7 百合心中
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− 桜並木 −
……?
[遠くに聞える乾いた音。 断続的に聞えるそれは銃声か]
ずいぶんと酷い所になっちゃったなー……。
[流石にこの惨状には溜息が漏れる。 角材を持った集団が路地裏から現れれば、視界に入らないように注意しながら移動を始めた]
(114) 2010/03/26(Fri) 12時頃
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[至近で聞こえた銃声に振り返れば 角材を持った集団が迷彩服を着た集団になぎ払われている視界の隅に入る。
舞い散る赤い花から視線をそらし、駆け足で建物のスキマに入り込みこの場から離れてゆく]
(121) 2010/03/26(Fri) 12時半頃
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マルグリット……。
[猫のように狭い路地を抜けてながらあの公園で出会った女性の顔を思い出した。
どこかのんびりとしている彼女が無事なのか少し心配になった。]
(128) 2010/03/26(Fri) 12時半頃
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/*
あ、911だ。
(-32) 2010/03/26(Fri) 13時頃
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− 住宅地 −
[殺気立っている空気を本能で避けるように 比較的平穏な住宅地の方へ歩みを向ける。
丘を登りながら振り返れば 高層ビルから立ち上る無数の煙と舞い踊る炎が視界に入り眉を潜めた]
(134) 2010/03/26(Fri) 13時頃
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− マーゴ宅前 −
……?
[此処だけは不思議と平穏を保っている。 商業地帯での略奪が終わるまでの短い平和かもしれないけれど。]
え? ああ……。 うん。それはおねーさんも同じだと思うけど、ね。 私は逃げ足には自信あるけれど……おねーさんは?
[声をかけられれば少し驚いたように数度瞬くが 逆に心配するかのような声を返した]
(138) 2010/03/26(Fri) 13時頃
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帰っても一人だし、砦にこもって燃える街を眺めてるような気分だからこうやって街を歩いてるの。
なんとか……か。 あまり家にかえる気はないし……どうしようかな。
[お邪魔してお菓子でもご馳走になろうかな。 等とのんきな事を考えながら自分の猫目とは対照的なシャープな目の彼女をじっと見つめた]
(142) 2010/03/26(Fri) 13時半頃
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>>141
なにも予定はないよ。 街から出ることもできないし ただ、こうやって街が滅びて行くのを近くで眺めているだけ、かもね。
診療所? まだそういう所が機能してるんだね。
[関心した様子で呟くけれど、どこか他人事に聞えるかもしれない]
(143) 2010/03/26(Fri) 13時半頃
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>>144
そっか。 やっぱり。
こんな状況で職務を全うしようなんてヒトは稀だよね。
友達同士で固まって行動してるの?
[彼女の言葉に納得したように頷き 面々を見回して問いを向けた。]
(146) 2010/03/26(Fri) 13時半頃
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とりあえず 「やんちゃな人達」が軍に掃討されてるみたいだね。
……? どう、したの?
[気をつけてと言われれば、気を付けると行った風に頷くけれど、目を逸らされればわざわざ側に近づいて改めてじっと見つめる]
(147) 2010/03/26(Fri) 13時半頃
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>>148
あ。
[低い塀から見える顔。 それに気付けば手を振った。]
(152) 2010/03/26(Fri) 13時半頃
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>>149
……?
[義肢の事かな? 等と思いながら温もりの無い右腕を摩る]
? TVは見なかったの?
戻ったらTVをじっくり見てみるといいかも。 大を生かす為に殺される小になっただけ。 そうややこしい事態じゃないよ。
[少し背伸びをして彼女を落ち着かせるかのように 優しく頭をなぜようとした。]
(153) 2010/03/26(Fri) 13時半頃
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>>151
私の友達は私以上に危険察知能力と逃げ足がはやいから 大抵のヒトは街から脱出して終末を過ごしたい場所に行ってるんだ。
[ゆるり肩を竦めて溜息を漏らした]
友達……と、いっていいかわからないけど あそこに……。
[塀から覗く顔を指さした]
(154) 2010/03/26(Fri) 13時半頃
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>>155 おとなしく滅びるなら良し どうしようも無い暴徒だけは排除するって事じゃないのかな?
