60 ─昨夜、薔薇の木の下で。
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―中庭― [その人のことはディーンに任せるべきだ、と。 背を向けようとしたところで、炎天下の庭には不似合いな人の姿]
ノックスさん、――……ッ?
[近づこうとするノックスの腕を掴んだのは、 反射で――手の届く範囲にあったからに過ぎない。 何が見えていたわけでもないのだ、 ただ、その人の制止の声が聞こえたから]
[手を差し伸べたディーンに向けて、 いや、ディーンにではない何かにだったのかもしれない。 「巻き込むな」確かにそう言ってた]
(7) 2011/08/07(Sun) 01時頃
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[けれど、その薔薇の呪いは、 制止を聞かず触れたディーンをも巻き込んだのだろう。 ディーンの体が傾いでいく。
深い眠りへと落ちる、 その人を追いかけるかのように]
(10) 2011/08/07(Sun) 01時頃
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[そして眠りについた二人の体が、 重なるように薔薇の木の下に倒れ伏す、 ひらりと、濃い緑の葉が落ちた。]
――……、これは、
[反射的にノックスを掴んでいた手は、 無意識のままに離されて、 その熱を伝えていたことに気づかない。]
ランディと…同じ、
[呆然とつぶやく横顔はきっと、 誰にも見せたことのない沈痛な面持ちで、 目の前で起きた出来事が大きく心乱したことを、示す]
(17) 2011/08/07(Sun) 01時半頃
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[沈痛な面持ちを首をふって振り払う、 熱を疼かせる薔薇の香は、今は肉体に届かない。 感じるための器官全てが麻痺したかのように。
そして笑う理由もないのに、小さく笑みを浮かべる。 心を隠す、そんな笑みのまま、ノックスに眼差しを向けて]
……困りましたね。
医務室に運びたいけど、 俺とあなたじゃ、少々人手不足だ。
[小柄なランディならともかく、二人は上背もそれなりだ。何より、体の弱いこの人に力仕事はさせられない]
ああ、ランディは医務室に。 眠ったままずっと起きてない。
……近づいただけでこうなるなら、 ランディ運んだ俺はとっくにおんなじ状態になってると思いますよ。
(21) 2011/08/07(Sun) 01時半頃
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[言われて、小さな下級生の存在に気づく。 けれど今はそう気に留まることはなかった。 小柄なこの子では、数に入らないだろうな、と思っただけで]
……一旦戻って人呼んできましょう。 ヘクターさんまだ医務室にいるかもしれないし。
ノックスさんはそのまま休んでていいですよ。 日よけもなしに外にいたら、大変でしょう。
[強がりはただ無茶なこととして、取り合わない。 気遣っているようだけれど、結局心を汲み取れてはいないのだ。
ベンチの上にまだあのギターはあるだろうか、 戻ることを視線を態度で、促した]
(27) 2011/08/07(Sun) 02時頃
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[言いたげな、を通り越して、 不満が表情に現われればさすがに気づいた。 じ、と深いコバルトの双眸が見つめ返す]
……何か。
[問い返したところで、彼の表情が変わる。 素直に言葉に従って貰えたことには、安堵の息を一つ]
ヘクターさんにも、心配かけますよ。
[宥めるように告げれば、その場から背を向けて、 医務室へと向かおうとした]
(34) 2011/08/07(Sun) 02時半頃
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―廊下― [中庭で古いギターを手にして、 それから医務室へ向かう道すがら―― 先ほど騒動のあった階段から、降りてくる二人の姿が見えた。 イアンは己が手にしたものに気づくだろうか。 気づくのであれば、中庭で二人がランディと同じように眠りに落ちたことを告げるだろう]
……、具合が悪いんですか?
[そして眉根を寄せるのは、ピッパを支えるような姿に、 視線は問うようにイアンを向く。 きっとそこには、少しだけ憔悴の色が滲んでた]
(37) 2011/08/07(Sun) 02時半頃
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…もう少し俺が丈夫だったら、な〜。
きっと……
[…ヤニクにも頼りにされるかもしれないのに。
仕方のないことではあるが、それが悔しかった。]
エヴァンス君〜……
[思い出したように呟いた。
この特別な声なら、彼に届かないだろうか。そして、向こうからも返事が来ないだろうか。そんな考えがよぎって]
…頭痛、じゃないよな〜。
でなきゃ、ディーン君まで倒れた理由がわかんないし〜。
ランディ君もだ、っていうしな〜……
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―廊下― [問うまでもなく具合の悪そうな様子は見えていたのだから、 元より、彼の手を借りようなどというつもりはなく]
ああ、こっちは大丈夫だ。 ……お前、ちゃんと看病できるのか?
[ただ、眦を和らげた眼差しを向けるだけで、 きっとその時にはもう疲労の色は隠されてた]
――薔薇の?
