156 カイレミネ島の雪
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[そして決行当日。
海は凍りつき。
―――雪が振った。
偽物の雪を見るために、あんなに苦労しているのに。 かんじんのところで邪魔をされ。 そしてその努力をあざ笑うように、いとも簡単に本物の雪が見れてしまった。
本来なら夢が叶って喜ぶべきことかもしれない。 しかし、納得がいかなかった。 更にその雪は島に眠りをもたらすものだなんて、ふざけている。]
…私は、そんなことのために。 雪が見たかったわけじゃないのよ。
[そんなつぶやきが、雪に中に溶けて消えていく。]**
(26) 2013/12/18(Wed) 08時半頃
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/* まだ午前中なのに残りptがおかしい!>284 今日来られるの遅いから…(震え声
(-10) 2013/12/18(Wed) 08時半頃
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/* マユミは思い込みが激しくて、ちょっと重い子な気がする。
そして投票のデフォがミナカタなのは、嫉妬ですか。
(-11) 2013/12/18(Wed) 08時半頃
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[昨日と同様手際よく傷の手当てを受ける。傷は深くなっているのにほとんと痛みを感じないのは、心が痛みを感じる余裕を持てていないからだろう。 先程見た幼馴染みの姿が何度もリフレインする。どうやら皆で山に登る話をしているらしいが、上手く頭に入ってきてくれない。]
「冬将軍に取り込まれた人は見分けられるのか?>>52」
・・・っ!
[しかしその言葉が聞こえた瞬間、鈍っていた脳が反応を示す。]
(そうよ。私は何をしているの?)
[ヨーランダ、トレイル、マドカ・・・そして島の人々の顔が浮かんでは消えていく。]
(まだ何も終わってないわ。だけれど、なにもしなければ本当に終わってしまうのよ。)
[やらなければ、できることを。そして自分は、その片鱗だけは掴んでいる。]
・・・私、分かるかもしれないわ。薬で眠った人が、冬将軍に取り込まれているかどうか。
[今まで黙りこんでいた少女が口を開いた。]
(57) 2013/12/18(Wed) 23時頃
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(私にできることは何?)
[決まっている。 ―――冬将軍を見つけ出して、マドカとトレイルを守る。 そしてヨーランダを再び目覚めさせるのだ。 そうなると誰が冬将軍か、それを見極めることが重要になる。 ミナカタの言葉にゆっくりと頷く。>>64]
そうなのよ。…本当は眠らせる前に見極められたら、よかったんだけれど。
[悔しげに、ギリリと唇を噛む。]
図書館の本に書いてあったの。 まだ全部は読み終わっていないけれど、確かな情報だと思うわ。
[年代物の羊皮紙で記された先人の知恵。 今思うと、あれはおそらく前回の冬将軍の訪れの時に書かれたものかもしれない。
使用されている文字に、1人だけ心当たりがいたが、不確かな情報なので、それを告げることは見送る。]
(65) 2013/12/18(Wed) 23時半頃
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…ただ一つ問題があって。 その本、おばあちゃんの国の言葉で書かれているのよ。
[その一言で分かる者は察するだろう。 それがほとんどの島民に読むことができない本だと。]
だからこの情報は、「私を信じられない人」にとっては、何の意味も持たないのよ。 …だけど私は冬将軍を見つけたい。大切な人を眠らせないためにも。 だからお願いよ。私を信じてほしい。
[そう言いきった少女は、気付かない。 人と異なる力を持つということは。その身に危険を呼ぶことを。]
(67) 2013/12/18(Wed) 23時半頃
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マユミは、ヒューの頭をなでるふりをして、ぐりぐりやった。
2013/12/18(Wed) 23時半頃
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/* 帰った! しかし鳩って本当に打ちにくいよね。 鳩で参加している人、尊敬する…!
(-22) 2013/12/18(Wed) 23時半頃
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ああ。悪かったわね。
[悪いとは思っていなさそうな口調で、さらりと謝罪する。 少し心が落ち着いたせいで、昨日のマドカの一件を思い出し、つい手が出てしまった。]
『つーか冬将軍て何人居んの?』
[その質問に、初めて思い至ったとばかりに目を見開いた。]
……考えたことも、無かったわ。 てっきり一人だと思っていたけれど、複数人いる可能性もあるのかしら?
[あの本が過去の記録を元にしたものなら、そのあたりのことにも触れられているかもしれない。
実際に犠牲者が出てしまった今、もう猶予は無い。 そうなると、善は急げだ。 少しでも早いうちに、図書館に戻った方がよいかもしれない。]
(72) 2013/12/19(Thu) 00時頃
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>てっきり一人だと思っていたけれど、複数人いる可能性もあるのかしら?
