう大剣の炎に、巻き込まれないように。 耐性を得ても尚吹き荒れる爆炎の眩さに腕を翳して瞳を眇め、
けれど、それが 飲まれた ならば、 は、と "そういう"ものかと察知して、 数度振り被るかぐちゃんに向けて、
「こっち!」と呼び掛け、離脱を優先させる。]
…… そうだね、なにか、憑き物でもきてるのかも ──。
[ノッカの足首も脹脛もとうに偽物。 なのに幻肢痛めいて、ある筈のない脚にしがみつく感覚がある。 ならばこれは幻覚だ。『こども』が手を引く感覚も"まぼろし"だ。]
(46) 2019/02/10(Sun) 15時頃
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かぐちゃん、わたしはここだよ。 振り向かないで。 だれか はいないから。
[こっち、と後ろ髪を引かれるような不気味な錯覚を見ない様に。 分かっていても。払うのは難しい感覚。だから、手を繋いで。 裾を誘うのは、わたしだから、って。幼い思考に語り掛けて。
邪気払い でも出来れば、 呪い染みたこの感覚を振り払えるかもしれないけれど。 今は、甘んじて受けるしかなさそうだ。*]
(47) 2019/02/10(Sun) 15時頃
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ん? ふっふっふー、いたいない のです。
さっきから、さわってもいたいいたいしてないでしょう?
かぐちゃんこそ こわく なかった?
[案じる幼顔に、ノッカは気丈にお返事する。
かぐちゃんこそさっきはくねくねを追い返してくれて、
ありがとうって、動く麻袋を指して、お礼を告げます。]
ノッカは、ザーゴの追手だろうか、とあの麻袋のくねくねを思案した。
2019/02/10(Sun) 15時半頃
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[厭な感覚は続いているが、更なる追手は見えない。 時折悪魔を見かけるが、見つからないように。 砂漠の何処か、岩場を見つけて、休もうか。
……ふーーっ 息を吐いて、汗を拭いながら腰を落ち着ける。 火之加具土命への魔力は一人で負い切れない分を、令呪を通して カルデアとの通信は回復しただろうか。]
こちらマスター。 主任、応答願います。 秋間しゅにーん。
[繋がったならば、取り敢えず事情の説明を。 ホロで管制室と繋がったなら、かぐちゃんにも簡単に。]
私の なかま──っていうと、伝わるかな?
[火之加具土命と契約を交わしたことを告げれば、 神霊だからリソースをかなり割かれているなどと話されるか。]
(54) 2019/02/10(Sun) 16時半頃
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[聖杯の在り処は判明したこと、 盛大な敵対(おでむかえ)を受け、離脱したこと。
この特異点の内情── フェルゼの語った>>0:371のこと。 並行世界にでも来たような、異聞の歴史を歩んできたらしいこと。 人類唯一の都市ディーヴァナーガ。伝え聞いた技術の進歩。
悪魔らしきモノが、英霊探知に反応したことや、神霊が難くなく召喚されているので、この世界は神代に似ているのではないか。しかし、魔術基盤は発展していないのではないかという推測を告げる。
砂嵐から隠れながら、管制室にバイタル異常は検知されないだろうが、おそらく呪いのような術に掛けられたのではないかとも報告して。指先に、這うような感覚を覚えながら。]
(55) 2019/02/10(Sun) 16時半頃
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[そして特異点の異様さ。 ここが別の歴史が歩んできた地球の姿なら。 特異点を解決すると、どうなるのか。
突き付けられても、見ない様に逃げおおせた。 カルデア管制室の見解も、聞いておきたかった。 それが、救いようのない事実だと、話されても。]
(56) 2019/02/10(Sun) 16時半頃
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…… ところで 秋間主任。あ、映像向けますね。 昼間に見える、動く星って、 もしかして。
あれですかね 私達 見られてる みたいな ─── ?
[項垂れて見上げれば、(もし、かぐちゃんもつられるだろうか) レイシフトと同時に見かけた星光>>0:57の判断も、仰ぎながら。 ……怪しいかもと思ってみても、隠せる森も、建物もなく。]
(57) 2019/02/10(Sun) 16時半頃
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神都に行かなきゃ、どうにもならないけど、 わたし達二人だけで向かっても、玉砕になっちゃいます。
かぐちゃんのように召喚されたサーヴァントがいるならば、 まずはそちらを探して、接触を図ろうと思います。
…… 、
だいじょうぶ、大丈夫だよ。 うん。
[まるで、自分に言い聞かせるように。 少しだけ、弱弱し気に、呟いて、 霊基の探索術式を起動した。**]
(59) 2019/02/10(Sun) 17時頃
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ぅぅ、いたい ない?
ととさま、おこられない?
