人狼議事


1 とある結社の手記:6

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薬屋 サイラス! 今日がお前の命日だ!


………ははははは…っ!
なかなか味のある真似するじゃねえか、なぁカルヴィン。

いや、何て呼べばいいかね。

[噛み付かれた首筋から、血を流しながら。
不敵な笑みを浮かべた。]

いい勘してると言いたいが、元々は占い師を殺す心算で噛んだのかぁ?
いいぜ、きちんと人間だって言ってやるからよぉ。安心しなぁ?
オレだってこんなトコで死にたかねえんだ。
女共に媚売ってでも生き延びてやるさぁ。


お前の御蔭でようやく半端モノから抜け出せた。
感謝するぜぇ?

[流れていた血はあっという間に乾き、傷も塞がっていく。
痕跡など何も残りはしなかった。]

で、どうだった?
半分人狼の血ぃ引いたオレの味は。
なかなか味わえない美食だったんじゃねえかぁ?ひゃひゃひゃ。

[げたげたと笑う。笑い転げる。]


で、お仲間さんは誰だぁ?
………ああ、ヤニクだったのか。そいつはすまん。

わり。うっかり票を入れて殺しちまったわ、ははは。

[どっかりと自室のベッドに腰を下ろす。
まったく悪びれていなかった。]

さあて、オレは何て名前にしようかね。
あ、お前とアイツの名前は教えておいてくれよ。被ってない方がいいだろ?
さあて、オレの部屋に広がる血の染みを落とさにゃならんな。
染み抜きでも使ってみるか。

[夜が明ける、数時間前の出来事。**]


次は誰を喰う?
あんまり野郎は喰いたくないんだよな。筋ばってて不味そうだ。
ピッパとかどうだろうな。
喰ってしまえばもう不味い飯を食わされずにすむぞあはは。

キャサリンは最後まで残そうぜ。
最後の最後、オレの顔見て絶望した顔を見ながら喰いてえからなぁ。

名前の件だが。今後はメリクリウスとよんでくれ。
なかなか洒落た名だろう?

[部屋の血痕を落としながら、年若い相棒に囁いた。**]


[それからどれ程の刻が過ぎたか。

ドナルドに投票してしまったこと。
これからのこと。ぐるぐると考える。
こんな日がいったい、あと何日続くと言うのか。
…何日、続けられるのだろうか。
緩く首を振って、ベッドから身体を起す。約束の時間だ]


――――ヤニクさん。

ヤニクさん、そろそろ起きてください。

[いつもなら、直ぐに声が返ってくる筈なのに]


ヤニクさん。



[返事が無い]

…………………ヤニク、さん?

[嫌な予感が、過ぎる。
只でさえ白い頬は、余計に血の気が引いて青ざめて]

久しぶりの獲物だって、言ってたじゃあないですか。…ねえ。


………………………。


[ヤニクが取った一連の行動を、知らない。
だから、彼は異国の人間であるとはいえ、
きっと何とか生き残ってくれると、信じていた]

…………、あぁ。

[泣くことは無い。自分達は、人狼。
心のどこかで、処刑されても仕方が無いと、
思っていたのかもしれない。
だけど、胸の中にぽっかり穴が空いてしまったような感覚。
それはもう、埋めようも無くて]



さようなら。

[また、一人になってしまった]


―サイラスの部屋前―

[―――それでも、死ぬわけにはいかないから。
音も無く扉の前に立つ少年の目に、最早迷いは無い]


……サイラス先生。

[迷いは無いと、少なくとも自分では思い込んだ]

………………。



[思い出すのは、指きりの約束]


指きりげんまん、うそ付いたらはりせんぼんのーますっ。

[冷え冷えとした廊下に響く、掠れた様な歌声。
掲げるのは、絡めた筈の小さな小指]



――――…この場合、
約束を破ったのはどちらになるんでしょうね。

どう、思いますか?

[扉越しに、静かに目を細める。
彼には聞こえていない、独り言。

やがて少年は、静かに扉を押し開けて、薬屋の元へ]


サイラス先生。


[浮かべるのは、やはり静かな微笑で。
かたかたと冬の風が窓を叩くのに重ねて、別れの言葉を]

………………さようなら。


[小さな銀狼は真っ直ぐに、青年の首筋へと飛び掛る!]


