1 とある結社の手記:6
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だって、おまえ。
人狼なんてのはともかくだな。 熊とか起きて、その辺にでもいたら食われるぞ。
[結社を名乗る女の手にしていた、猟銃が脳裏を過ぎる。 返る言葉に、こつんと手袋を嵌めた指先で、妹の額をつついた。>>88]
(105) 2010/02/18(Thu) 17時頃
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ばあか、あんなの昔話、お伽噺に決まってるだろ。 …アルフレッド村長も、おおげさなんだよな…。
[だから大丈夫だ、と笑みを返す。 胸に過ぎる不安感は、外から来た結社の所為。 そうなのだと、黙って自らに言い聞かせた。]
(106) 2010/02/18(Thu) 17時頃
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─ 自宅 ─
あー…、はいはい。 おいメアリー、あれ持ったか……っと。
[袋の中に、放り込んだのは着替えと手帳と本を少し。 少し考えて、棚の上の両親の細密画も放り込む。 荷物を整えて階下に降りれば、キッチンに朝食べ損ねた朝食が鎮座していた。>>89]
(107) 2010/02/18(Thu) 17時頃
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……いや。食うよ。
[腹が減っては戦は出来ない。 それよりも、妹が食事を作るようになって以来、 何のかんのと言っても食事を残すようなことは、してこなかった。
単に、見かけによらず食欲旺盛。という理由もあるのだろうが。]
たまご、美味いな。 あー、はいはい。
急ぐから、急かすなって…けほっ…
[軽くむせながら、食べ終える。>>89 食器を片付けて外へと出れば、集会所へと再び向かう道。 軒先の透明なつららが、幾本も傾いた陽射しを弾いていた**]
(108) 2010/02/18(Thu) 17時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/18(Thu) 17時半頃
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[空になったウィスキーの瓶を部屋に残し、廊下へ出る。 人影もまばらな広場に向かうと、コルクボードの前に立つ。 あまり他人には見せない表情でそれを睨んでいたが、暫くすると手帳に何かを書き付け、その頁を破り取ってボードに貼り付けた。]
【コルクボード】
『豚肉は俺の禁忌に触れる。 貯蔵庫の肉を、他の肉と取り替えてくれ。ヤニク』
[結社員への、ただの嫌がらせだった。**]
(109) 2010/02/18(Thu) 17時半頃
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/* ヤニクかわいす。かわいい。 ただの嫌がらせww
年長組にも絡みたいところだな!!
(-13) 2010/02/18(Thu) 17時半頃
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―回想・キッチン>>58>>59―
[手際よく料理を作っていく青年の背を、暫く見つめていた。 兄弟のいない少年にとっては、 ラルフは頼りになる兄のような存在でもあり]
…えへへ。ありがとうございます。
[誕生日の祝いの言葉を貰えば、ただ、嬉しそうに微笑む。 湯をポットに移しつつ、しばらく考え込んだ後]
あ、なら…。 誕生日プレゼントに、何か料理を教えて欲しいです。
僕も、そろそろ自分のことは自分で出来るように、ならないと。
[同居している使用人にばかり頼っているわけにもいかないと。 冗談めかした言葉に込められるのは、本心。
かたかたと、鉄格子の向こうで風が舞う音がした]
(110) 2010/02/18(Thu) 17時半頃
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―回想・集会所広間>>@29―
[集会所に戻り、結社員に紅茶を差し出したのだが]
…そうですか。ご、ごめんなさい。
[ローズマリーの言葉に、過ぎた世話だっただろうかと、 申し訳無さそうに苦笑を浮かべる。 心持ち、しょんぼりと落ち込んだように肩を落とした]
…………。
[紅茶の湯気越しに、彼女が撫でる狼の毛並みを見つめた。 その優しげな手付きに何処か違和感を覚えたけれども、 上手く言葉にすることのできないままに]
(111) 2010/02/18(Thu) 17時半頃
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―回想・集会所広間―
いえいえ。 今日も冷えますから、温まってくださいね。
[一転、ピッパに声>>55をかけられれば嬉しそうに返事をする]
あらら…。
