198 かるらさんのうなじ争奪村
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[防音の施された部屋でヴァイオリンを奏で、それから出て以来そのままにしてあった自室へ。 高校に上がる頃、僕と姉の部屋は分かれた。
部屋着に着替えて、それからベッドへと倒れる。 まだ少し、時差のおかげか眠気がとれない。 飛行機の中でだいぶ眠ったものの、いつもなら眠っている時間で]
――あ、れ。
(42) 2014/10/04(Sat) 18時頃
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[僕の姿はオケで着る衣装だった。眠くて、ぼーっとしていたのか、それともまだここは夢の中なのか、わからないけれど。
祭り囃子が聞こえて、目の前に広がるのは人の行き交う祭りの様子。
当然ながら知らない顔ばかりだった。 姉がいれば一緒に来たかもしれないが、さすがに親と一緒に祭りに出向く歳でもない。 僕は白いスーツのまま、屋台の並ぶ中を歩き始めた]
……夢にしては、リアルだな。 でも。
[首元に結んだ蝶ネクタイ。そこに、蕾だったはずの花が咲いていた。 触れる感触も、屋台から漂ってくる匂いも夢とは思えない。 僕の視線は行き交う人たちをすり抜けていく。
知らない顔、知らない声、知っている土地。 何故祭りに来てしまったのだろうと思った]
(44) 2014/10/04(Sat) 18時半頃
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[知らない顔ばかりのなかに、聞こえてきたのはいつか聞いた鳴き声。 あの頃は怖かった声が、今は]
僕も、どうして今こんな服なのかわからないけどね。 ――、つけないよ。
君は、あのときのあの変な生き物と同一なの?
[涙ぐむことももうなくなった。 どこからか聞こえてくる声に、小さく返す。きっと、あの声にはこの声が聞こえるはずだから]
(48) 2014/10/04(Sat) 18時半頃
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[よく探せば人混みの中に確かにあのとき見た生き物と同じものがいた]
……少し、小さくなったかな? 僕が大きくなったのかもしれないけど。
[同じに見えないのかと言われても、同じようにも、違うようにも見えて。 その理由ははっきりしている。 僕が、それを怖くはなくなったからだ]
姉さんには、かわいくなくなったって言われたけどね。 そうだな、性格は、変わってないよ。僕が泣かなくなっただけだ。
(51) 2014/10/04(Sat) 19時半頃
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咲かせてみる? なんて言われてもね。
[咲きかけた蕾はまだ開ききってはいない]
咲かせたら、何かいいことでもあるの? 何も、なさそうだけど。
ううん、企んでるのかな?
[重なる声は、違う声だ]
(54) 2014/10/04(Sat) 20時頃
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……楽しむって、ここで?
[祭りの音。祭りを楽しむというのだろうか。 この、知らない顔ばかりの中で。
僕の世界は広がったけれど、知らない世界にはまだ臆病なままだ]
後悔も心残りもないよ。 ――、有るとするなら、お礼を言うくらいかな。
[僕に、音楽と出会わせてくれた彼へ。 気づいた時には、もういなかったから]
(57) 2014/10/04(Sat) 20時頃
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/* 俺は今回 友人関係を楽しみに来ました!(おい薔薇村
ということで残す花の色は決めてあったり。
(-25) 2014/10/04(Sat) 20時頃
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そうだね、嫌だったよ。 でも、僕がそれを嫌だとちゃんと伝えられなかったのも悪いし、それに、嫌なのとお礼はまた別のものだ。 僕は、音楽の道に進めて良かったと思ってるし、それを示してくれた部活の先生や彼、……三垣くん、に今ならちゃんとお礼が言えると思うんだよ。
[すぐに涙が出てしまって、何も言えなかった自分。 姉に守られていただけの自分は、もういない]
(59) 2014/10/04(Sat) 20時半頃
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言わない方が? ……まあ、会えたらの話だけど。
そこまで強い後悔でもないから。
[二輪の花、その意味。 つまり、これはやはり夢なのだ。 ――夢なら、何でもいえるだろうか。
その生き物の姿が遠ざかっていくのを、じっと見ていた]
(68) 2014/10/04(Sat) 21時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/10/04(Sat) 21時半頃
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[綿飴を一つ手にして、祭りの中を歩く。 道行く知らない顔は、どうやらこちらが見えてもいないかのように通り過ぎていく。
