99 あやかしものと夏の空
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
たしかこの辺に涼しい木陰があったはず……。
[よく通った林を、迷いなく進む。 とりわけしっかりした楠の木の根元に荷物を置いた。
勝手知ったる…とばかりに腰を下ろす。]
そういえば、僕、この木が好きだったっけ。 どうしてだったか――、
[ふと、周りを見やる。 見知った瓦屋根>>0:10が目に入って、顔をゆがめた。]
(340) 2012/08/12(Sun) 17時頃
|
|
― 回想 ― [いつしか一方的に、友達のように親しく思っていた。 「締尾様は、お前のことをいつも見守ってらっしゃるよ」 そう笑った祖母に、うん、知ってる、と大きくうなずいた。
それなのに、一番援けてほしいとき、 締尾様は、何の手も差し伸べてはくれなくて。
それならば、神などいないのだ――そう思うほうが楽だった。 締尾様は見守ってくれてなどいなかった、そう認めるよりは。]
(341) 2012/08/12(Sun) 17時頃
|
|
[本当の本当は、解っていた。
弟が助からなかったのは締尾様のせいなんかじゃない。 僕が止めれば、弟は死なずに済んだかもしれないことも。]
(-86) 2012/08/12(Sun) 17時頃
|
|
― 午前中:林 ― [そうだ。ここは、締尾様の祠が一番良く見える場所。
開きかけた本を静かに閉じて、ふらりと立ち上がった。]
……どこか他に、涼しいとこ。
[足早に傍を通り過ぎるとき。 半開きになった祠の扉の隙間から、見えた。 否、正確には、「見えなかった」というべきかもしれない。
――その中に九尾の狐の像がないことを。]
いや、僕のことだし、見間違いだろう。 なにせ、視力表の一番上の輪っかも見えないくらいだ。
[どうしてか今も、ここが無くなるのは悲しい――そう思った。]
(342) 2012/08/12(Sun) 17時頃
|
|
― ゆうべ:夕食前>>171 ―
うん、何度か読み聞かせの真似事、みたいなことを。
[微笑んで礼を述べるゆりには、たじろいだ。足を止める。]
……あ、ああ。そう?
[なんだかきまり悪い。調子が狂うな、と頬をかいた。 素直な少女を前に茶化すほどにはひねくれていなかった。]
そうだ。……僕は、ラルフ・ブラックストン。 いつまでも「読み聞かせのお兄さん」じゃ不便でしょ?
[とりあえずは、ぶっきらぼうに名乗っておいたのだった。]
(343) 2012/08/12(Sun) 17時半頃
|
|
― ゆうべ:夕食時>>166 ― [隣の席の金髪の少年は、くるくると表情を変えた。 震えてみたり、目をまんまるにしてみたり。 思わず、皮肉に歪むことの多い口元が、柔らかく緩む。
零された謝罪>>166だけは、何か雰囲気が違って聞こえて。 気になりはしたのだが、そのうちに忘れてしまった。
服の裾を引っ張られて>>168、そちらを見やる。]
いいや、どう致しまして。 それにしても、随分と古風な喋り方するね、君は。
[アニメの真似?なんて、失礼なことをぽつりと。]
うん、シメ、オン……?
[なんだか、聞き覚えのある名前のような気がした。 だが、知っている誰の名前とも一致はしない。 頭を悩ませているうちに、彼は去ってしまったのだった。]
(344) 2012/08/12(Sun) 17時半頃
|
|
― ゆうべ:就寝前 ―
トモダチ相手にふざけて何が悪い……か。
[寝台に仰向けになりながら、「オスカー」の台詞を繰り返す。
あれは、弟がよく自分にした口答えだった。 聞くたび、自分は眉をしかめ、「親しき仲にも礼儀あり、だろ」と祖母の受け売りで応えたものだ。…弟は、ほとんど言うことを聞かなかったが。
夕食の席では、何も言うことが出来なかったけれど。]
それに、ジェフにヒキガエルを……ね。
[計画を打ち明けられたときは、一切怒らなかった。 「ヒキガエル? かわいいよねえ、あれ」とだけ返し、ジェフも喜ぶだろうと(本気で)思ったのだが、あにはからんや。]
そのことも覚えて……なんて、まさか。有り得ない。
[顔をしかめて、目を閉じる。 じきにうとうとして、翌日はすっかり意識の外だった。]
(346) 2012/08/12(Sun) 17時半頃
|
|
― 昼頃:村道 ― [涼を求めて歩いていると、厄介な奴に見つかった。]
……ザック。
[バイクの彼の説明>>26を、皆まで言うなと押しとどめ。]
手伝い? 明日からってわけ? やだよ面倒臭いよ。
……そりゃ、まあ、父からは聞いてるけど。
[それも、ここへ来た理由のひとつである。 父親同士が親しいらしい。なんでも遠い親戚なのだとか。 もっとも、村を出てから初めて知ったことである。]
(348) 2012/08/12(Sun) 17時半頃
|
|
僕は、宿泊所でだらだらするんだ!
