186 夏なんです【Sheeps' monologue project】
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「じゃあ…、また来るな、和樹」 「またね、カズ」
思い出話を幾つかしてから、私達はその場から立ち去った。 またね。 きっとくる未来を前提に。
ぎらぎらとしていた太陽は、少し力を弱め その代わりに、雨雲らしきものが近くに見える。 そのうち、通り雨がくるだろう。 空気の埃を落として、きっと夜には晴れているはず。
(@17) 2014/07/23(Wed) 23時半頃
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「夏目は?トーキョー行くんだろ?」
[シンボリック・トーキョー。 現実感を伴わない言葉は宙に浮く。]
うん、看護婦になるの。
「そっか」
[会話は続かない。]
「夏目、二人でいると結構しゃべるのにな」
(21) 2014/07/23(Wed) 23時半頃
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<あなたを見ている>
『夏目、二人でいると結構しゃべるのにな』
<そんなことないよ、という言葉は声にならない> <もっともっと、話したいことならある> <けど、あなたが言っているのはそういうことじゃなくて、>
<滅多に口を利かないわたしが、変わっていると言われること> <その評価が妥当だってことも、わたしが一番知っている>
<それでも、>
(22) 2014/07/23(Wed) 23時半頃
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「帰るか」
[少年が立ち上がる。少女も黙ってそれに続く。 二人は揃って校舎を後にする。]
(23) 2014/07/23(Wed) 23時半頃
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「タカ。 今夜、星を見に行こう」 「今夜?」 「そう、今夜」
和樹みたいなこと言うなあ、と笑ったあと、それもいいね、と頷いた。 晴れたらな、と付け加えるのに、きっと晴れるよと心の中で返す。
晴れて、大三角形がみえたなら。 10年越しの気持ちに決別しよう。 あなたの笑顔が好きでした、と。
(@18) 2014/07/23(Wed) 23時半頃
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/* 尻切れトンボは私の得意技です
おわりだ、おわり これ以上は蛇足だしそもそもいらんとこが多すぎるし 書き進めてたら最初の方となんか微妙に違うし
うん、でも、吐き出せてすっきりした そのうちNisshiかなんかで書き直そうかな そうしよう
(-17) 2014/07/23(Wed) 23時半頃
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/* 二度と戻れない数日前 #今頃なんだ
(-18) 2014/07/23(Wed) 23時半頃
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/* 当初はもうちょっと三人を絡ませるつもりで、>>0:@1みたいな意味深な書き方してたんだけど
まあ多分隆也が思い出したのは和樹が死んだ時なんだ、とか、なんとか 春とかいたけど夏に近いみたいな描写を入れたらよかった って、今思った
(-19) 2014/07/23(Wed) 23時半頃
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/* とか、なんとか、一人反省会。 墓下で長々とログ伸ばしててすみません…
(-20) 2014/07/23(Wed) 23時半頃
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[申し訳程度に舗装されたアスファルト。 道の脇、真っ直ぐと日に向かって咲く向日葵>>0:29が、赤い日の中で揺れる。 咲き誇るそれらの中、くたりと下を向いた一輪だけがしょげて見える。]
――き?
[少女が少年に駆け寄って、囁く。 少年はきょとんとした表情を浮かべた後、ゆっくりと頭を振った。」
(24) 2014/07/23(Wed) 23時半頃
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<あなたを見ている>
<ふわり、風に揺れる向日葵を、あなたは見つめていた>
――向日葵、すき?
