17 吸血鬼の城
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>>3:383 [友人の語る言葉を耳にしながら自然と目元に力が入る。 「骨の一欠けらすら。」 イアンが求めているものはミッシェルの生きた証だったのか。 はたまた事件としての証拠だったのか。
―友人さえ疑うようになるとは。]
…お前はこれからどうしたい。 吸血鬼を殺すのか?それとも記者として伝説を暴くか?
[遠い目をする友人に問いかける言葉はあくまで他人事のように 落ち着いていた。]
(6) 2010/06/22(Tue) 23時半頃
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/* まさかのここでの、とかね。 びっくりだよね。どうしたらよかと。
正直言って身代わりしてもらえるのはマジで嬉しいけど 俺自体にそんなキャラ的魅力なi(生き残ってログを紡ぐ的な意味で
(-9) 2010/06/22(Tue) 23時半頃
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>>10
おっまえね。 「俺達は消えた」じゃなくてお前だけでも生き残るよう頑張ってくれや。 真実が判ったって死んでからじゃ、何年もたってからじゃおせえだろ。 証人がいなきゃ真実味もねー。
[生きることを諦めたかのように笑う友人に近寄って かわされなければ、その頭を脇に抱えグリグリと拳骨でやってやろうと]
んー?俺か? …ヒ・ミ・ツ。 [後ろにハートでも飛んでそうな口調でそう告げ、 一歩友人から離れる。] お前らが逃げるにしてもなんにしても、手伝うことは手伝うぜ。
(20) 2010/06/22(Tue) 23時半頃
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小悪党 ドナルドは、花売り メアリーの姿を横目で認め、彼女がイアンを探していたことを思い出す
2010/06/22(Tue) 23時半頃
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>>25
安心しろや、俺が秘密の企みをしてお前らに迷惑をかけたことが――
[記憶を呼び起こしても、思い出すのは迷惑をかけたことばかり。 慌てて話題を方向転換して]
っそういやあ メアリーの嬢ちゃんがお前の事探してたみたいだぜ。 [モテルね兄ちゃん。といつもの人の悪い笑顔を浮かべ 寄ってくるメアリーに]
もう一人、サイラスの方は見つかったか?
[廊下の更に奥にもう一人の友人の姿>>21を見つけ、手を振る]
(31) 2010/06/23(Wed) 00時頃
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小悪党 ドナルドは、良家の娘 グロリア>>24に首をかしげ。「初めましてじゃあ…ねーと思うんだけど」
2010/06/23(Wed) 00時頃
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/* きっとサプライズバースデーパティーの為に 後ろからケーキをこっそり持っていこうとしたけど 転んで頭からケーキをかぶらせたり
そんなことをやってんだろう。ベタに。
(-14) 2010/06/23(Wed) 00時頃
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/* 今更だけどヘクターの死に方っつか 吸血鬼の血ぃのんでーが良すぎてたまらん。
(-15) 2010/06/23(Wed) 00時頃
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ああ 早く死にたい。
[いまだ気づかれることなく、その思いは奥底へと沈む。 死への渇望は――理由などなく、ただ死にたいだけなのだ それゆえに男は死への思いに気づかない。]
(-17) 2010/06/23(Wed) 00時頃
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/*
笑顔の死にたがり になりたいんですが 難しい。理由なんてない時点でアホです。
(-19) 2010/06/23(Wed) 00時頃
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[>>38 発狂した時とも風呂場の前ですれ違った時とも異なる様子の女、 彼女に怪訝そうな表情を向けたが、女の興味がイアンに移ったらしいので友人に対応を任せ
>>42 メアリーの顔が沈んでしまった事にも首を傾げ、 それから合点がいったように]
…死んでたのか? [あくまでも推測にすぎない、けれどメアリーの様子からそう思って。 しかし>>44ベネットの言葉でその推測を深めた] ベネット。 [少し鋭い声で注意を促す。] 女の前で男がうろたえちゃあ、不安にさせるだけだろ。 仮に逃げ出す手段が、本当になかったとしても。
(53) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
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小悪党 ドナルドは、そうは言っても、ベネットに安心させるように笑みを向け。やはり人の悪い表情だったが
2010/06/23(Wed) 00時半頃
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ベネットにゃあああ言ったが。 実際逃げられるのかどうか。
[よくない頭で考えても策は思い浮かばず。 むしろ吸血鬼の城主の力を―地下牢で目の当たりにした力を思い出して 心の中で小さく息を吐いた。それはあきらめにも似た]
(-20) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
