276 ─五月、薔薇の木の下で。
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……頭いいなぁ、君。 次はもう決まってるけど、その次の生徒会はどう?
[聡明な子の声のおかげで、多少息が整った。 申し訳ないのだが、ありがたくもある。 この場に全く関係ないことを言い出すのは、現実逃避である。]*
(*34) 2018/05/23(Wed) 20時半頃
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/* 恥ずかしい!!凄い恥ずかしい!!
(-57) 2018/05/23(Wed) 20時半頃
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[再び足を動かせば、人影のかたち>>36は幾らか鮮明になる。
運ばれている風のベネットの身にあったことは判らないままで、いつもの「生徒会長」らしからぬ乱れた服装のイアンも目に留まるも。 もう一人を目にすれば、望まない行為の記憶>>3:110と己への悔しさに足が勝手に竦む。それでも、怯えて逃げる心算はなかった。けれども。
その光景を遠目から見た時に、探し求めている人の「まさか」がふっと過った。 だからマークは黙って、真っ直ぐに、医務室へと駆けた。]
(50) 2018/05/23(Wed) 21時頃
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そ、そんな目立つことは、いいです。
僕はタンポポみたく、隅っこが好きなので……
[薔薇は自分には似合わない。>>*34 しっかり根を張って、踏まれても丈夫で、でもひっそりちゃんと咲いている花がいい。]
(*35) 2018/05/23(Wed) 21時頃
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[オスカーに会っても名前を呼んだだけ 自分からは何も話さないで、ただ手伝う。 お姫様>>50にも気づいただろうが、視線が一時追うだけ。 口を開くことを求められない限り何も言えないくらい、追い詰められていた。
────あの男に気づかれたのだと思っていたのだが ……こうなると、勘違いだったのかもしれない。 何も分からずに、他者を求めろと言っているのかもしれない。
そうであったほうが耐えられる。]*
(51) 2018/05/23(Wed) 21時頃
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/* ロビンかわいい。
(-58) 2018/05/23(Wed) 21時頃
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―医務室前―
[真っ直ぐ駆けた心算で、実際どの程度迷ったかは知れない。
そのまさかだった。扉の横に掛かった名札の中に、フェルゼの名は確かにあった。>>30]
なに、やってん、だよ。
[閉ざされた扉の前で、思わず零す悪態。 衝動的に扉を勢いよく開けてしまいそうだった。けれど医務室に居るのは一人ではなく、中にいる彼らを縛るのが薔薇の棘にせよ本物の風邪にせよ、吠えたり泣いたりして騒ぐことはできないと、大人の部分で踏み止まった。 開けない扉に、こん、と額を当てて項垂れる。]
……ばかやろう。
[空振りになった決心を抱えたまま、扉越しに吐いた悪態は、誰に向けたものだったろう。*]
(52) 2018/05/23(Wed) 21時頃
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酷いね、うん。 俺は酷い。 綺麗なんかじゃないよ…──いっちゃん。
[ 喘ぐような声に(>>*30>>*31)もたげる熱。 キミの泣きそうな言葉に、煽られる。 別れを告げられても── 一度振られたぐらいで ── 諦められない、しつこい悪魔だ。
それでも今はまだ。 返す声は二つあるのだから。 冷静さを装おう。 ]
(*36) 2018/05/23(Wed) 21時頃
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[ その声>>+21に聞き覚えがあった。 ぱちぱちと瞬きの後、視線を向ける。 そこに後輩の姿>>+2もあれば同様に 首を傾げた事だろう。 ]
何……だろう。 俺は少し体調が悪くて気付いたら此処に。 誰かが連れてきてくれたのかな。
[ 緊張感に欠けたコメントをしながらも、 なんだかほんわかとした空気を感じる。 何かあったのだろうと考えながらも 口を開く。 ]
(+22) 2018/05/23(Wed) 21時頃
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モリスとヒューが医務室で休んでいたようだから心配してたけど、 元気そうで安心したよ。
[ 見舞いに行った時>>+3:20 慰めるよう撫でた手により、彼の葛藤が 覗き見れた事を知らない男は悠長に。 どこか緊張感のない表情を浮かべていた。 ]
(+23) 2018/05/23(Wed) 21時頃
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[ その間に向こう≠フ扉の前で 一枚隔てた先に聞こえた声に>>52 無意識に吐き出した息がはくりと、 震えたのは本人も知らぬところ。
それは笑っているようにも、 泣いているようにも 揺れる空気は答えなど与えなかった。 ]*
(+24) 2018/05/23(Wed) 21時頃
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ははっ、えらくストレートに謂うなぁ。
[ セックス以外で(>>*33)なんて声には、笑わざるを得なかった。 ]
難しいお願いだね。 セックスにしろキスだけにしろ、精をもらうことは出来るけど キミらに芽吹いたものは奪い取れない。 悪いね。 奪い取れるのなら今すぐにでも、奪ってあげたいんだけどさ。
[ 偽るのは嫌いだし、苦手だ。 欲は甘く、甘くなり、囁きに落ちる。 ]
(*37) 2018/05/23(Wed) 21時頃
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─現実、医務室での─
[ フェルゼをベッドに寝かせてから ずっと医務室で寝ているモリスとヒューが気に掛かって、 仕切りの隙間から顔を覗かせた。 まだモリスは寝息を立てているだろうか。
一度起きたのだろう、 また床に落ちている包帯をヒューの腕にそっと巻き付けていく。 彼が痛みで目を覚まさないのなら、 今までの悪魔的な治療が態とであった事を物語っているだろう。
包帯で痛ましい肌の隙間を埋めながら、 声はモリスの方へと向いた。]
(53) 2018/05/23(Wed) 21時頃
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モリス、さっきから見えてるのは君の夢かな。 人の頭に入ってくるのは流石にやめて欲しいんだが…… まぁ 君は嫌がらせをしないし止むを得ないんだろう。
