201 【誰歓】森に来た日【RP】
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[しばらくそのままぼーっとしていたか。 もしかしたら考え事をしていたのかもしれない。 でも、何を考えていたのかもはっきりしなくて。]
え、あ、その声! めめ、メアリー!?
[聞き覚えのある声に、がばっと顔をあげると。>>1:78 もやもやとした思考の塊が、霧散していく感触。
そのままきょろきょろと首を振って。 彼女の姿を見とめれば、大きく手を振った。]
(0) 2014/11/01(Sat) 00時半頃
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あ、頭?!えっと、あんまり大丈夫じゃないかも。 目の前で人が消えたり、消えなかったり…。
[ぱっぱらぱーになっている可能性は十分にあるなと。 何処か冷静な部分で。]
――って、あぁ!怪我か!怪我は大丈夫!
[もしかしなくても、余計なことを口走ったかもしれない。]
そういうメアリーこそ、大丈夫なの?治療できた!?
[頭に注がれる視線に、少々顔を赤らめて。>>9]
(2) 2014/11/01(Sat) 01時頃
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[メアリーの手が触れた部分がじんわりと温かくて。 無いはずの傷が癒されていくような、そんな錯覚にとらわれる。>>3]
怖い夢…。
[それは『自分が死ぬ夢』だったのではないかと、 何となく想像がついた。]
で、電気?
[誤魔化したわけではなく、本当に意味が分からず。>>4 しかし心当たりがないと言えば、嘘になる。]
(10) 2014/11/01(Sat) 22時頃
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……。
[一度は誤魔化した人が消えた?という彼女の問いかけにも。 これ以上向き合わずにいることはできそうもなく。]
あのさ、メアリー… メアリーはボストーカで…辛い思い、したんだよね。
[悲鳴をあげていた彼女。 刺されたと言って怯えていた彼女。]
それでもやっぱり… ボストーカに帰りたいって思う?
[もしも返って来た肯定だったら、 自分はどうするつもりなのか。]
(11) 2014/11/01(Sat) 22時頃
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そっか。
[逃げるのではなく向き合いたいと。 しっかりと告げた彼女。>>13
怖くないわけがない。 自分の身体を刃物を抉る恐怖。考えただけでも身が震える。 それを彼女は、実際にその身で経験したのだ。 それは先程、どこか歪んだような表情を見せたことからも分かる。>>4
自分達の身に起こった体験。 それら既に夢として見ていないことには、気付かないまま。]
(強い子だな)
[…思えば自分は、逃げる一方だったのではないか。 ――そう、あの「彼女」からも。
見えないように、そっと手を握りしめてみる。 あの不思議な感覚は戻って来てはいない。]
(20) 2014/11/01(Sat) 23時半頃
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あ、うん。そうだね。 俺も…帰りたいよ。 帰れたらいいよね、その…一緒に。
[先程の実験の結果を思い出す。 あの不思議な光は、男自身を送り還すことはしなかった。 そうなると男が故郷に帰る方法はいまだ不透明で。 しかしそれは、今は重要ではないことのように思えた。
年上なのに、どこか抜けていて。 見ていてちょっとヒヤヒヤする。
それでも出会ったばかりの自分の怪我を心の底から心配してくれた。 とてもとても優しい、女の子。]
(21) 2014/11/01(Sat) 23時半頃
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(絶対にボストーカに帰さないと) (…彼女、だけでも)
[まだ光との因果関係が掴めたわけではない。 だが今の自分にできることはこれしかないと。
メアリーのどこか不安げな表情には気付かず。 胸に小さな決意を宿して。]
(22) 2014/11/01(Sat) 23時半頃
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["約束"の言葉に一瞬顔が引きつるのを感じる。>>27 でもすぐにニコリと笑みを浮かべると。]
うん。
[自分より一回り小さな手を、 そっと握りしめ。]
……やくそく。
[チクリと何か苦いものが走ったのは、気付かない振り。]
あ、そうだね。そろそろ戻ろうか。
[時計がないため正確な時間は分からないが、 そろそろ二人共、戻っていている頃かもしれない。 メアリーが出会ったという、新たな女性も気になる。]
(32) 2014/11/02(Sun) 00時半頃
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………、あー。
[手がかりの話題になれば。 俺も微妙かも…と気まずげな笑みを作る。
謎の光の正体はまだ不明瞭すぎて、口に出すことは出来なかった。 ならば消えて行ったあの男はどうだろう。 その口から語られた内容は断片的で、光と男の消失、そして言葉自身に含まれる不吉な匂いから無意識に忌諱してしまいきちんと考えられてはいなかった。
然り向き合いピースを組み合わせれば、なんらかのヒントになってくれるだろうか。]
(もしダメだったら)
[あの年下ながら、聡明そうな少年の呆れたような顔を思い浮かべながら。]
…二人で謝ろっか。
[そんなことを言いながら彼女と二人、広場へと。**]
(33) 2014/11/02(Sun) 00時半頃
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―広場―
[広場に来れば、そこには誰がいたか。 確認できたのはオスカーと、もう一人の女性。
やあ、と片手を上げると、向けられた視線に気が付いた。]
(き、気のせい…?)
