52 薔薇恋獄
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『あと……7人』
『間に合う、かしら』
[ *独り言は少し、不安気に* ]
[落雷の後か、耳に届いた声に眉間に皺を寄せる。]
……すまない。
人の心はままならないが。
俺は、俺の気持ちが一番ままならない。
[そして気がつく7という数字。
単純計算でいくものではないけれど、もし……―――。
そうなったなら、と、先を考えてふっと微笑んだ。]
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『 』
[ ふわり、女の姿が士朗の部屋>>44に現れる ] [ 表情は――読めない。無表情、日向(ひなた)のほうだ ]
『 』 『 』
『 』 『 』
[ *煙草に火がついた頃、女はまた姿を消す* ]
(45) 2011/05/23(Mon) 08時半頃
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『さあ』
『それがあなたの本心ならば』
『彼とてそれを責めないはず』
『あなたに本心を偽られるほうが』
『彼にとっては、残酷だと思うわ』
日向は、士朗の
2011/05/23(Mon) 10時頃
日向は、士朗の姿を見る。それでも女は無表情のままだ**。
2011/05/23(Mon) 10時頃
楓馬……―――。
[同じように見え聴こえる人の名を、心の中で呼ぶ。
見ないように聞かないようにしていながら、見聞きする理由を彼の所為にしていたけれど。本当は違うことに気がつく。
抑えることはできるけど、なくならない資質。
楓馬がいなければ、父がいない外では1人だ。
でも、楓馬がいれば1人ではないから。
――……だから。]
子守り 日向は、メモを貼った。
2011/05/23(Mon) 20時半頃
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[ 絶望が、悲しみが ]
[ 少しずつ力を持つ ]
[ くすくす、うふふ ]
[ 日向は彼らの前で ]
[ *にたりと、わらう* ]
(157) 2011/05/23(Mon) 22時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2011/05/23(Mon) 23時頃
……多分、あまり時間がないのだろう?
もし、俺が1人飛ばされるようなことがあったら、
皆が無理なら、栖津井先生とだけでも話できるようにはならいか?
――……できれば、俺を選んでくれないのがベストだが。
[元々対人で喋るのは苦手で。
ともすれば傲慢ともとれる言葉を紡ぐ。
いつもはもう少し、それでも言葉を選ぶのだけれど、それすらも惜しむように。]
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『 』
[ ビール缶>>166に驚いてすうっと姿を消した ]
(171) 2011/05/23(Mon) 23時頃
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『ぎゃっ』
[ 上がる悲鳴はとても短く、低く、重く ]
『選ぶのはわたしじゃない』
『わたしが選べるのだったら、もっと早く楓馬と蛍紫を逃がしたわ』
[ こちらも言葉を迷う様子 ]
『……もし、あなたがいなくなったら』
『残っている人たちはわたシの声を聞くことができるようになるでシょうね』
『でもそれハ、ワたしと彼ラが近くナる証』
[ 女の顔に、無かったはずの痣がうっすらと浮かび始める ]
[ 今話しているのは、どちらの"日向"なのか ]
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[ 逃げた日向はあの窓の方へ ] [ 丁度蛍紫の姿を見つけたか ]
[ 少し困ったように、告げる ]
(176) 2011/05/23(Mon) 23時頃
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どうにか、彼らと喋れるようにはならないか?
[日向の言葉に、苦しそうに眉間に皺を寄せる。]
喋れないと、伝えれない。
なぁ、お前の望みは、唯、恋獄に魂を引きずり共に苦しむことなのか?
――……違うだろう。
[どちらの日向にしても、見方を変えれば救いに繋がりはするから。
それを信じてる。楓馬が信じていた彼女を。]
俺は口が上手くないから、お前の言葉を上手く伝えられない。
お前が誤解されたままであるのが、俺は哀しい。
『誤解だなんて』
『彼らの解釈はそう間違ってないわ』
『寧ろあなたたちが、わたしたちに好意的過ぎるだけよ』
『死んだ他人より、生きている大事な人を優先させて』
『皆救おうだなんて欲張ると』
『あなたが死ぬことニなるわ』
『わたしの目的』
『………………』
『なんだったかしら』
『モウ、思い出セないわ』
『たブン、たぶんね』
『一緒に泣いテくれる仲間がほシかったの』
『そうイう意味では』
『共に苦しむとイうのも間違いじゃナい』
『だッテ、苦しむ時でスらひとりぼっちなノは、さみしいモノ』
子守り 日向は、メモを貼った。
2011/05/23(Mon) 23時半頃
日向は、寧人>>179のところににたにた笑いながら現れる。問いには肯定も、否定もしない。
2011/05/23(Mon) 23時半頃
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―寧人の部屋―
[ 並べられたコイン、ダイス ]
[ にたにた顔はふっと、笑いをやめて ]
[ 無表情に ]
[ コインを指さした ]
(194) 2011/05/24(Tue) 00時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2011/05/24(Tue) 00時頃
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[ つらかった? ]
[ その言葉に、女は頷いた ]
[ そして、寧人をじっと見る ]
[ まるで、あなたもつらかったのでしょうと問うように ]
(199) 2011/05/24(Tue) 00時頃
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[ 寧人にこくり、頷く ]
[ ナイフ、の辺りでこくこくこく、と三度頷いた ]
[ ――つまり、刺してしまったのが己だと言いたいらしい ]
『 』 『 』
[ 声は音にはならないけれど ]
『 』
[ 無表情の中に僅か浮かぶ同情は、見えるだろうか ]
(205) 2011/05/24(Tue) 00時半頃
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『つらかったのね』
『あなたはよく耐えたわ』
『あなたは、もう、休んでもいいのよ』
子守り 日向は、メモを貼った。
2011/05/24(Tue) 00時半頃
子守り 日向は、メモを貼った。
2011/05/24(Tue) 00時半頃
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[ ありがとう、の言葉に ]
[ 困ったように眉を下げた ]
[ *引き止められなければ、女はやがて姿を消すだろう* ]
(216) 2011/05/24(Tue) 00時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2011/05/24(Tue) 01時頃
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