142 紅月の村【人狼vs吸血鬼RP】
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『 来るべき日のために 』
[ "目醒め"の 夜が来る ]
(75) 2013/09/02(Mon) 19時半頃
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― 自宅 ―
[自室でも無いところで眠っていたサミュエルを叩き起こしたのは、今朝と同じく、取り乱した母だった。 両腕を見下ろして、それから母の顔を見る。]
( ……、
生きてる )
["死"を、受け入れて微笑んだ。 "祖父"を殺したのだから、その祖父と同じイキモノに殺されるのも、良いと。
目を閉じて終わりを受け入れたのに。]
(76) 2013/09/02(Mon) 19時半頃
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[書き殴られる文字を見つめながらも、サミュエルは上の空だった。]
( ―― どうして、"邪魔"するの、)
『死なせたくないもの』
(…… 余計なことを)
『だめよ、生きなくては』
『子を失う親の痛みを、貴方はその"人"に与えるつもり?』
["届けられずに"、あちらが勝手に囁くだけの此れまでとは違う。 サミュエルからの聲が届くようになったことが嬉しいのか、応える親の声は弾んでいた]
(77) 2013/09/02(Mon) 19時半頃
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―― そうだね 。
(*4) 2013/09/02(Mon) 19時半頃
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[文字を綴る母の手を握りしめて、サミュエルは立ち上がる。 同胞の声と歌は届いている。 驚いた顔をした母に、ゆるく首を振って、文字を形作った ]
<あの人は"敵"だ、――俺を、喰い殺そうとした>
< "仲間"が、居るよ、 かあさん >
< ライジさんは、人狼だ 人間を、食い殺そうとしてる >
< だまされないで >
(78) 2013/09/02(Mon) 19時半頃
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[複雑な手話になったけれど、母には通じる。 何事かと問う村人の声に、しばしの間を置いて―― 母は、息子が告げた言葉のありのままを、告げた。 ユンが連行された折、サミュエルを思って取り乱す母についていてくれた村人たちは、信じられないと目配せをして、サミュエルを見た。]
<ライジさんから何を聞いたの?>
「な、 なんと?」
「ライジさんから、何を聞いたの?、って、」
「そ、その、サイモンが死んだのは"吸血鬼"の仕業かも、と」 「ああ、食い殺されてなかったから」
「吸血鬼が、人狼とか獣の仕業だと偽装したんじゃ、ってなあ」
(79) 2013/09/02(Mon) 19時半頃
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[ 話をする人々の面々を交互に追いながら、サミュエルはゆるく首を振る。 いちいち母を通訳に挟むのも面倒だと、先ほどまで母が使っていた紙に、文字を記した ]
"これから自分たちが食事をとっても、勝手に吸血鬼の仕業だと思い込むよね"
"そのために責任転嫁してる"
"ありもしない「敵」をつくりあげて"
"そうじゃないって言い切れる? ひとり、「引き裂いて殺した」から、何?"
"次のために、 食べるのを我慢してないって言い切れるの?"
(80) 2013/09/02(Mon) 19時半頃
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『 ふふ、 嘘つきね、 サミュエル。 知ってるくせに。 』
(―― 気づいたんだよ、 もし、俺が"吸血鬼"として告発されたら。
かあさんやとうさんまで、危険になる )
" 伝えて。 オクタヴィア家に。 "
[文字を記した紙を村人に渡して、もう一度母の顔を見て、微笑む。 祖父を、祖母を。死なせてしまったからこそ、もう。 ――死なせない]
<かあさんは、心配しないで。>
<俺が母さんを死なせない>
(81) 2013/09/02(Mon) 19時半頃
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[祖父母の思いを、無駄にしない。 そのためなら、誰にだって牙を剥こう。]
(82) 2013/09/02(Mon) 19時半頃
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―― 敵は、 排除するだけだよ。
違う?
