162 絶望と後悔と懺悔と
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[次の言葉が発っせられる前に。 周の体が遠ざけられる。
――…離されて、しまう。 身を留めんと立てた爪は、どれ程彼の肉を抉っただろう。]
(4) 2014/02/12(Wed) 00時頃
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− 回想 −
[マユミの所作の優美さに満足そうに口角を上げる。
眷属の品格は支配者の品格でもある。
それが血の海の上に築かれたものであるかは
全く意に関するものでは無かった]
面白い質問をする。
[珍しく問い掛けて来たその内容に首を傾けた]
私が愛するのは私の役に立つ者だ。
役に立たない者は必要無い。
人間達もそうだ。
餌だから生かしている、それだけではない。
惨めに這い蹲り、足掻き、悲鳴をあげる。
その様が愉しいから外で生かしてやっているのだ。
[首を傾げたが、考えるまでも無く答えを返す。
全ては己の為に存在しているのだ]
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――折角の機会…なのに。
[近くに在れば、『斃す』機会は幾らでも作れそうなものを。
倒れた背中。その流れる紅が視界に入る。]
………退ける、訳がない。
逃す、訳がない。
[状況の変化に、周囲の吸血鬼達が咆哮を上げた。殺せと殺気を強くし、周にもサミュエルにも、牙を向く。]
斃させる、訳には――…いかない、から。
(26) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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―父への問いかけー
お父様が愛するのは、お父様の役に立つ者、
それ以外には由はないと以前伺いました。
たとえば、もっとお父様のお役に立つために、
お姉様の全てがほしい、と言ったら、
―――その許可はいただけますか?
[ 役に立つから覚えがある、というのなら、
“お姉様”より役に立つ者があれば、父にとって“お姉様”は不要な存在だ。まるで悪趣味な遊戯でも提案するような穏やかさで、少女は告げた*]
帰るぞ。
[命じる声は短いものだが、僅かに昂揚が混じっている事を
気付く者はいただろうか。
このまま再会の延長を区切りなく続けさせるつもりは無かった。
余計な流れが生まれ、それに飲み込まれる前に。
一旦引き離し、互いに考える時間を与えた上で。
彼らがどう動くか、それを愉しみに、退く事を命じたのだ。
いかに愉しんでいるのか。
その証拠は城に戻った後に告げる言葉で判るだろう]
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[刃の鳴る音が切り裂くのは空気だけではない。 散らすのは火花だけではない。
九昆の、押された力を流して身を屈め、小太刀の柄尻を腹に打ち込まんとする。 それでサミュエルの体が離れても。]
……ふたりとも、ここで 死ねば、い………イ
[金の上から紅を乗せた、紅鬱金が眸に混じる。 邪魔になる雌雄の刃は腰のベルトに差し。
横にした小太刀の刃を撫でるようにして構え直す。]
(41) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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よく頑張った。見事な働きだ。
[城に戻れば彼らをまず労い、落ちた直円の事も口にするだろう。
落したのは憎い守護部隊とだけ告げて。
誰とは言わず眷属達を見渡し]
直円の事は残念だった。
お前達には彼の仇を討つ権利がある。
[暗に仕留めろと瞳を輝かせ]
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[撃ち込むべき身は、先に離れていく。
サミュエルを見返す零瑠の、微笑みに混じる色は何色か。 咆哮が煩わしい。
邪魔をするなと叫ぶために開く口は、振るわれた九節により閉じざるを得ず。]
(48) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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お前達を一人前の吸血鬼と認めよう。
城の出入りの自由を与える。
[許可も同行も不要の自由を与えて微笑んだ。
これから彼らがどう動くのか、加速するだろう娯楽に
綻ぶ表情は、獲物を捕える前の魅了の色を湛えていた]
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[一歩、踏み出した足の二歩目を止めるのは声、聲。
抉れた土の、誰の血とも知れぬ赤で濡れた土が零瑠の頬を汚す。 手から小太刀を落とし、零瑠は顔を覆って地に膝を着いた。 そのまま背を丸くして、踞る。]
………
(54) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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柊…と、だれ………
[明之進のものではない足音がする。>>40 のろり顔を上げる。
黒衣はもう見えない。 迫ろうとした鬼達の、散開する鬼達の、姿に紛れて。
なのに]
あま、ね?
(58) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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[決して抗えはしない鎖は金色の。
それが眸に僅か表れたのだろう。 金の眸を持つ者は限られている。]
………う、ん
[俺だけを殺せと見上げる視線に、やや間を開けてから頷いた。]
(59) 2014/02/12(Wed) 01時半頃
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− マユミの問い掛け −
[あの時、祈りや孤独については答えなかった。
縋るものがあるから祈るのだろう。
始祖より強い者はいない。
だから縋るものなどありはしないし必要は無い。
始祖は世界に数名はいるが、この城には1人だけ。
1人を孤独と言うなら今更何を考えると言うのか]
ホリーの全てが欲しい?