[慌てて食べて、サンドイッチを喉に詰まらせたベネット>>83を きょとんと見やった後、くすくすと肩を揺らす。 勧められれば自分も食事に手を伸ばし、 美味しさに表情をほころばせた]
(112) 2010/02/18(Thu) 17時半頃
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―回想・集会所広間― [近づいてくるキャサリン>>93に笑みを返す]
勿論です、どうぞ。 クッキーやサンドイッチもありますので、宜しかったら。
[彼女の体調を考えて、食べ物の方は控えめに勧めるに留めた。 そのまま一緒に、ぽつりぽつりと他愛も無い話をする。 紅茶を飲み終えれば自分もカップをキッチンへ運び、 一度荷物を取りに行って来るという言葉>>95を聞いた]
いえ、僕もまだです。あの、……
[そっと相手を見下しつつ、車椅子を押すのを申し出ようとしたが。 自分の方が途中で具合が悪くなってしまったら、迷惑が掛かると思いなおし]
………、お気をつけて。 僕も暗くならないうちには、戻ってきますね。
[白い頬をした少年は、頼りない笑顔を浮かべながらそう告げた]
(113) 2010/02/18(Thu) 17時半頃
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/* 僕のキャラの立って無さ具合が犯罪レベルに感じ始めました。 うへぇ。入りなおした方が良いかしら。かしら。 悪人成分とか不足気味でしょうか。
[ごごごごご]
(-14) 2010/02/18(Thu) 17時半頃
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―集会場→自宅―
[自宅への道のりは、たとえ車椅子を押してもらっても長い。 一人で扱ぐのなら尚更だろう。 時折、平らな道で休息を取り入れながら自宅へと向かう。]
ううん、また行かなきゃいけないの。 数日……って言ってたかな。
[娘の帰りを喜ぶ父に、ごめんねと謝罪。 身に覚えのない疑いに、何故と疑問は沸いている。 しかし、結社員に逆らうこともできず、黙々と必要なものを揃え始める。]
じゃあ、行ってくるね。 大丈夫よ、薬は多めに持ったし……それに、マーゴも居たの。
[外で待っているだろう彼の名を伏せたのは意図してのこと。 発作を誘発させるかもしれない鳥の使いを、父は昔から嫌っていたのだから。 「本当に大丈夫か」と黒檀を覗かれると、咳き込みそうなのを堪え、すれ違った友人の名を口にする。 そして笑顔を向けて、自宅から出て行った。]
(114) 2010/02/18(Thu) 18時半頃
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―→集会場へと―
[自宅を出る前、送るという父の申し出はやんわりと断った。 ―――マーゴが外で待ってるの。 初めて、父についた嘘。]
嘘ついちゃった。
[外で待っててくれたフィリップに、舌を出して笑う。 理由を聞かれても答えないだろう。 次の言葉で、察するかもしれないが。]
早く行こ。 とりあえず、家から離れないと。
[陽射しの所為で少し解けた雪道を走る。 駆け抜ける風は冷たいが、何故か寒いとは思わなかった。 自宅から離れた後、ややスピードを落とし、フィリップの自宅へ寄っただろう。 そして、共に荷物を持って集会場へと。]
(115) 2010/02/18(Thu) 19時頃
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―村道―
[キッチンで大体の片付けを済ませ集会所を出る頃には、 既に玄関にも人影がいなくなっていたか。 チェックのマフラーを捲きなおし、 長めのコートの裾を揺らしながら歩く速度はゆっくりと]
あ、雪雲。
[淡い夕焼けに混じって走る薄っすらとした雲。 微かに弾んだ声は、静かな冬の空気に飲み込まれる]
―――ざく、ざく、ざく
[まだ踏まれていない白い雪の上を、選んで歩く。 足元に長い影を作りながら、 少年の足は古い屋敷へ向かっていた]
(116) 2010/02/18(Thu) 19時半頃
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―自宅―
[最初に確認するのはポストの中。 もっともこんな騒動の最中では、手紙が常のように 運搬されているかも分らないのだけれども]
………。
[空のポストに小さく溜め息をついて、屋敷の扉を潜る。 既に使用人は戻って来ていたらしく、 少年の泊まり支度をおおよそ済ませてくれていた]
ありがとう。
[まだまだ自分は、使用人にとっては子供なのかもしれない。 感謝しつつ、可笑しそうに小さく笑った。
自室で荷物を軽く整理しなおし、遅くならないうちに再び外へ]
(117) 2010/02/18(Thu) 19時半頃
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―集会所前―
――…サイラス先生!
