人狼議事


84 戀文村

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ヤニク! 今日がお前の命日だ!


 …………、ホレーショーは怒るかしら。

 怒って、欲しいのかもしれない。
 優しいから、それすらもしてくれないかしら?

 ふふ。


[ヤニクが眠りに付いた事を知るのはダーラからか、
それともまた軍人達の嫌味からか。
何処で知る事になっても、
そっと通信を開いてダーラに一言だけ呼び掛けるだろう]

ダーラ…泣くな…。


 大丈夫よ。

 涙は昨日に置いてきたから。
 ただ、少しだけこの場所が広いと感じただけ。

 誰がか居ることに慣れてしまっていたみたい。

[まだ調理中だっただろうか
 優しい声が聞こえてくるとそれだけかえす
 実際涙は出なかった、エリアスが行くと聞いても]


そうか? じゃあ…俺の空耳だな…あんたが…泣いてる気がした。

[何時も通りに聞こえるダーラの声が、酷く耳に残った**]


 あんたの目の前でなら泣いてあげるわ。

[独りは寂しいと思うのに
 独りで居なくてはと思う

 優しい声を聞いていたら
 その思いが揺らいでくる

 通信を切って声を零した
 心深くへ秘めた想いは今
 どこにも出さないつもり**]

 ほんと、いい男なんだから。
 だめよこれ以上、踏み込まないで。


よせよ。んな事言われたら、酒呑みにいけねえだろ。
酒呑みたいだけなのに。他の男達に恨まれる。

[あんたに逢いにいけなくなる、とははっきりとは言わず。
大切な者の涙など見たくはない。
ダーラなら読み取るだろうと判っていても
上手い言葉が出て来ない。
情けない自分に舌打ちしながら、
回線を閉じた通信機を胸に抱いた**]

情けないな、俺。


【人】 郵便屋 ウェーズリー

―自宅→―

[男が封筒を受け取ったのは朝方のこと。
配達に出るよりも先の時間。
受け取ったのは封筒の中身を見ることはなかったが
持ってきた軍人にたいしてすっきりとした敬礼をひとつした。
畏れのない、いつも通りのかおだった。

それからいつも通りに配達に出た。
からからと車輪は回っている。
男は、赤紙のことを口にしない。
だから、持ってきた軍人が言わない限り、殆どは知るまい**]

(21) 2012/03/29(Thu) 13時頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

−路地−

[封を少しだけ切ればやはり赤い紙が覗く。
それを懐の奥深く深くに仕舞い、上着で封をする。
上から手を当てて息を吐き出す表情は穏やか]

さて、仕事仕事。

(67) 2012/03/29(Thu) 22時半頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

[今日も、ぼろぼろのメッセンジャーバッグは働く。
自転車もまた、きこきこと、少しくたびれた音と共にはしる。
バッグの修理を申し出てくれるクラリッサ。
手紙を待っているといってくれたミッシェル。
彼女たちとすれ違い、本屋のほうへ向かおうとすれば
聴こえてきたのは陽気な軍人の声]

…ああ、あんたか。

[きゅっ、とブレーキパッドが音を立てる。
差し出された本とレターセットに笑った。
かわいらしい兎とパステルの花のそれは
大の男が持ってくるにはどう見たってかわいらしすぎた。
けれど、その割に投げかけられる質問は物騒だった]

(68) 2012/03/29(Thu) 22時半頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

心残り?そりゃあ沢山あるさ。
でも、それも悪くないよねえ。
毎日ああすればよかった、こうすればよかったって思うんだけどさあ。

[悔いを残すだけが心残りではないと男は思っていた。
己の思う心を残す事だってきっと心残りだ、と。
問われれば答えるだろうが、聞かれないのなら答えるはずもない]

じゃあね、まだ配達があるからさ。

[ちりりん。
ベルは鳴って、自転車はまた走り出す。
きこきこと、自転車は音だけ残して遠くなる]

(69) 2012/03/29(Thu) 22時半頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

[無口な軍人とすれ違った時
男が自転車を止めたのはなんとなく。
そう、ちょうど虫の予感というやつなのかもしれない。
問いかけるのは空気を震わせない声。
穏やかな文字の羅列を見て、男はゆるぼったく笑った。
その表情が、声のない男に対する返事だったかのかもしれない。
声が聞こえて振り返ればダーラがいて、くたびれた帽子を持ち上げる]

寒いのはお互い様だねえ。
飲みに行きたいのは山々だが最近どうも夜更かしできないんだよ。
またそのうち、温かくなって夜が長くなったらさあ。

[それまで、取り置きを頼んである酒瓶は置いておいてくれと
告げて自転車はまた走り出す。
きこきこと、いつものように]

(70) 2012/03/29(Thu) 22時半頃

郵便屋 ウェーズリーは、メモを貼った。

2012/03/29(Thu) 22時半頃


【人】 郵便屋 ウェーズリー

−→本屋−

[きこきこ、きこきこ。
今日は最後の行き先が本屋だった。
メッセンジャーバッグの中身はもう少ない。
不思議と、集荷も少ない日だった]

邪魔するよ。

[たん、とん。
扉を叩いて中を覗くと話中らしい様子に
男は一つ二つ瞬きをしてから]

…お邪魔さぁん。

[そそ、と扉を閉めた]

(75) 2012/03/29(Thu) 22時半頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

…おや。大丈夫かい。

[そ、と扉の隙間から目を覗かせ
それから顔を半分だけ覗かせる。
鼻から下はまだ扉の向こう側だ]

生憎と、嬉しくない郵便物ばかりだがねえ。
こんなにビラをまく余裕があるなら
もっと別のことをしたほうがいいと思わないかい。
そうだ、裏面をさあ、帳面にしたらどうだろうね。

