142 紅月の村【人狼vs吸血鬼RP】
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[シメオンは笑い飛ばす事もなく、自分の話を聞いてくれた。 自分にはそれだけでも十分ありがたい事だ。 獣としての感覚を、上手く置き換えて説明する事が出来ないのは自分の無力。
彼を、村人たちを守らねばと強く望む。 何をするつもりかという問いには青年は淡い笑みを浮かべたまま答えない。 けれど無茶はしないように、と釘を刺されれば、青年は苦い笑みを浮かべ。]
…努力はするよ。
[けれど約束は出来ない、と暗に示す。 昼間に攻芸が言ったように最悪、相手の命を奪わなければならない。 ましてや青年にとっては初めての戦闘となる。 自分が無傷で帰って来られるとは思っていなかった。]
(103) 2013/09/02(Mon) 21時半頃
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[自分の言葉へのシメオンの反応は、人外とそうでない者の区別を知る手立てのない村人としては当然のものに思える。
だから青年は淡く微笑んで、彼の頭にそっと手を伸ばし…金色の頭を優しく撫でる。]
うん…、それで良いよ。
聞いてくれてありがとう。 −十字架は持っている? 持っていないなら、寄り道はせずに真っ直ぐに帰ること。 どうか君も、闇夜には気をつけて…。
[気付けば、夜の眷属の時間になっている。 彼が吸血鬼に襲われたりしないだろうか。 あれこれ問いを投げ掛けつつ、不安げにシメオンを見つめる。]
(104) 2013/09/02(Mon) 21時半頃
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─ 大通り ─
[人の声がした>>102]
……ッ!!!
[びくっとして飛び跳ねるように振り返った。 その先に、幼馴染を見つけ、しばらく息を詰めた後、ゆっくりと吐いた]
サミィ……くん……。
[ドキドキする胸をあいた方の手で抑えた。 意識していなかったが、偶然、ロザリオを隠すような格好になって]
だめじゃないか、夜に出歩いたりして。 僕が、行こうとしてたのに。
[何を言っていいか分からず、咄嗟にそんな言葉が出た]
(105) 2013/09/02(Mon) 21時半頃
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[随分と驚かせてしまったらしい。 大仰ともとれる仕草で振り返ったベネットに、こてり、と首を傾げた後。]
<ごめんなさい>?
[曖昧な動きは、謝罪というよりも、謝った方がいいのか、との。
行こうとしていた、と。 そのくちびるが紡いだのには、ひとつ頷いて。]
<メモ、読んだ?>
(106) 2013/09/02(Mon) 21時半頃
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[ランプが照らすサミィの手の動きをじっと見つめ、静かに頷く。 ランプを下ろしたら手が見えなくなるので、こちらは手話ではなくいつも通りのゆっくりした言葉で]
読んだよ。 もう少し詳しい話を聞きたくて、来たんだ。 そう思う、根拠を教えて欲しい。
[ふと思った。 ランプの明かりは頼りなく、闇はあまりに深くて、大きな動きの手話でも読みづらい。 唇の動きなんて、サミィに見えるのだろうか??]
(107) 2013/09/02(Mon) 22時頃
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[ "親"の笑声が、耳を打つ。子にしか聞こえない聲で笑う母は、どこか諌める響きを乗せていた ]
( …… 勘付いてる? )
[同胞たる"マグダレン"が、正体を明かしたとは思えない。 自力で辿り着きつつあるのか、と。内心で小さく賞賛を]
<あの変なヒト、俺、会ったこと無いよ>
<でも、言ったんだ。>
[小さな、嘘を混ぜる。]
<"サミュエル"
"お前を殺しに来た">
<"俺は人狼だ">
(108) 2013/09/02(Mon) 22時頃
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<読唇みづらかったけど、確かに見た>
<途中で、 "ライジ"の 名前が出たのを >
<会ったことない人が、 俺の名前を知ってる。
見たこと無いヒトが、"ライジ"って名前を出す。
"人狼"だと、 云う。>
<薄いというなら、俺にはもう出せない。 でも、此れ以上の根拠はないと思うよ>
[長い手話を、ゆっくりと分かりやすく伝えて。 最後に、ひとつ。]
(109) 2013/09/02(Mon) 22時頃
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<もうちょっと、明かりを顔の傍で掲げてほしい>
<よみづらい>
[お願い、と手を合わせた。]
(110) 2013/09/02(Mon) 22時頃
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>>110 くっ、やられた。 そこを根拠にしようと思ってたのに。
(-58) 2013/09/02(Mon) 22時頃
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ベネットは、サミュエルの手を必死で見つめ、読み解こうと。
2013/09/02(Mon) 22時頃
