276 ─五月、薔薇の木の下で。
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そうね。 ちょっと荒療治でも、いーのかもしんない。
ヒュー? とかはずいぶん怪我してたんでしょ? 物理的に《寝かせる》のも手なのかも知らんよ。
[ 焦る声に、しかし同意の声ひとつ。 半分冗談、半分本気。 ]
(*46) 2018/05/23(Wed) 22時半頃
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何より落ち着かせること、かな。
きっと、もうすぐ 夜も終わるだろうからさ?
[ 根拠はない。 だが、そんな気がしている。 ]*
(*47) 2018/05/23(Wed) 22時半頃
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お前……
[バカロビン、にはじとっとした目になるが、正気を失っていたので不問とする。>>58
問いかけには、少し間を置いて。>>59]
いや。 薔薇引っこ抜いても、終わらないって。 そう、言っていたから。
だから、やめとけ、っていう。
[ピスティオを見つめて。]
(71) 2018/05/23(Wed) 22時半頃
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咲いたことがなかったなんて、まるで先輩が花みたいじゃないですか。
[マーク自身が自分を花に準えていたことは棚上げして、射干玉を見据えたまま軽く笑ってみせた。>>70]
それにさっきから、呪いだとか何とか、 まるでユージン先輩が、何もかも知ってる黒幕みたいです。
[実際のところまでは判らない。けれど、]
……本当に、こんな辛い思いさせやがって。 殴りまではしませんけれど、罵るくらいはさせてください。
[唇を引き結んで、悠人を睨みつける。 今のケヴィンの表情までは判らない。医務室の面々の顔も見ていない。それでも自ら紅い荊――おそらく「呪い」のいろを掠めて知っている自覚はあった。]
(72) 2018/05/23(Wed) 22時半頃
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それ、本当に言ってるの。 俺じゃ、……
[今責められて、こんな様子をひとりで見ていて。 人選ミスにも程がある。]
でも、やるしかないのか……
(*48) 2018/05/23(Wed) 22時半頃
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眠り……寝てみるか……試しに。 ……睡眠薬?体を弱らせる? いっそ壁に頭ぶつけようか僕……
[確実な方法の一つにわざと触れずにいたが、物は試しという。
そんなときだった、不穏を知らせる「声」が聞こえたのは。]
(73) 2018/05/23(Wed) 22時半頃
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本当に酷いことをした。 [罪の意識は確かに存在したから 名前を聞いても驚きは無い。>>67 それ以上の思考は赤い香りに乗った。]
そのままの意味だよ。
[相変わらず立ち尽くしたまま、相手を見て>>68 何かを待つような沈黙、やがて。]
(74) 2018/05/23(Wed) 22時半頃
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/* いっちゃんは多分これ以上おせっせしたくなかろうし(UNUBORE) ロビンも微妙に噛み拒否…してる、ぽいしな…?
くーーーー、俺が噛めたら!!!! 最低クソ野郎なのでマークもぐもぐしちゃうのに!!(コラ
(-76) 2018/05/23(Wed) 22時半頃
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薔薇を毟っても意味が無いのなら、 命だってきっと同じだろう。 刺しても、元通り 延々と繰り返し夜が明けない。 そんなことにも、なるかもしれないね。
オスカー、もう疲れただろう。 君に必要なのは考えることじゃなく、休息じゃないか。
[妖精は的確な答えをくれなかった。 ただ、呼びかける他なかった。 あまりにも間違えた人選と分かっていても ここには俺しかいないから。]*
(75) 2018/05/23(Wed) 22時半頃
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[ ───ノイズ混じりの朱の囁きは、確かに届く。
……残念なことに、この"パン捏ね大臣"は、 "他に"というとモリスの顔しか浮かばない程度には 情報に疎く、─── 今聞いたような有り様だ。
"薔薇の夢に囚われずに" "安息に眠る理由"
……頭を殴る以外の解決法が欲しいものだった。]
(+30) 2018/05/23(Wed) 22時半頃
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イアンは、喉が痛んで、首元に手をそえた
2018/05/23(Wed) 22時半頃
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[ 咄嗟に手を掲げられるくらいには、 自由に動くことは出来そう、と 結論付けると 起立を試してみる。 ──── 問題はない。 "地に足のつかない"感覚は少々あるが
まあ、 身体は後から ついてきてもらっても構わないんじゃないか? とか 幽体離脱じみた景色を見下ろした。 そう、 お忘れなく。 パン以外には大雑把だ。
歩いても、 音はしない。 ──── 朱の音だけが、 耳に 届く。]
(+31) 2018/05/23(Wed) 22時半頃