[歌う同胞へ、ゆるやかな笑みの声を返す。 不安定さは、もう薄れている。]
[其処にあるのは、"魔女の子" 新生の、若き"吸血鬼"。]
(*5) 2013/09/02(Mon) 19時半頃
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サミュエルは、シメオンがライジのところに居ることなど知らない。
2013/09/02(Mon) 20時頃
サミュエルは、ベネットと"ルーカス"は、どうするのだろうと、ぼんやり思う。
2013/09/02(Mon) 20時頃
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― 魔女 ―
[魔女は、生まれた時から魔女だった。 まだ人間が文明と呼べる文明を持たぬ頃、古代に生を受けた身は、確かに"人間"であっただろう。 けれど、魔女は死を予言する。 災害を予言する。 ――そして、二十を幾つか超えたばかりから、全く衰えなくなった。]
[最初は神の子と持て囃された魔女は、されども次第に疎まれるようになり。 孤独に追いやられた魔女は、人を呪った。
天を呪った。 己の身を、呪った。
その呪いは、魔女の身をつくりかえて、魔女は正しく、"魔女"になったのだ]
(-47) 2013/09/02(Mon) 20時半頃
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[長い生を、移ろいながら生きた魔女は、"同胞"を得た。 己より若い血は皆、ヒトに刻印と祝福を与えて同胞を得る。
その行為が、魔女は好きではなかった。 戯れに同胞を得たこともあったけれど、 魔女を邪険に扱う人間ですら容易く支配できてしまう 血の陶酔は、魔女が求めていたものではなかった。
ヒトを愛したこともあった。 けれど魔女が子を為すこともなく、男は老いて死に絶える。]
(-48) 2013/09/02(Mon) 20時半頃
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[魔女はずっと、独りだった。]
(-49) 2013/09/02(Mon) 20時半頃
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[魔女は、"祝福"を与えることにした。 己の刻印を刻まず、ありのままを受け入れてくれるものを探し求めた。]
[人間は脆すぎる。 長い時を生き過ぎた所為で、魔女の血をヒトが受け入れることはとても難しい。 多くは蝕まれ、こころを壊して死んでしまった。]
[なれば、宿敵たる狼ならどうか。 人狼と対峙する度に、魔女は打ち据えた敵へ祝福を与えた。
けれど、狼の矜持は、痛みの内に死ぬことを選ぶ。 宿敵たる魔物に染まり切る前に、自ら生命を断つのだ。
ならばと縛り付けても、獣の血と魔女の血がぶつかり合い――結局、生命を落とす。]
(-50) 2013/09/02(Mon) 20時半頃
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[そしていつしか、魔女は。 孤独を、諦めていた。]
(-51) 2013/09/02(Mon) 20時半頃
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[ある日。 魔女のもとを訪れた宿敵は、戦慄く足を叱咤しながら、魔女に云う。
人狼の己と、人間の妻の間に生まれた子はヒトであったにも関わらず。 生まれた"孫"が、"耳"をもたない狼だった、と。
若い狼だ。狩りを知らぬ、狼だ。 数多の一族に会わせ、どこかへ迎え入れてもらえないかと手を尽くしたが、自分たちでは孫に"仲間"を作ってやれぬと。]
(-52) 2013/09/02(Mon) 20時半頃
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[人狼の生はヒトよりも長い。狩りを知らない若い狼が、ほかの群れに馴染むことなど出来まい。 まして、仲間の聲すら届かないなら。]
ええ、受け入れましょう。
その子が、私を受け入れてくれるのなら。
[魔女は、諦めの中にどこか期待をこめて、若い狼へ祝福を与えた。]
(-53) 2013/09/02(Mon) 21時頃
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『サミュエル、』
[名を呼びながら、笑みを隠せない。 やっと、だ。
支配を刷り込んだ訳でもなく、ありのままでありのままを受け入れた、大切な我が"子"。 ついに獣を塗り替えて、新たな生を歩み始めた、いとしい子。]
『 満足いくまで、"お外"で遊んでいらっしゃい、
――そうして、"母"のもとに、帰っておいで。 』
(-54) 2013/09/02(Mon) 21時頃
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[憔悴しきった母の傍について、彼女が眠るのを待つ。 何度も何度も、お願いだから出かけないでと懇願するのには、曖昧に微笑むばかりで。
父と結婚して、サミュエルを産んだばかりにこんなにこころを痛める羽目になった母を、哀れに思う。]
( いってきます )
[穏やかに胸が上下し始めたのを見届けて、家を出る。 "魔女の子"は、人の足で。
暗闇を、往く。]
(101) 2013/09/02(Mon) 21時半頃
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[大通りに出る頃に、薄明かり>>100を認めて足を止めた。 その顔に、少しだけ思案するような間をおいて。]
ェエ、ット、
[背後から、背中の布を掴もうと手を伸ばし。 呼ぶ。]
(102) 2013/09/02(Mon) 21時半頃
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[随分と驚かせてしまったらしい。 大仰ともとれる仕草で振り返ったベネットに、こてり、と首を傾げた後。]
<ごめんなさい>?
