人狼議事


193 古参がゆるゆるRPする村

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【人】 双生児 オスカー

[良く考えたらドナルドは目の前で卓球しているので
 妙に温かい笑顔でスマートフォンに目を落とす少年の姿も
 見えているものだと思うが温かくスルー]

(55) snow03 2014/09/21(Sun) 23時半頃

【赤】 双生児 オスカー

 うん>>*14

[画面には、楽しげなムードが前面に押し出されている]

 うん>>*15

 俺もそろそろ退院するよ

[未だ正式な許可を得た案件ではないから、
 こんな事を書くとサイラスに窘められてしまうだろうか。]

 グロリアとヤニクと仲良くね

(*17) snow03 2014/09/22(Mon) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

[そこまで書き込んで、椅子を降りる。
 二人にねだって一回カフェ卓球をさせてもらう事にした。
 運動神経は良い方だ。  たぶん……]

(56) snow03 2014/09/22(Mon) 00時頃

オスカーは、とは言え、病み上がりではあるのだが。[[omikuji]]

snow03 2014/09/22(Mon) 00時頃


【人】 双生児 オスカー

[結論から言うとダメだった模様。]


[ぷすーとふすくれてアイリスにお茶を淹れてもらった。]

(57) snow03 2014/09/22(Mon) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

― 翌日 ―

[サイラスの口添えがあったおかげか、>>51
 いくつかの検査で良い結果が出れば退院許可が下りる、
 と言う事を別の医師から聞かされた。

 サイラスは休暇だそうだ。

 少年は鮮朱の瞳を柔らかく細めて微笑み、頷いた。
 病室を出て行く医師の背中を見送る]



[そして窓を開け放つ。緩い海風がカーテンの陰影を膨らませる]

(61) snow03 2014/09/22(Mon) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

[二階の病室から飛び降りた]

[階下の部屋が何なのかは気にしていない。
 海が見えなかった部屋を脱走し、てってけと浜を目指す]

(62) snow03 2014/09/22(Mon) 00時半頃

【赤】 双生児 オスカー

[思い知るのは、
 海から来たのだから、帰る先も海だということ]

(*18) snow03 2014/09/22(Mon) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

― 海岸 ―

[両手の親指と人差し指で四角い枠を作る。
 切り取った視界に、その先が浮かび上がった。

 陸地と繋がる長い橋
    ――海に踏み出した位置で寸断され、

 まるで上に載る建物のために誂えたような島の形
    ――波と瓦礫に揉まれて見る影もない。

 かつて隆盛を誇ったオペラハウス
    ――今は客足遠退いたが故に孤立者はそう多くなく、

 けれど、災禍の内に悲劇を流し込む。]

(63) snow03 2014/09/22(Mon) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

[脇に手挟むスケッチブック。色鉛筆は置いてきた。
 それから、病院着のポケットの中に大量のメモ用紙。
 剥がして裏に落書きしまくったものばかり。

 最後の一枚は、栗色の髪の女の子。
 本当は自分より年上で、ちゃんとした大人なのだけど
 少年にとってはやっぱり女子や女性でなく『女の子』だ]

(64) snow03 2014/09/22(Mon) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

[記憶に浮かぶありのままを残そうとした。
 その結果、方向を定めずに描いた、歳よりも若干の童顔は
 怒っているのか、拗ねているのか、泣いているのか、
 照れているのか、呆れてるのか笑ってるのか、

 無色で万色の表情。

 眺めて柔い苦笑。]

(65) snow03 2014/09/22(Mon) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

[潮風が強く吹いて、その中に指を緩めると
 大量の紙片が巻き上げられて空に散った。

 遠くに溶け消えるまで見上げている。]

(66) snow03 2014/09/22(Mon) 00時半頃

【赤】 双生児 オスカー

 色を置いたら消えない

[スマートフォンに文字を入力すると、
 浜辺の濡れない場所に置いた。

 設定を変更する画面を見付けたので
 投稿者の名前は『Ketu』になっている、
 ――これは正直、結構勇気が要った事を付記しておく]