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…こいつらだけでも生きてほしいもんだ。
[無力なれども願いは大きく。 この城から生きて出られる可能性のことなぞ考えない。]
(-22) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
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>>62
……吸血鬼になった、ちゅうことか。 襲われなかったんだな。良かった。
[メアリーの瞳の中にやどる、光を男は片目の視界にいれた。 地下牢での城主と言い―そしてローズマリー嬢と会った時といい、 吸血鬼はすぐに血を吸うでもないようだ。
>>64 ベネットが声を漏らせば彼の方へ向き直り、 少し苦笑して彼の頭にぽんと手を乗せ] 男にゃあ女をエスコートする義務があるんだぜ? 自信たっぷりに逃げ道をエスコートしてくれ。
[そうして手を下ろすと去っていくイアンと、 いまだ名も知らぬ不思議な女が去っていくのを見送った。]
(71) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
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>>75 [貴族のような言葉遣いをするメアリーが こうも気丈に振る舞える様子に感心し 男は人の悪い笑みを浮かべる] おう、その通りだ。 嬢ちゃんは強いな。
[その強さが人知を超える力に打ち砕かれないことを少しだけ祈った。 祈ったところでどうにもならないのは理解しているが、それでも。
>>82]
だから―。 殺すのか?それとも共生の道を探す? [どちらも難しそうだと、男は思う。]
(89) 2010/06/23(Wed) 01時頃
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[>>88>>96 二人の会話を黙ったまま聞いていた。 胸中思うところはあれど言葉にはせず。 >>100 もう一度否定が返ってきそうだったのですでに充分強い、とは言わなかった。 ただ健気な微笑みに、男も笑みを返す。その笑みはメアリーの次の言葉>>101で一層深まった]
っはは、剛毅な嬢ちゃんだなぁおい。 勝算はあるのか、なんて野暮なことは聞かねーぜ。 本当に戻せるのかもわからねー
それに、俺にはサイラスを救うために城主を殺す― その二人の差別化を図る意図は共感できないけどな。 [どっちも吸血鬼なんだろう、と言いたげに顔をみやり、 手を振って「嬢ちゃんの気持ちは分かるぜ」と言い添える]
(116) 2010/06/23(Wed) 01時半頃
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小悪党 ドナルドは、本屋 ベネットの言葉に最もだと、目配せをして。
2010/06/23(Wed) 01時半頃
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>>118>>122
嬢ちゃん、まずは生きることを考えな。 誰も彼も救いたいって考えちゃあ、皆その手から取りこぼしちまうぞ。
[強く銀色のペンを握りしめたメアリーの手を覆うように 慰めるように手を伸ばす。
男にとっては吸血鬼を人間に戻す方法も 吸血鬼を殺す方法も浮かばず、勝算など無きに等しい。 しかしそれでも止めないのは人から止められたところで メアリーは納得しないであろうと考えて。
無為なことかもしれぬ、その考えを一概に否定できないのは― どうせ皆が死にゆく運命ならば好きに動いた方が幸せに死ねるのでは そう片隅で思った。 逃げることを考えろと他人に言う一方で、男が持つは諦めにも似た前向きな死への思考]
(132) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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[しかし自身の死については諦めなどではない、 心の底からの望みなのだ。
そのことに男が気づくには、もう少し死との接触が必要で。]
(-30) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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>>131
ふむ、吸血鬼を倒す方法ねぇ。 残念ながら吸血鬼なんてのはおとぎ話の住人だと思って 生きてきたんでな。 [ベネットに助けを求めるように視線をやって]
武器もな。俺は所詮、ちょいと素行の悪い程度でさ いつもこの手ぇだけしか使った事ねーんだよ。 [そう言ってメアリーの手から自身の手を離す。] 料理用の包丁類ならそこそこ扱い上手い自信はあるがな。 [つまるところ見掛け倒しなのだと男は白状した。]
小振りな刃物程度なら嬢ちゃんでも使えると思うが 殺傷力はねーぞ。なあ? [最後の言葉はベネットに向けて同意を得るように。 それでもいいなら調理場からとってくるぜ?と言葉をつづけて]
(142) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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>>136 [メアリーが自分だけでも生き延びようとしないだろうと 男は思った。 男が浮かべた少し痛ましげな笑みは、めったに見られない類の表情。]
>>145 [ベネットが取りだしたのは銀のナイフ。 良く見れば細工が未完成だと気付けるが、 ナイフとしては完成された輝きを刀身に宿していた。 それが彼の姉の形見だとは気付かずに]
お、準備いいな。小さいし。 ?何か困ったことでもあんのか?