[―――鮮やかな赤色が今宵も舞う。

昨日初めて人間を食べて感じたことであるが、
…やはり人間は美味しい。
そして其れ以上に、これ以上人間を食べずに生活していけば、
僕はきっと死んでしまう。

結社員は、人狼は人間を食べる衝動を抑え切れ無いと言った。
一度知ってしまった自分も、そうなってしまうのだろうか]



………………。

[ただぼんやりとした顔で、
血を流すサイラスを見下していたが]


[いたのだが。


―――――…彼が突然、喋りだした]


……………っ!?


う、うひゃああっ。
…っお、おお、お化けぇっ!!?


[お化けというか、ゾンビかと思った。
思わずあげてしまった叫び声を、
囁きに留めることが出来た自分を、とても褒めてあげたい。

反射的に人の姿に戻り、ベッドの影に隠れて彼の様子を伺う。
半分だけ覗かせた顔は、明らかに動揺していた]

え、え、ええっ…?


サイラス先生。血が。凄く血が出てます。

[自分でやったにも拘らず、おずおずと心配の声を向ける。
けれどその傷はすっと塞がってしまい――目を見開いた]


…半端、者。

[漸く頭に冷静さが戻ってくる。
彼の言っている言葉の意味を繋ぎ合わせる、…なるほど。
ゆっくりとベッドの影から立ち上がり、にこりと笑った]

ええ。とっても、美味しかったですよ。

[笑い転げる相手に合わせるように、くすくすと肩を揺らした]


[悪びれない様子の薬屋に、
暫くの沈黙の後、緩く首を横に振る]

……………ふふ。まあ、仕方が無いです。
サイラス先生、僕達が人狼って知らなかったみたいですし。
僕も先生を襲ったんだから、御相子ですね。


名前……?あぁ、特に何も、決めていませんでした。
そっか。名前かぁ…。

[思案するように、ことりと首を傾けて。
メリクリウスと聞けば、ぱちりと瞬いた]

…なら、僕のことは、ユノと呼んで下さい。
宜しくお願いしますね。……メリクリウスさん。

[新たな相棒の名を呼ぶ声は、何処か嬉しそうに]


キャサリンさん、ですか。
ええ。そうですね―――…、キャサリンさん、
メリクリウスさんのこと、信じている風でしたものね。

[ふと気にかかった霊能者の件。
これは後で本人に確認してみようと、胸の中に留める]



…そういえば、鈍ってないんですね。言葉。
何だか少し新鮮です。

[相手の姿をちらりと見上げ、楽しげに笑った**]


[の間に、入る予定だったらしい]

次に食べる人、ですか。
メリクリウスさんの好きな人で、構いませんよ。
僕は暫くの間、食べなくても我慢できそうですから。

……ふふ。ピッパさんは、確かに。
あの料理のおかげで、
襲撃前に僕もヤニクさんも死にかけましたから。

[本気とも冗談ともつかない口調で、語る。
野郎は嫌との声を聞き、心のどこかで安堵していた。
思い浮かべたのは、誰の顔だっただろうか]


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/02/23(Tue) 09時半頃


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/02/23(Tue) 10時頃


【人】 小悪党 ドナルド

―― 自室 ――

[ 目を覚ます。
 身を起こし眺めれば、窓の外、雪は昨日から降り続いているようであった。
 思い出すのは昨晩の事。

 投票用紙を前に、名を記しかけ、そこで手が止まった。
 何かがおかしいような気がしたのだ。
 ベネット、そしてフィリップもヤニクへの疑念を口にした。皆の言葉や態度を見ても、ヤニクを訝っている者が多いように思えた。

 耳に入ったピッパの呟き。何故疑われるような事をするのかと。
 この状況では、自殺行為だろう。そういう願望があるのならともかくだが、ヤニクはそんな男でもないと思えた。

 だから、記す名を変えたのだった。
 記した名は、少年のもの。過去の記憶が疑念を抱かせた。
 もし、カルヴィンが人狼であれば、誰が疑えるというのだろう。
 確証などは、勿論無い。
 投票の大勢は変わらないだろう。それでも、警戒を忘れぬようにカルヴィンの名を記したのだった。]

(3) 2010/02/23(Tue) 10時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ 窓に近づいて、外を眺める。
 よくよく見てみれば、窓に付いた霜が雪に見えていただけだった。

 思わず、一人、苦笑いを浮かべる。
 こんな勘違いをするようでは、案外、自分も神経が参っているのかも、などと思った。

 そういえば、と。ふと思い付く。
 投票の結果は、何処で開票されるのだろうか。
 わざわざ、外に持ち出す事はしないのではないかと思える。

 もし、広間でそのまま開票されるのであれば……]

