276 ─五月、薔薇の木の下で。
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[ 最早、 ───── 甘美にさえ、 ]
(*0) 2018/05/17(Thu) 00時半頃
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──そうそう、もうひとつ。 薔薇には毒があるからね。
気をつけな?
(*1) 2018/05/17(Thu) 06時頃
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[ 甘い、あまあい囁きが落ちるのは 離れるよりも、ほんの少し前。 それは一瞬のことで およそ避ける暇も無かったろう。
囁く耳元に押し当てるのは、薄い唇。
きっとそれは、呪いのような薔薇の棘。 ]**
(*2) 2018/05/17(Thu) 06時頃
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[ 気を抜けばくらりと酔いそうなほどの、薔薇の香り。 ]
[ 濃醇なそれを、今はまだ隣席から香るものと、認識したまま。 ]
(*3) 2018/05/17(Thu) 15時半頃
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[ 掠め逝く薔薇の香は、 大事な血管の上に、 ちぃさな棘を残し、
気を付けるもなにも、 ─── 寧ろ 甘受するかのよう。 ]
(*4) 2018/05/17(Thu) 15時半頃
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[ 弾ける炭酸の上に、浮かぶ薔薇。 濃く、色濃く、それは香る。
別の何かからかもしれない。 そして隣の男(>>*3)からのものでもある。 ]
(*5) 2018/05/17(Thu) 21時半頃
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あ、どこに挟まってたのかね。 食用にも使う薔薇だし、そんまま食えるし。 彩りいいから、まあどーぞ?
待たせたお詫び?
[ コトリ、と。 薔薇の浮かぶサイダーが置かれる。
その水は、その蜜は。 きっと甘く、きっとちくりと痛い。
悪魔が呪いに使う、薔薇の棘のように。 ]
(*6) 2018/05/17(Thu) 21時半頃
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[ 主の身体の一部を、口に運ぶ。 食む、食むと租借は繰り返される。 しっとりとしたレーズンより強く 甘い薔薇の香りが、狂わせるように噎せ返り 動かぬ月が不気味に見下ろしている。
嗚呼。 こんな夜。
美しく咲く《花》を。 ]
(*7) 2018/05/17(Thu) 22時半頃
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[ この汚い手で触れ この汚い指先で咲かせ この汚い心で濡らし この汚い唇で吸い上げ ]
(*8) 2018/05/17(Thu) 22時半頃
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この手で手折れたら。
(*9) 2018/05/17(Thu) 22時半頃
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[グラスのサイダーで口を湿せば、それは薔薇の蜜のよう。 濃密に甘くて、脳を痺れさせるような。
もう、隣人の香気だけではないとわかっていても、おかしいと思うには遅すぎた。 月は明るく。 《花》は鮮やかに。]
(*10) 2018/05/17(Thu) 22時半頃
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[ 悪魔の口から零れ落ちる甘美な詞。
誰も知らない。 この穢れた手が何のために花を咲かせるかを。 好きだから? そんな簡単な理由じゃない。
花は美しく咲き。 散るよりも、枯れるよりも前に。
この手で手折るために。 ]
(*11) 2018/05/17(Thu) 22時半頃
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………なんて、モリスは考えたことない?
[ 射干玉の黒い点が、モリスを見る。 甘い毒を嚥下する喉(>>*10)に、視線を這わせ。 ]
例えばだけどさ。 こうやってパンを食うみたいに。 誰かの喉に唇を這わせてみたいとか。
奪いたいとか。 壊したいとか。
[ フ、と。 いつもと変わらぬ──けれどいつもとは違う──表情で 帽子の鍔に触れて、笑った。 ]
(*12) 2018/05/17(Thu) 23時頃
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[ 小夜啼鳥の囁きは、呪いの接吻を甘受した者へも それは音のない、凪いだ風に乗り。 或いはざわざわと囁く、中庭の薔薇の音となり。
耳をすませば、すまさなくても。
きっと嫌にも、届くだろう。 ]
(*13) 2018/05/17(Thu) 23時頃
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────なんて?