(150) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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/* おれは トーニャ を 助けに行きたい!! なんて可愛いんだ…
そしてどう死のう。 ローズ嬢に殺されたいなー思ったけど大変そうだよな。 でも城主サマに殺されたらこう、友人の前でひっどいめに合いそうなry
(-32) 2010/06/23(Wed) 03時頃
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/* ああ良かった…!! グロリアの登場かっけー。トーニャもこれで大丈夫(?
(-33) 2010/06/23(Wed) 03時頃
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>>163 [ あー。と声を出して。 それからどう言ったらいいか判らず口をつぐむ。
目の前で差し出されるナイフに、友人とメアリーを交互に見て その行方を見守った。
それから、その後に会話があろうが無かろうが その場から離れて男はどこかへと**]
(168) 2010/06/23(Wed) 03時半頃
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小悪党 ドナルドは、花売り メアリーに話の続きを促した。
2010/06/23(Wed) 10時半頃
小悪党 ドナルドは、記者 イアンに話の続きを促した。
2010/06/23(Wed) 10時半頃
小悪党 ドナルドは、長老の孫 マーゴに話の続きを促した。
2010/06/23(Wed) 10時半頃
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/* 発言が777ポイントな件
話の流れ的に綺麗なのはマーゴ吊り、か? サイラスに関連してるし。
俺ぁいつでも死ねるっちゃあ死ねる…… つか身の振り方が微妙な位置にいる。 基本方針:死ぬなら死ぬで満足いく死で。作戦あるならやりたいことあるなら手伝うけど、俺ぁ死ぬぜよ。っていう方針でいく、つもり、だった よ。
(-50) 2010/06/23(Wed) 14時頃
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/* わがまま言えるなら 友人らより早く死にたいもんだ。
(-53) 2010/06/23(Wed) 14時半頃
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―食事の間― [ベネットの差し出すナイフを、形見の品をメアリーが拒んで― 果たしてそれからナイフはどう動いたか。 男は行方を最後まで見守ってから、その会合から抜け出した。 そして向かうは詩人が死んだ場所、食事の間。 その部屋はいまだに血の―何か催的な甘さを持つ香りが満ちていた。
かつて詩人が座っていた席に腰掛けると 影にワインボトルと2杯のグラスを所望して]
いつかの約束を果たさなきゃ男が廃るってもんよ。特に女との約束はな。
[紳士だし。 と反応を返さぬ影に語りつつ 心に浮かぶのは開幕の夜、飲酒を窘めたあの女**]
(209) 2010/06/23(Wed) 14時半頃
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―食事の間― >>225
[影が届けたワインとグラスをテーブルにセットして そして刺青がじわりと疼く。
振り返ればそこにはローズマリーの姿。 口許に浮かんだ微かな笑みに瞬間見惚れ] …ぁ、ええまあ。 肩も気にはならない位に。
先約も何も、ローズマリー嬢を誘おうかと思ってたんすよ。聞いてみたいことがありますし。 お時間さえありゃあ、いかがすかね。
[そう言って空いている席を示す。 言い辛そうに口に出すのは] …すいませんが、この敬語止めたら気に障ります? 喋りにくくて適わねーんすよ。
(232) 2010/06/23(Wed) 19時頃
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>>236
[ローズマリーの表情は先ほどの憂いを帯びたかのような微笑みが、一転して花咲く笑顔になる。 その変化の理由が自身の表情とは気付く訳もなく、 笑顔を見つめていられずに誤魔化すようにワインを注いだ。
質問を逆に問われてもすぐには言おうとせず 座ったローズマリーの手に触れるよう手を伸ばして]
ああ、良かった。 敬語なんて使わねーから息が詰まってて。
[手に触れる事が出来なければ、初対面時に手にキスを落とした事に言及する]
ローズマリー嬢、 お嬢さんも……吸血鬼、なんだよな。 [手の冷たさ、刺青の疼き、息苦しさ。 城主程ではなくとも感じられる。 紡ぐ言葉は独白にも似た囁き] お嬢さんは城主サマよりかは人間らしく見えるんだが。
(239) 2010/06/23(Wed) 19時半頃
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>>241
[拒まれなかったその手は、 先ほど触れたメアリーを思い出させる滑らかさと 地下牢で触れた城主の冷たさを思い出させる。
彼女が浮かべた微笑も直視できず―直視したら、なにがおこるのか― 淡々と零れおちる言葉を、彼女の手を見つめながら聞いた。]