[憮然としたようするにぽふぽふと解すように両頬を撫ぜて手を離した]
(159) 2010/03/26(Fri) 14時頃
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>>157 あのヒトの近くは居心地がいいから 邪魔だといわれないなら側にいたいかも。
ええと。 一応19歳だから……。
[やっぱり誤解されている様子で その部分だけはとりあえず訂正を入れた。]
(161) 2010/03/26(Fri) 14時頃
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>>162
軍が軍として機能しているならいいけど、ね。 バルカン半島みたいにあの装備を持った集団が加害者側になったら酷い事になるよ。
私も大人だから、ね。
[子供扱いされれば、小さく笑った]
(166) 2010/03/26(Fri) 14時頃
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こんにちはマルグリット。
またお邪魔するね。
[猫さんと言われれば微笑を浮かべて側により 幼子がするかのように正面から抱きしめるように体を預けた。]
(172) 2010/03/26(Fri) 14時半頃
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>>170
歴史の勉強だけはしてたから……。 まぁ……「敵」は多いから準備は怠らないようにね。 しっかり武装してた方がいいと思う。
[助言をしたけれど、続く彼女の意外な行動に数度瞬いた]
(174) 2010/03/26(Fri) 14時半頃
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居心地が良いとそのまま居着いちゃうかも? 一人は寂しいしね。
[知らない名前だけれど 二人のタバサというヒトに対する反応に首をかしげた。]
(180) 2010/03/26(Fri) 14時半頃
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>>179 >>183
わぁ……。
[そんな二人の様子に 友情以上のものを感じ取ったのか感嘆のような声が漏れた。]
(185) 2010/03/26(Fri) 14時半頃
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>>181
店長さん? 洋服とか……?
[マーゴの言葉にそんな言葉が出て 視線をタバサの方へ向けた。]
(186) 2010/03/26(Fri) 14時半頃
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>>189
……えと。 こんな状況でも続けているの?
[耳元による顔とその言葉に小さく震えて彼女を見つめる。]
(192) 2010/03/26(Fri) 15時頃
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>>191
いただきます。 どんなお茶……?
[背中をなでられれば何処か安堵した様子で伸びをする。 お茶と言われれば相変わらず遠慮の無い様子で。]
(194) 2010/03/26(Fri) 15時頃
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>>196
……。 いってみようかな。 店内に雰囲気とか気になるし。 あまり荷物持ちとしては使えないとは思うけどね。
[流石に営業しているとは質問した本人も思っていなかった様子でこくこくと頷く。 続く言葉には好奇心からから随伴する意思を見せた。]
(200) 2010/03/26(Fri) 15時頃
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>>199 レディ・グレイばかり飲んでたから スタンダードなアールグレイを飲むのも久しぶりかも。
お菓子も期待してるから。
[好きといった風に小さく頷き、厚かましい言葉を続けた。]
(201) 2010/03/26(Fri) 15時頃
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楽器職人 モニカは、長老の孫 マーゴに話の続きを促した。
2010/03/26(Fri) 15時頃
楽器職人 モニカは、墓守 ヨーランダに話の続きを促した。
2010/03/26(Fri) 15時頃
楽器職人 モニカは、良家の娘 グロリアに話の続きを促した。
2010/03/26(Fri) 15時頃
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車……かぁ。 バイクが運転できるならそっちの方が安全かもね。 暴徒が道を閉鎖してたりするかもしれないから。
[着席しお茶を味わいながら相変わらずのんきな様子で呟いた** ]
(204) 2010/03/26(Fri) 15時半頃
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……ついてくる?
運動して自分でご飯をとってくると美味しく食べれるよ。
[身を縮める眼鏡の女性を見れば、そんな問いを向ける。 相変わらず何処かズレた言葉だった。]
(212) 2010/03/26(Fri) 20時半頃
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皆で行けば運べる量は増えるけど 目立つかも……?
あれで行けばどの道目立ちそうだけど。
[マルグリットが見つけた車。 アイボリーとペパーミントグリーンで彩られたフォルクスワーゲンのT1。]
……近隣の住居に人がいないなら 近所から食料を調達する手もあるかもね?
(214) 2010/03/26(Fri) 21時頃
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楽器職人 モニカは、歌い手 コリーンの溜息に視線を向けた。
2010/03/26(Fri) 21時頃
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不思議な空間だよね。 秘密の花園……違うかな? 教会とかサンクチュアリみたいな。
[彼女の言葉に同意するように小さく頷いた]
(217) 2010/03/26(Fri) 21時半頃
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>>218
怖くて嫌?
