162 絶望と後悔と懺悔と
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[記憶は常に降り積もっていくものだ。 そうして取り立てて大事でない記憶は更に奥へと追いやられるか、完全に忘却される。
毎日。毎時。毎分。毎秒。
視覚から、聴覚から、味覚から、嗅覚から、触覚から。仕入れた情報は多い。 情報を整理するのも保存するのも、全て脳がやることだ。だからだろう。
その作業が完璧ではないのは。
記憶は切り取られた断片的なものが多い。古ければ古い程に。 そして風化する。美化される。 ――歪む。すり変わる。
いつまでも憶えて居たいのに。]
(180) 2014/02/07(Fri) 00時頃
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/* >>176 よくわからんが、この男性縁故欲しいなwww ジマング的意味深さ。
(-34) 2014/02/07(Fri) 00時頃
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[優しく抱き締めてくれた男性も。 視界全てを覆う程の桜の樹木も。
成長した今となっては、本当にあったものかどうかも疑わしい。
だから願うに留める。夢でも幻でも作り話でもなく、真実であって欲しい―――と。]
(181) 2014/02/07(Fri) 00時頃
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[―――願う。]
(182) 2014/02/07(Fri) 00時頃
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―路地裏―
[14の誕生日を明日に控え、零瑠はメモを片手に朝から買い物に出ていた。 食べたい料理のリクエストを募ったところ、それはもうバラバラで。 一年間貯めた小遣いがなくなりはしないかとひやひやする。
季節外れで入手出来ないもの以外は全て買った。最後に回した豚肉の塊が重い。
孤児院の近く、怒声と賑やかな靴音を撒き散らす少年集団が前からやってきた。 関わりたくないと零瑠は帽子を目深に被り、壁際に寄る。
やり過ごしたと思ったのに。
一人が足を止めて零瑠の帽子を奪った。]
(183) 2014/02/07(Fri) 00時頃
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[方々で喧嘩をする周が、孤児院の悪評の原因の一つであることは承知している。だから真っ直ぐ>>167>>169を向けられて、思わず眸を伏せてしまう]
チビ共が大きくなりゃあ、俺なんかよりよっぽど強くなるさ。 せめて、それまでは、な。
[それだけを口にして]
ん……。 今、何か、聞こえなかったか?
[微かに聞こえた音に耳をそばだてる。 それが理依とサミュエルの合図の口笛>>173だとは知らない]
(184) 2014/02/07(Fri) 00時頃
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/* あ、まだだった。 気のせいだったw
いや、トレイルが来たからかな?
よくわかんなーい。 定時っていつ?(あほのこ)
(-35) 2014/02/07(Fri) 00時頃
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サミュエルは、口笛に耳を澄ましてから、こちらも、吹き返す。
2014/02/07(Fri) 00時頃
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謝る事も出来ないとは…やはり家畜だな。 躾がなっていない。 こう言う時は謝らないといけないのだよ?
[野生化してしまった家畜に微笑は苦笑に。 意味が判らないと怪訝そうな子供達が、何か言おうと 口を開いたが、その口からは罵倒ではなく 紅い華が吐き出された]
その命で、償いたまえ。
[爪は深々と子供の首に食い込み、 両の頸動脈から鮮血を撒き散らしていた]
熟成はされていないが、生命力溢れる味だ。
[子供の躯を壁に放り投げると、紅い巨大な華が咲く。 美しいと咲いた華に1つ頷いて、掌を染めた紅を舐め取った]
(185) 2014/02/07(Fri) 00時頃
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まゆぢゃんありがど…
[>>162差し出されたハンカチで、ごしごしと顔を拭いた。]
あれ、まゆちゃんそれ…
[隠してある救急箱と手にまいた布 >>154まゆみのちょっと興奮した様子
何かあったことは確かだけど 声を潜めたまゆみと理衣の会話の間に入って 何があったのか聞くことも躊躇われて]
(186) 2014/02/07(Fri) 00時頃
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[理依を引き留める少女に、なおもぼんやりした調子で、 先程と同じように、肩を叩く。>>172]
…………"お帰りなさい"。 みんな、帰ってきたら。
[浮かべる淡い表情は、やはり使途不明のものだ。]
(187) 2014/02/07(Fri) 00時頃
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/* つーかとれいるの和名が大抵キラキラしてて笑うwww
零瑠……登録しないと間違いそう。
(-36) 2014/02/07(Fri) 00時頃
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……あ、うん。 おなか、ぺこぺこ。 今すぐ、ごはん、たべたいな。
[>>168 向けられた視線に思い出したように、 あらためてそんな言葉を紡いで、 置いた救急箱はとにかく見えないように隅に追いやって]
……大丈夫だからね、 おうちはみんなが帰るためにあるんだから、 ちゃんとみんな帰ってくるからね。
[言葉はただ、あやを慰めたいだけだ。 でもそれは自分にとってとても難しいことで]
(188) 2014/02/07(Fri) 00時頃
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………クリストファー。 俺に何か用?
[口に上がる名前は良く知るもの。肩を竦めて少年を睨む。零瑠よりも高い身長の少年を睨む。]
さぁ、これから帰るところだから。 周もサミュエルもマユミも、知らない――っ!