けれど少し、 少しね、 頭が痛くなる。
[ ベッドに横たわる彼は着の身着のまま。 香るのは薔薇。 しかし彼らしい、木の匂いにふと羨望の色を映した。]
(54) 2018/05/23(Wed) 21時頃
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君が見る夢は 綺麗だ。 本当に、
[ 目を逸らしたくなる。 言葉に仕掛けた音を飲み込んで、 思い出すのは撫でられた指先の熱>>3:275。 後輩の腕に爪を立てそうなのを耐えた。]*
(55) 2018/05/23(Wed) 21時頃
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─廊下─
[ 医務室帰り。 ベネットが倒れていたとしたら、もう医務室へ運んだ後だろう。 もしかしたら未だ見つけてもいないかもしれない。 廊下で当てなく歩いていると、向こうから現れてくれた探し人>>36。
彼と顔を合わせたのは久しぶりの様に思えた。]
こんばんは。また居残り? [ 一目見た彼の姿は何時もの生徒会長からは想像も出来ない。 けれど余り驚かなかったのは、もう誰かの夢でその姿を垣間見ていたから。 正解を見つけた優等生らしく、 努めていつもの様に正しく笑う。]
(56) 2018/05/23(Wed) 21時頃
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また 全部済ませようとしてるんだ。 ひとりぼっちで。
[ 遠くからでも香る薔薇の芳香>>3:61。 首元に咲くのは痛ましい程赤い花>>3:3。 呼吸を置いて、「おかしな事を聞くかもしれないけど」と嘯く口。]
此処からでも、 貴方からかいだことのある匂いがするんた。 さっきまで一体何に触れてたの?
[ 相手とは対照的に、爪先にこびり付いた血以外、見た目は小綺麗な顔で笑いかける。 思い出すのは、医務室にいる彼の木の匂い。]*
ねえ それは誰の匂い?
(57) 2018/05/23(Wed) 21時頃
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/* 残りポイント??????息して がんばれ
(-59) 2018/05/23(Wed) 21時頃
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/* ト書きで愛を囁かせて!!!!!!!!マーク拾えないじゃん飴ください(切実)
(-60) 2018/05/23(Wed) 21時頃
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/* マークかわいいいい拾わせて頼む ポイント生き返れまじで
(-61) 2018/05/23(Wed) 21時頃
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[ 奪い取れやしないくせ、精がなければ生きていけない。 生きるには、それが必要で 枯れず咲くには、与えられなければならない。
───《あい》を。
欲しいと願う。 眠る人に、耐える人に、生きろと謂われたから。 ]
(*38) 2018/05/23(Wed) 21時頃
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/* エピでは二人にいっぱい愛を囁きたい…飴くらはい…
(-62) 2018/05/23(Wed) 21時半頃
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い゛っっっ!!!!
でえーーー!!!
[>>49無防備な額にこうかはばつぐんだ]
あ゛あ゛っ、何しやがるバカロビンお前。 イテェだろ!おい…………
おい?俺今お前に何した?
[くわんくわんと脳裏に自分の声が響くが 引っ込めた手で髪をぐしゃぐしゃに混ぜると 会話していたはずの距離が近い事に気づく]
(58) 2018/05/23(Wed) 21時半頃
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わりぃ、なんだ俺も変だったか。
[ただしキスした時はそこそこ正気であった]
これもバラの所為ってか。 やっぱ引っこ抜いてくるしかねえな。 いっぱいあるみたいだけど……
[魔術師は全員眠ればなんて言っていたが 眠った所で朝になる保証も無い 彼が言う事は全て真実だとはまだ思えないから 本命とやらを探して脅すくらいの事はしなければ]
お前は俺を止めるか、ロビン。
(59) 2018/05/23(Wed) 21時半頃
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/* お? 赤潰しにかかるのか?? いや、据え膳になりに来てくれた可能性……ある…か?? 赤ひとつ吊れても、噛みが成功したら赤減らないから同数でエピ…よな? そうよな????(計算めちゃ苦手である)
(-63) 2018/05/23(Wed) 21時半頃
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奪い取れるなら、今すぐにでもやってるさ。
(-64) 2018/05/23(Wed) 21時半頃
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[オスカーが誰も抱えてないのなら 助けに動く理由も無かった。>>56 顔を合わせ、話しかけられたからそこにいる。]
………… ヴェルツだ。
[虚ろな男は、何かを浮かばせる間の後答えた>>57 それについて何が言いたいのか。 聞く気はあるが、少し口を挟ませてもらう。]
(60) 2018/05/23(Wed) 21時半頃
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[ オオカミのような牙はない。 あるのは甘く甘く、相手を惑わす香りと 傷付けるだけの蔓茨。
それでも、こんな手でも。 俺は伸ばすと決めたから─── ]
(-65) 2018/05/23(Wed) 21時半頃
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薔薇の精から聞いた。 皆が眠れば朝が来る。
[その言葉は本来想定として語られたものだが。 この場では、断定し口にした。
濃い薔薇の香りは、木の香りを遠のかせる程。]*
(61) 2018/05/23(Wed) 21時半頃
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/* あ、飴ちゃん…飴ちゃん…
(-66) 2018/05/23(Wed) 21時半頃
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