[何となく突き刺さるものを感じながらも、近付いて行く。]
(38) 2014/11/02(Sun) 20時頃
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[彼女を見ての第一印象は。]
(な、なんか輝いている人だな)
[売り場の衣装だろうか。 華やかな街の一角から離れた今、それは随分と異質で。
続いて、]
(39) 2014/11/02(Sun) 20時頃
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……あ、あれ? 君は―――…
[見知らぬな場所で出会った女性。 そこに高校の時の同級生の面影を見て取れば、ぽかん、と口を開ける。 記憶が確かならばと、彼女の名前をぽつりと呟いて。 反応はどうだっただろうか、 もしもすぐに男の名前が返ってこないようだったら、慌てて。]
えと、俺ノックス…。 覚えて、るかな?
[言って気付く。 高校時代から影が薄かった自分のことを、彼女が覚えているかどうかは怪しいな、と。*]
(40) 2014/11/02(Sun) 20時半頃
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― 回想:高校時代 ―
『おいノックス、なんか俺達、見られてね?』
へ?
[定食のフライを放り込もうと広げた口が、一瞬止まる。 促されるまま目線を上げると、その先ではクラスメイトらしき女子が何やら談笑していた。]
『って、あれクリスじゃね?クリス・M・クリスティ!!』
[目聡い友人の一人は、日頃から女性の魅力の基準は、胸囲の大きさだと主張して憚らない。 今日も例外ではなく、勢いよく身を乗り出すとフォークを振り回しながら。]
『いいよなー、あの胸。クリス・M・クリスティの胸!お前もそう思わないか?胸!』
[とりあえず胸!と豪語する友人に、他人のふりをしたくなったのは言うまでもなく。]
(44) 2014/11/02(Sun) 22時頃
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いいから…座ってくれ。 見られていたのは気のせいか、お前の視線が露骨だからだ。
[何となくその一件から、ほんの少し意識して彼女のことを見るようになったが、 その度に思うのは。]
(…彼女の魅力は胸よりも) (優しさとか心配りとか、そういうところだと思うんだけど)
[あいつ見る目ないな、と呟いた一言。 友人の耳に届いていたら、「お前にだけは言われたくない!」と返されたのは想像に難くない。
そんな高校時代の、ワンシーン。]
(45) 2014/11/02(Sun) 22時頃
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ああ、やっぱり。 えっとクリス…も、ここにいたんだ。 久しぶり。
[さん付けしようか一瞬戸惑いを見せたが、フレンドリーな笑顔とあっさりと敬称無しで呼ばれたことに、追従する。]
・・・も、ってことはクリスもそうなのか。 うん。俺もちょっと怪我して…死んだと思ったらここにいた。
[高校卒業とともに、もともと存在したかも怪しい縁は切れてしまっていた。 今の彼女は何をしているのだろう。格好を見る限り、何やら仕事中なのは見て取れるが。]
(46) 2014/11/02(Sun) 22時頃
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あ、そういえば。 クリスは彼氏いるんだし、早く帰りたいよな。
[一つだけ、高校卒業後の彼女について情報があることを思い出した。 自身の目で確認したわけではないが、彼女のボディラインに惚れこんでいた友人が、男連れで歩いているのを目撃したとかで、大層うっとおしかったのだ。]
心配、してるだろうしさ。
[メアリーもクリスも。 そしてオスカーにもタリアという少女がいると聞いた。
彼らには帰る理由があるのだ。*]
(47) 2014/11/02(Sun) 22時頃
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/* 落ちたい気持ちはあるのだけど
落ちたらエピだしな。
(-11) 2014/11/02(Sun) 22時頃
