218 The wonderful world
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――マブ?スラ?
[それはもう間の抜けた声を男が上げたのは、自分なりの反省と気遣いの意が勢い良く拒絶された>>29のと同時だった。
やはり耳に馴染みのない単語に怪訝そうな表情を浮かべ、 直後、何故かサッカーボールへと変化させられたヘルメットに、ムッとした表情を隠すことはない。
……しかし、まあ、指令の意味が分かったというなら、そちらが先決である。]
(32) 2015/03/16(Mon) 19時半頃
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おはじき……バッジ? ……アー、ペン差しみたいなモンか?
[おはじきというと、自分の親や、下手すると祖父母世代の遊戯じゃないか? 首を傾げて思い至ったのは、小学校の頃、教室で流行ったゲーム。
机の上、ペンで定規を弾き、相手の定規を蹴落とし――という単純なゲームではあるが、 生憎、男相手の接待プレイに喜んで応じてくれる同級生もそうそういなかったため、男に経験はほとんどない。
うん、まぁ、子供ってのはそういう単純な遊びが好きだよなァ、と頷いてはみたが、目の前のクソガキは高校生を自称していたような。 ……逆鯖読まれたか、と下らぬ疑念を抱く男は、まさかソレが老若男女を虜にしているなどつゆ知らず。
促されれば、足は素直にモルコへと向けただろうか。]
(33) 2015/03/16(Mon) 19時半頃
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[……しかし、]
……ンで、そのサッカーボールは何に使うんだ? それでバケモノ共でも蹴散らしてくれると。
[じとっとした声で飛ばすのは勿論嫌味である。 まあ、百歩譲って、彼が見た目は子供でも頭脳は大人のスーパーボーイだったとして、 人間離れしたその脚力でそのボールを凶器とするならば、許してやらなくもないが。
……ムッとしただとか、そういう事情を置いておくにしても、明らかに邪魔でしかないソレに、刺々しい視線を向けるのは忘れなかった。**]
(34) 2015/03/16(Mon) 19時半頃
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― モルコ内:受付前 ―
あァ……大安売りだな。
[呆れも通り越せば唖然、というか。 かけられた言葉>>45に、咄嗟に零れたのは同意だった。
てんで理解できない世界だなァ、と呑気に考えて、 気後れしたというか、何というか、すっかり観戦気分だったのだけれど。]
……どうするって、お前、遊びてェのか?
[あのゲームを?と指す目は明らかに馬鹿にしたソレで。 そろそろガチ勢にリンチされてもおかしくないかもしれない。
ドン引きしてから約8秒。あぁ、そうだこれがミッションだった、と気を取り直す。 ……正直、まだ参加者が残っていることに賭けて、観戦したいくらいの気持ちなのだけれど。
まぁ、やるというならば仕方がない。 要は"どうやって潜り込むか"を考えれば良いのだろう、と暫し思案した後口を開く。]
(49) 2015/03/16(Mon) 20時半頃
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……無難なのは、まぁ、受付に頼み込む、だろうな。 適当にでっち上げて来いよ。母の死に目に純金のトロフィーを見せてやりたいんです、とか。
[死人は自分らであるし、優勝賞品はトロフィーではない。 やる気のない目で群衆を眺めながら、更に続ける。]
後は、誰かから参加権をもぎ取る。
[チラリ、と煙草をチラつかせた。まあ、つまり、そういう事だ。]
最悪、買収。
[今度は財布をチラつかせる。死後も親に与えられた魔法のカードに効力があることを祈ろう。]
……まァ、そんな所か。
[ロクな案がないが、締め切られた所にねじ込め、というのだから、真っ当な手段がなくても文句はあるまい。 ンで、どうすんだよ、とどうやらやる気のお子様に視線を送る。]
(50) 2015/03/16(Mon) 20時半頃
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― 空白 ―
[ギャンギャンと騒がしい放課後の教室。 HR後、教室に残って騒ぐ生徒たちの中、日誌に目を通していた。
空調の効いた室内は快適で、船を漕ぐまでいかずとも、ぼんやりとした気分には、なる。
そんな時、わっと上がった一際高い歓声。 気怠げな眼を、それでも教室の後方、生徒たちの輪に向ければ、何やら取り出されたのは玩具らしく。]
……コラ。
[はぁ、とため息をつきながら、立ち上がってそちらへ赴く。 改めて輪の中を覗き込めば、何やらバッジのようなものを構える生徒が数人。 ……高校生と言っても、まだまだ子供である。]
(-24) 2015/03/16(Mon) 21時頃
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あのなぁ、授業に必要ないモノは持ち込み禁止。 堂々と振り回してんじゃねーぞ。
[はい、没収、と促す声は、それでもやはり気怠く。 え〜、と声を揃える生徒たちを、呆れた顔で窘める。]
えー、じゃないだろ。 禁止物の持ち込みはもう少し隠れてやれ。 目の前でひけらかされたら、センセイは黙ってらんねーんだよ。