[集会所前で薬屋の姿を見かけて、ぱたぱたと駆け寄る。 大き目の鞄を抱えた少年は、 慣れた雪の上でも微かにふらついた]
先生も、荷物を取りに帰っていたんですか?
[体の弱い少年は薬屋には昔から縁があり、 彼のことを「先生」と呼ぶ癖が付いていた]
え。商売…!?
[彼の荷物の正体を聞けば、目を丸くして驚いただろうか。 ちゃっかりした薬屋へ、感心したように笑みを零すだろう]
(118) 2010/02/18(Thu) 20時頃
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小僧 カルヴィンは、集会所へ戻ってくると、広間のコルクボードの方へと歩み寄った。
2010/02/18(Thu) 20時頃
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―集会場・広間―
[フィリップに礼を言い、服についた雪を払う。 冷えた手を息で温めて、車椅子を広間の中へ。]
ちゃんと、暗くなる前に戻ってくるかな。
[「あまり身体が強くない」と言っていた少年。 自身とは違い歩けるのだから、心配は必要ないと思うもあの顔色を見ているとどうしても自分と重ねてしまう。]
……温かい。
[暖炉の傍で車椅子を止め、冷えた身体を温め始めた。]
(119) 2010/02/18(Thu) 20時半頃
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あ、おかえり、カルヴィン。
[広間に入ってきた少年に気がつくと、微笑と長い息を一つ。 彼が走る方に、黒檀を向けた。]
ヤニクさんも呼ばれてたんだ。 他に……誰が呼ばれてるんだろう。
[広間の中を見回す。 そういえば、マーゴの姿がない。 彼女も荷物を取りに戻ったのだろうか。]
部屋は自由に使っていいのかな。
[膝の上に置いた荷物が少し重くて、客室が在る方へと進む。 たとえ狭くても、車椅子の扱いは手馴れたもの。 流石に段差だけは苦戦したのだが。]
―→一階・自室―
(120) 2010/02/18(Thu) 20時半頃
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―回想(メアリーと別れる前)―
うん、よろしくねメアリーちゃん。
あ、ベネットだー。 相変わらずメアリーちゃんを困らせてるー?
[追いついてきたベネットに、からかうようにひらりと手を振って>>104]
あはは。ま、さっき結社員さんに突っかかっていったのは良かったね。 メアリーちゃんの事になると目の色変わるもんねー。
[先程の光景。横目でちらりと見ていた程度だが、思い出して>>81]
それじゃ、また後で!
(121) 2010/02/18(Thu) 20時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/02/18(Thu) 20時半頃
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/* うひゃあ。キャサリンさんごめんなさい。 僕のタイミングが悪かったです。あわわ。
(-15) 2010/02/18(Thu) 20時半頃
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[暖炉にあたるキャサリンの姿>>120に気づき、にっこりと微笑む]
ただいま戻りました、キャサリンさん。
[勢いよく頭を下げようとして、 荷物の重さにひっぱられてふらつく。 その様子を見られれば、少し罰が悪そうに頬をかいた]
ちゃんと、暗くならないうちに、戻ってきましたよ。
[冗談めかして肩を揺らし、 もう一度頭を下げてコルクボードの元へ]
(122) 2010/02/18(Thu) 21時頃
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[コルクボードの前の机でせっせと手を動かして、 丁寧な字で綴られたメモを貼り付けた。 ヤニクの真似をしてみたのだが、これで大丈夫だろうか。 自信なさげにことりと一度首を傾けて確認し、小さく息をつく]
【コルクボード】
村の外との手紙のやりとりは、可能でしょうか。 教えてください。
カルヴィン・クレメンツ
(123) 2010/02/18(Thu) 21時頃
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豚を食うのだけは勘弁だ。
[近くにカルヴィンがやって来たのをみて、独り言のような言い方で話しかける。 心底嫌そうな表情をするが、メモの内容は嫌がらせ以外の何者でもなかった。 あのサイモンとかいう陰気な男が、重い肉を背負って雪の中を行き来すればいい。そう心のの中で罵って、腹黒そうな表情でにやりと笑った。]
ふうん。手紙か…。 必要になる前に出られると、一番なんだけどな。
(124) 2010/02/18(Thu) 21時頃
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ヤニクさんも、大変なんですね。 結社員の方が早めに応じてくださると良いですが…。
[まさかヤニクのメモに嫌がらせの意図が 含まれているとは気づかず、 深刻そうな顔に同調するようにこくこくと頷く。 だから、続く彼のにやりとした笑みに、 思わずきょとんとしてしまったのだけれども]
そうですね…。でも、僕は早く届いて欲しいかもしれません。 そろそろ、父さんからの手紙が届く日なんです。
此処での暮らしは「数日」と聞きましたが、 その数日も、待ちきれなくて。
[恥ずかしそうに、けれど嬉しそうにメモを見上げながら呟いた]
(125) 2010/02/18(Thu) 21時頃
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[兄がむせながら食事を平らげる様子をテーブルに頬杖をつき、せかしながら待つ。]
あ。兄さん。 こぼしてる。
[そんな事を言いながら、片づけを済ませ着替えを入れたショルダーを肩から掛け、兄に促され外に出れば来た道を同じように戻る。]
兄さん。すぐに帰ってこれるよね?