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[本当は、シメオンをこの場に留めておきたい。 そうすれば自分の手で守る事が出来るから。 −けれどそれは只の自己満足だ。
自分がサミュエルの手によって告発されている事を、青年はまだ知らない。]
−シメオン…。
[最後にもう一度だけ、と手を伸ばして彼の頭を撫で。 名残惜しげにその手を下ろす。]
おやすみなさい。
…気をつけて帰るんだよ。
[そう言うと、寂しげな笑みを浮かべて彼を見送った。*]
(111) 2013/09/02(Mon) 22時頃
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サミュエルは、ベネットの顔を、じっと見つめている。
2013/09/02(Mon) 22時頃
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[少し考えれば、分かることだ。 はじめて"聲"を聞いて、外に飛び出した時に。
――自分が、何処に居たのか。
あの時、どこか落ち着かない感覚を覚えていたのは、何故か。]
(*6) 2013/09/02(Mon) 22時頃
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[同胞の聲が名を告げても、驚きよりも納得が来た。
だから、祖父はずっと己を傍に置こうとしたのだ。 信をおけど、他の"群れ"に放り込むわけにはいかないと]
――……、
めんどうくさい。
(*7) 2013/09/02(Mon) 22時頃
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[シメオンの姿が獣の目でも見えなくなるまで見送った青年は、居間に戻る。 そして血石と対峙した。] …何か手掛かりでもあればいいんだけど。
[禍禍しい雰囲気を纏う血石に恐る恐る触れ、目をそっと閉じて意識を集中させる。
−獣の感覚で何かを掴めないか、と思ったのだ。]
(112) 2013/09/02(Mon) 22時頃
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[読みづらい>>110と言われ、そうだろうと少し安心する。 この暗闇の中、唇の動きが明瞭に見えたら、それは「ひと」ではない。 ごめんと謝り、……ランプを自分の顔に近づける]
……変な人? ユンさんに会ったの?
[そういえばメモだったか、報告に来た者の話にあったような気もする]
人狼がサミィ君を殺しに来た……なぜ?
[混乱する。 ユンは吸血鬼ではない。 それは間違いないだろう。 だが、人狼ではないとする根拠はない。
……でも、ユンは数カ月も前から森外れに住みついていた。 どうして帰って来たばかりのサミィを狙う? それも、村の中でわざわざ? 更に「人狼」と自分から名乗った?]
(113) 2013/09/02(Mon) 22時半頃
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[そして、ユンはライジの名を出したという。 それがライジを疑う根拠。
何かが変だ。 仲間の名前をどうして標的の前で言わなければならなかったのだろう……。
たとえば……確実にサミィを殺す自信があったのならば、馬鹿正直に人狼と名乗ったり、仲間の名前を出すのはあり得るだろう。 しかしそれがまずおかしい。 ユンが「確実に殺せる」と思っていたならば、 なぜ]
一つだけ教えて、サミィ君。 君はどうやって助かったの?
(114) 2013/09/02(Mon) 22時半頃
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− 夜道 −
[マーティアと名付けた仔馬を伴って夜道をゆく。 ルーカスが寝室にいないことを知ったベネットもまた村長の家を出たことは知るよしもなく、別の道を辿る。
その途上、闇の領域を震わせた覚醒の"声"に、薄く口角をあげた。]
(115) 2013/09/02(Mon) 22時半頃
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[戻ったベネットの問>>114に、両手が示すのは。]
<わからない>
<俺は、"ああ、死んだな"って思った>
<だから、抵抗もしなかった>
<でも、かあさんに起こされて、 生きてたことに、きづいた。>
<あのひとが、蹲ってたって、捕まったって、 きいたのは、そのあと。
だから、わかることを伝えようとおもった>
[これは全て事実だ。 "親"の介入が無ければ、半吸血鬼の身では人狼には勝てなかっただろう。 殺されるのもいいと、サミュエルは確かに"受け入れた"のだ]
(116) 2013/09/02(Mon) 22時半頃
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[視えたのは、血石が出来た時の記憶。
−サミュエルともう一人、男の姿が見えた。 その顔は…。
青年はじっと目に意識を集中させる。 現実の閉じられた青年の瞳の色は深紅に染まっている事だろう。
−それは誰だ。
男の髪は金髪。 けれどシメオンではない。 纏わり付くような吸血鬼の気配は、サミュエルに感じたものよりもずっと濃い。
それを払いながら、青年は相手の顔を見ようと目を凝らす。]
(117) 2013/09/02(Mon) 22時半頃
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[−そして。