<それは、ほんの好奇心> <あなたは、唐突な質問に少し固まって、そして首を横に振った>
『いいや、別に』
<答えは、それだけ> <お伽話や文学のように、そこに深い意味なんて> <結局のところ、ありはしない>
(25) 2014/07/24(Thu) 00時頃
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[再び、商店の前。]
「気を付けて帰れよ」
[少年は薄暗い家屋の奥へと吸い込まれていく。 少女は、その背が見えなくなるまで手を振る。]
(26) 2014/07/24(Thu) 00時頃
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<暗転>
(27) 2014/07/24(Thu) 00時頃
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[だだっ広い広場。あるいは、グラウンド。]
『おせーぞ、夏目』
[影が発した声に、少女は息を切らして笑んだ。]
『もう始めちまってるぞ、ほら、夏目も』
[別の影が差し出した花火を手に取りながら、少女の視線は泳いでいる。]
(28) 2014/07/24(Thu) 00時頃
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「ああ、」
[そして、一点で止まる。]
「遅かったな」
[斎木くん、と少女は笑んだが、その声は荒く吐く息にまじって消えた。]
(29) 2014/07/24(Thu) 00時頃
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<暗転>
(30) 2014/07/24(Thu) 00時頃
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/* 何となく波多野明子で検索かけたら居た…… 知らない有名人と名前被らないように検索かけたりすることもあるんですが、ぬかりました。 こちらは有名人度低そうなのですが、波多野秋子という人はもしかしたらそれなりに有名なのかもしれません。
(-21) 2014/07/24(Thu) 00時頃
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[寂れた駅のホーム。]
さよなら。
[少女は笑む。少年は荒く息を吐きながら、それでも尋ねる。]
「なんで、こんな時期に」
[色々、と少女は笑みを崩さない。]
さよなら。
[もう一度言って、少女は扉の向こうへ消えた。]
(31) 2014/07/24(Thu) 00時頃
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<あなたを見ていた>
『なんで、こんな時期に』
<あなたは焦ったような表情でそう言う> <わたしは答えない> <答えるけれど、何も、ほんとうを告げることはない>
さよなら。
<それで充分だった> <扉の向こう、あなたが呆然とした表情で、> <まだ、よく分かってないって顔で、>
(*0) 2014/07/24(Thu) 00時頃
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<わたしを見ていた>
(*1) 2014/07/24(Thu) 00時頃
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[どこからか遠く、聞こえてくる歌声。 指さす先 見える陽炎]
『 もう会えない』
「 ばいばい 」
さよならなんて、 嫌だよ ――ねえ。
(32) 2014/07/24(Thu) 00時頃
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しあわせを、さがしにいこう。
(33) 2014/07/24(Thu) 00時頃
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<あなたはもう見えない>
(34) 2014/07/24(Thu) 00時頃
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それが幻でも。 逃げて行くものであっても。
探しに行こう。
――遠く遠く、向こうに見える夏の思い出のその先まで。
(35) 2014/07/24(Thu) 00時頃
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『 ……夕顔 』
少女はいう。
「 ……朝顔 」
少女は泣く。
(36) 2014/07/24(Thu) 00時頃
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会いに、行くよ。
雲を突き抜けて
哀の裏側を覗き見る。君を求めて。
少女の投げたビー玉はもう無く、いつしか歌声だけがそこに残り。
(37) 2014/07/24(Thu) 00時頃
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誰かの落とした日傘は空を飛ぶ。
雨が降れば名も知らぬ唐傘さんが通り行く。
『 ――待って! 』
私はあの子を追い掛けて。 無我夢中、走りにくい着物が乱れても走り抜ける。
(38) 2014/07/24(Thu) 00時頃
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[突然腕を掴まれ、振り返ればそこにはさっき会話したばかりの少女の姿。]
『 ……会いに、きたよ 』
[私は目をまん丸く見開いて。]
『 好きな花は、なんですか? 』
[ そして、わらったの ]
(39) 2014/07/24(Thu) 00時頃
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アリスの肌は熱を持たない。 無機質で、揺らぎのない完璧な身体。
青いスカートが揺れる。揺れる。 白い袖が膨らむ。膨らむ。
今は、いつ?
時間の概念も、此処にはない。 いつだって「今」で、前を見ても後ろを見てもどれも同じ。
(40) 2014/07/24(Thu) 01時頃
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上の壁が開いた。
アリスは口を大きく開ける。 いつから上の壁は、空色だった?
「そ ら」
空気が震える。 風以外にも、何かを震わすものがあるってこと アリスはいつだって、そう、「前」から
「しってた」
(41) 2014/07/24(Thu) 01時頃
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