[その願いに見えぬ相手に首を傾げた。
慕うと言う意味か、それにしては言葉選びが違う。
だが『役に立つため』と示された言葉に、
何かを企んでいる事だけは予想出来た]
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[這うようにして周に近寄り、 手袋の、指の部分を噛んで引っ張り、捨てる。
震えた手で彼の頬に触れ、頭を抱き抱えた。]
………お、とう……
(60) 2014/02/12(Wed) 01時半頃
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それ以上のものになれる自信があれば。やってみると良い。
素直にホリーが頷くとは思えないがな。
[手を放した駒は何処へ進むのか、増えた愉しみに。
マユミが戦っている方向に紅焔の色を揺らめかした*]
おとう、さま。
……トルドヴィン、さま。
[伺いを立てる聲。]
ひとり、連れて帰っても……宜しいで、しょうか。
あなたが昔、殺さなかった―――男のひとりです。
叶うなら、御前で。
………捧げましょう。
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[土産をと、問い掛ける合間に響く明之進の声。>>63 制止にびくり肩が跳ねた。
拍子に頭を落としそうになり、慌てて留める。]
……だって。柊……
[振り返り、明之進を見る目は弱々しい。]
(67) 2014/02/12(Wed) 01時半頃
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[聲が届く。
雛達の中で年長の様に見えて、一番飛ぶ方向を失った様に
思えた雛鳥だった。
戯れに血を与えた時も忠誠や恭順の意以上に
何か含んでいた様に感じたが、
そこに敵意や悪意を感じなければ捨て置いていた。
お父様と呼ばれても、それは間違いの無い事。
役に立つ間は大切な子だ]
気に入った者でもいたか?
[再会した大事な雛か]
構わぬ。
[それからどうする気かは尋ねずにあっさりと許可を降ろす]
私への贄か。零瑠お前は父思いの良い子だ。
[数え鬼に参加していた顔を思い出すと、
嘗ての仲間の末を父に奉げると言った子に。
良い子だと珍しく柔らかな声で心を撫でてやる。
使える間は大切な子なのだ]
―吸血鬼の城―
[涼平の身柄を一先ず己の部屋に置いて、
すぐに召喚があるのなら、最低限の始末のみで
月影の許に参じた。
家族の中で深手を負ったのは自分だけ。
不徳を晒すようだと眉を下げるが、一人欠けている]
……そんな……
[直円の悲報に接し、色を失う。
守護部隊の手によるものだと聞いて、歯噛みした。
暗赤色の眼に明瞭な復讐の灯を、月影は見ただろう。
――それが家族の手だとは微塵も思わない。
だって、涼平は明之進には矛を向けなかったから]
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………あき。
[大家族であった頃の様に、1度だけ名を呼ぶ。]
『家族』だからこそ、だよ。
なら、柊はどうするの?
[傍に在る涼平に視線を投げ、元気だったかと問い掛け微笑む。
許可の聲に、見えずとも深々と頭を垂れる。]
(76) 2014/02/12(Wed) 02時頃
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[そして、一人前としての身の自由を賜り、
退室の許可が出た後で、しばし残る事を願い出た。]
……お願いが、あります。
家族をひとり、連れて戻りました。
傍に置かせて頂く事は、叶うでしょうか。
感謝、致します
[近くに在ればこそ好機だと、そう思うは事実だが
そんな未来は実在しないとも思っていた。]
[その後か、明からも許しを乞われたのは。
奉げる意志を見せなくとも、機嫌を悪くする様子は見せず]
飼うならしっかり世話をしてやると良い。
[あの場から連れて来た人間が家畜で済まされる筈は無い。
許可を与えた後、他の吸血鬼達から
不満や不安が漏れるだろうが]
だから愉しいのだ。
[身近に敵がいる等なかなか体験出来る事では無い。
零瑠の願いもあれば、2人を暫し生かしてみると言う
選択肢が浮かぶ]
[心を震わせる聲に、感嘆の息を漏らす。
滅多に聞けぬその柔らかな音が、ずっと欲しかった。
良い子だと褒める言葉が、欲しかった。]
あぁ……
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あぁ……
[満たされた様に微笑み浮かべ、周の頭部に唇落とす。]
御許しが出たよ。行こう? 周。
[肩を抱き、身を起こさせる。赤く染まった外套を脱がせ、出来うる限りの破壊をくわえた長ドスと、匕首を残して戦場を後にする。]
(84) 2014/02/12(Wed) 02時半頃
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ええ、
純血のお姉様の血を――全てを。
お父様の許可があれば、
お姉様の意思は関係ないのでしょう?
[ 支配する者は“父”ただひとりだけなのだから*]
それにお姉様がご存知ない方が、
――……“愉しい”のではありません?
[もちろん、それは姉の力と命を奪うということだ。
“姉”に刃をむけたところで、叶わなければ滅ぶは自身。
――己を賭けた悪趣味な遊戯*]
[眷属達を労い、自由を与えた後、次の目標を示す]
次は残党達が逃げ込んだ地で遊ぶつもりだが。
偵察に行って来ると良い。
[目標への偵察を命じたが、駆けて行った者は誰か。
そして羽ばたいた鳥が、
何処で何をしようとも気にする事無かった。
それこそ密告をしようとも想定内なのだから**]
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……ん
[ただ1度、振り返り。残そうとした匕首を拾いあげる。 止血は己の外套を引き裂いて行い。
両手が塞がって居ても構わない今であれば、 抱えられる周の、一番負担の掛からぬ態勢を取った。**]
(88) 2014/02/12(Wed) 02時半頃
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