求める男の顔が闇から浮かび上がる。]
(118) 2013/09/02(Mon) 22時半頃
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ルー、カス…
[故郷に帰ってきた彼の姿は青年はまだ目にはしていない。
けれど面影は確かにあった。 間違いない。]
…君なのか…。
[何処かでもう一人は外部の人間であって欲しいと願っていた。 よりによってルーカスとは。
彼と仲の良い兄弟であるベネットの顔が頭に浮かべば、青年は苦悶の表情を刻む。
そしてのろのろと血石から手を離した。]
(119) 2013/09/02(Mon) 22時半頃
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♪どんなかたちをしていても 月はいつも後ろに 影をだいてる
[返る谺はただ、歌の形をとる。]
(*8) 2013/09/02(Mon) 22時半頃
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[事実の匂いが、胸を打つ。 「ああ、死んだな」の空虚なまでの無力さ、 諦めるしかない強大な相手を目にした時の恐怖を通り越した何かに、 涙がこぼれそうになる]
サミィ君が生きてて良かった。
[心からそう思った。 ユンの正体は分からない。ライジが関係あるかどうかも分からない。 でも、このサミィが「死」を覗いたことは信じられると思った]
[ランプを滑り落とし、緊張のあまり胸を押さえ続けていた腕をほどいて、サミィを抱擁した。 銀のロザリオが、ふたりの身体のあいだ、に]
(120) 2013/09/02(Mon) 22時半頃
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>>120 三行目、装飾過多で何を言いたいか分からない文章よ。
もっと推敲しようよ、かりょさん。
(-59) 2013/09/02(Mon) 22時半頃
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>>*8 谷山浩子 「MOON SONG」より
(-60) 2013/09/02(Mon) 22時半頃
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[月を見ながら歩いていけば、ライジの家の方からやってくる人の姿が見えた。 ルーカスとサイモンの記憶を手繰り、相手を認識する。]
…シメオン。
[果物の礼を、とベネットに言われていた相手だ。
マーティアがブルル…と鳴いたので、隠れるタイミングを逸したように思う。
むろん、相手が気づかぬまま通りすぎるなら構わないと、道の端に寄って様子を窺った。]
(121) 2013/09/02(Mon) 22時半頃
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この時間になっても、ルカの所に行かないあたりが、どう見ても非賞金稼ぎです。 ありがとうございます。
(-61) 2013/09/02(Mon) 22時半頃
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[青年は、そっと閉じていた瞳を開けた。
獣の本能は宿敵の姿を認識して猛る。 それを鎮めるように、は、と浅く息を吐いて青年は呟く。 瞳は深紅に染まっていた。]
…守らなきゃ。
でないと。
[村の人々が血を吸い尽くされてしまう。 そう考える青年は拳を握り固めた。 戦闘の経験はなく吸血鬼の認識は書物頼りだ。 けれど]
刺し違えてでも、いい。 僕が守るんだ。
[人狼も吸血鬼も、この村には必要ない。]
(122) 2013/09/02(Mon) 22時半頃
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[淡い笑顔に吹いたら飛んでしまいそうな儚さを含んでいるように思えました。 引きとめたい心はありますが彼の決意は言葉で止まるほど軽いものでもありません。 頭を撫でられる感覚>>104に精一杯の笑顔を浮かべ]
いいえ、こちらこそ教えて下さってありがとうございます。貰った知識は色々と役に立ちそうです。
十字架は…うん、持ってないので早く帰ることにしますね。 ええ、ライジさんも手の怪我に気を付けて…。
[今際の別れのあるまいが名残惜しい。 この優しい手が触れるのが最後にならないで欲しいと祈るほかなかった]
ライジさん、おやすみなさい。 また会いましょう。
[本屋敷を一度振り返り、自宅へ帰っていた]
(123) 2013/09/02(Mon) 22時半頃
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>>122 最下段、そうきましたか。 村人としてはありがたいけれど。
(-62) 2013/09/02(Mon) 22時半頃
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[けだるい夏の暑さ。 むせかえるような緑の臭い。 そこにまじる錆びた香り]
(何も見ていない)
[人外は傍に居る。 数か月に一度、謎の失踪者が出る]
(こんな山奥が嫌で逃げ出して)
[ライジさんは……]
(124) 2013/09/02(Mon) 22時半頃
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