 場合によっちゃ、誰が誰に投票したか、全員の前で知らされるって事もある、か。
 いや、最多数のやつの身柄を押さえようと思えば、全員集めた方がやりやすいだろうな。

[ そうなれば、神経の細い者は耐えられるのだろうか。
 そんな事を考えながら、どさりとベッドに横たわった。]

(4) 2010/02/23(Tue) 11時頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/02/23(Tue) 11時頃


【人】 小悪党 ドナルド

―― 自室 ――

[ ベッドの上で、どのくらいぼんやりしていただろうか。
 やがて身を起こすと、部屋を出て広間へと向かう。

 階段を下りる。
 冷えた空気に混じり、僅かな暖気が上ってくる。
 既に広間に居る者が、暖炉の火を起こしたのだろうか。

 階段を折りて行けば、階下に車椅子の乗った姿……キャサリンが見上げていた。]

 ……よう、どうした?

[ 目が合えば、そんな言葉を投げる。]

(20) 2010/02/23(Tue) 15時頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/02/23(Tue) 15時頃


【人】 小悪党 ドナルド

[ 目が合えば、キャサリンは溜め息をより深めた。
 ドナルドとて、気付く。わざとそうして見せているかのように思えた。
 ふ、と短く息を吐く。]

 二階に居るやつに用事か?
 なら、読んできてやるよ。

[ 広間へと向かう車椅子を追いかけながら、声を掛ける。]

 おい、キャサリン。

[ 返事が無いと、名を呼んで。]

(26) 2010/02/23(Tue) 15時半頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/02/23(Tue) 15時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

 ん? 誰だって?

[ 小さな呟き。聞き返せば、強めた声でもう一度マーゴの名を言われ。]

 マーゴか。分かった。
 連れてくるか? それとも様子だけ見てくりゃいいか?

[ 仲の良い二人だ。用事は無くとも身を案じているのかも知れないと思いそう聞いた。]

 ――OK、じゃあ、様子だけ見てくるぜ。

[ 言い残し、踵を返し二階へと。
 マーゴの部屋は何処だったか、思い返しながら扉を叩く。
 あまり煩くならぬ程度にドアを叩く。しばしの間をおいて、返事があった。]

(29) 2010/02/23(Tue) 16時頃

【人】 小悪党 ドナルド

 いや、用事って訳じゃねえんだ。
 キャサリンが心配しててな。様子を見に来ただけさ。
 無事なら良い。起こしちまったんなら、悪かったな。
 そんじゃな。

[ やはり、元気とは言えぬ声だった、少し、枯れたような声にも聞こえた気がする。
 ともあれ、無事である事を確認すると、広間へと戻った。]

(30) 2010/02/23(Tue) 16時頃

【人】 小悪党 ドナルド

 見てきたぜ。
 元気……とは言えねえかもだが、無事だ。

[ キャサリンにそう伝えた。]

(31) 2010/02/23(Tue) 16時頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/02/23(Tue) 16時頃


【人】 小悪党 ドナルド

[ ありがと、との一言。
 こんなふうに礼を言われるなど、いつ以来だろうか。
 そして、そんな事が随分と嬉しいものだった。

 しばしの沈黙を置いて。]

 ……なあ。
 なんつーか……今まで、済まなかった。

[ 積年の侘びを、ぽつりと口にした。]

(34) 2010/02/23(Tue) 16時半頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/02/23(Tue) 16時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

 ああ、そうだよ。
 別に、侘びを受け入れてくれとも、許してくれとも言わねえけどな。

 ま、そんだけさ。

[ 背中を向けながらそう言った。
 胸に痛みを覚えた。だが、仕方が無いのだろうとも思った。これが、自分がしてきた事の結果なのだから。

 そして、ちらりと逆さにされた投票箱に目をやって。
 キッチンへと、足を向けた。]

(36) 2010/02/23(Tue) 16時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ キッチンを漁る。
 ここに来て、紅茶が多いが、今はコーヒーを飲みたい気分だった。
 浮かない顔で、コーヒーを淹れる。
 広間には戻らず、キッチンで壁に背をもたれ、ブラックのコーヒーをすすった。

 キャサリンが何を思っているかなど、知らず。]

(39) 2010/02/23(Tue) 17時半頃

……ええ、また、会えましたとも。

[ちょっとだけ遠い目をした。
僅かに罪悪感を感じるのは、ご愛嬌である]


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