291 Fate/Goddamned Omen
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汎人類史の英雄さえ、 その多くが”存在しなかった”世界じゃ それがそうとは知らず”悪魔”と呼ばれるから >>0:517それが思考で止まる限りは やっぱりイコールの架け橋には繋がらないまんま。
そう言葉を途切らせられちゃ気になるのが人の性、 ...なんて言っても今は肯定代わりに 目を流すだけで、 話を進めた。
「 ...ふーん。 掟とか、秩序とか。 やっぱ、くだんないとは思っちまうけどね 」
(20) 2019/02/10(Sun) 11時半頃
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渇いた空気の上に取り留めもなく落ちる呟きは 吐く息に紛れるくらい、─────細やかに。
(正しさなんて分からなくなったバカの頭じゃ、 『センセイ』曰くのうわ塗りの理想のレッテルや 盲目的な秩序の夢も見れっこなかったから どーせオレは”放置される側”にゃあるんだろうけど)
『人』と言うものにどうにも一線を置いてそうな ソイツがご丁寧にも”オススメ”しないでいてくれる 河とやらに一層興味も湧いたが、さてはて。
「 砂と土ばかり浴びてちゃ、 思いっきり水に浸かることだってしたくなるんさ。 直きにアンタも分かるんじゃねえ? 」
(21) 2019/02/10(Sun) 11時半頃
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「 なんて、オフザケはいくらでも言えるけど 何にせよ、知ってる話を合わせなきゃ まず” お話にすらなんねえ ” ...よな 」
識らない常を分かれたって『互い様に』無理な話。 オレが放逐される間に新しく神々と智慧やらとでも 齎されたにしたって相手が先ず知らな過ぎる。 そう考えちゃいたところに返して笑ってやった 『アイサツ』に返ってきた言葉には
瞳硝子が揺れ緩んで、 ─────漣んだ。
(22) 2019/02/10(Sun) 11時半頃
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「 はッ、そんなこと褒めてくれたのは .....二人目だったっけね 」
閉じ瞼の中に、 皮肉だったとしても賛辞に放り込んだら >>0:521失礼も不躾も知ったこっちゃないから やーだね、と手首を翻す。
(23) 2019/02/10(Sun) 11時半頃
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( 「ま、 オレが” オレでなくなった時にゃ ” ────考えてやってもいいけどね 」
そんな言葉はきっと、砂風に巻き上げられた。 )
(24) 2019/02/10(Sun) 12時頃
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ぁぅ ?
ますたー、のっか、いたいない?
[逃げる最中、炎で焼きはしなかったかと。
悲しそうに、心配そうに問いかけた。**]
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咳払いはあえなくスルーしてやったが、 さっきまで随分見上げろって言わんばかりの 態度をしてたからさぁ、面食らったみたいにもなる。
「てっきり自分で偉いって言ってたんだから、 気安くされんのはもっと嫌がるかと思ってたけど... 分かんないね、アンタ。 キラいじゃねーけど 」
面白がる響きを普段の調子に混ぜてやりながら それ以上聞こえるのは文句じゃなくて鎖の音なら 時々着いてきてるのを確認するよーに、 後ろを振り向くくらい。
(31) 2019/02/10(Sun) 12時頃
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知らず儘、潔さに甘んじるようにして呼んだ名前に 「戦闘力があるってんなら頼りの見物でもしてるよ」 なんてほざいちゃいたが、 いざとなれば盾になんて言いやがったら────。
「 ...その時は代わりにアンタごと 毒水にでも沈めてやるから安心しときな。 」
まさか軽口を本気と受け取っちゃないが、 鼻頭に引っ掛けてお返しを積んでやってから。
明らかに躱されたせがみを睨めつけてもやった後で 「...常識、つっても本当に何処からって感じだけど」と 暮れた途方も受け取った情報分くらいは撥ね退けて、 改めて零した事も含めて纏めてやることにした。
(34) 2019/02/10(Sun) 12時半頃
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「確か4000年くらい前だっけ。 大昔の戦争の時に使われた 悪魔召喚プログラム、ってやつのせいで 神都の外は悪魔だらけになってるのがオレらの”常識”さ。