[全然誇れないことを胸張って言った。]
むしろ、君がやれよ、祭の手伝い。 こんなところでふらふらしてないでさ。
[げんなりしながらじとりと睨むと、バイクは非情にも走り出す。]
あっ、ちょ、待て! せめて、僕も乗せてけっての!
[暫く追いかけたが、重い荷物を持ったままでは到底追いつけず。
迷い込んだのは、件の「川」の近く。 そのことに気づいて、踵を返そうとして――。]
(349) 2012/08/12(Sun) 18時頃
|
|
あれ、戸塚? 君も宿泊所へ戻るとこってわけ?
[知った人影>>185を見かけて、珍しく声をかけてみた。 折りしも、両手に重いサイダーの袋、すっかりくたびれた状態だ。
おまけに。
――ぎゅうう。]
……腹、減ったんだけど。
[むすりとしかめ面で、つぶやいた。 まるで、お前のせいだと言わんばかりの顔で。八つ当たりだ。
そろそろ昼時。いつもの癖で、朝食も食べていないのだ。*]
(351) 2012/08/12(Sun) 18時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/08/12(Sun) 18時頃
|
/* ソロール無双した! ひゃっはー!
そういえば、ゆりにした物語は元ネタがあるんだ一応。
>>150 狐が買い物:新美南吉『てぶくろをかいに』 鼻の大きな僧侶の話:芥川龍之介『鼻』 小鳥とねずみとソーセージの同居:グリム童話の『はつかねずみと小鳥と腸づめの話』
さいごのやつはわりとオチがひどい。特に、幼稚園くらいの女の子にする話ではない気がとても。
(-87) 2012/08/12(Sun) 18時頃
|
|
/* うわあ もう 団野がちょうかわいいな! こんなひねくれた奴に……!
優しくされるとさ、ついつい僕がいい人になっちゃうじゃないか!
たぶん、素直な子とかいい子に弱いよねラルフは。
(-91) 2012/08/12(Sun) 20時頃
|
|
/* ちなみに、ひねくれた奴というより天然入ってる気がしてきた今日このごr……いやいやいや。まさかまさか。
気のせいだったら!
(-92) 2012/08/12(Sun) 20時半頃
|
|
[戸塚とは、何か言葉を交わしただろうか。 そんなとき、突進するように突っ込んでくる自転車一台>>360。]
だ、団野……。 あのさ、いつもそんなに危なっかしい運転してるわけ? 君がいると、この村の平和が脅かされるよ。
[いいけど、と溜息ひとつ。 それから、ちらと横目で団野を見やり、ぼそぼそと。]
……都会では、気をつけなよ。
(365) 2012/08/12(Sun) 20時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/08/12(Sun) 20時半頃
|
/* 自己突っ込み。
「生活に困らない程度に視力が悪い」とト書きに書いた(>>212)矢先に、「視力表の一番上の輪っかが見えない」と発言してしまった(>>342)。 さすがに0.1なかったら生活に支障が出るだろうふつう!
ミステリーなら地の文が優先されるところだ、が……。
(-94) 2012/08/12(Sun) 20時半頃
|
|
ああ、これ? うん、そう。 瓶入りサイダー、懐かしいでしょ。 まあ、僕の金だから、僕が全部飲むんだけど。
[人数分の瓶のうち半分を、真顔で団野に手渡した。 しばらくしてから、うそうそ、と言い添えて。
そして、載るかな、と籠の中>>362を覗いて、瞬いた。]
……線香花火。
(372) 2012/08/12(Sun) 21時頃
|
|
― 回想・10年前>>358 ― [線香花火……というと、思い出す。
『ねえ、花火しよう!』 「僕は、そういう気分じゃ……」
言いかけて、年下の少女の表情が泣き笑いにも見えて。 渋々うなずき、むすりとした顔のまま、着いていった。
「花火っていうのはさ。 炎色反応やら松煙の化学反応の仕業なんだよ」
そんな可愛げの欠片もないことを言いながらも、 ただ手牡丹の放つ儚げな光に見入ってしまった。
じゅっ。と光の球が落ちる様子にじっと押し黙る。
けれど、気遣ってくれた彼女には、礼のひとつも言えず――]
(399) 2012/08/12(Sun) 22時半頃
|
|
― 現在:村道 ―
―― ありがとう。
[ほんのすこし、微笑った。 …十年前に言えなかった一言を、団野に。
彼女には、荷物運びか買出しの礼に聞こえただろうか。 問われたとしても、その真意を告げることはなく。
今日の献立みたいなとりとめもないことを話しながら、 宿泊所へ戻っていくのだった。*]
(400) 2012/08/12(Sun) 22時半頃
|
|
― 宿泊所 ― [腹減った腹減った、と騒々しく宿泊所へ帰り着く。 厨房を覗くと、川魚に手を打った。]
へえ、これ、昼飯に釣ってきたの。 なかなかの腕前じゃないか。
……でもさ、このペースだと夕飯だよね。
[既に、そろそろ日は暮れそうだ>>374。 焼き上がったらしき小さな魚をひょいとつまみ食い。]
うん。美味い美味い。
[悪びれない顔で、舌鼓を打った。]
(403) 2012/08/12(Sun) 22時半頃
|
|