[ほら、と更に促せば、渋々といった調子で手渡される小さな玩具。 なんでまたこんなモノを、と目を細めて見つめる様子に、生徒の一人が嬉々として口を開く。]
『マブスラ。超流行ってんのに、センセイ知らねーの?』
[遅れてる、と彼が笑ったのを皮切りに、口々に囃し立てる子供たち。]
(-25) 2015/03/16(Mon) 21時頃
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ああ、もう、ぎゃーぎゃー騒ぐな。 ……職員室で仕事してっから、適当に取りに来い。
[日誌を小脇に、玩具を握って教室を後にする。 形だけの没収に、きゃんきゃんと騒ぎ続ける生徒たちの笑顔の中に、"彼"の姿はなかった。]
(-26) 2015/03/16(Mon) 21時頃
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ミナカタは、リッキィに話の続きを促した。
2015/03/16(Mon) 22時頃
ミナカタは、フィリップに話の続きを促した。
2015/03/16(Mon) 22時頃
ミナカタは、テッドに話の続きを促した。
2015/03/16(Mon) 22時頃
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[交渉はあえなく失敗した。>>66]
…………。
[まあ、正直なところ、誰かが代わりにやるだろう、とは思うのだ。 哲学者共の時点では、少なくとも誰かいたわけだし。 それに、昨日も、偶然目的地の近くで目覚めた自分たちがクリアしただけかもしれないし。 ……流石に、もう自分たちだけ、ということはないと思うし。]
…………。
[だから、そう、声を震わせられても――]
(72) 2015/03/16(Mon) 22時半頃
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― モルコ・受付会場の片隅 ―
……わーった。
[面倒臭そうに頬を掻きながら、周囲を見回す男が一人。]
銃は出さない。狙うのは子供以外。 やっていいのは犯罪になるギリギリ手前まで。
[それでいいんだろ?と確認しつつ、ため息。 これで無理なら潔く諦めろ、とも言ったか。 ……最悪、優勝者が手にしたバッジを強奪すれば良い、と思うのは自分だけなのだろうか。何も、正規ルートにこだわらなくても。
……いや、なんというか、上手いこと汚れ仕事を被せられただけな気もするのだ。 ……まぁいいけど。]
(73) 2015/03/16(Mon) 22時半頃
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[そんなこんなで、男はめぼしいカモを探していた。 ……カモという言い方は相応しくないかもしれない。 事情を説明せずともなんとなく友好的に察してくれる人間を探しているだけだし、凡そ、こちらが支払う側だ。
無茶を云うよなあ、とまた漏れるのはため息で、 それでも数分後、男は情報の濁流に流れに流され生きていそうな若い男に目を付けていた。*]
(74) 2015/03/16(Mon) 22時半頃
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―モルコ・会場の片隅 ―
[そこで何が行われていたか、詳細は省略とさせて頂こう。 まあ、最終的には、1のだけれど。 1.友好的な話し合いでこちらの要求を呑ませた 2.多少の金銭のやり取りが行われた 3.頑なに拒否され、暴力沙汰になるすんでの所で仲裁が入った
……専ら男の頭を占めるのは、どうか、口うるさい人間―死神も含む―に、その現場を見られていないように、という祈りだったのだけれど。]
(75) 2015/03/16(Mon) 22時半頃
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― モルコ・大会会場 ―
ほらよ。
[ここからは意欲溢れるお子様にバトン・タッチ。 会場の片隅、人を避けた物陰から、喧騒の中へと舞い戻った男は、さながら一仕事終えた表情で、参加証をコドモに手渡す。 哀れ、一人の若者>>74が、とぼとぼと会場を後にしたとかなんとか。]
――ま、勝てるに越したこたァねェが、 最悪別ルートで入手すりゃ良いだけだろ。
……せいぜい遊んで来い。
[トン、と右手で背中を押して、見送れば、 自分は壁にもたれ、煙草でも吸おうと――おっと、館内禁煙だった。 流石に早々離れるのも気が引けるので、なんとも平和な空気を噛み締めている。*]
(76) 2015/03/16(Mon) 23時頃
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― 予選中:モルコ ―
[さて、見守ってやるか――とは思ったものの、なんせ目覚めてからまだ一本も吸っていない。 あの不健康な空気を肺いっぱいに吸い込みたい。
……というわけで、男は早々に、禁煙場所から脱するべく、玄関口へと向った。 のだが、]
……めんどくせェ。
[カァカァと忙しのない鳴き声は、空を取り巻く鴉の大群。 大鴉の群れじゃなくて良かった、とポジティブに考えようにも、眉間には皺が寄る。 煙草吸わせろ。
と、見覚えのある二人組の背中>>93>>94を見つけ、後方から思わず声をかける。]
(118) 2015/03/17(Tue) 17時頃
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よう。参加しねェのか?