では彼らは、言ってしまえばただのNPCだ。 手に楽器がないのはどこか手持ち無沙汰で綿飴を手にしてみたけれど、甘くて]
……。心残りなんて、有るはずない。
[できれば、小さい頃のことは忘れてしまいたい。 あの頃の自分はあまりにも、弱かったから]
(126) 2014/10/05(Sun) 02時半頃
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[よく泣いていた顔は、反対に表情を作らなくなった。 泣くのを我慢していたら、こうなったのだから仕方ない。
オケでは日本人はやはりまじめだななんてよく言われている。 音に感情は乗るのに、いつから僕はそれを出せなくなったんだろう。
弱さと一緒に、いろんなものをなくしてしまったような気がする]
――――、あれは。
[知らない顔がいくつも。知らない、あんな顔だったろうか。 そんなことを思いながら足を止める。 僕の視界に、知らない顔がいくつか、通り過ぎずにそこにいた。 知らないはずなのに、知っている顔]
(127) 2014/10/05(Sun) 02時半頃
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[散らばるように、彼らはそこにいて]
なん、で。
[思わず、屋台の陰に隠れた。 そんなところは、何一つ変わっていない**]
(128) 2014/10/05(Sun) 02時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/10/05(Sun) 19時頃
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[屋台のそば、売り子の後ろに隠れるように立っていた。 聞こえてくる声は、他の知らない顔と違って確かに聞き取れる。
名前がいくつか聞こえてくる。 知っている名前、懐かしい名前、聞いたことがある名前。 では彼らは、僕と同じようにここに呼ばれたのだ。
あのとき、肩の上に乗っていたなと思い出す]
変われたと、思ったんだけどな。
[ぼそりつぶやいて、綿飴を口に含んだ]
(224) 2014/10/05(Sun) 19時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/10/05(Sun) 19時半頃
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[手元にいつものヴァイオリンはない。 あれを手に取ることは、僕に勇気をくれていて、だからこそ観客の前にだって緊張せずにたてている。
広くて、狭い世界だ]
――っ!
[声なく、驚いたのは、屋台に視線を向けたらしい男――ゴローと呼ばれていたから、あれはたぶん甲斐くんだ――、と目が合ったからだ。 やばい、見られた。いや、何もやばくはないのだけれど、驚いた拍子にそこに置いてあった水を張ってあるバケツに足が当たって大きな音がした]
(230) 2014/10/05(Sun) 20時頃
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[その音と同時、蝶ネクタイについていた花が下へ落ちる。 拾い上げようとして浮かぶのとはどこかの社、そして]
花を一輪……?
[届いた声は、あのいきものとは違う。 渡して欲しいという声。 赤いものとしろいものと。今の自分には、きっとどちらでも大差ないものだ。 今から、大事になるというのだろうか。僕にはわからなくて、拾い上げた二つを元の位置へと戻す]
(232) 2014/10/05(Sun) 20時頃
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[上がった声に、びくりとして僕は逃げようとする足を踏みとどまる]
――その大きい声、やめてくれないかな。 もし近くで聞いていたら、鼓膜が破れそうだよ。
[言いながら、屋台から三人の前へと踏み出した。 逃げる必要なんてない。 僕は僕で、ここに呼ばれただけだ。 怒鳴られる理由もないのだから]
(233) 2014/10/05(Sun) 20時頃
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……小学校の頃なら、逃げてただろうけどね。 もう、僕はあんなに弱くないよ。
[クラスメートだったからわかる、と言うよりは、本当に自然に彼が甲斐くんだと、わかる。 それから残る二人も。僕のことも彼らにわかられるのだろうか]
久しぶり。 みんなも、あの花もらったんだ? ……相賀くんがいるのは、そうかなと思ったけど。
[あの時の映像は、今でも克明に思い出せる記憶だからだ]
(241) 2014/10/05(Sun) 20時半頃
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そんなに謝らなくていいよ。 でも、気をつけてよ。
[肩をすくめて、体を小さくする甲斐くんを見あげる。 その高い身長が少しうらやましい。
日本でなら、僕も平均よりは少し高めだと思うのだけれど、職場であるオケでは見上げる人が多いから]
(242) 2014/10/05(Sun) 20時半頃