あの嵐のことについちゃよくわからんが 神都以外にはどこ行ったって何もねーんじゃねーか。 ま、そもそも... 悪魔と環境が悪過ぎて、 オレみたいにうまく悪魔を取り込めたか──── その末裔の人魔連中くらい以外じゃ 人は暮らせねえだろうね。
獣だって大抵魔獣のたぐいだってくらいにゃ 食物だって悪魔の肉くらいしかないし、 そう悪魔だって、ただの人なんかじゃ狩れないだろう。 逆に食われるのがオチじゃない?」
(35) 2019/02/10(Sun) 12時半頃
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「...そうじゃない人間でも生きてけるのが 神都ってシェルターなわけだが。
中は中で何から何まで管理されてて 飢え死にだけは誰だってしないけど。 カルマ値なんて呼ばれてるもんうまく積めた 『善良なヤツ』だけがさっき言ったよーな 『来世』で上にいける... 階級がはっきりしてんだな。
だから、うまく人の目を伺って 適合できない奴は底辺行きってなわけ。 ついでに、ド底辺じゃ働くことだってまともにできない。
犯罪を犯したり、神都に逆らって... 極端にカルマ値が落ちない限りは、 フツーは追い出されないけど。」
(36) 2019/02/10(Sun) 12時半頃
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さっきも否定しなかった” お察し ”案件は、 詳しくは口はしなかったけど。
一先ずはこんなもんでいい?と 質問くらいは受け付けてやる気でいちゃいたが、 視線を投げやってやった。
そうこうしているうちに、 足跡をつけてく先にゃぽっかりと 砂漠に忽然と穴開けたよーな水辺が見えたかもしれない。*
(37) 2019/02/10(Sun) 13時頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2019/02/10(Sun) 13時頃
ん? ふっふっふー、いたいない のです。
さっきから、さわってもいたいいたいしてないでしょう?
かぐちゃんこそ こわく なかった?
[案じる幼顔に、ノッカは気丈にお返事する。
かぐちゃんこそさっきはくねくねを追い返してくれて、
ありがとうって、動く麻袋を指して、お礼を告げます。]
ぅぅ、いたい ない?
ととさま、おこられない?
[気丈な返事にそれでも心配げに。
生まれてすぐに母を殺し、父に殺された。
幼子がその恐怖を振り払うことなどできないが。
本当に無事だと分かればうれし気にする。]
対象への接触成功。
欠片を付着させました。
[シュメールの者であれば、それで十分だ。
“ 手招く悪魔の気配を追えば良い ”
事実 悪魔の気配を感知できる存在には
特に、こちら側の者であれば。
対象に接近すれば 手招かれるような。
そんな、心地を覚えるだろう。
神都の外にて、起動しているサンガナーカへ。
男の声が……少しだけ、ノイズ混じりに。届く。*]
[端末を通し 彼女からの返答はあったろうか。
或いは、英霊を味方につけたと。
そんな情報も 端末に送信されているだろうか。
サンガナーカを確認する。
その、間を 置いて、それから。]
そうか。接触はしていたか。
感謝する。これで少々探しやすくなるだろう。
[監視衛星での探索も続けてはいるが、標的に直接接触を図るなら彼の悪魔の力は有用だ。彼からの報告を簡潔に受け止めた]
そうだ、こちらも報告がある。英霊という、世界の守護者が例の宇宙樹を支える聖杯という器物に呼ばれた。僕達に協力してくれるそうだ。
君も知っているだろうか、かのラクシュマナ様と…リジー・ボーデンという少女だ。
行動は本人達に一任してあるが、接触した際にはよろしく頼む。
[こちらも件の報告を行った]
………………………………
[知る者はそう、多くないことだ。
曰く、感情表現能力に劣るアルシュ・ザーゴは
驚愕すると、黙り込む。
あの ラクシュマナ様だ。
たっぷり たっぷり 46秒。]
…………畏まりました。
[知る者はそう、多くないことだ。
アルシュ・ザーゴは驚愕すると
口数が常よりも少なくなる。]
[報告を受けた後の、邂逅で、あったらば。]
今ヤ伝承人の姿は雨夜の星のごとく
語り継がれる天神のなり振る舞いも
所業も逸話も徒や疎か。
腑分けた記憶を千切つてパズルにした様な
きちりと嵌リ切ラヌ神話が残さるるだけ。
然し世界を創つたのは朕のはずです
然し人間を造つたのは朕のはずです
瓢箪から飛び出た人の子らが散らばつて
我が身ヨリ、いつか去つてしまつたつて
蜘蛛の巣張り巡らすように、
この身を削つた世界デスから
千里の眼がとどきゆかぬとも
そばに人の子の気配が在るのなら
ささやかでも、解ることは出来たでしょうか?..