[ とろり、とろりと、毒が満ちる。 ]*
(*14) 2018/05/17(Thu) 23時頃
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どうかな。
[この手で手折れたら。 欲望をぽつりと零す声が、他人に聞こえない音とは知らず。 無意識のうちに繋がった向こうに声を返していた。
誰かの喉に唇を。 それそのものは、あまりピンとこない。 けれど、薔薇に酔う思考回路は、感情の深いところの痛みを引きずり出す。 壊すのではないけれど。 奪うのではないけれど。]
うん、――なくは、ない。
(*15) 2018/05/17(Thu) 23時半頃
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なくはない? ───なくはない、か。
[ ふわり、ふわり。 落ちる声を繰り返すのは、花弁が舞うよう。 ]
キミの中の、欲望はなに? 渦巻いている感情は、なに?
その種芽吹かせて 美しい《花》を咲かせてよ。
ねぇ、モリス。
(*16) 2018/05/17(Thu) 23時半頃
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[ その清い手で触れ、 その清い指先で咲かせ、 その清い心で濡らし、 その清い唇で吸い上げ、 ]
(*17) 2018/05/17(Thu) 23時半頃
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[ 主よ、 罪とは 何なのでしょうか。]
[ 主よ、 罰とは ……───── ]
(*18) 2018/05/17(Thu) 23時半頃
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俺の、欲望―― 俺のは、そうだな。
[捉えどころなく降る言葉は、けれどするすると誘うように想いを引き出す。 芽吹かせるための種も、養分も、何処にあるのか未だ見つけられないが。]
乱暴なのは、好きじゃないし。 『こっち見ろ、莫迦』かな。
[食堂を出る前なら、きっと庭番の顎を掴んで無理にも振り向かせていたところだ。 今は道を違えてしまったから、くつくつと笑い喉鳴らすのが風に乗るだけ。]
(*19) 2018/05/17(Thu) 23時半頃
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[ 喉を鳴らす音、後ろで響くそれに。 音なく、けれどしかし唇を弧に歪ませた。 顎を捕まれていたとしても、きっと同じ顔をしただろう。 ]
キミは向日葵が好きなのか? それとも、月下美人が好みかな?
その想いを向けられる相手が 羨ましいね。
[ 空っぽの箱を揺らすように。 中身のない声が落ちる。 ]
(*20) 2018/05/18(Fri) 00時頃
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[ 罪を謳うように。 罰を願うように。
聖書のページを、捲るように。 ]
(*21) 2018/05/18(Fri) 00時頃
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[花に例うる、好みの話。 向日葵か、月下美人か。]
――いいや。 紫陽花かな。
[花の名前なんて多くは知らない。 けれどもしも例えるならば、きっと。 これから雨を浴びる薔薇と、今度こそ道を違えながら。]
(*22) 2018/05/18(Fri) 00時半頃
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紫陽花。 キミ好みの色をつけて そちらを向いてくれればいいけど。
[ その《花》がさすものを、俺は知らない。 けれど興味こそあり。 木を彫り何かを生み出す、そのモリスの手が何に触れるのか。 何を求めるのか。 ]
紫陽花にも毒があるから。 気を付けて?
[ その《花》にも毒があるのだろうか。 道を違えても、薔薇の香が届く限り。 興味は尽きず。 ]*
(*23) 2018/05/18(Fri) 01時頃
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どうしてだろうね。
(*24) 2018/05/18(Fri) 01時半頃
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──めちゃくちゃにしたい。
(*25) 2018/05/18(Fri) 09時頃
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[ 隠されたものは暴きたくなる。 美しいものは穢したくなる。 完成したものは壊したくなる。
嫌われているのなら、もっと。 好かれているのなら、もっと。
胸に渦巻くのはいつだって 背徳的なことばかり。 ]
(*26) 2018/05/18(Fri) 09時頃
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[ だから、モリスの彫る作品を受け取れない。 美しく完成したものは、ぐちゃぐちゃに壊したくなるから。
だから、ケヴィンには容易に近付く。 この香りに酔わせて、震わせたいから。
だから、花を咲かせる。 花を慈しむんじゃない。
手折るために。 ]
(*27) 2018/05/18(Fri) 09時頃
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[ シャワー室には、数枚。 どこから落ちたかわからない薔薇の花弁が、ふたつ、ひとつ。 ]**
(*28) 2018/05/18(Fri) 09時頃
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―――― 俺は、誰なんだろうな。
[途切れたはずの呟きは、胸の奥で抱えられた結果、ほろりと零れ落ちる*]
(*29) 2018/05/18(Fri) 09時半頃
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