[気丈な返事にそれでも心配げに。
生まれてすぐに母を殺し、父に殺された。
幼子がその恐怖を振り払うことなどできないが。
本当に無事だと分かればうれし気にする。]
対象への接触成功。
欠片を付着させました。
[シュメールの者であれば、それで十分だ。
“ 手招く悪魔の気配を追えば良い ”
事実 悪魔の気配を感知できる存在には
特に、こちら側の者であれば。
対象に接近すれば 手招かれるような。
そんな、心地を覚えるだろう。
神都の外にて、起動しているサンガナーカへ。
男の声が……少しだけ、ノイズ混じりに。届く。*]
[端末を通し 彼女からの返答はあったろうか。
或いは、英霊を味方につけたと。
そんな情報も 端末に送信されているだろうか。
サンガナーカを確認する。
その、間を 置いて、それから。]
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珍しくはっきりと言い切りますね ──… 同感ですけど。 まるで一国の軍隊と対峙したみたいな、、 敵意と言うより、戦意。
砂嵐が隠れ蓑です。ある程度、ですけれど。光学迷彩は使えますけれど、それでも、私だけしか隠れられません。戦闘モードと併用は出来ませんし、、、
今、追手がないのもそのためでしょうか。 戦術核、とも言っていました。
すごいですよね、主任。 まるで神話の再現みたい。
[放つ言葉に、力はなくなっていく。]
(110) 2019/02/10(Sun) 21時半頃
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…… たたいては おとせないかなぁ ?
[無垢な言葉>>86に、 …… もしかして 届くの? と まさかと思いながらも尋ねながら]
(111) 2019/02/10(Sun) 21時半頃
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異聞、帯……、。
…… 特異点が消滅するように、 この歴史がまるごと、なくなるか。 私たちが、飲み込まれるか。
(112) 2019/02/10(Sun) 21時半頃
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やっ ぱり── そういうこと です よね。 、、、っ はぁ………。
嵐が私たちの歴史を呑むか、 あの、宇宙樹を絶ち斬って、滅ぼすか。 か。
[うずくまりながら、撤退の示唆を聞く。 アルシュの言葉が、胸に刺さる。互いの、善を。]
(113) 2019/02/10(Sun) 21時半頃
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…… …… …… 。
[偽物の足を摩る。古代エジプトのあの時あの場所でなければ、死んでいたと思う。木と革で贈られた初めての義足。立ち上がる足がなくとも、支えてくれるのは、いつだって傍にいたひとたち。ひとりだちできないけれど歩む脚をくれるなら。なお歩むのは残酷かいなか。
絆結んだひとり。 ん、と眇めた瞳で幼い少年を見る。 まだたった一つ。なければ諦めていたかもしれない、温もり。]
いいえ。 撤退はしません。 まだ、私たちが守ってきた世界を、 ここで終わらせたくないから。
── 私たちの世界から 逃げたくないから。 逃げません。 …… はい。 私に任されることなら なんだって。
[少女は双肩に圧し掛かる重圧に、 思考の先延ばしのように、答えを出せないでいた。 でも、守りたいもの。守りたかったものが、たくさんあるから。]
(114) 2019/02/10(Sun) 21時半頃
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かぐちゃん なぁに?
[通信を終えたなら、傍に来てくれる足取りを、 おっとっと、と見守りながら。小さく幼い、 けれど力強い意志に、深く頷いて。]
…… 知ってる。 あなたのあり方。 よく知ってる。
お母さんを死なせて、 お父さんに殺されて、 でも、世界にいろんなものをくれた かみさま。
、、、っ ありがと かぐちゃん 。
[私強がってる。まだなにも、答えを出せていないんだ。でも、曲げられない気持ち。私たちの世界を、ころさせない。中途半端に伸ばされた手>>88に、くすっと微笑む。そして ───]
(115) 2019/02/10(Sun) 21時半頃
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[─── あつい幼姿を、ぎゅっと抱き締める。 抱擁なんてしらないでしょう?元気になれるおまじない。 感謝と、怖さを振るって、立ち上がるために。]
(116) 2019/02/10(Sun) 21時半頃
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あばれちゃだーめ。 すぐに見つかっちゃうからね 出来るだけ戦いは 分からないように。
だから 先になかまを見つけるの お願いしちゃおうかな。
私も、一緒に戦ってくれるひとを探します。 でもかぐちゃん、私がひとりだと心配するかもしれないから。
[カルデアからの魔力供給に任せていたパスを、 義足を通してノッカ自身の魔力回路にも繋ぎなおす。 自分と繋がっていれば 念話が使える。]
(なにかあったら、これで教えてくれること。 いーい?)