 ありがと。さよなら

(*19) snow03 2014/09/22(Mon) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

[波打ち際から歩きだした。冷たい水に足が浸かる。
 膝下くらいまで水面が来た所で、その先に抵抗を感じ取る。
 柔らかくて見えない壁があるみたいだった。

 両手を祈る形で目を閉じた]

(67) snow03 2014/09/22(Mon) 00時半頃

【赤】 双生児 オスカー

[それは機械の端末を介さない紅い思念。]

 ――今から帰るよ、

[彼女が待ってくれていると期待をしている、
 ミルフィが問うた意味に答えるならば、
 それが自分の希望だった。]

 そこに帰るよ、聴こえる?

 待ってて、

[大切に、大切に名前を呼ぶ]

(*20) snow03 2014/09/22(Mon) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

[少年の姿が足元から溶けた。
 童話に喩えられた因果のように、海の泡。

 海は初めから何者もなかったように、
 ぱしゃり、ぱしゃりと

 水の音がする**]

(69) snow03 2014/09/22(Mon) 01時頃

【独】 双生児 オスカー

/*
ふう、できたできた。脳内映像割と早期からあった割に
文章化がやたら面倒だったわ

[ごろんちょ]
*/

(-391) snow03 2014/09/22(Mon) 01時頃

【独】 双生児 オスカー

/*
>>-393 惚れさせちゃえば問題なくね?(そうか?)
*/

(-395) snow03 2014/09/22(Mon) 01時半頃

【独】 双生児 オスカー

/*
よ…こそ、ラメトリー、へ(元狙撃兵がログインしました)

村の前後どっちかな! と思ってwktkしてたら前だった
*/

(-403) snow03 2014/09/22(Mon) 02時頃

【独】 双生児 オスカー

/*
>>-416 くまの毛皮を被って、その上に王冠乗っけて、斧を担いで
砂漠を一人で歩いていく筋骨隆々の王子の背中が
*/

(-420) snow03 2014/09/22(Mon) 02時半頃

【独】 双生児 オスカー

/*
あっ ヤニクが来ていた……

愛だな。(某方面を見つつ)
*/

(-428) snow03 2014/09/22(Mon) 04時頃

【独】 双生児 オスカー

/*
因みに今俺が起きているのは
だいたいぜんぶりっくらさんのせい
*/

(-429) snow03 2014/09/22(Mon) 04時頃

オスカーは、― くまの王子様 ―

snow03 2014/09/22(Mon) 04時頃


【独】 双生児 オスカー

 遠い遠い、遠い未来に一人の王子様がおりました。
 王子様は森で木こりをして、けものを狩って、
 森の番人として暮らしておりました。

 ある日、遠くの国からにごった風が吹いてきて、
 王子様の森は病気になってしまいました。

 王子様はいっしょうけんめい森を看病しましたが、
 とうとう病気はなおらず、森は死んでしまいました。

 王子様は、最後に生き残ったくまといっしょに、
 まだ病気になっていない国をめざして、
 旅をすることにしたのです。

(-430) snow03 2014/09/22(Mon) 04時頃

【独】 双生児 オスカー

 歩けども歩けども、目的地は見えてきません。
 とうとう、くまは歩けなくなってしまいました。

「王子様、わたしを食べてください。」
 くまは言いました。
「わたしはもう歩けませんが、王子様がわたしを食べて
 わたしの毛皮をかぶってくだされば、
 わたしはいっしょに行くことができます。」

 王子様はくまの言うとおりにしました。
 くまの体は大きかったので、王子様はたくさん食べて
 たくさん歩くことができました。
 くまの毛皮はにごった風をふせいでくれたので、
 王子様は病気にならずにすみました。

(-431) snow03 2014/09/22(Mon) 04時頃

【独】 双生児 オスカー

 夜ねむっているあいだ、王子様はたくさんの夢を見ました。
「まだ病気になっていない国とは、どんなところだろう。」
 王子様は、じぶんの森を思い出そうとしましたが、
 もう遠い昔のように、ぼんやりとしています。