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どうかした? 相賀くん、だよね。
[驚いた様子の相賀くんへと声を掛けた。 彼だとわかったけれど、夢の助けがなければ僕の記憶はちゃんと思い出せただろうか。 そのまま大きくなっていればともかく、変わっていたら。
当時の記憶はそれほど多く残ってるわけじゃない。 けれど、何故だろう、彼に消しゴムを返した時のことは、よく覚えている]
(249) 2014/10/05(Sun) 21時半頃
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[高原くんのことは、比較的よく知っていた、と言うよりもよく見ていた、が正しいかもしれない。 よく素振りをしていたのを、見ていた覚えがあるから。
何度話したかまでは、憶えていないけれど、吹奏楽部の練習の時に飛び込んできたボールのことを憶えている。 吹奏楽部に入ってからは、なかなか運動部の練習を眺めることもなくなったから、その後彼がどこまで練習していたのか、知らない]
印象か……。それを言うなら、僕から見ればみんな変わってるよ。 僕は、変わったけれど、変わってない、かな。 あの時みたいに泣くことはなくなったけど、臆病なままだから。
(257) 2014/10/05(Sun) 22時半頃
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[陸って誰だっけ、と思いながら、記憶を巡らす。 同じクラスだった松戸くんか、と思い当たった]
結構みんな、いるんだね。
[この世界は、何なのだろう。 僕の知る世界とは全く異世界のようで、けれど知った顔がいる。 夢かと思ったけれど、少し違うらしい。
だって、この綿菓子が甘いから]
(259) 2014/10/05(Sun) 22時半頃
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そうだよ、高原くん。 当時は僕も高原くんのことは顔を知ってるくらいだったけど……。 この世界だと憶えてるのか憶えてないのかわからない名前まで、思い出すんだな。
[高原勝丸、下の名前は憶えていなかったけれど、聞いてみれば、そんな感じだった気がする]
大きくなったと思ったけど、相変わらず姉さんと似たような身長だけどね。少し、僕の方が高いくらいか。 久しぶりに日本に帰ってきたけど、この町は、あんまり変わらないね。 垢抜けた、かな。あんまり意識してないけど。
[自分の姿を見下ろす。 甲斐くんの質問には頷いて蝶ネクタイの花を示した]
(260) 2014/10/05(Sun) 22時半頃
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別に、すごくないよ。ただのステージ衣装。 今は、ドイツのオケにいるんだ。
[甲斐くんの問いには首を振る]
きれいに咲かせるのって、どうするんだろうね。 今でも、咲きかけてはいるけど。
三垣くん、さっきいたよね? どこか行ったのかな。
[さっき耳に入ってくる音だけを聞いていたけど、子供の頃の声しか知らないから、甲斐くんが呼んでいた名前でしか判断できないけれど。 辺りを見回す。お礼を、いってもいいのだろうか]
(269) 2014/10/05(Sun) 23時半頃
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うん、中学に入ってヴァイオリンに変わって、……なんていうか、すごく自分にしっくりきたんだ。 部活には、姉さんもいなかったしね。
[姉は、音楽の授業が苦手で、だから僕がいても吹奏楽には入ることはなかった]
だから、音大に行って、留学して、……今は仕事にしてる。
[口元に、笑みが浮かぶのは好きな音楽のことを考えている時だけ]
(277) 2014/10/06(Mon) 00時頃
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うん……。楽しいけど、辛くもあるよ。 うまい人の音を聞いて、嫉妬もすれば自分の音に落胆したりもするし。 どうしてもっといい音を出せないんだろう、って。
みんなは? 何の仕事をしてるの。
[視線は伏せるように下を向く。 自分の音にまだ自信は持てない。不甲斐なさに、毎日どれだけ弾いても足りないからだ]
(291) 2014/10/06(Mon) 01時頃
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伸びるかな、どうかな。
[肩をすくめる。僕は僕の才能を信じているわけじゃない。 何とかオケの末席には加えてもらったものの、オケのみんなに認められるほどでもない。
まだこれから。
――だから、ここからは出ないと行けない。 でも、どうやって?]
(303) 2014/10/06(Mon) 02時頃
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セシルは、咲きかけの花へと視線を落とした**
2014/10/06(Mon) 02時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/10/06(Mon) 02時頃
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