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……それと、先生。じゃなかった、先輩。 回答はまだ終わりじゃないです。
[「及第点」>>69なんて言葉を聞いたものだから、つい軽く冗談を混ぜてしまいつつ]
花が枯れて残るのは、種。 その種からまた草木が芽吹いて、新しい花を咲かせる。 永遠に咲く花なんてありはしないけど、 散りながら、何度も命を繋いでいくことができる。
そのことはもう、僕自身、ちゃんと判っている心算です。
[最後の言葉を言い切った時の笑顔は、中庭でいつも見せてきた以上に、確りとしたものになっていた。*]
(76) 2018/05/23(Wed) 22時半頃
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/* 全員寝かせて薔薇を助けるつもりかしら。
(-77) 2018/05/23(Wed) 22時半頃
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嫌われてるんだけどなぁ…………。
[そこは受け入れるしかない。 だが、命が掛っていた。]
(*49) 2018/05/23(Wed) 22時半頃
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メアリーは、イアンのあの時の眼差し>>51も、辛いものだったのかな、と思う。
2018/05/23(Wed) 22時半頃
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えっ、
[ 一寸戸惑った顔をした。]
/* って落とそうか悩んだ オスカー君に見えるぎりぎりを攻める…
(-78) 2018/05/23(Wed) 22時半頃
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……ピスティオ、何とか出来たらそっち行きますので。
どこですか。
[自殺しそうな人を放置はできず。]
(*50) 2018/05/23(Wed) 22時半頃
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ばかだなぁ、いっちゃん。
[ 誰かに手を振り上げるなんてこと、キミに出来るわけないじゃない。 そこに俺がいたならね。 多分迷わず振り下ろしたと思うけど。 ]
みんなもう、疲れてるだろ。 夜は続くもんじゃない。 休むもんだ。
[ そんな説得を落としていることも知らず。 可愛くない妖精も、そろそろ─── ]*
(*51) 2018/05/23(Wed) 22時半頃
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[ 少し砕けた態度>>+25は同室故の気楽さ。 また彼に対しては特筆すべき能力がある者同士、 親近感を抱いていていたから、 お母さんのような小言にも眉を下げて笑ってしまう。 だがそこに想い人の名前があったから ]
マーク、も。 どこか、悪かった……のかな。
[ 尋ねようとして結局独り言じみたつぶやき。 額に伸びる手を拒む事はなく、いつも通り 甘えていた時に、ふと途切れた言葉。 それから熱を持つ赤い耳>>+26 不思議そうに首を傾げた。 ]
(+32) 2018/05/23(Wed) 22時半頃
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[ 何故なら水面下のやりとりを知らないのだし。 彼らが告げてくれないやりとりなど、 こちらが気付ける訳がないのだ。
薔薇の精とやらの話>>61も同様に。 その事情>>70も等しく。 そしてモリスとイアンの中に起きた事も 何も知らなかった。
だからみんなが眠った′繧ノ待ち受ける事も 何ひとつ知らなければ、 その中で奮闘する者の影の知らず。 またその心情を測ってやる事など出来ない。 ]
(+33) 2018/05/23(Wed) 22時半頃
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[ それでもその薔薇の言葉とやらは 確かに誰かに何かを与えたのかもしれない>>+28 真相から遠い位置にいるフェルゼは 後輩に尋ねる姿>>+29から何かを 拾い集める事は出来なかったが、 ふと、思い出したように口を開いた。 ]
よく分からないけど。 なんだかみんな様子がおかしいよ。 ベネットもオスカーもおかしかった。
でもその中でもイアンせんぱいが 一番いつもと様子が違ったけどね。
(+34) 2018/05/23(Wed) 22時半頃
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傷つけた、善意を汚したとか言ってたし。
[ らしくない事を言っていたなあ、なんて。 思い出せば、ちらりと二人の様子を見て。 ]
なんだか悪い事は早く終わればいいのにね。
[ ぽつりと小さな声が響く。 ]*
(+35) 2018/05/23(Wed) 22時半頃
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[そのとおり、出来やしなかった。 他者を前にして、衝動すら堪えている。]
廊下、医務室の近く。 自殺は意味がないと思うって。そう言った。
[緊急な内容は簡潔に要点を伝えるもの。]
(*52) 2018/05/23(Wed) 22時半頃
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イアンは、何度も何度も香りが乗って、なんとかしようとしている。
2018/05/23(Wed) 22時半頃
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終わらないって「言っていた」 誰が?魔術師……ヴェルツ先輩が? それがなんで正しいってわかるんだ?
