246 朱桜散華
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2016/04/21(Thu) 20時半頃
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― 昨日:村 ―
おばちゃん、握り飯3つほどと、何か腹にたまるもんを。 今日の此方の手持ちは木細工に、麻縄、玻璃片。 縄ね、毎度あり。こっちも助かってるぜ。
[その日は結局、飯所で空腹を満たすものを調達した。 家で一から炊事となれば骨が折れるものだし、 今日は何となく、そうする気分ではなかったからだ。 馴染みの店…店と言っても看板一つ出ているだけの軒先で、 父親が存命の頃と同様に、昔ながらの物々交換の交渉を成立させ。 ふと下向けば、脇挿しの風車をじぃと見つめる眼。]
…ん。どうした、坊主? ははん、この風車が気になるって? そんじゃ、これはお前さんにやろう。
[女将の孫であろう童に、風車を握らせ、 悪いねぇ、と眉寄せる女にひらひらと手を振る。]
(102) 2016/04/22(Fri) 23時半頃
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あー、いいっていいって。商品じゃあねえんだ。 童の頃に親父に教えて貰ったもんでな。 気が向くと作っちまうだけで……
…あぁ、でもな坊主。
[腰を折り、くしゃりと頭に手を置いて視線を合わせる。]
くれぐれも、祭の日には、それ持って歩くんじゃあない。 ―――見なくていいモノに出会っちまうかも知れないからな。 [彼の母親――女将の娘もまた、 不意に里から消えた人間であると聞く。 彼が己と“同じ”であるとは露ほど思わぬが、念のためと真摯な声色での忠告は童に届いたようで。小さな首肯をみとめたなら、口端を上げて腰を上げる。]
(103) 2016/04/22(Fri) 23時半頃
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[祭を前に浮き足立った童らの高い声、夏を待つ田。 村の春の情景を眩しく横目に捉えながら帰路を辿った。 香月の生家は、墓の村の中心部を挟んで丘とは正反対の位置に佇む。 長い年月の経過を感じさせる質素な家屋は、 嘗て多くの人間が息づいていた証だけは残しており、 放置して崩れ落ちるのも忍びないと、定期的に手は入れていた。]
[何代か系譜を遡れば少しは真っ当な家格であるらしい。 だが、この有様はどうだろうか。
「きっとな、俺の家系も業が深いんだ」 と、どこまで本気か分からぬ体で香月は嘯く。 そうしておかなければ到底、理解出来るものでもなかったからだ。]
(106) 2016/04/22(Fri) 23時半頃
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今帰ったぜ。
[家の脇道に作られた小さな墓に向けて戸口から声を投げた。 声は返らぬが、それを当然として草履を脱いだ。 墓標の下に眠るは顔も知らぬ曽祖父、祖父と祖母、 幼くして死んだらしい兄と、父。
曽祖母に当たるひと、そして、母親であったひとの躯は その場所には、ない。]
(107) 2016/04/22(Fri) 23時半頃
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[生きてゆくのに最低限の調度品、 がらんどうの家は隙間風ばかりが煩い。 しんとした静寂ひとつに我が眠りを委ねることが 寂しいと感じるような歳ではない、性質でもない。]
[ただ、]
[何故今、斯くあるのか、 その発端たる人間に話を聞こうと願えども 叶わぬことただそれだけが、心残りで。*]
(108) 2016/04/22(Fri) 23時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2016/04/22(Fri) 23時半頃
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/* すまない、身内に急病人が出て昨日今日とばたばたしている。 付き添ったりで今週中は万全とは言えないんだけども、出来る限りは、と、灰にて。
役職引けちゃったんにこれはいかん。 立て直したいね。
(-34) 2016/04/22(Fri) 23時半頃
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