262 【突発誰歓RP】聖夜におうちに帰れない村
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……すんませんねぇ。
[虚空に一言詫びを入れる。誰に謝りたいわけじゃない。 ただ、何かこうして忘れることで、大事に手に掬って持っていたものが指の間から零れてしまって……それが酷く悲しい事に思えてきて。
頭を振って、また眩しすぎる街を歩き出す。 両手はしっかりちゃんちゃんこの中にしまっていたけれど、あの記憶の中で感じた温もりは無い。
……娘は何処に行ってしまったのだろう。]
(1) 2016/12/18(Sun) 01時頃
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[はらり、はらり、天から舞い落ちる白に人々の足が止まる>>#1 その隙間を縫うように、ただ目的も無く、せくせくと歩いた。
本当はただこの気持ちの悪い空間から逃げ出したいのか それともいつの間にはぐれてしまった娘を探したいのか
それすら定まらないままに。]**
(2) 2016/12/18(Sun) 01時半頃
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ー 現在 ー
[ふと気付くと、儂は大きな通りのど真ん中にいた。 眩しすぎる街並みの中、沢山の人が行き交っている。 仲良く手を繋ぐ者、友達同士なのかはしゃぎ合う者…… 電柱の陰に潜む陰>>4には気付かず、人波の進む方向にふらふらと歩を進める。
はら、はらり、降る雪を見てちゃんちゃんこの肩を合わせた。 ポケットの中にはとても大事なものがあったと思ったのだけれど……手繰ってみてもそこにはみかんが一つと小銭が数枚残っているだけだった。]
(17) 2016/12/18(Sun) 21時半頃
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「あたしは透明なんだろうな……。」>>13
[遠くの世界から聞こえてくる様々な音の波の中、ぽつんと浮かぶボトルメールみたいな呟きが耳に入ってきた。
透明なはずの声が何故聞こえるのだろう。 空耳なんだろうか。
だけれどその言葉が何処か心の片隅に引っ掛かるようで。]
みんな透明なんよぉ。 透明じゃないふりしとるだけで。
[だってこの手に掴んでいたはずの幸せだって、いつの間にか消えてしまっていて……ポケットの中に温もり一つ残さないままどこか手の届かないところに飛んでいってしまうのだ。
幸せを探しにこうして歩き出したことは覚えている。 けれどきちんとこの身体と共に歩んできたはずのその幸せの名前を、儂は見失いつつある。]
(18) 2016/12/18(Sun) 22時半頃
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[まるでテーカップの中でぐずぐずに溶けていく角砂糖のようだ。 確かにそこにあったはずなのに、目を離すと消えてなくなってしまう。]
そう、みんな角砂糖なんよぉ。 儂にはちーそうてよく見えなんだ。
[降りしきる真っ白な雪は、まるで粉砂糖のよう。 そこに確かにあったはずなのに、地面に落ちた途端にこの真っ黒な砂利に同化して見えなくなってしまう。
……だけど、それはそこに雪が無かったこととは違うはず。]
お砂糖さんやーい、お砂糖さんやーい。
[無くしたものの名前は知らないけれど、きっとそれは何処かにあるはず。眩しい光に目が眩むけれど、それでも無くしたものに届くように、雑踏の中そっと呼びかけるのだ。]*
(19) 2016/12/18(Sun) 23時頃
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/* >>28 (*´∀`)ノ ジジイだけど
(-4) 2016/12/19(Mon) 00時半頃
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/* こう、絡みに行きたいんだけどねぇ。お互いの位置が分かってない的なやつ。
(-5) 2016/12/19(Mon) 00時半頃
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「 ……あの、失礼ですが。どちら様でしょう。 どこかで、お会いしましたっ……け?」>>30
[雑踏の中から不意に呼びかけられてふと目をとめると、目の前には少年が1人。 さてこの少年に思い当たるところはないし……そもそも儂が彼をどうやって呼び止めたか>>19すら思い出せないのだ。]
はぁ……なんやすんませんねぇ。
[一体自分が何に謝っているのかも判然としないが、呼び止めてしまったことに頭を下げて詫びた。]
(40) 2016/12/19(Mon) 20時頃
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落としもんしたような気ィがしましてな。 大事に大事に取っといたんが、いつの間にやら 手ェの隙間から落ちていくんです。
ちらちら降っては落ちて消えていく ……雪みたいなもんですわァ。
一体どこを探してみたらええのかも分からんでェ ほいでここらを探しよるんですわ。
[何かを探していて、偶々彼を呼び止めてしまったのだろうけれど……儂は一体彼をなんと呼んだのだろう。 何となく歩いてきた目的を話してはみたが、己の中でも形になりきっていないものをうまく吐き出せず、何度も喉の奥で唸った。