[言い終わる前に横面に飛んできたのは右拳。零瑠の体は簡単に吹き飛んだ。地面に倒れ込み動かない。何か捨て台詞のようなものを吐き、仲間に促されて先を進む。
誰にぶつかったとも知れずに。>>174*]
(189) 2014/02/07(Fri) 00時頃
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[凍り付いた様な静寂は一瞬。 次の瞬間、成人より遥かに高い悲鳴が響き渡り………。
再び静寂が路地裏に訪れた]
成人が泣き叫んで命乞いするのは醜いが、 子供達があげる一瞬の悲鳴はやはり耳に好い。
[成人の様に色んな感情をない交ぜにしたものとは違う。 純粋な、ただの恐怖。 絶対の存在に対する恐怖と絶望、憎悪、その潔いまでの 一点しかない感情は心地良いものだった]
(190) 2014/02/07(Fri) 00時頃
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/* 未入村、クシャミとジリヤと賞金稼ぎもう一人か。 よし……今度村建てた時は24時間たっても連絡なく入村もなかったらキャンセル扱いにしよう……。
(-37) 2014/02/07(Fri) 00時頃
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/* おう。トレイル。ぶつかったのは別人の方向で!
(-38) 2014/02/07(Fri) 00時頃
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お。
[遠くから返事の口笛が聞こえる。 いつもあれで落ち合っていたのだから 聞き間違えるわけがない。
そこに足を向けようとした矢先]
……ん?ぁ?
[聞こえる音>>185は普通には聞きなれない音だ。 音から質量の大きなもの…犬か猫に何かしているのだろうか? けれど聞こえるのは水音で……]
なんだ?
(191) 2014/02/07(Fri) 00時頃
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/* ク、クリストファー!!wwwww
クリストファーなんで死んでしまったんwww
(-39) 2014/02/07(Fri) 00時頃
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うん、サミュエルのシチューとっても美味しいよ えっと、でもとりあえずそのままじゃあダメだよ
[隅に追いやられた救急箱をしっかと手に取り 布を巻いた腕の治療をしようとマユミのそばへ寄る]
(192) 2014/02/07(Fri) 00時頃
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雛達を見に行くのかい? いいけれどスカウトは書類持って行かないと。
[なにより、檜江隊長が施設内でいらいらしていそうだ。 早めに帰ったほうが良いのではと思うけれども たまにはぶらぶらするのも悪くない]
それに、いきなり軍人が現れたら覚えてしまうのでは? お前は昔どうだった。
[孤児院出身の同行者の話を聞きつつ革靴を鳴らす]
(193) 2014/02/07(Fri) 00時半頃
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あっ、円ちゃん、だめ、 そんなにごしごしすると、 明日目蓋が腫れておばけみたいになっちゃう……!
[>>186 止めても時既に遅し、だったような気がした。 ちなみにもちろん体験談だ。 ここに来たのは物心ついて大分後、 突然出来たたくさんの家族、年下の子たちはやっぱり可愛い。
そんな無邪気な様子だったのに、 みんな怖いこと酷いことにはとても敏感だ。
だからこんな時はやるせない。 悲しい思いをしてほしくないけど、 嫌なこと悲しいことを止めるような力は無くて]
(194) 2014/02/07(Fri) 00時半頃
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あれは、リーがこっちを探している口笛だ。
[>>184聞こえた口笛に吹き返してから、周に答える。 周やマユミはもちろん、その他の子どもたちにも元泥棒まがいのことをしていたことは告げてはいない。
とくに隠しているつもりもないが、 たぶん、自分だけじゃないから、だろう]
(195) 2014/02/07(Fri) 00時半頃
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施設に誰かいるかな、あそんでー 大人来ないと話し相手がいねえ
(-40) 2014/02/07(Fri) 00時半頃
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───っ!
[一瞬の静寂の後に響いた悲鳴。 まさか。まさか2人が?いや違う。落ち着け自分。 口笛が聞こえた方向とは全然違う。 2人じゃない。大丈夫だ。
震えたまま、もう一度口笛を吹く。 ここが惨状の場の近くであることは確かだ。 怖いもの見たさもあって…中々足が動かない]
(196) 2014/02/07(Fri) 00時半頃
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\(^o^)/誤字
(-41) 2014/02/07(Fri) 00時半頃
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トルドヴィンは、口笛を鳥の囀りの様に聴きながら、その鳥を探す様に周囲を見渡した。
2014/02/07(Fri) 00時半頃
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[少女の視線はマユミの腕の布の下に注がれている。 布の下に細く残る、掠れた赤に。
肩に送られるリズムに震えは少しずつ収まっては来るが 青褪めた顔色はまだ元には戻らない。
>>188みんな帰って来るための家だ、と マユミは言っているのに、 その声は少女に安心感を与えてはくれなかった。]
(197) 2014/02/07(Fri) 00時半頃
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ん、……ごめんなさい。
[>>192 叱られてしまった、 少し反省する、余計心配をかけては意味が無い。 諦めて手を出した。 それからシチューの話に、笑顔を見せた]
そう、サミュエルくんはお料理が上手だものね。
素敵なお嫁さんになるためには、 サミュエルくんにお料理習うといいかもしれないわね。
(198) 2014/02/07(Fri) 00時半頃
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[口笛の返事を待って、とにかくサミィが無事だと安心したかった。 だからまだそこに誰かいるかもしれないという危機感がぬけていた。 はっ、とした瞬間はもう遅くて……]
………、っ。
[思わず覗き込んでしまった現場。 そしてこちらを探すような視線を寄越す相手。 思わず息を飲む。悲鳴は上がらなかった。 鮮やかな赤と惨状に、もっと物理的なものが口の直前までこみあがってきたけれど
それを吐き出すだけの呼吸ができない]
(199) 2014/02/07(Fri) 00時半頃
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トルトルの音聞こえる?0(0..100)x1
(-42) 2014/02/07(Fri) 00時半頃
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マジかよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-43) 2014/02/07(Fri) 00時半頃
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