[ひらり、と右手を上げて。せっかちにも火のない煙草を咥えた男は名乗りもせずに。 彼らがノイズ討伐に向かうんでも何にせよ、ひとまず一服といきたいのだが。
……既に出口が塞がれて>>@21おり、禁煙を余儀なくされていると知り青筋を立てるのは、ほんの少し後の事。]
(119) 2015/03/17(Tue) 17時頃
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― 予選中:モルコ・玄関口 ―
[二人組の女が、ヤケに綺麗な格好をしているなぁ、という感想を自分の状態と比べ抱いたのはまた別の話で。
ともあれ、行く手を阻む鴉の大群>>>#7と、サイ>>@21の堂々たる佇まいに、男は青筋を立て、それから――ひとまず踵を返す事にした。 追ってくるなら勝手にしろよ、ここはRGとの融点だぜ、と他人事のように思うのは、 正直、アレが大会をめちゃくちゃにしてくれれば、その隙に優勝賞品くらいくすねてやるのになぁ、という汚い大人の発想で。
まァ、もう一つ。相変わらずポケットに突っ込みっぱなしの左腕は、どうしても動かない訳ではなさそうだが、無理に動かすのも億劫だ。 きっと、医者に見せれば『安静に』と告げられると思う。 なので、ま、他の暇な誰かが何とかしてくれないかなぁ、とか、 コドモはそろそろ予選を終えた頃合いだろうか、とか。]
(123) 2015/03/17(Tue) 17時頃
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[色々と考えながら、男は咥えた煙草に火を付け――右手に握る。 白い靄の中から現れた卵型の可愛らしい……コドモとの約束は何だったかな。 とにかく、お初お目にかかります"手榴弾"とやら。 躊躇せず歯でぐいとピンを抜き、バケモノに向って、投擲。 ……前方に果敢にもノイズに立ち向かう参加者がいたなら、流石に別方向の群れに向けて。
そのまま、ダッシュで玄関内へと避難した頃だろうか、ドカン!]
……一応、ギリギリ外だし。ウン、外だ、外。 生きてるヤツらには聴こえねェよなァ。
[背後で響いた派手な爆発音に、ほんの少し不安を覚えつつ、自分は何事もなかったかのように、会場へと戻ろうと。 他の参加者らは異変に気が付いたか。*]
(127) 2015/03/17(Tue) 17時頃
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ま、何とか。
[元気ですとは言い難い。 そっちこそ余裕そうじゃねーか、という言葉が的外れだとは気付かずに。
彼女の言葉で思い出す。]
あー、そういえば、締め切られてたな。
[そういやそうだ。だから無茶をする羽目になったんだと、改めて腹立たしい。]
ウチのお子様は意気揚々と遊びに行ったぜ。 ……まぁ、優勝できなくても、最終的に入手すりゃいいんだろ。
[あいつ、遊びのセンスなさそうだし。 その声は、あまり期待はするな、というニュアンスを含み。
どうやら戦闘態勢になった彼女ら>>124から、一歩距離を置く。 なんせ汚い大人なので。*]
(132) 2015/03/17(Tue) 17時半頃
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― モルコ・会場 ―
[投げる前に耳栓をするべきだった。 的外れな後悔と耳鳴りを携え会場へと舞い戻った男は、パートナーの敗北を知る。>>112]
……お前、遊びのセンスなさそうだしなァ。
[さっき他人に言ったばかりの言葉を今度は本人に向けて。]
一戦でも勝てたなら上出来じゃねェの。
[その一戦の間、男が席を外していたのは幸運と言えよう。 自称生徒だが何だが知らないが、これ以上馴れ馴れしくまとわりつくガキに遭遇した日には、次回死神のゲーム参加者候補が一人二人程増えていたかもしれない。
負けたと言う割りには妙に誇らしげなコドモ>>112を一瞥して、 なんとなく、幼い子供にするように、物騒な凶器を放り投げたばかりの手を、低い頭にポンと乗せる。]
(133) 2015/03/17(Tue) 17時半頃
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マ、誰もいなけりゃ、優勝者に"譲って"もらえばいいさ。
[ワシャワシャと乱暴に髪をかき混ぜながら、お疲れ、と一言。 そうして、思い出したように告げるのは――]
問題は、このままだと外に出られねェ、って事だよなァ。