[>>71じろりと見られたがスルーしつつ ロビンの言葉にもわからない事が多すぎる]
(77) 2018/05/23(Wed) 22時半頃
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全員眠るったって……そんなの嘘で 朝なんか来なくてみんな起きなくて 一生目覚めないで餌にされるだけかもしれない。
なんでそんなに信じられるんだよ。
[何よりただ眠りを待つだけなんて 性分に合わないから これでも盛んで走りたい気持ちを抑えている]
(78) 2018/05/23(Wed) 22時半頃
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[ 明るい中庭は、 確かな"夢"を感じさせる。 未だ、 彼方は夜の筈だ。 寝静まる深夜を向かえ ……軈て朝が来るのだろう。
草を踏んでも音のない世界が、不思議と面白く 中庭を横切るにも足が傷付くこともなく、
──── そうしてたどり着いたなら医務室の窓を そっと 覗いてみるつもり。*]
(+36) 2018/05/23(Wed) 22時半頃
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― 明るい医務室、まだ二人の時 ―
うん、宝物
[これが?って、言った時のその顔は>>+8 褒められなれてない子供みたいで、 思いっきり、少しわざとらしいくらいの笑みを向けた。 こんな顔をすればいいのに、って]
あげる、って言ったでしょ だからこれは俺のものだから 勝手に、大事にする
[よくわからない言い分を、いっそ胸を張るように言い切った]
(+37) 2018/05/23(Wed) 22時半頃
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んや、あながち間違ってねーのかもよ。 試しに花占いでもすれば、俺が《黒》って出るかもね?
[ 睨み付けられる(>>72)。 それに返す笑みは、少し悲しい色をしたかも知れないけれど。 ]
殴りたけりゃ、殴ってもいいよ。 罵るでも、なんでも。
[ 時を止めたことは、俺のせいではないけれど。 最初に呪われてしまった───と────、 責任の一旦は、薔薇(おれ)にあるだろうから。 ]
(79) 2018/05/23(Wed) 22時半頃
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[それから。 またひとつ気配が増えた。>>+20
包帯に触れてくれた、優しい手。>>3:212 夢に落ちた身では、透明にしか感じ取れなかったそれも、今目にすれば、かつて聞いた音と重なった]
先輩、おはよう ……おやすみ?
[夢だ、って口に出すのもおかしくて、やはり無事な右手を振って挨拶して]
(+38) 2018/05/23(Wed) 23時頃
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[ 続く回答には、暫くこの射干玉をまるくさせ。 ]
ははっ、百点満点じゃんよ。 その通り、残るのは《種》。 花は何度でも咲くし、それはずっと続いていく。
永遠なんてない。
一人ではそんなもの作れないけど 誰かと一緒なら、花が枯れても種は残るかもね。
[ きっと、《種(あい)》はまた花を咲かせる。 ]
(80) 2018/05/23(Wed) 23時頃
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……あんまり必死だったから。 ヴェルツ先輩じゃない。 他の人だけど、必死に訴えてたんだ。 それと……先輩方の人柄かな。 それなりに、一緒に生活してきたろ。
大体、原因取り除いたってそれが逆に作用したらどうする? たとえば、家の土台が悪いとわかったけど、かといって引っこ抜いたら崩れる……みたいなさ。
[そう、答えたけど。表情は段々と焦るものになり。>>77>>78]
……ピスティオ、ちょっと来て。 オスカー先輩がやばいみたい、なんだ。
[自殺するかも、なんて聞かされた日には。]
(81) 2018/05/23(Wed) 23時頃
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