[日が傾き、長く伸びる2つの影を見て、兄の顔を見上げる。]
全然、他の人見ないね。
(126) 2010/02/18(Thu) 21時頃
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[いつもならすれ違ったりするはずなのに村の人の姿が見えないのは、他の人たちも自分たちと同じようにどこかに集められてるのだろうと知れる。 雪を踏む音だけが響く中、きゅっと兄の服の裾を掴み、集会場につけば扉を開け]
ただいまー。
[常と変わらない様子で中へと入っていく。]
(127) 2010/02/18(Thu) 21時頃
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―回想・集会場―
[キャサリン>>101を聞いた。]
ああ、なら俺が行って来る。お前の家なら――。 『オヤジサン!オヤジサン!コラー!コラー!』 ――一緒に行こうか。家の前までなら。
[そう言ってキャサリンの後へと回りゆっくりと車椅子を押した。]
…なんだよ、そのおかしそうな顔は。
[苦虫を噛んだような言葉にキャサリンはどう反応しただろうか。]
(128) 2010/02/18(Thu) 21時頃
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―自宅―
えっと…これとこれ。あんまりたくさん持ってないからなぁ、洗濯できたっけね、あの集会所。ああ、外に干してた洗濯物、干しっぱなしにしてたら凍っちゃうよ。
[数日帰れないかもしれない、という忠告に従い、身の回りの整理もしておいた]
ウォッカも持ってくか。あんまり強いお酒は仕入れてなさそうだもんね。それとチョコレート、これは絶対必要。んー、ばっちゃんのジャムは持って行こうかな、どうしようかな…
[ぎゅ、ぎゅと無理矢理カバンに押し込むようにして、様々な日用品や雑貨を詰め込む。]
よし、こんなもんかな。時間、意外と食っちゃった。 そんじゃ、行くかー。
―自宅→集会所へ続く道―
(129) 2010/02/18(Thu) 21時頃
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ああ。こればかりはな…
[あまり表立って異教や異国と触れ回ることは得策とも思えなかったが。 メモを見直して少し不安げな表情がよぎるが、それは一瞬。 父親からの手紙が届くというカルヴィンの嬉しそうな話を、少し目を細めて聞いていた。ふと小首を傾げて。]
そう言えば…俺の親父はどうしてるかな。[顔もろくに思い出せなかったが。]
まあ、手紙が手元に届かなくても、きっと元気にやってるさ。
[カルヴィンの肩を軽く叩いた。]
(130) 2010/02/18(Thu) 21時半頃
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メアリー、ベネットさん、おかえりなさい。 寒かったでしょう。暖炉の傍、暖かいですよ。
[扉の開く音に顔をあげ、戻ってきた兄妹に頭を下げた。 それから、ヤニクの方へ向き直り]
………?
[彼の表情に一瞬過ぎった不安げな顔を、心配そうに見上げる。 けれど続く呟きが耳に届けば、大きく瞬いて]
ヤニクさんの、お父さん。 離れ離れで、寂しく、ないです…?
[ヤニクの口振りから、父親とは久しく連絡を取っていないと察せられた。 ふと口を付いて疑問が飛び出してしまうのは、まだ少年が子供の証拠か]
はい。そうですよね。
[肩を叩かれれば、表情を緩ませた]
(131) 2010/02/18(Thu) 21時半頃
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