以前私、取り込まれた者が取り込まれた者を襲撃する可能性について考えてるんだよなあ。 視点漏れだわ!
(-26) 2013/12/19(Thu) 00時頃
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冬将軍を見つけても、冬が終わらなかったら…。 そうね。もし複数人いるならその可能性もあるかもしれないわ。 私が疑われる?…そうね、ありうるかもしれないわ。
[その時を想像して、背筋がぞっと冷たくなる。]
…でも、だからと言って、そこに怯えて立ち止まるわけにはいかないもの。 私が弱虫に負けて動けなかったせいで、大切な人が犠牲になる方が、ずっといやだわ。
[それはせいいっぱいの虚勢と、まぎれもない本心。]
申し訳ないけれど、薬を取りに行くのはお願いするわ。私はまた図書館に行こうと思うの。
[そこでチラリと、ヒューを見る。]
…コート、よく覚えていないけれど、あなたがかけてくれたのよね。これからはあなたの方が必要になると思うから、お返しするわ。
[ありがとう、と唇だけで形作り。自身を守ってくれた衣を、返す。 さすがマドカが惚れた男ねと思ったけれど、次の瞬間苦虫をかみつぶす。 …私はまだ、あなたを認めたわけじゃないんだから。]
(79) 2013/12/19(Thu) 00時半頃
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…眠りを邪魔する?
[思いもよらなかったが、確かにそんな方法があれば。事前に被害を食い止められる分、ずっと有効かもしれない。]
分かったわ。その記述があったら、必ずあなたに教えるわ。
[話は終わったとばかりに、ばたばたと走り出そうとし、ぴたりとその足を止める。もう一つ、どうしても確認しなければいけないことを思いだしたのだ。 くるりとミナカタの方へと向き直る。]
…そうだ。ねえミナカタ先生。
[昨夜とは異なり、自然と敬称を付けて呼ぶ。]
昨日と同じこと、もう一度聞いてもいいかしら? 先ほど、トレイルが来ていたわよね。
…あいつ、今日も。''相変わらず''だった?
[そう聞いたら、何と返ってくるだろうか? 自分でもどんな返事を期待しているかわからないまま、こぶしをぎゅっと握りしめた。]
(82) 2013/12/19(Thu) 00時半頃
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/* …守護の方法って私が考えちゃってよいのかしら。
(-28) 2013/12/19(Thu) 00時半頃
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/* モニカがいい子すぎて泣ける。 さすが私の嫁(勝手に)
(-29) 2013/12/19(Thu) 00時半頃
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そう、…ありがとう。
[表の雪だるまと言われてもよく思い出せないが、それを作る彼の姿は目に浮かんだ。 口元にほんの少しだけ、笑みが浮かぶ。]
返事の前に訪れた一瞬の沈黙。それは一体何を意味していたのか。 その疑問に、今だけそっと蓋をする。]
怪我なんかしないわよ!もう雪道にも慣れたわ。
[そんな強がりが、自然に口をつく。]
あなた達が戻ってきたら誰かしらから伝わると思うし、、そうしたら私も向かうわ。 もしも眠りを防ぐ方法なんてものがあったら、その時に伝えるわね。
[もしブローリンが先日のマフラーを渡してくれるようなら、それを受け取り。その後特に何もなければ、そのまま診療所を後にするだろう。]
(95) 2013/12/19(Thu) 01時頃
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-図書館への道 - そいえば…マドカの服、買に行こうと思ってたのよね。
[置き去りにしてしまったあの子は、今どうしているだろうか? 最後に見た彼女の姿が寝顔だったことも重なり、急に不安を覚える。]
ヨーランダみたいにって…そんな縁起でもないけれど。
[マドカの家には、今は彼女しかいないはずだ。 彼女に何かあったとしても、気付ける者はいない。]
…本はどこでも読めるし、図書館で借りたらマドカの家に行ってみましょう。
[禁帯出?構うものか。 説得、交渉、情に訴え、言いくるめ。使えるものは何でも使ってやる。 もしそれでもだめなら…こっそり借りればいい。]
きっとあの子の笑顔を見れば、この不安も晴れるわよね。
[治療したばかりの膝を傷つけないようにしながら、道を歩く。]**
(99) 2013/12/19(Thu) 01時頃
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/* >>90 トレイルの中の人がバッドエンド目指しているのなら、マユミがでしゃばるの邪魔になりそうな気もする。 ハッピーエンドでもOKなら、全力で引っ張りあげたいのだけれど…。
まあとりあえず逢えたらぶつかって、不要だったら思いっきり手ひどく振ってもらえばいいのかしら。 どちらにしても大変おいしい。私だけが。
(-33) 2013/12/19(Thu) 01時頃
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>そんなことを直球で訊いてしまうとはマユミお前知らないんだな二人の関係を!