その気配をひとかけらでも汲み取れたのなら
此方は欠伸のあと、其方へ黒々宇宙の眼を
ちらりと向けましたが…
推量れぬ隠蔽技術であるのなら
欠伸を落とすだけにおえたでしょう。
いずれにしろ、かつては
出てくるまで待つた≠烽フですから
雀が隠蓑を突かぬかぎりは
人の子が自ら朕に会おうとするのを待つばかり。*
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「──────そりゃどーも。 神都だけじゃなくアンタにも不興を買ってたなら、 神って名前のつくもんがキライになってたかも。」
キライには渡される立場になったことの無い、 なる予定もない生者だったからこそ 態度は偉そうだったとはいえ、 不思議と負感情が湧いてくるわけじゃなかった。 寧ろ、『お利口』な神都連中の多くよりは幾らもマシだ。
「 悪魔...じゃねえ、神様を迷子にさせようもんなら それこそ罰が当たりそうじゃん? 」
時々振り向いた後ろから笑い声が聞こえてきたって>>121 そうなんて鼻で笑い飛ばし返してやって、 思い出したように瞳を向ける作業は止めもしねえでいた。
(162) 2019/02/10(Sun) 23時半頃
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擦れ違った常識の壁は厚かったよーに見えたとは言え、 飲み込みはそれなりに早かったらしい。>>122
「 そういうこと 」、なんて相づちでも置いて 嘆息が溢れるのを砂を蹴る音を足元に聞いちゃいたが >>123きっと、オレの知らないもんを知ってるアンタが 綴る言葉を聞く時も自然と首を捻って、 スゥ...、ッと 何かを思い馳せるように眦が細まってった。
(163) 2019/02/10(Sun) 23時半頃
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「 ...、 オレには、
何が正しいか分からなかったんだよ。 善良ってそもそも何かもね、 あと、 ...ただ窮屈だった。 」
(164) 2019/02/10(Sun) 23時半頃
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「 あんな場所じゃ 生きてる、って実感がなくってね 」
『デストピア』なんてアンタが言ったなら、 「 そりゃいい、...そうだね、そのとーりさ 」なんて 理想郷と呼ぶには一本化されたあの社会を皮肉るには 秀逸だって大層気に入って喉でもくつくつ鳴らしたもんさ。
もっとも、>>125 そんなところに好奇心を宿すあたり やっぱ性格悪いなコイツ、とは思ったにしろ。
「 ───だから、喧嘩を売った。 うまく空気が吸いたくて。 なんざ、バカの所業かもしんないが 」
(165) 2019/02/10(Sun) 23時半頃
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( その時にはド底辺にも、 あの遠くから見える蜘蛛糸みてえなもんより はっきりと伸ばされる手があったから。 )
(166) 2019/02/10(Sun) 23時半頃
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オマケと愚痴零したついでに、 さっきぶりに頸に触れた腕ごと すぐに目線も前に戻しちゃいたけど こんなところで意見の相違があるわけでもなく。
「 ...はッ、それにしたって、 そう言うヤツで良かったよ。 まがりなりにも神都の肩を持たれちゃ いい日かも、と思った傍から殺意も湧いたかも 」
>>123大神とやらこそが無茶苦茶な奴ってのは 古事でも記憶ごと紐解けばだいたい分かったろうにせよ それを考えるよりゃ安堵を軽口に混ぜ込んだ。
(167) 2019/02/11(Mon) 00時頃
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「誰かと会いたいんなら、 神都の中にでも潜ってみれば? ...なんてのは半分冗談だけど。
そうだな、デモノイドに会いたいなら 水辺とか岩場とか... そう言う休めそうな場所を 探してみたらいーんじゃないの。
見送られるとこは、 ... 結局何処行っても荒野だけど。 オレは───── 」
そのまま水辺周辺独特の、 焼け石に水ながら僅かに涼んだような気配を浴びながら 追加の質問に思い出すように神都の方角を確認して だいたい『追い出された場所』を指差した。
(168) 2019/02/11(Mon) 00時頃
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今日は” 運良く ”徳で積めたのか、 なんて考えが湧くのも皮肉にしたって 周りにゃ悪魔も誰も居ない貸切状態だったらしい。
>>125水辺が見えるとそのまんま歩いていくすがたに 一緒に着いてけば一口、掌で掬った水を含むだけ含んで まぁ、いまさら否定しやしないが...
わざとらしくそんなことを言ってくれんなら その整った濡れ顔を砂に叩きつけて化粧してやろうか?と 思ったけど、─────思っただけだ。安心しろ。
(169) 2019/02/11(Mon) 00時頃
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