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全員ボストーカから…。
[そういえば先程出会った男も"ボストーカに帰りたい"と言っていた。 確かにそれは一つの共通点のように思えた。>>49]
心配…してる、よな。 そうだよな。
[そこに郷愁を感じ取れば>>49 唯一ともいえるヒントの存在を黙っていることは、罪悪のように思えた。]
『ノックス』『電気』
[ちょうどメアリーが口にした単語も、>>48 そんな自分の臆病さを指摘しているようで。]
あのさ、突拍子もない話なんだけど…
[おずおずと、語り始めれば。 彼女らは耳を傾けてくれたか。]
(56) 2014/11/02(Sun) 23時頃
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もっかい同じって!駄目だよメアリー!ただでさえ…!
[見えない傷に苦しんでいた彼女の顔を思い出し、咄嗟に叫ぶ。>>54]
えっほ、おふかー? ほれ、おれでためふいみある?
[もぐもぐと不平を訴えると、 少し赤くなった頬を抑えながら、こほんと咳払いをすると。 先程言いかけた話を再開した。]
もしかしたら、帰れる…かもしれない。
[順を追って始めたのは、一人の男と出会った話。 途中推測だと前置きしつたうえでの、補足を交えながら。 名前も知らない男は、自分は本当なら死んでいると言っていた。 そしてこのままいると、本当に死んでしまうと。 確定する死から逃れるためにボストーカに帰りたい]
(61) 2014/11/02(Sun) 23時頃
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そしたら…自分でもわからないんだけど、 光?みたいなのが出て。
[これで帰れると、そう言って。 男は消えてしまった。]
どうやったらあの光が出るのかわからないし、 本当に彼がボストーカに帰れたかも分からない。
[もちろん彼が行きついた先は本当の地獄、という可能性も否定できない。]
ただなんとなく。 帰れたんじゃないかなって。
[何ら根拠もない。 妄想めいた語りを終えた後は、 聴衆に判断を委ねた。]
(62) 2014/11/02(Sun) 23時頃
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…疲れてる、か。 そうかもな。
[まっとうな指摘に、急に気恥ずかしくなる。>>65]
ありがと、メアリー。
[やはりただの妄想か。 そんな思いを強めた時、隣でにこりと笑う彼女に、 つい笑顔を返す。
頭がおかしくなったと言われても仕方ないようなことを言ったのに 頑張ろうと言ってくれたことが、とても嬉しくて。>>68]
(76) 2014/11/03(Mon) 00時頃
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オスカー? 大丈夫か、オスカー?
[駆け出していくクリス。 なかなか姿を見せないデメテル。 自分も手伝った方がいいか、そんなことを想った時。
少年の顔色がどこかおかしいような気がして。]
何処かで休もうか?
[傍の集会所を指さして。 提案する。]
(79) 2014/11/03(Mon) 00時頃
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/* どうしよう。 無理にクリスに合流しないで、セットだけしてればいいのかな。
(-16) 2014/11/03(Mon) 00時頃
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"まだ……生きていたい"
[空耳だったかもしれない。 それとも妄想の続きか。
それでも聞こえないはずのその声が、 耳にしっかりと届いて。 気付いた時には、両手を天に掲げ
――静かに目を閉じた。]
(82) 2014/11/03(Mon) 00時半頃
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[それは、何度目かになる紫紺―――*]
(83) 2014/11/03(Mon) 00時半頃
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