[紅い血潮に流れるような、繋がりを通じて聞こえる無音の声。 初めてのおつかいをお願いすれば、私も光学迷彩で動けるようになる。頼りになる肯定を聞けたなら、行ってらっしゃいとお願いするだろうか。*]
(117) 2019/02/10(Sun) 21時半頃
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そうか。接触はしていたか。
感謝する。これで少々探しやすくなるだろう。
[監視衛星での探索も続けてはいるが、標的に直接接触を図るなら彼の悪魔の力は有用だ。彼からの報告を簡潔に受け止めた]
そうだ、こちらも報告がある。英霊という、世界の守護者が例の宇宙樹を支える聖杯という器物に呼ばれた。僕達に協力してくれるそうだ。
君も知っているだろうか、かのラクシュマナ様と…リジー・ボーデンという少女だ。
行動は本人達に一任してあるが、接触した際にはよろしく頼む。
[こちらも件の報告を行った]
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[懸念は、残り続ける、厭な気配>>94だ。 丑の刻参り、ミイラ盗り、人形の片割れ……、 その、匂いを付けられたような。
カルデアに解析を恃むが、呪詛の形跡はないという。 なにか、なにかが、、、 あく ま ? 分からないことに思考を巡らせる暇はない。 穏やかならぬことをされていても、治す術もないのだ。
火之加具土命と別れたならば、 一度広範囲に霊基の辿知を掛ける。 ─── かぐちゃんのものと いくつか 反応がある。
近い>>0:78>>68のは、ここよりも、神都に近づくけれど …… 敵の可能性もある。隠蔽術式を掛けなおして、姿を消す。 千里眼対策の迷彩仕様が、天空の眼を欺けるかは、不安だけれど。*]
(120) 2019/02/10(Sun) 21時半頃
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………………………………
[知る者はそう、多くないことだ。
曰く、感情表現能力に劣るアルシュ・ザーゴは
驚愕すると、黙り込む。
あの ラクシュマナ様だ。
たっぷり たっぷり 46秒。]
…………畏まりました。
[知る者はそう、多くないことだ。
アルシュ・ザーゴは驚愕すると
口数が常よりも少なくなる。]
[報告を受けた後の、邂逅で、あったらば。]
今ヤ伝承人の姿は雨夜の星のごとく
語り継がれる天神のなり振る舞いも
所業も逸話も徒や疎か。
腑分けた記憶を千切つてパズルにした様な
きちりと嵌リ切ラヌ神話が残さるるだけ。
然し世界を創つたのは朕のはずです
然し人間を造つたのは朕のはずです
瓢箪から飛び出た人の子らが散らばつて
我が身ヨリ、いつか去つてしまつたつて
蜘蛛の巣張り巡らすように、
この身を削つた世界デスから
千里の眼がとどきゆかぬとも
そばに人の子の気配が在るのなら
ささやかでも、解ることは出来たでしょうか?..
その気配をひとかけらでも汲み取れたのなら
此方は欠伸のあと、其方へ黒々宇宙の眼を
ちらりと向けましたが…
推量れぬ隠蔽技術であるのなら
欠伸を落とすだけにおえたでしょう。
いずれにしろ、かつては
出てくるまで待つた≠烽フですから
雀が隠蓑を突かぬかぎりは
人の子が自ら朕に会おうとするのを待つばかり。*
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[悪くない、と擁護する少年の瞳>>127は、 ただ、頼もしくて、嬉しくて、温かくなる。 悲痛が待ち構えていても、その罪を赦そうと。
抱擁に挙がる泣きたげな声。 よく聞きいてくれるバーサーカーの健気さ。 けれど歯に強く噛み肌破ける咬合>>131に驚けば──]
これは かぐちゃんの 炎 ? 宝具 だよね 。 ──ん、まもられる。 離れても、信じてるよ かぐちゃん。
[見目に似合う柔らかな笑み>>133を見届ければ、 ──足許に気を付けてね、と最後に呼び掛けただろう。]
(160) 2019/02/10(Sun) 23時半頃
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[忍び荒野をゆく足跡は、風が浚って消していく。 熱さに茹りながらも、英霊も連れ添わず一人歩む。 生ける炎の分身が、旅の道連れ。
単独レイシフトは始めてでなくとも、 明確な脅威が近づいていると思うと、 孤独が不安を呼び込んでくる。
──悪魔をよく見る。 怪鳥、地這う魔物、腕の沢山生えた生き物。 獲物を探しているみたいに、見渡すが、 "何だ、火か"となれば、諦めるか。
思わずと、息を潜めて、脚を止めてしまえば。 喪った脚になにかが這う。幻覚に、心逸らせて。 体力と、精神を削りながらも、炎に守られ、見えた姿は───]
(161) 2019/02/10(Sun) 23時半頃
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