そうして再び頭を下げると、とぼとぼと歩き出すのだ。]*
(41) 2016/12/19(Mon) 20時半頃
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[目の前の少年はぺこり、と頭を垂れる>>48 儂の勘違いだったのかもしれないし、少年の勘違いだったかもしれないけれど、ともかく儂が探しているのは彼ではないらしい。 少々肩を落としてしまう。]
あんたも探しもんしとるんけェ? 見つかるとええなァ。 ポケットに入っとりゃあせんかね? 地面ばっかし見とってと気付かなんだよ。
[わはは、と一笑してみせたものの、儂とてしっかり掌に込めたはずのものを零して落としたのだ、人のことは言えないと慌てて口を噤む。
彼は何を探しているのだろう。 この多くの人達は一体何を求めて何処に行くのだろう。 人波にまた身を任せ立ち去ろうとして、彼に一言だけ。]
(49) 2016/12/20(Tue) 00時頃
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あんまり気ィ落とさんでも、 雪はようさん降ってきますよって。
[落ちた1粒こそが彼に必要なものだったのかもしれないけれど、これだけたくさんの雪が降るのだ、もう一つくらい捕まえることができるかもしれない。 年寄りの巧とばかりに言ってのけたらゆっくりとまた当てどなく探し物の旅を続けよう。]*
(50) 2016/12/20(Tue) 00時頃
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ー ある日のこと ー
[その夜は特に冷え込んでいた。 火鉢の温かみもとうに消え、私はただ布団の中で小さく小さく縮こまっていた。 何度も手をすり合わせ、息を吹きかけても、冷えていく指先は温めることも出来ない。 産まれたての小鹿のように震えながらまだ遠い朝が訪れるまでの時間を数えたっけ。 でも……それでも心細かったから、つい隣の布団で眠るお袋に手を伸ばしてそっと呼びかけたのだった。
かあちゃん、かあちゃん、さむいよ。
お袋は五月蝿そうに耳元で手を払って、手の届かないもっと奥深くに沈んでいく。 それが嫌で、私は何度も呼びかける。
かあちゃん……かあちゃんてば。
そうしてやっとお袋は眠そうな眼をあけてくれる。]
(53) 2016/12/20(Tue) 00時半頃
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[寒くて寒くて眠れないのだと小声で訴えると、お袋はそっと起きて……又隣で眠る親父を起こさないようにそっと台所に立ってくれる。 火を起こしてしばらくすると……ふんわりと甘い匂いが家の土間に立ち込めてきて、その頃にはとっくに痺れるような寒さは収まっていたけれど私はお袋が出してくれるものが楽しみで仕方なくなっているのだった。
漸くして私の小さな湯呑みに注がれたのは、白くてふわふわと甘い香りがするものだった。]
『甘酒さ。飲むと温まっからよ。 ほれ、飲んだら寝っちまいな。』
ほんのり甘い米の味引き立つ甘酒は、少しだけ生姜を効かせるのがお袋の味だった。 それを飲むと喉からじんわり温かなものが染み広がって、漸く私は眠ることが出来たんだ。
子どもの時分、眠れない夜があればお袋はそうやってよく甘酒を作ってくれた。 それもまた、よく覚えているものの一つだ。]
(55) 2016/12/20(Tue) 00時半頃
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/* ちょっとしょんぼりだぜ!!!
(-8) 2016/12/20(Tue) 00時半頃
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/* うん、なんていうか、絡みづらいとは思うけどその言い方は若干傷つくやつやー
(-9) 2016/12/20(Tue) 00時半頃
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ー現在 ー
[しばらく歩いたところで、ふと眩しい光の中に自動販売機を見つけた。昔は温かいものが手に入ることは無かったのだけれど、コインを入れれば当たり前のように望むものが手に入れられるのだから便利だ。
なんだか甘くて暖かいものが飲みたい。 小銭を持ってきていたっけ、と服の上から叩くように手繰ってみれば、ちゃんちゃんこのポケットの中に数枚の小銭があった。
手当り次第に小銭を入れて、適当にボタンを押せば……ガシャン、という重い音とともに何かが吐き出される。 拾ってみれば、確かにそれは温かい。
多少開けるのには難儀をしたが、漸く開けたそれを、儂はゆっくりと喉に流し込んだ。]
(57) 2016/12/20(Tue) 00時半頃
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に、苦っ!!
[よく見たら吐き出された缶は珈琲だった……。 まあ珈琲でも温まることは出来るだろう。 いや、温まりたいから珈琲を飲もうとしたんだっけ? それとも別なものを探していたんだろうか。
また訪れた混乱に、儂は缶珈琲片手にまたふらふらと歩き出すのだった。]**
(58) 2016/12/20(Tue) 00時半頃
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