「そこには、きれいな水はあるだろうか。」
 王子様は、青い海を思いうかべようとしましたが、
 ずっと森で暮らしていたので、
 元気な海の色を知りませんでした。
 それでも、朝になると、王子様は歩いていきました。

(-432) snow03 2014/09/22(Mon) 04時頃

【独】 双生児 オスカー

 ある日、王子様は城壁にかこまれた街を見つけました。
「ここが病気になっていない国にちがいない!」
 王子様は街の中に入っていきます。

 王子様は、お城の中で、ひとりの女の子と出会いました。
「わたしは水の番人です。」
 女の子は言いました。
「王子様、水をどうぞ。」
 王子様はひさしぶりに、きれいな水を飲みました。
 つめたくて透明な、とてもおいしい水でした。

(-433) snow03 2014/09/22(Mon) 04時頃

【独】 双生児 オスカー

 それから、王子様はお城の中で、いろんな人と会いました。
 人だけではありません。
 病気の土と水から生まれた生き物たちも、
 そこにはたくさん暮らしていました。
 水の番人の女の子は、空飛ぶ魚といっしょに暮らしていました。

 王子様はひさしぶりに、人と話をしました。
 みんな王子様にしんせつにしてくれたので、
 王子様はここで暮らしてもいいかもしれないと思いました。

 王子様はひさしぶりに、平和なばしょで眠りました。
 ふるさとの森の夢を見たような気がしました。

(-434) snow03 2014/09/22(Mon) 04時頃

【独】 双生児 オスカー

 ところがある日、お城の中で、
 空飛ぶ魚とはさみ男が大げんかをしました。
 ふたりは水の番人の女の子が大好きだったので、
 空飛ぶ魚は、はさみ男に女の子をとられたくありませんでした。

 空飛ぶ魚とはさみ男は大けがをして、
 ふたりとも死んでしまいました。
 水の番人の女の子はふたりが大好きだったので、
 しくしくと泣きました。

 たくさんの人が女の子をなぐさめました。
 けれど女の子は泣きやみませんでした。
 さいごに、はさみ男のゆうれいがあらわれて、
 女の子をなぐさめました。
 女の子はぽろぽろと泣きながら、にっこりと笑いました。
「わたし、はさみ男さんとずっといっしょにいるわ」

(-435) snow03 2014/09/22(Mon) 04時頃

【独】 双生児 オスカー

 すると、空からたくさんのホタルが飛んできて、
 ホタルは女の子とはさみ男を空につれさってしまいました。
 番人の女の子がいなくなったので、
 ホタルはお城の水を燃やしてしまいました。

 お城の人たちは、女の子がいなくなったことをさみしがり、
 水がなくなってこまりはてました。
 みんなは水をさがして、ばらばらに旅立つことにしました。

(-436) snow03 2014/09/22(Mon) 04時頃

【独】 双生児 オスカー

 牧師さんは本を持って、キツネリスといっしょにいきます。
 兵隊さんは銃をしょって、迷子といっしょにいきます。

 王子様は、みんなのお墓をつくったあとで、
 斧を持って、くまの毛皮といっしょにいきます。

「夢を見させてくれてありがとうよ。」
 王子様は、死んでしまった街にお礼をいいました。

「水、食べ物、生きるためのものをくれてありがとうよ。
 それと、人間と話をさせてくれてありがとうよ。」
 みじかい間でしたが、王子様はしあわせな気がしました。

「達者でな。」
 そうして王子様は旅立っていきました。

(-437) snow03 2014/09/22(Mon) 04時頃

【独】 双生児 オスカー

 王子様はお城で人と話をしたので、
 前よりも、はっきりとものを考えることができました。

 それに、王子様はお城できれいな水を飲んだので、
 西にあるという、きれいな海を思いうかべることも、
 そこに向かってまっすぐに歩くこともできるのです。


― おしまい ―

(-438) snow03 2014/09/22(Mon) 04時頃

オスカーは、やりきった(「・ω・)「がおー

snow03 2014/09/22(Mon) 04時頃


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