303 突然キャラソンを歌い出す村4
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[それは愚か者の語り草。
とある天使は、人の魂――感情を呑み込んでしまえる奇跡を天から授かった。
そうして悲しみ怒り憎しみに溢れ、押しつぶされた者から
溢れてしまった分の感情を呑み、消化する。そんな奉公を続けていた。]
[ある日、天使は困ってしまった。
「出会ったこの子の溢れた感情が一体何だかわからない。
果たしてこれは、呑み込んでいい感情なのか」
愚鈍な天使は判断つかず、
ずっと胃の中に留めてしまった。]
[馬鹿な天使。さっさと平らげてしまったなら、
こんなに爛れることもなかったのに。]
[いつしか爛れた感情はどんどん膨れ上がって悪魔になり]
[天使の羽はでたらめな色に染まっていった。]
[なのに、天使は愚鈍だからまだ呑み込まない。
はち切れんばかりに、膨れているのに。]
[満ち足りない。
満ち足りない。
此処には何もない。
満ち足りない。
ただただ、わたしは惨めになるだけだ。
満ち足りない。満ち足りない。満ち足りない。
―――復讐の怒りですら、まだ足りない。]
[―――それは愚か者の語り草。
愚鈍な天使が惨めな悪魔に喰われる与太話。]
[ごぽ、]
[水音が、どこかへと響いていく。
虹の羽の奥の奥。
天使の身体の奥から、どこか繋がるところへと*]
うわっ――――――
[近づこうとした際にふと感じる目眩のような感覚――――――
夏彦は何か共鳴するような感覚に頭が痛くなった――――]
[目の前の男が話す裏で、ごぽ、ごぽと水泡音が響く]
………もしかして、君は悪魔かい?
この音が聞こえるのかな。
[目の前の男が語る声とは別。
「同じ声」が水泡音を伴って、有働へ語りかけた]
[水泡音ががぼがぼと少し強くなる。
まるで嗤いか、怒りか。
感情が高ぶりのようであった。]
挨拶が随分と荒々しいねえ。
胃が震えたよ。
いやあ悪魔の流儀なのかい?
[先程の共鳴のような感覚の事なのだろう。]
いや、すいません。
オイラにもよくわかんないんすよね。
礼拝堂で変な箱に触ったら、何か見えるっつーか。
[コポコポ、と水泡のような音で喋れている自分がいる。
不思議な感覚だ。]
ただ、ただ、
白鳥や眼鏡のおっさんを見たときに、モヤモヤした感じを覚えたっつーか…………
無性に歌いたくなったんです。何すかね。
あの箱に触れたら何か思い出したりするのかも。
[水泡から聞こえるは夏彦の奥底に秘められた得体のしれない感情。
それは天(そら)で封じられたもう1人の夏彦の記憶――――]
その優しさごと 黒に染めてあげるから
[水音に悪の意思が混じった音色を乗せた。]
――――――っ!!!
[何処からか、得体のしれない悪意が水泡として夏彦の耳に伝わってくる。]
後で、礼拝堂に行かなくちゃな…………
[目眩のような感覚に、また苛まれ。
その原因を突き止めるべく、あの箱の元へ行こうと。**]
[音坂舞は、天使でも堕天使でもない。
悪魔だ。
生粋の悪魔だ。
人を、生あるモノを、誘惑し堕落させる存在。
その誘惑は、時に耳元で囁かれているかのように聞こえ、時に背後から刃物で貫かれたかのように感じるだろう。
近づく足音は優しく、気が付くと傍らで支えてくれる。
その全てが罠だと気付かせることもないまま、…――。*]
箱…?
何だ、君はなんか、変わった奴だな?
未完成の悪魔、というのもあるものなのか。
まあ尤も、悪魔かどうかもわからないか。
[ ごぽ、と水音が嗤うように上がった。]
へえ…素質をあげるのかな。
あの眼鏡天使が見えるなら、相当だ。
成程ねえ、面白そうだ。
いいねえ、若い情動には素直になったらいい。
その箱について進捗あったら教えてよ。
[爽やかに後押しするように声は言う。]
―――、
おやおや。
皆、随分元気がいいね。
本当、流行ってんのかな
こういう挨拶。
[悪意の篭った音色に、どうやって鳴らしていると言うのか、水音交じりの口笛が上がる]
[普段はあまり耳を澄ませない水の奥の音、耳を傾け、]
…、へぇ
[普段、足を運ばない礼拝堂にあるという箱の話。
興味を示す声を届ける。]
――、…最近の定義が難しいな。
[こぽ、と水音に返事を混ぜて届ける。]
ほ〜ら、
現代社会の繊細な子が此処に居るんだぞう?
もっと労わってあげなくていいのかい?
おっ いいねえ
欲望に真面目な若者。
いい進捗を楽しみにしているぞー!
[ 相手が今眩暈のような感覚に苛まれているのも
知らぬ風に、声は爽やかにエールを送る。
器用にも水音は三三七拍子を刻んでいた。]
…、流行には疎いけれど
そう、だね…―― 挨拶か、
[ぽつぽつと返事を水音に返すが、三々七拍子と混じってしまった。]
おや、哲学的。
若い子相手に通じなかったら
最近じゃないんじゃないか?
早速若い子が戸惑ってるみたいだがね。
[ 所詮は雑談。と、雑な返しをする]
若しかして昔から
こういう悪魔のテンプレみたいな
イキり感のある挑発的な挨拶が流行っているのかい?
まあ私は君達から見れば堕天使だろうから
所詮、偏見乗せ乗せの所感だが。
日々悩み多き繊細な若者を相手にしているよ。
悪魔も数多いるが世界もまた広い。
天獄市に転k…いや来てから数年経つが、
…、随分と物騒な事になってないかな?
[水音にひとつため息を混ぜて、]
誰かと話すのは、実は…久しい。
だから、挨拶のつもりではなかった。
おや。若しや指導者か何かかな?なら職務怠慢だ。
導いてやりなさい、
疑問を持つ青少年が其処に居るんだぞ?
[ごぽぽ、と まるでくつくつ嗤うように
小刻みの水泡音が上がる]
そうだねえ。この界隈は随分と賑やかだ。
善いことじゃないか。嫉妬しちゃうね。
[ため息に、大きな水泡音が上がる。]
へえ。
友達少ないのか?
難儀なことだな、悪魔も
[あけすけに言ってのけた]
んん?? 口に出すも吐き気がする、
お綺麗な挨拶を知りたい?
パーティでも行くつもりかい?
まっさかタダなんてそんな都合のいい話は無いだろ?
口直しの受講料が欲しいねえ。
勘が良いなぁ。
大丈夫、ちゃんと仕事はするよ。
[嗤う水音はリズムを刻んで聞こえる。]
――…、… そうだね
[嫉妬しちゃう、と聞こえ、僅かに間を置いて
美味しそうな単語を味わう。]
それじゃぁ、君がなってくれると嬉しいな。
僕の、友達にさ。
ふふっ
[ 口調から感情を読み取れば、毀れ落ちる笑み。]
いや、笑って失礼。
これから仕事の予定だから、
挨拶は顔を見て会った時にしよう。
その時に、その、煌びやかなのをひとつ…頼もう。
勿論、僕もお返しはさせてもらうよ。
おや、まずそっちが当たったか。
別案でそうじゃなかったら…
おっと。これ以上は青少年の
聞こえる可能性があるものでは言えないな。
[規制音が如く伏せるようにごぼごぼと水音が
上がった痕に、興味もなさげな声があがる]
おやおやへーえ。
堕天使の「お友達」が欲しいのかい?
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