― 宿泊所・ラウンジ ― [厨房から怒号は飛んだか否か、一旦ラウンジへ退散。 ふらりと線香花火を囲む面々>>386>>389を見つけると。]
ああ、それなら、団野がね。
そういえば、こっちもお土産。 あとは、団野がカキ氷シロップも買ってきたみたいだ。
[人数分の瓶入りサイダーの袋をひょいと差し出して。
団野の姿があったなら、ね、と顔を覗き込んだろう。 この男、視力が悪いながら、妙に目ざとい。]
(407) 2012/08/12(Sun) 22時半頃
|
|
[厨房から聞こえる怒号>>409に、耳を塞いだ。]
……嫌だよ面倒臭い。 僕は、食べる専門の係がいいんだけど。
ほら昔だってさあ。 毒見役ってのが職業として成立してるじゃないか。
[厨房へ届く程度の声で、気だるそうに。]
(427) 2012/08/12(Sun) 23時頃
|
|
[向けられたシメオンの顔>>414に、何気なく返す。]
うん? ……ああ、ただいま。
[近くへ寄ると、お土産を手渡してやろうと。 すると手を取られて>>424、訳もわからず瞬いた。
初めこそ、年端もゆかぬ少年が――と思ったけれど。 その真剣さに、からかいの言葉は出なかった。]
同じ日は……うん、そうだね。二度は、来ない。 やっぱり似ているようでいて、なにひとつ、同じじゃない。
[遠くを見るように、目を細める。]
取り返しのつくことは、そうしたいと思っていたけど。
(452) 2012/08/12(Sun) 23時半頃
|
|
[手を離されれば>>424、頬をかいて。]
さて、僕もガラにもない話をしちゃったけど。 はい、これ、お土産。甘いもの、好きだろう?
[シメオンに手渡したのは、三十円の正方形のチョコ。 それは、奇しくも初めてお供えしたのと同じもの。 今は手に入らないはずの、「限定りんご味」。]
明日から、祭の手伝いに借り出されることになってさ。 どうせだ、美味いもんでもたらふく食ってきてやる。
[隣町からのお土産の希望は?と問うた。]
(454) 2012/08/12(Sun) 23時半頃
|
|
[予想以上に喜んだシメオン>>459には、瞬いて。 その喜びの理由など知らずに、くすりと笑う。]
それ、三十円の駄菓子だよ? そんなに喜ぶなんて、随分安いもんだね。 まあ、僕も子供の頃は、うんと大切に食べたものだけど。
……ああ、そんなに握ったら、溶けるだろう!
[「もう、お供えものなんて、二度とするもんか」 その宣言が、奇妙にも破られたことを、男は知らない。]
(465) 2012/08/13(Mon) 00時頃
|
|
/* シメオン片想いだったー!?
ごめん、なんか預言者でごめん!! やっぱり初日COしておくべきだったろうか。
(-119) 2012/08/13(Mon) 00時頃
|
|
[じっとこちらを伺うつり目>>463には、ヘンな奴だ、と笑って。]
……好きにしたらいいんじゃない? 発つのは、明日の早朝だから。
[金の髪に、ぽふりと手を乗せた。]
(466) 2012/08/13(Mon) 00時頃
|
|
[結局、大人しく厨房に戻ったのは、夕食が出来上がる頃。]
……仕方ない、運ぶのくらいは手伝うか。
[大変やる気のない様子で、ふらふらと。 そんなとき、横合いから声をかけられた>>417。
兄ちゃん、という呼称に、再び顔をしかめる。]
あくまで、僕の弟だって言い張るわけか。
[ひどく寂しそうな顔をして、ぽつりと零した。 また、遊ぼう。なんて、思っていてくれたらどんなにいいだろう。]
本当に、オスカーの言葉みたいだ。 だけど……、
(467) 2012/08/13(Mon) 00時頃
|
|
[彼が去ったあとで、首を振る。]
……有り得ない。 だって、あいつはきっと、僕のことを恨んでる。
[自分が止めていれば、彼は死なずに済んだかもしれない。 その自責の念が、ずっとあった。]
なんにせよ、あの子に調子を狂わされるのも、 今日が最後だ。明朝には、ここを出るんだから。
[戸塚への言葉は聞いていなかったから、 まさか明日再び顔を合わせるとも知らずに――*]
(468) 2012/08/13(Mon) 00時頃
|
|
/* たまこさんの女子力ふいた。 1d6でさらに最低数引くとは…w
(-120) 2012/08/13(Mon) 00時頃
|
|
[夕飯の川魚は美味しく頂いた。 それから、今日も文句を言いながら風呂当番を。
線香花火も、申し訳程度に一本やってみて。]
――なつかしいね、本当に。
[化学反応にすぎないはずのそれを、じっと見つめる。 他の者たちはその日中にやったものか、それとも後日にしたものか。
翌日の出発は早かったから、次の日の準備をして。 本日も、不健康な男は健康的な時間に就寝するのだった。**]
(473) 2012/08/13(Mon) 00時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/08/13(Mon) 00時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/08/13(Mon) 00時頃
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る