91 時計館の魔女 ―始―
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/* アナウンスありがとうですわ! ミケちゃんもふもふもふ!
さて、時間軸的にどっちからの方が自然かしら、と悩むターン。
(*124) 2012/05/22(Tue) 22時頃
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― 夜の帳が下りる頃 ―
[自分の部屋へと来てくれたヤニクに、椅子を勧めた。 テーブルに置いたティーセットに、温かな紅茶を注ぐ。]
ヤニクさん、実はね…… クラリッサちゃんの様子も、おかしいのよ。
[話の切り出しはそこから始まった。
姉妹のような二人だったのに、どこか距離が開いていること。 そして、彼女にもソフィアと似た痣があるらしいことを告げる>>310]
これは……ヘクターさんが、魔法、のようなもので、2人に因果をつけた、ということ…… そう、なのよね?
[昨日部屋に運んだ本、悪魔の項目に似た物があったように思う。 とすると、ヘクターの正体はそれに近いものだろうか、と予想しながら。]
(331) 2012/05/22(Tue) 22時頃
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― 夜の自室 ―
……危険な力ね。 あんなに優しい、可愛い、二人を……弄ぶような。
[ヤニクの告げる内容>>336に、悲しげに眉根を寄せた。]
……どうしたら……いいのかしら。 ソフィアさんを助けるなら、青い蝶を、クラリッサちゃんを殺すしかない。 きっと、クラリッサちゃんを助けるなら……方法は同じなのでしょう、ね。
……そして、もしかすると。 あの人は。人の心を、もっと、弄ぶかもしれない。
2人だけでは飽き足らず、徐々に、徐々に。私や、ヤニクさんにも、蝶を向けて。
(342) 2012/05/22(Tue) 22時半頃
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私は、殺し合いなんて……
[ふるふると頭を振れば、長い三つ編みが揺れる。 オレンジ色のランプに照らされる部屋で、ツェツィーリヤの目元が薄く煌いた。
それを隠すようにと、庭園と同じように、また彼を抱きしめようとする。 違うのは、彼を慰めるためじゃなく。]
(345) 2012/05/22(Tue) 22時半頃
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/* >>333 きゅん……
(-157) 2012/05/22(Tue) 22時半頃
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/* >>344 なんという!!
Σ(゚Д゚)
(-158) 2012/05/22(Tue) 22時半頃
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私……を、守……る?
[思いも寄らなかった言葉をくれたヤニクの顔は見えない>>344 少し離れれば、きっと、呆けたようなツェツィーリヤの表情が見られてしまう。]
……無理、よ? だって。
[名を呼ばれ、くしゃりと、表情が歪む。]
私は。
(350) 2012/05/22(Tue) 22時半頃
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[抱きしめあう、首元へと顔を寄せる。 紅潮した頬の温度を摺り寄せて。]
おおかみ、だもの。
[そこへと、人の歯で噛み付いた。 獣のように深く噛み付き切り裂けなくとも、血を味わうには十分は。 甘い紅い、何よりも身体の欲する強い酩酊感が訪れる――
筈、だった。]
(352) 2012/05/22(Tue) 22時半頃
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/* >>*126 ごめん、無理いかtt><
へ、ヘクター襲撃ならカモンカモンするよ!!
(*127) 2012/05/22(Tue) 22時半頃
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/* ヘクター襲撃にようこそするよ!
その辺ログ書いてたけど、最初からいたい?途中から混ざる?
(*129) 2012/05/22(Tue) 23時頃
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/* あー、ただ一点。
多分二階廊下でやりあう流れなので、私の正体は多くの人に知られるでしょう。 仲間だと思われるとかその辺には気をつけて、ネ?
(*130) 2012/05/22(Tue) 23時頃
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― 夜、2−1自室 ―
……っ!!
[弾かれる。 紅い花弁に拒絶されているように感じた。
ツェツィーリヤは、ただ一人生きてきた人狼。 仲間などなく、人狼退治の騒動にも巻き込まれたことはない。 だからこそ、彼の正体に気付くはずも無く。]
ヤニクさん、も、人ではないのね……
[把握できたのは、ただそれだけ。]
(363) 2012/05/22(Tue) 23時頃
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ツェツィーリヤは、ヤニクの深緑の瞳をじっと見詰める。
2012/05/22(Tue) 23時頃
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― 夜、2−1自室 ―
[驚いた。 驚いた以上に、拒絶に胸が痛んだ。 抱きしめあう距離は、花弁に遮られて数歩の距離へと変わるそれだけなのに。]
……ヤニク、さん、が。 妖精……
[人ではないだからこそ、彼の口から伝えられる正体。 微笑み部屋から出て行こうとする彼の背に。]
……待って。
[拒まないと言ってくれた彼に、別れ際に一言だけ。]
(377) 2012/05/22(Tue) 23時頃
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生きて……?