wwwwwwww
しかしトレイルの本命はミナカタで合っている気がするから、困る。
前回、前々回と男性キャラチップ使ったら、男性と付き合った(!?)ので。 じゃあ女性チップ使えば、ノーマルいけるよねと思ったら。
…男に負けるのは予想外だったね!
(-35) 2013/12/19(Thu) 01時頃
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/* モニカの人、ちょっと知っているような気もするのだけれど。
…私友達いないしなぁ。きっと人違いだよね。
(-36) 2013/12/19(Thu) 01時頃
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/* 暫定決定!
マユミ→導師 トレイル→魚 モニカ→王子様 ジリヤ→狂人 ヒュー→黙狼 マドカ→首無し騎士 ミナカタ→守護
ブローリン→わんわん(消去法)
(-40) 2013/12/19(Thu) 01時半頃
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/* 朝は本気で寒い…。 雪降るって言うけどどうなんだろう。
カイレミネ島民の気持ちが分かるよ、やったね。わーい。
…わーい。
(電車止まったら泣こう)
(-44) 2013/12/19(Thu) 07時半頃
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−マドカの家へ− いたっ。…なんでこんなところに、電柱があるのよ!
[赤くなった額を抑えながら、恨みがましげに見上げる。 結論と言うと、本は問題なく借りられた。どう言いくるめようかと意気込んで挑んだ身としては、拍子抜けするくらいだ。]
『その本?確かあなたのおばあ様が書いたらしいわよ』
[それを聞いたとき、やっぱりと思った。しかし今はそこに拘っている暇はない。]
『借りたいの?いいんじゃない。貴重書みたいだけど、誰も読めないしね、それ。あなたなら紛失させるってこともないでしょ? …あ。それより聞いた?ヨーランダが…。』
[……。 早々に話を切り上げて、立ち去った。 時間が惜しいとばかりに、ぺらぺらとページをめくりながら歩く。]
(111) 2013/12/19(Thu) 08時頃
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…まさか、本当に載っているなんて。
[やはり大人の目線は違う。自分より深いところが見えている。 まだまだ子供な自分に、少し悔しくなる。]
『雪解香』
[冬将軍の眠りを防ぐ香り。 何でも、冬将軍はこの香りをとても嫌がるのだという。
これで解決!とばかりにはやる心を抑え、夢中でページを捲ったが、話はそう簡単にはいかないようだ。 このお香はとても制限が多いことが、すぐに分かった。]
(112) 2013/12/19(Thu) 08時頃
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[使用方法自体はそれほど難しくない。 体内に直接入れても、香袋に詰めて持っていてもいい。
問題は、この香りはとても繊細で、少しでも他の要素が混ざると、たちまちその効果を失うということだ。
制限の一つは、まず調合者がその恩恵に預かれないということ。 調合の際に発生する別の香りが体に付着することで、香の効能を妨げてしまう。
第二に、分量がとても厳しい。 決められた分量以上を作ると、変な話、冬将軍が「慣れて」しまうらしい。そうすると、やはり効果が失われる。 適正範囲として使える量で守れる範囲は…せいぜい一人だけ。
そして香りの持続時間は、およそ1日。]
1日1人、そして作り手以外の人にしか効果は無いか…。 そんなの、冬将軍のターゲットが分かっていない限り、どうにもならないじゃな………あたっ!
[怒りに任せて歩いた結果、今度は木にぶつかった。]
(113) 2013/12/19(Thu) 08時半頃
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[そして何よりも。香の調合方法が検討もつかなかった。
書かれている内容は理解て来ても、材料である薬草がどこに生えているのか、薬の名前がどの薬を意味しているのか、更に調合に必要な道具ももちろん持っていないし、使い方もわからない。]
…こんなことなら、医学の勉強もしておくべきだったわ。
[言っても仕方もない後悔をする。 医学の道はそんなに容易なものではないと理解はしているが、それでももっと何かできたかもしれないのに、と悔しくなる。]
まあちょうど約束してたし…会えたら相談してみましょう。
[まぶたに浮かぶのは、この島一番の名医の顏。]**
(114) 2013/12/19(Thu) 08時半頃
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マドカ!