[扉の隙間から、郵便物の入った封筒を持つ手がにょきりと生えた]

(81) 2012/03/29(Thu) 23時頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

[先ほど、陽気な軍人に心残りは何かと聞かれ
ゆるぼったく笑って答えたのを思い出す。
何かとこちらを気遣っているようだったが、
そんなにしていたら疲れてしまうだろうと思ったのは少し前のこと]

なに、これから帰って明日の用意があるからねえ。
そんなにゆっくりはしていられないのさ。
朝早くから仕事するには早く寝ないといけないからさあ。

[扉の影からまともに姿を現してベネットに差し出す]

帳面にするとは何事か、なんていわれそうだけどねえ。

(86) 2012/03/29(Thu) 23時頃

ウェーズリーは、ベネットに頷いた。

2012/03/29(Thu) 23時頃


…今度はウェーズリーだと。

[通信機の向こうにそう呟いた。
また自分では無い、と苦しげな声になりそうで
一度通信を切った後]

ウェーズリーは多分…大切な奴がいても。
待っていて欲しいとも連れて逝きたいとも言わないだろうな…。

[それは確信に近い予想。
生死を分ける直感を信じたからこそ戦場で生き延びた。
悪魔になると誓っても、好き勝手にやりたいわけでは無い。
自分より余程ウェーズリーと付き合いの長いダーラは何か
答えただろうか]


 うん、これがいいわ。美しいきょうだい愛。

 ……ねえホレーショー。
 理由があったほうが、納得はし易いものよね。


【人】 郵便屋 ウェーズリー

一休みも悪かあないんだけどねえ。
今日は集配も少ないからさっとやって
さっと寝ちまおうと思うのサ。

[ただ、いつもより睡眠をとりたいように聞こえる言葉。
あまり長居をしてもいけないだろうという気持ちもある]

なるほど、ベネットは賢いねえ。

[言い訳をする言葉には自分の口にファスナーを締める動作]

私は、特に何もきいちゃいないよ。
それに、人の気持ちはだーれにもとめられないもんだよねえ。

[だから気にするなとばかり手を振った。
そろそろ、今日の仕事も終わりの時間だ。
自宅に戻れば幾つかすることがある]

(93) 2012/03/29(Thu) 23時頃

[通信機から聞こえる声に、
彼女が少しずつ壊れていく様な予感を覚えた。
だがそれを口にする事はない。何故なら]

訃報が届く前に…眠らせてやるのも優しさか。

[親方に続き、弟の訃報まで聞けば。
姉がどれ程苦しむか想像に難くない]

手伝う事…あるか?

[短くそれだけを]


 ……そう。さっき会ったばかりだったわ。
 彼、何も言わなかった。

 そうね。

[付き合いは長くとも、深い付き合いが誰なのか
 そう詳しくもなくて顔が少し困った

 客商売をしている自分もそう見えるのだろうが]


…ミステリアスな男ってか?

[珍しく口籠るダーラに笑う]

あ、今日ブローリンとお前さんとこ襲撃しに行く。

[酒の量から考えておどけつつ]

まずいなら言ってくれ。

[強いブローリンを思い出し、彼女の計画が狂わないよう確認を]


【人】 郵便屋 ウェーズリー

ー本屋→自宅ー

なに、仕事があるのはありがたいことさ。
ひとりみだもの、これで十分食っていける。

[自分が何か美味いことを言えたつもりはない。
けれど頭を下げるベネットに頬を幾等か緩めて本屋を出る。
じゃあ、またねえ。
そんな風に、いつもどおりに挨拶をして自転車を走らせる。

郵便局を兼ねた自宅に戻れば、
明日から別の誰かが入ってもいいように
メモやらなにやらをそれぞれの郵便物につけて
それから少しばかりの浅い眠りに落ちる。

準備なんてものは殆どない。
ただ、あとは深夜の時間を見計らって
軍の建物へと何一ついつもと変わらない様子で向かうだけ。
敷いていつもと違うところを挙げるのであれば、
自転車ではなく、自分の足で向かったことぐらいだった**]

(103) 2012/03/29(Thu) 23時半頃

[壊れきった心は、明日のメニューを選ぶように相手を選ぶ
 それでもどこかまだ残っているなら
 それをホレーショーが感じ取ったのかもしれない]

 ええ。ちょうど今夜お店に来ているから。

 ……また、撫でてくれる?なんて。

 お二人様、構わないわ。
 アタシは酔いつぶれたミッシェルを部屋に寝かすだけ。

 きっと、大丈夫よ。


郵便屋 ウェーズリーは、メモを貼った。

2012/03/29(Thu) 23時半頃


[きっとこの会話も、ホレーショーには筒抜けだっただろう
 彼ならどう答えるか

 待つべきかそうでないか、別をとはきっと言わないだろうけれど]

 今やめたら、アタシが、ダメになるから。
 死んでしまいたくなるから。


 ……ああいやだ。こんな事で揺らいでたら、だめ。


……ダーラ……。

[迷う声に名前を呼ぶ。
どちらの想いも判るから。
それこそ……]


 ミッシェルの、見ぬくような瞳がきらいだわ。


 ……知っていてとめないくせに、なぁに。


(それ程苦しいなら…あんたを眠らせてやろうか?)


[と口に出し掛けた程]

ダーラ、あんたは壊れたりしない。
壊れるなら…俺が壊してやるから。
苦しいなら…俺が抱きしめてやる。
あんたはあんたのままでいろ。

[本当は自分が手を汚さなくてはいけないのにと自己嫌悪に
陥りながら、その手で彼女の背を推した]


 もう、壊れきっているって言ったでしょう。

 そうね、アンタに抱き潰されるんならそれもいいわ。
 でも、冷たくなる前に離してね。

 でないとアンタの熱を奪っちゃうから。


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