[何故そんな事を言ってしまったのだろう。 自分でも理由は分からなかった。
ただ、愛おしい相手を愛おしいからこそ食べてきた人狼だったから。
食べられてくれないのなら、せめて、と。 そんな想いで*]
(380) 2012/05/22(Tue) 23時頃
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/* んじゃあ先に襲撃しはじめちゃいますね!(。・x・)ゝ
狂人COふぁいおー☆
(*133) 2012/05/22(Tue) 23時頃
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― 深い夜に ―
[まるで誰かを、その扉の向こう側の誰かを守っているように立つ男。
普段ならば、誰も起きては居ない時間だろうか。 この館において、イレギュラーばかりが集うここにおいて、それは当てはまらないような気はしたけれど。 少なくとも、今、二階の廊下にはヘクターの姿だけ。 耳を澄ませば獣の聴覚は、それをたやすく読み取れる。]
……――
[気配を消した漆黒の狼は、一階から駆け上がる。
二階の廊下へ飛び出れば、ただ一人のその男の肩口へと、 牙を深くそこへと突きたてようと飛び掛る。]
(383) 2012/05/22(Tue) 23時半頃
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/* >>*134 何この狂人かわいい。もふもふ。 ソフィアにかっこいいところ見せたくて張り切る系狼。
夜にヤニクを部屋に招き入れる事にしていたので、その後ヘクター襲撃、なのですよ。 なので一応深い夜、程度にぼかしつつ。
3d私吊りかなーって思いつつ、人の来る場所で襲撃開始! わんわん。
(*135) 2012/05/22(Tue) 23時半頃
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―未明・館の何処か―
私もよ、嬉しいわ。 ずっとずっと……会いたかった。
[甘えるソフィアの声音は、まるで教会の子供たちのよう。 近くに寄ってくれる彼女の髪を、さらさらと撫でる。]
そうね、どんなお話がいいかしら。
幸せになれる青い鳥を探しに行く兄妹のお話? 薄幸なお姫様が幸せになる話? それとも……
(*138) 2012/05/23(Wed) 00時頃
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[迎え撃つ焔の文字、そこに構わず噛み付いてしまうことは出来ず、彼の身体を強く蹴るようにしてそれを避ける。
一旦は距離を開け、真紅の瞳の黒狼が男を見据えグルル、と低く喉を鳴らす。
人ではない相手だ。 簡単にはやられてくれないのは知っている、それでも。
硬い廊下を蹴り、鋭い爪を男の顔面へと向ける。]
(405) 2012/05/23(Wed) 00時頃
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ツェツィーリヤは、ヘクターに向ける紅い瞳は敵意に満ちる。
2012/05/23(Wed) 00時頃
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/* 流れ早い。 村のコアタイムというやつですねー。 この村は、全体的にコアが遅い人が多いですよね。
(*141) 2012/05/23(Wed) 00時頃
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/* ソフィアなでなでなで。
私も大広間に居たはず、はず…… どっかで離脱したけれど、どこで離脱したのか書きそびれたけれど、もはや両方にはさすがに追いつけないのでそのままというひどい。
ちなみに、十中八九、ツェリは無傷では帰れないでしょう><
(*142) 2012/05/23(Wed) 00時頃
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『神様なんて信じていないわ。 私はただ、私の世界を守りたいの。 私の大切なものを、やっと手に入れたものを。』
[獣は唸る、それは人の形ではないために言葉にはならない。 紅い瞳は男を睨む。 調子が悪いらしいというのは、明らか。 ならば、正気はあるだろう。]
……ッガゥ……ッゥ!!
[それを肯定するように男の腕の肉を抉り。 刹那、腹部に走る強烈な痛みに吼える。 勢いよく吹き飛ばされた獣は壁に叩きつけられ、そのまま床へと転がった。
自身の肉の焼ける匂い。 絵の具よりも濃い紅がじわりと滲む。それでも、黒い獣は牙を剥き、立ち上がる。]
『私の仲間に、よくも……よくも!!』
(421) 2012/05/23(Wed) 00時頃
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[ヴェスパタインがどんな能力を持つのかなど、獣は知らない。 ただ、この悪魔への敵意と憎しみで、もう一度床を蹴った。
大きく開けた獣の口、黒い狼は真っ白な歯で悪魔の腹部に齧り付こうと。]
(423) 2012/05/23(Wed) 00時半頃
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/* なでなでもふもふ。 ソフィアかわいい……
寝落ちる時は寒くないようにするのよ? 寝落ちないのが一番だけどw
(*148) 2012/05/23(Wed) 00時半頃
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/* ミシェも、あまり無理はしないのよぅ? なでなでなでもふもふ。
先はまだ長いわよ! 今日一日くらいゆっくりしても大丈夫大丈夫。
(*149) 2012/05/23(Wed) 00時半頃
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[一瞬の隙、獣の紅い瞳はそれを見逃す事は無く。
腹を食いちぎり、男の身体が崩れかければ、喉元へと容赦なく鋭牙を立てた。 口内に噴き出す紅い血液を、ごくりと喉を鳴らし嚥下する。
人であれば決死である場所を抉る。 それは人のようで、人でない、味。
絵の具で出来た何かを引きずった跡の上に、獣の足跡が赤黒く残る。
紅い焔を灯した瞳が、動かなくなるヘクターを見据えていた。]
(434) 2012/05/23(Wed) 00時半頃
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[最後の一言。 それは誰へと宛てられたのか。ツェツィーリヤには判らない。]
『……あなたは、食べてあげないわ。 だって、とっても、不味いもの。』
[くるる、と小さく喉を鳴らす。 悪魔だろうと推測する得体の知れないこの男を始末するという目的は果たした。
鋭く痛む腹部、すぐに治るようなことなどありえない酷い傷を代償に。 ぼたぼたと紅い血の痕は、主の消えた魔女の部屋へと続いて。]
(440) 2012/05/23(Wed) 00時半頃
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見ていたかしら……ソフィア?
(*153) 2012/05/23(Wed) 00時半頃
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……――
[声とは違う、紅い囁きは仲間へと。
倒れ身体の力を抜けば、抉れた腹部で血に濡れた人の身、服を纏わぬツェツィーリヤの身体が横たわった。
紅い物語を欲してくれた大切な仲間。 彼女は喜んでくれるだろうか。
血液で足跡をつけた自分が見つかればどうなるか、そこまで思考は及ばない。 考えきれたのは、ただ、仲間のことだけ。]
(450) 2012/05/23(Wed) 01時頃
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だいすきよ。
(*155) 2012/05/23(Wed) 01時頃
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