やっぱり冷てー。
気のせい、っていう割にゃあ 間があいてるぜ。お嬢さん。 そういう所も含めて、人みたいだ。
なあ、今まで人を殺した事は? 血を吸って。
(249) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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>>252 [彼女の表情の変化を見ずに気付けるほど男は察しが良くない。 しかし彼女の声音が変化していくのに気付かぬほど 耳が遠い訳でもなかった]
んーにゃ。このまま暖めてみようかと思って。 [だからもう片方の手も持ち出して両手で包みこむ。 ようやく、少し苦笑いしながら男は顔を上げた]
そんなに変なこと言った覚えはないけどな。 外見だって人間のままだし。人と思われていた経験のが多いだろ? [俯いてしまう女に、苦笑はひっこみ真剣な表情で声をかける] …後悔してるのか?殺したこと。
[女と対峙している間中、刺青がじくりじくりと反応する。 そして城主と対面した時に湧きあがった、あの不可解な思いも 男の心の底にふつふつと。]
(256) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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>>264 不思議も何も――気紛れなだけだぜ? [そう言って、いつもの人の悪い笑みを浮かべる。 手の内で震えたその手に、真意を測るかのように表情をじっとみて それでも手は離さない。]
なんか。人でないとばれる事が嫌、な言い方だな。 [それだけ告げて、それ以上に言う言葉が見つからず口を噤んだ。 それ以上言ってしまったら傷付けるような気がして ああ、それとももう傷を抉っているのかもしれない。
曖昧な答えがもどかしくて、じっと見つめてれば 彼女の目を直視してしまった。 その緑の目は真意を汲ませず、煽情的な香りを秘めて。 そしてその目は、男に気付かせる。 男の望みの、吸血鬼という絶対的な対象に 対峙して気付くその望みの 正体に。
息をのんで立ち上がる。未だ手は繋いだまま]
(275) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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>>284 [風の吹かぬ水面を思い起こさせる、 静かな色を湛えた緑目はまだこちらを見ていて。
回り込む動作が煩わしく、手を離し そのままテーブルを踏み超える。 そうして近寄れれば、拒まれなければ女の腰へと手を回し 熱を帯びた、けれど声音で言葉を絞り出す]
…ぁ、ようやく、判ったんだ。 あんたら吸血鬼の側にいると、刺青が、左目が疼く。 何か 判らない感情がそこから出てくるんだ、でも 今判った。 [男自身が今何を言っているのか理解していない。 だが自身を突き動かす衝動も、近寄るほどに大きくなる疼きも息苦しさも、男は理解していた]
ローズマリー。どうか。
(294) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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俺を、殺してくれないか。
[突然の申し出は、しかし、 いつも飄々としている男の表情が真面目なものになっていることで真剣な願いだと分かる。
どこか切羽詰まったような色をのぞかせ、 息苦しそうに眉をしかめ それでも男はローズマリーの目から片目をそらそうとはせず]
(295) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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/* Fuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuu 今すっごく楽しいです^^
(-93) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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>>304>>305 [グラスの破片は煌めいていたのだろうか、 片目の男にはその存在は確認できない。 冷たい体温をもつローズマリーの体が密接すれば香るは甘い誘惑。 男の鼓動は静かに、だが力強く暖かい血液を送り出している。
視線がそらされれば、見捨てられたような表情で 男は女の首元に顔をうずめる]
……俺にもわかんねー。 ただ死にたい。そんだけだ。
[本当はもうちょい生きて人生楽しんでから死ぬつもりだったんだけど。そう男は続ける]
この城にきて吸血鬼に会っちまったら 今死にたい、って思った。
(319) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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/* 理由もなく死にたがる なんて楽しい!
(-99) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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