[さっきの爆発音聞こえた?オレオレ。と至って呑気な声音で告げる。**]
(134) 2015/03/17(Tue) 17時半頃
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あー、やっぱそうなンよな。
[退治、と言われれば、面倒くさそうに顔を顰める。]
……でも、ほら、なんつったっけ。 あのトンネルの時のカップル。もうやってンぞ。
[任せたり……はこのコドモの性格だとしないんだろうな、うん。 怒りを買いそうなので、自分だけずらかりました、とは言わなかった。]
派手な音は立てたし、他の奴らが勝手に集まって片付けてくれんじゃねェの。 誰かが大会の行方見張っとかねェと、優勝者取り逃がすだろ。
[今日の男はいつもと一味違う。なんせ鉄砲玉程勢いがない。 そもそも、ミッションは優勝賞品の入手のようだし。賞品はここにあるし。 ノイズが追いかけてくる気配もないし。
ここにいるのが賢いんじゃ?と過る平和ボケ気味の頭で、仮面のガキ>>@35―やたらと仮面の人間が増殖していてややこしいという話はさておき―に気付けば、「お友達がいるぞ」とコドモに視線を促した。
億劫そうに右頬を掻きながらも、まあ、出向くと言われれば、のそのそと再度玄関口へと向かう所存。]
(144) 2015/03/17(Tue) 21時半頃
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― モルコ:玄関口へ ―
あー、ハイハイ。言うと思った。
[はぁ、とため息を吐いて、重い腰を上げる。]
やたらと鴉がいンのと、 ……あー、でも、さっき投げた分である程度散ったかもな。 あとは、壁とサイ。鴉は二色。
[大まかに、先ほど見たモノを伝えながら、玄関口へと向かう。 ゆらゆらと歩きながらも、右手をポケットに突っ込み、煙草を取り出し、咥える。
……生者の視線が痛い気もするが、火を点けていないんだから多めに見ろ、と無茶を思う。 入れ替えるように右手に握ったライターの蓋を、カチカチと開け閉めしながら、外へ。]
(148) 2015/03/17(Tue) 23時頃
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……あンま、距離詰めんなよ。
[と、今日は自分も前に出る気はあまりないので。
まだ、戦闘は続いていたか。死神の姿もあったかもしれない。 "外"に、UGに戻ると同時に、火を灯して。姿を表すのは、比較的小ぶりな拳銃。 ……言い訳が許されるなら、何も喧しい武器に拘っているつもりなど更々無く。 まぁ、多少は憧れも混じるが、タイミングが合わないだけなのだ。 鉈を出す前に豚は逃げ、今日はというと、近距離戦は避けたい。
そんなこんなで、ひとまず掲げた右手をサイに向ける。]
(149) 2015/03/17(Tue) 23時頃
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― モルコ前 ―
[一旦は引いたのに再度姿を表したなど、奇人だと思われても仕方あるまい。 今度は特に言葉もかけずに、奮闘しているらしい二人組には頭を下げる。 ……ちゃんとパートナーを連れてきた>>159んだなぁだとか、好意的に取ってもらえることを祈りながら。
さて、参戦である。 高揚感よりも面倒くささが勝っているのが正直な所ではあるが、大会を敗退した立場上、これも役割というモノだろう。 適材適所です、と偉そうに言い張るコドモが簡単に想像できたが、マブスラ力がなかった以上、お前も同じ穴の狢である。
などと考えながら、改めて地上のサイに銃口を合わせようとした時、腕を引かれ>>164、視線を下げる。]
(170) 2015/03/17(Tue) 23時半頃
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……コラ、人が安静にしようとしてんのに弄くり回してンじゃねェよ。
[気怠げに注意しながら、顔を顰めて。 痛むんだから勘弁しろ、と言いながら、飛び来る漆黒の鴉を牽制するように発砲。
自発的に襲いかかるバケモノのせいで、おちおち会話もしてられない。 どうやら、こちらの方を先に処理するべきらしい。 戻れやなんのと騒ぐコドモを尻目に、降下する鴉1匹に向って続け様に引鉄を引く。 ……バレてしまったのなら、一層引くのはシャクというもの。天邪鬼は撤退を知らない。*]
(171) 2015/03/17(Tue) 23時半頃