[問い返すような言葉の反復は、けれど意味はつながらず、 また答えを求めるものでもなかった。 ひと時、止めた足をまた医務室へと向けて――]
(47) 2011/08/07(Sun) 03時半頃
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―医務室― [ヘクターも騒動に様子を見にこようとしていたかもしれない。 とにかく、二人を運ぶのにその手を貸して貰い、 その時に>>2:431医師への連絡を頼んだことも聞けただろう。
二人を医務室に運び終えれば、 手にしたギターはどうするか迷って、 結局、ヴェスパタインの寝台の傍らに立てかけた。
くしゃりを髪をかき混ぜて、 白いカーテンを閉ざす**]
(48) 2011/08/07(Sun) 03時半頃
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―廊下― [廊下を歩いていれば、ふときつい薔薇の香りと水の音。 シャワールーム、ランドリーも隣接する場所、 水の音が聞こえても特に不審には思わない。
そのシャワールームの中で、 冷水が出しっぱなしのシャワーの下、 崩れ落ちたフィリップの姿があることなど気づく筈もなく*]
(57) 2011/08/07(Sun) 10時頃
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―廊下― [医務室でのヘクターの様子は、病人、と 思われる者への対処に際して慣れた様子を思わせた。 彼がノックスと同室なことに納得しつつ、 薔薇の香の篭る医務室が息苦しくて廊下に出たのはつい先ほどのこと]
――……、
[緊張が途切れれば自覚するのは、煽られる熱と疲労感。 たしかに、水でもあれば飛び込みたい気分だ。]
暑い、な…… いっそ、プールにでも飛び込んでくるか。 ああ、いや――、
[部屋の鉢に水をやらなければ、と思って、 今朝、それをしたはずなのに昨日のことのように遠く感じることに気づく]
(87) 2011/08/07(Sun) 17時頃
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ヤニクは、駆ける足音にそちらを、見やった。
2011/08/07(Sun) 17時頃
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何かあったのか? ……また誰か倒れてたんじゃ。
[息を切らせて駆けてきた様子に、案じる声。 けれどこちらに反応する姿は、いつもどうりにも見えて]
……、それは?
[その腕を見て一度、瞬き眉根を寄せた。 赤く腕を掴まれた痕は、それとはまったく違うのに ふとあの人に刻まれた黒い棘茨の文様と重なって。]
(90) 2011/08/07(Sun) 17時半頃
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――…は?
[実際に倒れたと聞かされれば、言葉に詰まる。 見てないということは、誰かに聞いたのだろうか。 急いてないということは、対処はすでになされているのだろう。 明らかな異常事態だというのに、 自分自身、どこか反応が鈍くて。]
なんだ、黒ミサとかでもされそうになったか。 ……あんまその辺の連中には近寄んない方がいいぞ。
[ザックやサイモン、彼らの行為と直接の関わりはない。 少なくとも今は問題行動からは距離を置いているから、その内容は知らない。ザックと彼がどのような関係かも。 けれど彼らはもう卒業したかつて自分がつるんでいた上級生たちと同じ匂いがする気がして、忠告めいた言葉が零れた。
その間にも、薔薇の芳香は強くなる。 少しだけ忌々しげに、眼差しを伏せた。]
(95) 2011/08/07(Sun) 18時頃
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―少し前― [>>94 きらり涼しげな色で揺れる鍵に目を止める、 そういえば昨夜――だったかに聞いた気がした]
ああ、いいですね。 それどころじゃないですけど、ちょっとだけ息抜き。
―――行きます?
[ヘクターが行くのなら、あとからそちらに行くつもりで、 行かないのならプールの鍵だけ借りようとするだろう。
水を被るよりも、泳ぐよりも、 多分きっと、冷たく静かな水の中に浸りたくて*]
(97) 2011/08/07(Sun) 18時半頃
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[信頼しているのだろう言葉を特に否定することはない。 その辺、には当然ザックその人も含まれていて、 信頼を寄せるべき相手には、見えなかったのだけれど]
そうか……、 その人が頼りになるならいいんだけどな。
[歯切れ悪くつぶやきに返せば、 風もないというのに、一際強い薔薇の香が匂って]
――……って、おい。 だいじょうぶか?