[曖昧な動きは、謝罪というよりも、謝った方がいいのか、との。
行こうとしていた、と。 そのくちびるが紡いだのには、ひとつ頷いて。]
<メモ、読んだ?>
(106) 2013/09/02(Mon) 21時半頃
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[ "親"の笑声が、耳を打つ。子にしか聞こえない聲で笑う母は、どこか諌める響きを乗せていた ]
( …… 勘付いてる? )
[同胞たる"マグダレン"が、正体を明かしたとは思えない。 自力で辿り着きつつあるのか、と。内心で小さく賞賛を]
<あの変なヒト、俺、会ったこと無いよ>
<でも、言ったんだ。>
[小さな、嘘を混ぜる。]
<"サミュエル"
"お前を殺しに来た">
<"俺は人狼だ">
(108) 2013/09/02(Mon) 22時頃
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<読唇みづらかったけど、確かに見た>
<途中で、 "ライジ"の 名前が出たのを >
<会ったことない人が、 俺の名前を知ってる。
見たこと無いヒトが、"ライジ"って名前を出す。
"人狼"だと、 云う。>
<薄いというなら、俺にはもう出せない。 でも、此れ以上の根拠はないと思うよ>
[長い手話を、ゆっくりと分かりやすく伝えて。 最後に、ひとつ。]
(109) 2013/09/02(Mon) 22時頃
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<もうちょっと、明かりを顔の傍で掲げてほしい>
<よみづらい>
[お願い、と手を合わせた。]
(110) 2013/09/02(Mon) 22時頃
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サミュエルは、ベネットの顔を、じっと見つめている。
2013/09/02(Mon) 22時頃
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[少し考えれば、分かることだ。 はじめて"聲"を聞いて、外に飛び出した時に。
――自分が、何処に居たのか。
あの時、どこか落ち着かない感覚を覚えていたのは、何故か。]
(*6) 2013/09/02(Mon) 22時頃
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[同胞の聲が名を告げても、驚きよりも納得が来た。
だから、祖父はずっと己を傍に置こうとしたのだ。 信をおけど、他の"群れ"に放り込むわけにはいかないと]
――……、
めんどうくさい。
(*7) 2013/09/02(Mon) 22時頃
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[戻ったベネットの問>>114に、両手が示すのは。]
<わからない>
<俺は、"ああ、死んだな"って思った>
<だから、抵抗もしなかった>
<でも、かあさんに起こされて、 生きてたことに、きづいた。>
<あのひとが、蹲ってたって、捕まったって、 きいたのは、そのあと。
だから、わかることを伝えようとおもった>
[これは全て事実だ。 "親"の介入が無ければ、半吸血鬼の身では人狼には勝てなかっただろう。 殺されるのもいいと、サミュエルは確かに"受け入れた"のだ]
(116) 2013/09/02(Mon) 22時半頃
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[滑り落ちたランプの行方に>>120視線を向けた時。 咄嗟に伸びてきた腕の向こうで、煌めく銀が見えた。
あ、と思った時にはもう腕の中で。]
……い、た、 い。
[力がこもりすぎだ、と。背を叩いて離してくれるように云う。 服の上から触れた故か。 深い傷にはならなかったが、それでも確かに、音もなく銀は肌を焼いた]
(128) 2013/09/02(Mon) 23時頃
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『よくも私の可愛い子にそんなものを』
[ 奥底で、魔女が吼える。 "魔女"ならつゆ知れず、サミュエル自身はまだ若い吸血鬼だ。 銀は、致命的な弱点のひとつ ]
(129) 2013/09/02(Mon) 23時頃
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[手を伸ばして、ベネットの額を叩く。 ぺち、と。あくまで軽く。
そしてランプを拾い上げてその手に握らせながら、片手でゆっくりと]
<びっくりした>
<とにかく、伝えたからね>
[じわりと、痛みから額へ汗が滲んだけれど。 前髪をなでつけるようにして、痕跡を覆う]
(133) 2013/09/02(Mon) 23時頃
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