[果てして彼女はちゃんとそこにいた。 馬鹿げた想像をした自分を叱咤しつつ、安心感から思わずマドカを抱き締める。]
図書館はもう行ってきたわ。マドカがお寝坊しているうちにね。
[そう言いながら本を片手にくすりと笑うが、次の瞬間彼女もまた外に出ていたことを知る。]
そうね。確かにヨーランダは眠ってしまったけど、大丈夫。 眠ってしまったなら、起こせばいいもの。
[半ば自分自身に言い聞かせる。]
・・・大丈夫。冬将軍さえ見つけられれば、きっと。
[その呟きは、マドカにどんな想いを抱かせたのだろう。
その後ヒューやモニカが薬を取りに行こうとしていること、参加者は昼時にカフェに集まる予定であると伝えるが、自分は行かないことと、防寒具が頼りないあなたも無理はしなくてよいと付け加える。]
(127) 2013/12/19(Thu) 20時頃
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冬将軍を眠らせれば、きっと皆目を覚ますわ。
[心配する必要は無いとばかりに、マドカの頭を撫でる。かんじんの誰が冬将軍なのかという話題については、触れないで置く。]
・・・残念ながら、私の体は登山をするようにはできていないのよ。
[僅かに口許を尖らせる。]
マドカが家にいるのなら、私もここにいるわ。
(149) 2013/12/19(Thu) 23時頃
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[マドカを抱きしめたまま、耳元で囁く。まるで幼子をあやす子守唄のように、たおやかな調を奏でながら。]
ねえマドカ。私思ったのだけれど、寒いと寂しいって少し似ているわね。
[いつもより少しだけ元気が無いように見える従姉妹を励ますように、そんな話をする。]
昨日、今日と雪道を歩いていて、ずっと何かを感じていたわ。 とてもきれいなのだけれど、切ないような、心細いようなそんな感覚。
[体を突き刺す痛みと、何かがぽっかり失われたような虚無感。]
でもね。今はマドカのおかげでこんなに暖かいわ。 あなたを抱きしめていると、心も体も温かくなって、元気が出るような気がするの。
だから私は、きっと寂しくないわ。
[更に強く、抱きしめる。]
あなたもそう思ってくれたら、私はとても嬉しいわ。
(153) 2013/12/19(Thu) 23時頃
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[最後にぽんぽんと頭を撫でると、名残惜しそうに彼女の体を離す。]
さあ、これからもっと温まりましょう。 昨日のシチューの残りがあったわよね。温め直すから、お昼にしましょう?
[彼女が何か言いたげだったらそれを聞き、同意を得られたのなら、そのまま台所に向かう。 湯気を立てながら、ぐつぐつと音を立てる鍋を見ながら、幼馴染の少年を想う。]
ねえトレイル。あなたは今何をしているのかしら? あなたの側にも誰かが一緒にいてくれたら、よいのだけれど。
[昨日今日と、彼がミナカタの家を訪れていたように。 彼を温めてくれる誰かが傍にいてくれたらいい、そう思う。 だって一人ぼっちは、とても寂しい。
そのままシチューを2人で食べると、マドカとくっつきながら本の続きを読む。彼女が何か話すようなら、それに耳を傾けながら。]*
(154) 2013/12/19(Thu) 23時半頃
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−マドカの家− [本を進めながら、何度か未練がましくページを戻す。 そこは雪解香のページ。]
私が作るのは難しそうだけれど…何もしないのも、癪なのよね。
[ミナカタに渡してはいおしまい、と言うのも、無責任な気がする。半ば意地になって目を凝らすと、やがて材料の中に一つだけ見知った名前を見つけた。]
これ、前おばあちゃんが眠れない日に効くって教えてくれたやつだわ。
[ミナカタは山に登るようなことを言っていた。 もしそうだとしたら、彼はこれから忙しいだろう。]
たった一つ、焼け石に水かもしれないけれど。
[それでも何かしたい。 そう思うと、再び防寒具を身につける。
マドカが起きているなら「すぐに戻る」と声をかけ、空腹が満たされたことでうとうとしているようなら、肩に上着をかけて。 再び扉を開ける。]
(163) 2013/12/20(Fri) 00時頃
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/* マドカの側にいると言っておいて、すぐ外出するマユミ。 皆山行くと、さすがにトレイル死にそうなんだ!
(-60) 2013/12/20(Fri) 00時頃
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