そう。 でも、手段は選ぶ……と。
綺麗なご飯じゃないと嫌なんだ? 取りに行く私達に危険を負わせないと嫌なんだ。
[マルグリットが言ったチェシャキャットのような意地の悪い笑みを浮かべて安全圏に居ながら綺麗事を言っている彼女を揶揄した。]
(220) 2010/03/26(Fri) 21時半頃
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>>221
だって、そうじゃない。 ねぇ……。 まぁ、大丈夫。 あなたは此処でゆっくりしててもらった方がたぶん私も安全だから。
恐怖で体が動かなくなるのが一番厄介だしね。
[体が自然に動いていた頃馴染んだストリートのルールを思い出しながら、テーブルに両肘をついて手に顔をのせてニヤニヤと意地悪く笑う。 そんな役回りをまるで楽しむように。]
(224) 2010/03/26(Fri) 22時頃
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ああ、大学生だよ。
一応ね。
私はモニカ。 ランナーだったけど、ケガをして右が両方共義肢になっちゃってね。
[自己紹介する彼女にそんな自己紹介を返した]
(227) 2010/03/26(Fri) 22時頃
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>>225
意地悪、かなぁ? 何も苦労せずに何かを得ようする上に、行動する人に制限までつけようとするから言いたくなったの。
[席から立ち上がって伸びをすれば義肢が乾いた音をたてた]
(230) 2010/03/26(Fri) 22時頃
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楽器職人 モニカは、歌い手 コリーンに対する違和感に首を傾げながら彼女の目の前で手を振った。
2010/03/26(Fri) 22時頃
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>>231
ああ……。 あなたは「そっち」なんだ。
[納得したように一人呟き、銀糸を思わせる髪を義手で撫で梳いた。]
(234) 2010/03/26(Fri) 22時頃
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>>232
それなりには、ね。 身長に栄養がいかなかったみたい。
[困った様子の彼女に「ごめんなさいといった」様子で笑った]
(236) 2010/03/26(Fri) 22時半頃
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>>237 >>238
うん。理解、できたよ。
[それ以上の言葉は不要といった様子で 生身の手で彼女の頬に手を重ねれば髪を撫で梳く義手を離した]
(241) 2010/03/26(Fri) 22時半頃
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>>242
へぇ……。 ピアノの先生だったんだ。
[言われれば何か納得できる職業。 マルグリットを見れば納得するように頷いた]
そう、まだ生きている。 私もあなたも……。 皆同じ立場に追いやられたから、もう意味は無いのかもしれないけどね。
後は、どうやって終末を過ごすか、どんな終末を迎えるか……だね。
[額にキスをすれば両手を離した]
(244) 2010/03/26(Fri) 22時半頃
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>>249
最後まで笑っていたい、か。 一番辛いことかものね。
「一抜け」したほうが、壊れてゆく世界を見なくて済むし。
難しい方を選ぶんだね。
[何処か意外そうながら感心した様子で言葉を返した**]
(250) 2010/03/26(Fri) 23時頃
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もう少しあの人を見ていたかったかも。
[グロリアの顔を思い出しながら、ぺろりと上唇を舌先で舐める。 置かれた鍵を手にとれば指先でマーゴの目尻を優しく撫ぜた。]
(411) 2010/03/27(Sat) 22時半頃
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>>409
最後の人類。さいごのひとり。 人が滅亡する様を見守る人になるなんて事はあなたは嫌?
[彼女の呟きが聞こえれば、特に意味も無くそんな問いを向けた]
(413) 2010/03/27(Sat) 22時半頃
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……。
[祈るコリーンの横顔。浮かぶのは教会の彫像。 雫を目で追いながらも、何処か呆けた様子でそれを見ていたかもしれない。]
(414) 2010/03/27(Sat) 23時頃
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>>415
そう。 その気持ち……。 人はあきらめが悪い種族だからね。 地から空を見上げるのだけではモノ足りず、鋼鉄の翼で空を征き、星の海まで飛び出した……と。
今この瞬間もあきらめの悪い人達が奇跡を待つのを良しとせず、自らの手で奇跡を起こそうしているかもしれない。
[自分の胸に掌をかさねて何処か芝居じみた口調で謳うように言葉を紡ぎ、にこりと微笑んだ]
(417) 2010/03/27(Sat) 23時頃
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>>416
[響くピアノの音。 コリーンの声を聞けば主役に舞台を譲るように黙りポケットからミニタオルを取り出せばそれで彼女の目尻を優しく拭いた。]
(418) 2010/03/27(Sat) 23時半頃
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>>419
……? どうか、した?
[評価の訂正があった等とはつゆ知らず 彼女の様子を何処か不思議そうに見つめて数度瞬く。 何かあるのかと行った様子で彼女に問いを向けた。]
(420) 2010/03/27(Sat) 23時半頃
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