[ふらついた下級生を支えるように手を差し伸べる。 小柄な体からは、濃密な甘い香り――触れるほど近づけば、 行為の残滓も感じられただろうか。きつく眉根を寄せるのは一瞬]
(99) 2011/08/07(Sun) 18時半頃
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[腕の中でびく、と跳ねる小柄な体。 支えた手に一瞬だけ力が篭った、慎重にそれを緩めて。
あつい、という呟き。 確かに眩暈のようなあつさがまた湧き上がる。 けれどそれは昏く焦がれるような想いを伴わない、ただの肉体の熱に過ぎない]
――……いや、大丈夫、だ。 それより、その、
[見下ろした先、赤らむ頬を掠めて指を伸ばし、 その襟を正しながら発した言葉で意図は伝わるだろうか]
もう少し、身奇麗にしておいたほうがいいんじゃないか。
[それは薔薇の枝に触れたと同じ、無心な優しいだけの指で]
(107) 2011/08/07(Sun) 19時頃
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ヤニクは、けれど浮かべた笑みにはきっと、後悔にも似た色が混ざっていただろう*
2011/08/07(Sun) 19時頃
[茨は少しずつ]
[その身を蝕んでいく]
[一気には吸い尽くさない]
[大きな花が咲くまで、育む]
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―廊下― [>>106 逃げるように走り去った下級生の背を一度見る。 植物に触れるようには、いかない。 過ぎっていたのは、過去でしかなかった。 どこか時を曖昧に感じ始めている、 昨夜は遠いのに、過去は鮮明で。現在は……どうだろう。]
――……せめて、 ランディみたいに穏やかな眠りなら、
[呟きながら、自室に戻り鉢に水をやった。 自室の花の香に、すこし落ち着きを取り戻したけれど、 そのささやかな願いはかなってはいないことを知らない。 花の手入れを済ませれば、また廊下へと出て、 ――現実を確かめるように、その足は医務室へと戻った]
(143) 2011/08/07(Sun) 22時半頃
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―医務室― [医務室にはイアンと、 フィリパもヘクターもまだそこにいただろうか。]
……なにしてる。
[寝台へとファインダーを向けるイアンに、 咎めるような呆れたような声。 声より先に、かすかに茉莉花が香ったかもしれない]
被写体の許可を得ずに撮影するのは、 控えたほうがいいんじゃないか?
[寝台を遮るカーテンを閉めようとして、 うなされるような呻き声にはっとした。 声の聞こえた寝台の傍らには古いギター、一度躊躇いながらその寝台を覗き込む]
(145) 2011/08/07(Sun) 23時頃
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[それは気の迷いだとそう告げたも同然のあの時から、 彼の目は覚めたのだと、思っている。 だから、接する姿勢は常とほとんど変わらない、 横顔を見られていることに気づいて、一度そちらを見た]
俺は、……まだ何も。 [頬の赤らむ様子に、いぶかしんだけれど。 視界の端に映ったものに、目を奪われる]
――……ッ、
[眠るその人の、蔓薔薇の文様が這う、右手と閉ざされた右眼。 その黒い棘の食い込むように、じわりと紅く血が滲んでいた。 刻み込まれ決して消えない呪いのよう―――眠りの中でも止まない苦痛。
反射的にカーテンを閉ざして、うつむく。 その白い生地を掴んだままの指先が、震えてた]
(151) 2011/08/07(Sun) 23時頃
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……………、
[医務室で転寝をしている少年。
夢の中で声が聞こえたような気がした。]
んん……エヴァンス君……?
[寝言で呟いたが、すぐにまた意識が沈みかける。]
『想いのままに』
『望みのままに』
『恋を頂戴』
『想いを頂戴』
『君の命の欠片を頂戴』
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いや……、
[怪我という問いに、答えようとして首を振った。 文様の棘が食い込んでいるそれは、 彼の抱える痛みをそのまま示しているようで。 イアンに気づかれていただろうか、震える指をそっと剥がす]
ランディは大丈夫だ、穏やかに寝てるよ。 こっちは……、開けないで、そっとしておいて、ほしい。
[口ぶりは珍しく懇願にも、似て。 きっと下級生の純粋な眼差しは痛かった、眼差しを背けて。 せめてそれを拭くために、湿らせたガーゼを取りに行く]
(162) 2011/08/08(Mon) 00時頃
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ヤニクは、座り寝している様子には、ちょっと瞬いた
2011/08/08(Mon) 00時頃
[茨は肌を侵食していく。
想いの蕾をつけてしまったから。
その四肢を捕らえるように]
[きっと、もう時間はそんなに無い。
あと1日もすれば。
願いの蕾は花開き。
その代償として―――]
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[ノックスのうたた寝の様子には、 困ったように小さく息を吐いた]
……こんなところに寝てたら、 風邪引くんじゃないのか、いや夏だけど。
[空調が直接あたらぬよう、 肩にそっとタオルケットをかけて、棚を漁りに行く。 所詮代理なので、てきぱきとはいかない。]
(173) 2011/08/08(Mon) 00時頃
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どうした?
[手間取っていれば、 近づかれようとする気配に肩越し振り返り、 そのまま、かけられた言葉に一度目を見開いて、 それからその眼差しを歪めた]
――……何言ってる。 いい加減、目を覚ませって――、
[咎め留めようとする言葉が、咄嗟に続かない。 そんなふうな言葉を向けられるべき人間ではないのだ、と 口にすればそれは罪の告白だ。]
(174) 2011/08/08(Mon) 00時頃
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