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― 空白 ―
[視力が落ちたな、と思う。
『南方先生、終わりましたあ?』
などと間延びした声をかけるのは、隣のクラスの副担任を受け持つ若い男で。 押し付けられたんスよ、と嘆く彼は、何やら書類仕事を抱え込んでいるらしい。 やだやだと首を振りながら席を外す彼を尻目に窓の外に視線をやれば、もうすっかり日は暮れている。
道理で静かだと思った。下校時間もとうに過ぎているのだろう。 ……巡回を忘れていたな、と思い出したにしても、もう手遅れである。]
(-70) 2015/03/18(Wed) 00時頃
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……あー、一応見回り行って来ます。
[それでも、形だけでも済ませておこうと思うあたり、自分も丸くなったものだ。
『えー!南方先生の分もコーヒー淹れましたよ!』
と叫ぶ声が背中を追いかけてきたので、後で飲むので置いておいてくれ、と言葉を返す。 薄暗い廊下を行けば、ぱたぱたと上履きが廊下を叩く音。 早く帰れよ、と姿の見えない足音の主に向って投げかけながら、男は足を止めた。
廊下の掲示板、大量に貼り付けられたお知らせやポスターに、目を細める。 昔は、目と耳だけは良かったのになァ。ふ、と一人笑いを零したのは、 目つきの悪さをも『教師の癖に』となじる子供を思い出したからだ。
次の休みに、眼鏡かコンタクトを作りに行こう。 同時に思う。いつになるやら。今週末には校外学習もある。 まぁ、そう急ぐ事もないか。また、今度。
そう決めて歩き出した男が、"今度"がもう訪れないことを知るはずもなく。*]
(-71) 2015/03/18(Wed) 00時頃
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/* 表では基本的に教師になってからの回想は封印予定なので、ぼそぼそ灰に落とす方針なんだけども
本当は表で触れた事柄に関する回想を灰で回すスタイルを予定していたのに、表に必死だったりなんだりで、全然回収できてないなー?
(-73) 2015/03/18(Wed) 00時頃
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― 空白 ―
味、変わりますからね。
[紫煙を吐き出しながら、隣の中年の教師にそう説明する。 彼が興味深そうに手の中で弄んでいるオイルライター。ハタチの誕生日に、浮かれて、記念に買った。
形から入った自分は、正直な所、味だとか、そんなものに拘りがあったわけではなく、 ただ、"良いモノ"を使っているつもりになって、オイルによって風味が変わるなど、気付いたのは後になっての事だった。]
どうですか、一本、それで。 人によっては、その風味が駄目とも言いますし。
[彼もまた、結婚して何年だかの記念品として、購入を考えているのだとか。 妻が、好きな物を贈ってくれると言うので、と照れ臭そうに笑う彼は、随分と年は離れているが、数少ない喫煙仲間だ。 今のご時世は喫煙者には優しくない。
だから、自分たちはこうして、携帯灰皿片手に駐車場の片隅に追いやられているのだけれど。]
(-76) 2015/03/18(Wed) 00時半頃
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『それにしても、お若いのに、どうしてまたそんな』
[もう若くはない。生徒からは"おじさん"扱いである。返すのは苦笑。 若輩者ではあれど、新卒の若々しさが近頃では眩しく、目が眩むかと思う程だ。
一方で、確かに、自分らの年代では、喫煙者というのは少ないようだし、 今どきオイル補充の手間をかけてまでジッポを使っている人間となると、数はきっと更に減る。
だからこそ、その類の質問には慣れていて。 今回も、目を細めて、煙を燻らせ、やはり苦笑いを浮かべた。]
――格好つけたかったんです。 ほら、憧れませんでしたか、咥え煙草のダーク・ヒーローって。 もっとも、今じゃ、生徒たちには隠れて吸ってる訳ですが。
[『憧れましたねぇ』と響いた笑い声に、同調するように声を上げてみせる。 晴れやかな、高い空に吸い込まれてゆく笑い声と白い煙。
見上げて、思う。禁煙の道のりは、まだまだ遠そうである。*]
(-77) 2015/03/18(Wed) 00時半頃
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